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刺さない針、直さない治療、楽鍼塾塾長の藤田勇です。
耳から整える言葉のはりの時間になりました。
今日は、また一日治療の日だったんですけれども、朝から先ほどまで治療してましたけれど、
久々に新規の患者さんを見る機会がありまして、
だいたいもうスタッフたちに任せているので、新規の患者さんはあまり見ないんですけれども、
私が見ている患者さんの紹介ということで、私が見ました。
その方、75歳の男性で、めまいがあると。
もともと2年前にめまいが出て、よくなってたんだけれども、今年に入ってまた再発したという状況の人でした。
ぐるぐる回るめまいではなくて、ふわふわするとか、
あと食事の後に10分間くらい、壁とかテーブルを触らないと歩けないぐらいになってしまうみたいな、
そんな状況の方でした。
お決まりですけれども、めまいを治すつもりは全くなく、
そのめまいが起こってしまう体の土台がどうなっているのかということを検査をして見ていくわけですね。
もっと大事なのは、その土台が乱れてしまったその方の生き方とか、性格とか、心のあり方とか、人生ですね。
それはどんな感じなんだろうというところをお話を伺っていったわけです。
まず体を見ていくと、というわけで言うと肝ですね。
肝臓に乱れが非常に強く出ている状態でした。
というわけでこの理論からいくと、このめまいというものと肝というのが非常に密接な関係があります。
なのでまあまあ予想通りだなという状態でした。
大事なのは、その肝がどうして乱れてしまったかというところになります。
肝というのは、いろんな原因から乱れるんですけども、一番大きいのはストレスとか怒りとか、そういったものですね。
メンタル系が大きく影響を受けます。
いろいろお話を伺っていくんですけども、そんなにストレスもないし、みたいなお話になるんですね。
いろいろ深く聞いていくと、2年前にお母様がいろいろと体不具合があって、施設に預けることになったということ。
2年前から発症したというめまいも大体そのあたりから出てきたので、それは大きなきっかけですよねということになったんですね。
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そこはいいんですけども、でもまだ私の中ではピンとこないんですね。
こんだけ肝が乱れる状態になるということは、そこはもちろん大きなきっかけではあるけれども、その前から溜め込んでいるものがあるというのが私の感覚になるんですね。
いろいろお話を伺っても、やっぱりそんなに仕事ももう15年ぐらい前に辞めたのでストレスもないですし、みたいなことを言われるんですね。
で、ちょっと気づいたんですけども、その方と話をしていて、その方ね、返事がいいんですよ、すごく。
はい、とかね。
わかりました、はい、みたいな感じなんですよ。
そのあたりなんかちょっと引っかかって、またお話しするその方の声のトーンとか、いろいろ相互的に感じる部分があって、
〇〇さん、なんか気が小さいとかあります?みたいなポロッと出たんですね、私の中から。
そしたら、ああ、それはありますね、と。
で、奥さんは気が大きいです、というふうな話をするわけですね。
ああ、それだね、みたいな感じ。
しかも、その奥さんと娘さんが仲が良くて、2人で結託して、もう肩身が狭いです、みたいなことを言われたわけですね。
女性は強いですね、みたいな、そんな話をされるわけです。
ああ、なるほど、そういうので抑圧されて、それが気づかないうちにストレスとなって体、特に肝に出てるんだな、というのが非常によくわかったんですね。
さらに、お母様のことがあって、2年前にめまいが発症したと。
もう妻があったわけですね。
で、体の状態、肝の非常に乱れた状態、サインがいっぱい出ているんですけれども、これも納得したというところで、そういうお話をその方ともお話ししていったわけですね。
ああ、体というのは嘘つかないんですね、みたいに納得されていましたけれども。
なのでその方には、私ね、めまいを治療するつもりは全くありませんと。
で、そのめまいを起こしてしまう体の土台としての肝の乱れ、これを整えていくことによって結果的にめまいを解消していくんですけれども、
もっと大事なのはその肝を乱してしまっているあなたの生き方ですよということで、
初回はそこまで深く行かなかったんですけれども、今後は言葉の針を使ってそのあたりをもうちょっと掘り下げていって、
良い方向に導いていくということをやろうと思っています。
なので症状にとらわれないということが非常に大事になりますね。
症状ではなく、それを起こしてしまう土台、そしてその土台を乱してしまっているその方の人生をいかに整えるか。
余談ですけれども、その方のお母様って103歳とかいうところでびっくりしましたね。
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その患者さん75歳ですから、長生きの家系ですねみたいなことで、長生きするんであればこれからあと20年、元気で生きないとねみたいな。
なのでずっと私、あなたのお体を見ていきますからねということで、はい、一生患者さんの流れに確定みたいな。
リピートを頑張って撮ろうとかする必要はないわけですよ。
そうやって患者さんの人生に関わっていくと、自ずとファンになって長く通って、通わせるわけじゃないですね。
患者さんが通いたくなるっていうその状況が自然と生まれてくるということになるわけです。
今日はここまでにします。
以上です。ありがとうございました。