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#197 眠れないあなたへ。「眠らなきゃ」が、あなたを眠れなくしていませんか?
2026-09-04 11:18

#197 眠れないあなたへ。「眠らなきゃ」が、あなたを眠れなくしていませんか?

今回のテーマ:眠れないあなたへ。「眠らなきゃ」が、あなたを眠れなくしていませんか?

今日は、不眠で通院されている3人の患者さんを治療しました。

治療を始めたばかりの方、少しずつ日常生活を取り戻している方、そして長く安定した状態を保つために通院されている方。

3人を診ながら改めて感じたのが、不眠を改善していくためには、

「眠れる体に整えていくこと」

そして

「眠ることへのとらわれを外していくこと」

その両方が大切だということです。
「何時間眠れた?」
「あと何時間しか眠れない」
「今日は絶対眠らなきゃ」

そんなふうに、眠ること自体がプレッシャーになっていませんか?

今回の放送では、今日の臨床を通して感じた「眠れるようになるために、眠ろうと頑張りすぎない」というお話をしています。

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・心身症・自律神経の不調についての症状解説
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サマリー

このエピソードでは、不眠に悩む人々が「眠らなければ」というプレッシャーによってかえって眠れなくなってしまうという問題に焦点を当てています。不眠治療の専門家である藤田氏は、自身の患者3人の症例を通して、不眠改善には「眠れる体に整えること」と「眠ることへの執着を手放すこと」の2つが不可欠であると解説します。眠ろうと頑張りすぎず、「眠れなくてもいいや」という心境に至ることが、自然な睡眠への近道であると説いています。

不眠と「眠らなければ」というプレッシャー
あ、昨日は何時間しか眠れなかった。 あ、夜中に何回も起きてしまった。
眠れない夜が続くと、いつの間にか一日中、睡眠のことを考えるようになってしまいます。
今夜は眠れるかな、みたいに。
でも、もしその眠りたいとか、眠らなきゃっていう気持ちそのものが、あなたを眠りから遠ざけているとしたらどうでしょうか。
不眠改善に必要な2つのアプローチ
今日はちょうど不眠で通院されている患者さんが3人いました。
その3人を見ながら、改めて感じた不眠が良くなっていくために大切な2つのことについてお話をしたいなというふうに思います。
こんばんは、藤田勇です。
ゆる度ラジオ、耳から整える言葉の針の時間になりました。
この番組では、ゆるく楽しく自分らしく遊ぶように生きるためのヒントとなるようなお話をお伝えしています。
今日は一日治療の日でしたが、先ほどまで朝からずっと治療していました。
その中で3人ほど不眠の患者さんがいました。
それぞれ治療段階が違う対象的な人たちで、その人たちを見て共通して感じるということがあったので、その話をしたいなというふうに思います。
1つは、眠れるために大事なことは、眠れる体に整えることが必要だということ。
もう1つは、眠りたい、眠らなきゃという眠ることへのとらわれ、これを外すこと、この2つが非常に重要だということです。
症例1:眠ることへの執着を手放すことの重要性
まず、特に印象的だった2人目の患者さんのお話をしたいと思います。
その方は、今日が2回目です。
前回は初回の治療でしたが、初回の治療の時に何時から何時まで寝たら目が覚めて何時間起きていて、
細切れでまた何時から何時までという時間を正確に言うのです。
計算をするわけです。だから何時間しか眠れていないみたいな。
これをやっちゃダメなんですね。
眠りたいという人において、何時間しか眠れなかったとか、何回起きてしまったとか、
昨日と比べてどうとか、夜に寝ている時にもうあと何時間しか眠れないみたいな。
計算をして、その睡眠というものを採点してしまう。
眠ることが試験を受けるような感覚になってしまう。
これもやっちゃいけないことなんですね。
その方も初回の時はそういう感じだったわけです。
でも今回2回目来て、途切れ途切れでも眠れるようになってきたと。
こんな状態になったのは奇跡だと言われたんですね。
まだまだ囚われもあるし、時間のことも言うわけですよ。
だけど体を見る限り、先ほど言った眠れる体の方からのアプローチとして、
そのあたりが変化が出始めているので、そういった結果が出たなというふうに思っています。
大事なのはまず体を整えること、眠れる体にすること。
そしてもう一つ大事なのが、頑張って眠ろうとしないということです。
眠らなきゃとかね、今日は絶対に寝なくちゃとか、
ああ、また夜に来たな、眠れるかなみたいに心配するとかね、早く寝ないととか、
その頑張って寝ようとする力みが緊張になるわけです。
眠りというのは、無理やり頑張って眠ろうとするのではなくて、条件を整えるわけです。
眠れる体にする。体が緩む。
そして心が眠りから囚われを外れていくという条件を整えたときに自然に訪れてくるものなわけですね。
だからまず眠れる体にする。
それが一番手取り早いんですね。
心と体の緊張を緩める。
で、眠れる体に整えていく。
それをやりつつ、2回目の方はね、それができているので、
そういった奇跡です、みたいなことを言われた結果が出たわけですね。
プラス、2回目の方においては、眠りへの囚われを外すというところですね。
眠りたい。眠ろうとしない。
眠ろうと思えば思うほど睡眠というのは逃げていく。
異性と同じですね。追えば追うほど逃げていくと。
これ真理です。
なので、眠れなくてもいいやという状態になる。
心の在り方になるというのが非常に重要になってくるわけですね。
症例2:完璧を目指さず、日常を取り戻す
で、次、1人目ですね。
今日来た1人目の患者さん。
その方も1年以上通われている方ですね。
まだね、眠れない日とかもあるようです。
でもですね、もう辛さを感じていないんですね。
日常生活の中で。
普通に日常生活を遅れている状況になる。
ここもね、大事です。
完璧に眠れるようになろうとする。
先ほど言ったようにね、眠れよう、追う。
治療家もそうです。患者さんもそうです。
2人揃って完璧に眠れるようになろうとする。
これもやっちゃいけないことなんですね。
で、その不眠の方の治療としてのゴールとしては、
まず大事なのは、眠れない夜をゼロにするのではなくて、
睡眠そのもの、2へのとらわれが外れて、
睡眠が、寝るということが人生の中心にならない。
中心から外れていく。
で、日中の日常の生活が戻ってくる。
この1人目の患者さんはそういう状態です。
まだね、眠れないような状況、
完璧に眠れる状況ではないけれども、
もう日常生活で、
普通に生活が戻ってきている状況になっているわけですね。
もうこの先進んでいけば、
完全に眠れる状況にもなってくるというところです。
症例3:長期的な視点でのメンテナンスと季節
で、最後、3人目の患者さんですね。
この方はもう4年以上付き合いのある方ですね。
もうとっくに眠れるようになっているわけです。
最初の1年ほどで。
でもその後も、
メンテナンス的な感じでずっと不定期で通われている方ですね。
毎年夏はね、調子を崩すという状況があったんですね。
夏っていうのは、
その睡眠において、
まあね、寝苦しいとかっていうのはありますけれども、
というかこの五臓というものがあります。
五臓のうちの肝心肺肾の心。
心臓ですね。
これがね、夏は乱れやすいし、
その心が乱れることが不眠にもつながってくるというのが、
というかこの体の考え方なんで、
夏っていうのはね、
不眠にとってはあまり良くない時期、季節なんですけれども、
今年はね、その方、一番いい年でしたと。
全然ね、その不眠、
ちょっとでもね、その睡眠においての不具合というのは起きなかったというふうに言われたんですね。
不眠の治療というのは、そのね、
不眠治療における長期的な視点と治療家の役割
一晩、夜、どうだったかというのを見るのではないわけです。
一週間の過ごし方、
一ヶ月、一年、
その生活全体がどうなっているかというのを見ていく、
その睡眠だけを見て、
眠れるようにするということを治療家が考えてしまったら、
患者さんも眠れる状態になりたいというふうになって囚われ、
患者さんの囚われを強めていくわけですね。
お互いにドツボにはまっていくんですね。
たまたまね、眠れるようになったみたいな治療効果ありました、
みたいなのがあったとしても、
多くの方をそういうふうに、
睡眠に囚われを強めていってしまったら、
それは治療家としてまずいわけですね。
私は過去、そういう失敗を犯したからこそ、
こういう今の考えに至ったというのもあります。
眠れる体にまず整えていく、育てていく、
そして眠ることに対する囚われを外していく。
この2つが揃ったときに、
睡眠というのは非常に良い状態になる。
不眠の治療というところも非常に高い結果になる。
ですから、私は不眠症の方も大好きですね。
また来ましたね、ようこそ、みたいな感じです。
これは治さない治療というのがあるからですね。
治そう、眠れるようにしてあげようとする、
その力を手放すことによって、
結果的に患者さんを眠れるように導いている、
ということになるわけですね。
今日からできる実践:眠ることへの執着を手放す
これを聞いているあなたには、
ちょっと今日やって欲しいな、今夜やって欲しいな、
もし眠ることに対してトラブルを抱えているのであれば、
やって欲しいことがあります。
布団の中で時計を見ない、
あと5時間しか眠れない、みたいな状況を作らない、
もう眠れなくてもいい、という思いで布団に入る。
もう眠れなくてもまあいっか、
というか、もう眠るということに対してどうでもいいやと、
もう眠れないこの状況ずっとでもいいよと、
開き直る。
これはちょっとやってみて欲しいんですね。
それはね、簡単ではないと思います。
不眠にすごく悩んでいる方においては。
でも、私の言うそちらの方向に進んでいくことが、
今のあなたの状況から脱出していく、
一番の近道であることは間違いありません。
なので眠らなきゃ、眠りたい眠らなきゃ、
を手放していく。
ぜひこれをやってみてください。
でね、身体を整える、眠れる身体に整えるということ。
これもね、そうですね、次回そのお話をしましょうかね。
眠れる身体にするには。
今夜はまずは手放してください。
眠るということに対して。
眠ることを頑張らない。
そして毎日、眠れなかったら眠れないで毎日。
眠れなくてもいいや、ずっと眠れなくてもいいよぐらいの開き直る。
これです。
これをぜひちょっと今晩やってみてください。
今日は以上になります。ありがとうございました。
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