1. ゆる道ラジオ:耳から整える言葉の鍼
  2. #86 エリクソン催眠と治さない..
#86 エリクソン催眠と治さない治療
2026-05-14 08:08

#86 エリクソン催眠と治さない治療

20世紀最大の催眠療法家、ミルトン・H・エリクソン。

彼が残したエリクソン催眠と、ゆる鍼の治さない治療についてのお話しです。

あなたの中には、
もしくはあなたが担当している患者さんの中には、
もうすでに治るための力は存在している。

その治る力を最大限発揮するためには、治そうとしないことが大切です。

#治さない治療
#ゆる鍼
#言葉の鍼
#ことばの鍼
#楽鍼塾
#エリクソン催眠
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6987c8c44144beda3699bbdb

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
あなたは、あなたの中に問題を解決する答えを、すでに持っていることを気づいているでしょうか。
こんばんは、刺さない鍼、言葉の鍼、治さない治療のゆる鍼を学ぶ、楽心塾塾長の藤田勇です。
ゆる道ラジオ、耳から整える言葉の鍼の時間になりました。 この番組では、ゆるく楽しく自分らしく、
遊ぶように生きるためのヒントとなるようなお話をお伝えしていきます。 今日はですね、エリクソン催眠と治さない治療というお話をしていきたいなというふうに思っています。
あなたは知っているでしょうか。 20世紀最大の催眠療法家と言われる、
ミルトン・H・エリクソンという精神科医のこと。 このエリクソンという人は、
現代催眠の父とも言われる人で、エリクソン催眠というものを作り上げた人です。 フェニックスの砂漠地域に住んでいて、多くの催眠療法、多くの人は催眠療法で治療をして、奇跡と言えるような結果を出していたので、
ウィザード・オブ・ザ・デザート。 砂漠の魔術師という異名がついているぐらいの人でした。 デザートというのは、スイーツのデザートじゃないですからね。砂漠という意味です。
この人の考え方がですね、または信念、専門用語で言うとビリーフと言いますけれども、
すごく面白いですね。 それが私の中にも生きています。
普通、医療というのは問題があって、それを外から何とかして治そうとするという発想になります。
でもエリクソンというのはそうは考えていなくて、人は自分の問題を解決するための必要な力、本来は資源とかリソースって言うんですけれども、もうそれを既に持っていると考えていたんですね。
つまり、治療者が何か特別な力を与えるわけではなくて、答えは患者さんの中に、あなたの中に問題を抱えているとするあなたの中にももう存在をしているということになるんです。
ただそれが治るためにうまく発動しない、固まって発揮できていないだけだという考え方です。
これはもうすごく投与医学的だなというふうに感じますね。
投与医学というのは本来、治してやるという考え方よりも、患者さんの持っている自然注力を最大限に引き出すという考え方ですね。
整うことによって過程に治っていくという発想です。
だから私はいつも、症状は結果でしかないというお話をしています。
03:04
例えば不眠、耳鳴り、目眩、機能性ディスペプシア、パニック障害、起立性調整症、何でもいいですね。
こういう症状も体という土台が乱れた結果、表面に現れているものであると。
なので、その症状そのものに目を向けて治そうとしていても、本当の意味での解決にはならないと。
その土台というのを整えることが大事だと。
前回もお話ししました、老僧思想、タオルの思想がここにもつながっていて、だからこそ治さない治療に私はたどり着いたわけです。
もう一つですね、エリクソンの言葉で印象的なのが、催眠をするわけですよ。
かかりにくい人というのがいるんですね。
他の催眠療法のお医者さんが、いくら頑張って催眠をかけても、催眠がかからなかったというクライアントがいるわけですね。
そういう人に対してもエリクソンはいとも簡単に催眠をかけてしまったというエピソードがあります。
その時にエリクソンが言ったのが、催眠に抵抗するクライアントなどはいないと、柔軟性を欠いた治療家がいるだけだと言っているんですね。
私の刺さない針、言葉の針、治さない治療、うまくいかない人ももちろん正直にいます。
でもそれはまだまだ柔軟性を欠いた私、自分が存在しているだけというふうに私はフィードバックとして捉えています。
柔軟性を持って患者さんの世界観、思考、価値観、身体感覚、人生にコンタクトをしていく。
エリクソン催眠ですね。エリクソン催眠ではutilizationという言葉があります。
これは利用するという意味なんですけれども、心においても体においても患者さんの自然に持っている良くなる力を信じてそれを利用する。
治るために必要なものというのは患者さんの中に存在しているんだから、それを邪魔しているものを取り除いていくだけでいい。
だから治さない治療ということになるわけですね。
このあり方で私はいられるようになってから治療というものはとても楽になりました。
さらに治療の効果も段違いになっています。
以前は患者さんを治すということに対して責任を持たないといけないという状況で、覚悟を持ちきれなかったわけですね。
もちろん治せば治る、症状が良くなったというケースもたくさんありますけれども、治らないというケースも多々あったわけです。
その時にそれじゃ治せるとも言えないし、どうすればいいんだろうみたいな。
でも集客しないといけないから治りますよみたいな。
06:00
言わなくちゃいけない。
そんなジレンマを感じていたという時期、すごく苦しい時期がありました。
でも今の私はそういうところから解放されて非常に楽に毎日、毎日やっています。
今は現場を少しずつ離れていますので、治療はしています。
以前は明日治ってない患者さんが来るんだなみたいな、そんなことを思って、明日また嫌だなみたいな、そんなことを思うこともありました。
今はそういうのが全くないわけですね。
治したかったら治そうとするな、治りたかったら治ろうとするな、このスタンスでいられることで、とても楽に私は今治療をすることができています。
そうすることで自分が緩むことができて、患者さんも緩めることができるわけです。
自分が緊張していたら患者さんも緊張してしまうわけです。
緩むことで整う、整うことで結果的に表面の症状が改善していく。
非常に良いサイクルに私の中でも、また私と患者さんの関係性の中でも起こっているわけです。
これは前回もお話しした老死や早死の他をの思想である無意自然にも通じることです。
人為的に無理に手を加えない、自然な流れを邪魔しない、すると生命は勝手に整い始める。
もし今、なかなか治らない苦痛をあなたが抱えているのであれば、
またあなたがそういった治りにくい患者さんを治そうとしているのに結果が出ないのであれば、
少しだけ思い出してほしいのです。
あなたの中には、そして患者さんの中には解決する力は既に存在しているんだということを。
今日は以上になります。
ゆるく楽しく自分らしく遊ぶように生きていきましょう。
ありがとうございました。
08:08

コメント

スクロール