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刺さない鍼、直さない治療、楽鍼塾塾長の藤田勇です。 耳から整える言葉のはりの時間になりました。
今日はまた、1日現場の日で、先ほどまで治療をしていたんですけれども、
今日ですね、以前もこのチャンネルでご紹介した、コークセネストパチという病気で、来院されているかねさんが、今日3回目来られたんですね。
当初、最初に来た時、私も初めて聞く名前で、ネットで初診問診に入る前に、どんな病気なのかと調べてしまったぐらいですね。
この病気っていうのは、口の中ですね、異常がないのに異物感とか、痛みとか、違和感とか、
針が刺さるようなとか、石が入っているような、そんな感覚を生じてしまうというものですね。
これ、要は脳の認識の問題になるわけです。 口の中そのものには何も問題がないわけです。
というのを、説明をネットで見て、これは他の耳鳴りとか、キノセディスペプシアとか、ヒステリキューなどといった、うちでしょっちゅう見ている患者さんの症状と構造的には同じだなということを感じたわけです。
体ではなくて、認識が作っている症状です。
だからこそ、ここはもう言葉の針の出番だなというふうに私は感じたわけですね。
まず本地ですね。
このチャンネルで何度も言っている、症状というのは、体という土台が乱れて、その結果として表面に現れているものだというところ。
その土台を整える、そしてその土台が乱れてしまった原因、これが真の本地。
それは生き方とか、その方の心の在り方とか、人生ですね。
それが関わってくる。
この構造というのは、考え方というのは全く変わりません。
ですので、航空センストパッチーの患者さんもそういった形で本地、そして真の本地としていろいろと話を聞いていったわけですけれども。
今日はそこではなくて、言葉の針による認識を変えるというところですね。
ここに焦点を当てたいなと思うんですけれども。
私が使っている言葉の針の中身というか、構成している要素、由来ですね。
というのをちょっとご紹介をしたいなと思うんですけれども。
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それというのは、心理療法ですね。認知コード療法というものがあります。
あとはモリタ療法というものもあります。
そしてエリクソン催眠という催眠ですね。
そういった心理療法プラス、ここでまたお話をしている中村天風氏の天風哲学。
心と体の考え方ですね。つながりに対する考え方。
私の一番の中心の思想である老早思想ですね。
またマインドフルネスという考え方。
またどうすればマインドフルネスになるか。
そしてそこにつながっていく、私と患者さんのつながりという意味でのポリベガル論というのもあります。
こういったものをひっくるめて、私は言葉の針というものを駆使しているというふうに自分自身で作り上げてきました。
いつもは心を整えるというふうに、体を整えて心を整えて人生を整えるというふうな言い方をするんですけれども、
ちょっと側面、ちょっと視点を変えていくと、これは脳を整えるというふうな感覚にもなります。
特にこの言葉の針の中でも、認知行動療法とかモリタ療法というところが、脳の認知の仕方をいかに変えるかというような心理療法になるんですね。
もともと私、認知行動療法とかを専門に学んだことはなかったんですけれども、
とあるうつ病の患者さんをずっと私の考えでアドバイスをしていたんですね。
そしたらその方があるとき、認知行動療法のカウンセリングを受けるという機会があって、
私が言っていることとそのカウンセラーの方が言っていることがずっと同じことを言っているというふうに言われたときに、
自分自身が患者さんにアドバイスしていたものというのが認知行動療法的な内容があったんだなというのをそのときに気づいたんですね。
これというのは、私自身、自分自身にこの認知行動療法的なセラピーを自分で自分にしていたという経緯が振り返るとあるんですね。
私自身もいろいろと考えちゃうとか、いろいろとメンタル的にとらわれるという傾向があったんですね。
それに対して自分でどう考えればいいかというところを自分で自分に自然とやっていたんですね。
それがまさに認知行動療法的だったんですね。
それ以前にローソー思想とかモイタ療法の本を読んだりとかは知っていたので、そこらへんから行き着いたというところはあると思うんですけれども、
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そういう意味でですね、私の言葉の針の一つの柱として認知行動療法的な意味合いがあります。
耳鳴りに対しても、パニックにしても、うつ病にしても、
認知行動療法が効果がある、エビデンスがあるというのは西洋医学的にも認められています。
そこらへんもあるので、私の治療法ですね。
刺さない針と言葉の針、そして直さない治療というスタンスというのが非常に有効な手段だなというのは、
非常に私の中でも確信を持っています。
体に対して緩める、そして自理神経にアプローチをする、そして認知に対してアプローチをできるという方法ですので、
私自身も手応えを感じていますけれども、これは自信を持ってもっともっと広めていきたいなというふうに思っています。
ですのでね、患者さんのそういった症状にとらわれないというところに持っていく。
今回でいうと口、口腔内の違和感とか痛みに対して消そうとはしないわけですね。
消そうとしないでとらわれない状態にしていくというのが結果的に一番早く効果が見えるというところなわけです。
症状をどうにかするのではなく脳の使い方を変えるということですね。
もしあなたが耳鳴りとかとらわれに関係する症状に対して壁にぶち当たっているのなら、
このあたりを考えてアプローチしてみるとよいかと思います。
今日は以上になります。ありがとうございました。