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2020-11-12 03:20

#84 痛みが長引いてしまうのは破局的思考の影響かも

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00:06
はいどうも、田代ゆうとです。今回84本目ですね。いつも聞いていただいてありがとうございます。
今回はですね、痛みがなかなか治らないのは、破局的志向になっているかもしれませんというような話をしてみようかなと思います。
私は理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持っていて、普段は一般の方とかスポーツ選手とか障害のある方の体のコンディショニングに
関わる仕事をしているんですけれども、前回の配信ですね、体の不調と心は関連しますよみたいな話もしたんですけども、
もうちょっと深掘りして、破局的志向という話をしてみようかなと思います。
この破局的志向というのはですね、現在の痛みが今後も治らないんじゃないかとか、
もうそのことがずっと頭から離れなくて苦しくなってしまうような感じなんですけれども、
例えば腰痛がある方とかで腰を曲げたら腰が痛かったとします。その時にですね、
一回痛みが起こると、今度また腰を曲げた時にも痛みが出るんじゃないかというのがずっと頭に残ってしまって、
体を動かさなくなって、どんどんそれでまた体が硬くなって、より痛みが増していくみたいな、こういう悪循環が起こる可能性があるんですよね。
専門的に言えばフィアアボイダンスモデルと、そういう言い方もあるんですけれども、
痛みが起きて、一回起きたとしてもその次に対するまた恐怖感とかがあまりなければ、どんどん体を動かすうちにまた柔らかくなってきて、
痛みがなくなるというような可能性もあるんですけれども、そうやってこう痛みが一回起きた時に次もまた痛くなるんじゃないかみたいな、
こう破局的志向になって、過剰にその痛みが起こった動作を避けてしまって、
それによって体を動かさなかったりとか、ちょっと鬱っぽくなっちゃったりして、それでどんどん悪循環に入っていくと、こういうことがあるわけなんですよね。
なので今現在ですね、病気とか怪我によっては本当に体を動かさずに安静にする必要がある時期もあるんですけれども、
腰が痛いとか腰痛とかであれば、そういう安静にするよりもできる範囲のですね、体を動かしていった方がいいというような研究データもあったりしますし、
例え体の痛みがあったとしても、肩が痛かったとしても歩くことはできますし、腰が痛くても腕を動かすことはできますし、
どんな状況であってもできることはあると思うんですよね。できないことに目を向けるんじゃなくて、できるだけできることを見つけていって続けていくと、
いつの間にかその体の症状が良くなってくるということもあるので、ちょっとそういうものとして、極的志向というのを紹介させてもらいました。
今回ですね、ちょっと体とまた心の関係についてお話ししたんですけれども、今後も体の健康にまつわることとか、同じようなトレーナー・セラピスト関係の方に役立つような
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情報を発信していこうと思いますので、良ければいいね、フォロー、コメント、レターなどもいただけると嬉しいです。
はい、じゃあ今回は以上です。ありがとうございました。
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