SNSの困りごと
こんにちは、サチュアルコです。今日は、SNSでの困り事で、
わー、また嫌なコメント来ちゃったなぁとか、なんかSNS見るのも投稿するのも最近怖いんだよなぁとかって、
そんなふうに、ちょっと誰かからの心ない一言で心が痛んでね、発信活動を続けるモチベーションを奪われてしまってるっていうこと、ないでしょうか?
実はそのネガティブな声に対する反応の仕方こそが、さらに自分を苦しめてしまう落とし穴かもしれないんですよ。
今日は、そこを避けるための内容になるんですけど、私がフリーアナウンサーとして11年活動してきて、
ラジオとかテレビとかね、表に出て出演する中で、やっぱりいろいろ批判も受けてきましたし、
時にはイベント会場でアンチから直接攻撃されたりとかね、でも実はその後ちょっと信じられない展開にはなるんですけど、
それはまた後で話すとして、そういう地獄をなんとか乗り越えてきた過去があります。
で、今回私が実際に試して効果があった心を守る方法とともに、自分の考え方が180度変わったある先輩からもらった言葉とかね、
いろいろすべてお話ししていくので、参考にちょっとでもなればいいなと思ってるんですけど、
実はなんで今日これを話そうかって思ったかっていうと、最近SNSで嫌なコメントが続いて、投稿ボタンを押すのが怖くなっちゃってっていうご相談を受けたばっかりなんですよ。
もう本当にね、こういうのって心が傷つくだけじゃなくって、その後集中力がなくなったり、他のことも手につかなくなったり、
夜ね、お布団の中でその言葉がさ、ぐるぐるぐるぐる頭から離れなくって眠れなくなったり、発信そのものが楽しめなくなったりってね、本当にエネルギー吸い取られちゃうものなんですよね。
アンチコメントの影響
で、しかも厄介なのが、その単なる暴言だけじゃないというか、ちょっと嫌味っぽい言い方だなーとかっていうものもあるし、
上から目線のアドバイスとか、いやそういう意味で言ったんじゃないんだけどなーとかっていう、勝手な憶測で批判されたりとか、
もう本当その、2チャンネルみたいな感じでね、これ伝わるのかな?今もあるのかな?2チャンネル。
直接言わずに、影でこそこそ言われるのもまた違ったダメージがありますし。
もうね、どうしても人に見られる発信をしていると、本当にいろんな形の悪意とかネガティブが飛び交うんですよ。
もちろん言われた側はたまたまんじゃないんですけど、ちょっとだけ冷静になれる一つの視点として、
心理学的に見るとね、こういったコメントとか批判って、匿名性の影に隠れたストレス発散だったりとか、
その人自身の劣等感の裏返しだったり、ちょっとかまってほしいなっていう気持ちがあったり、
つまり、必ずしもあなたのすべて、あなたの人格を否定しているわけじゃないケースが多いんですよね。
ちょっとそう思うだけでも、少しだけ、まあそういう人もいるんかなって距離を置けるかもしれません。
とはいえムカムカはしますけどね。
私自身特にラジオパーソナリティを始めた最初の3、4年とかは、
とにかくリスナーさんに楽しんでもらおうと空回りしながらも必死だった時期なんですけど、
やっぱり最初は私のちょっと頭の悪いというか、アホな話し方っていうんですかね。
まだまだ実力が足りない点で、あいつ番組から下ろせとか、バカな話なんか聞きたくねえとか、
割とそういったのが日常三半時で、最初の頃はそういうコメントを見ては本気で落ち込んでいて、
次の放送では完全に萎縮しちゃったり。かと思えば、自分も負けないぞって気合い入れてね、
無理やりテンションを上げて明るく振る舞って、また空回りしたりとか、完全に私も迷子になっていて、
自分でもどうしたらいいかわからなかったんですよ。
自信がない声になっていくし、逆に不自然になったり。今思うとアンチの声に振り回されて、
本来の自分の良さも届けたい思いっていうのも見失ってしまってたんですよね。
ラジオ局に行くのが本当に怖くなってたし、番組の感想を検索するのも怖くなってて、
極めつけは忘れもしません。あるイベントでMCのお仕事をしていた時、ファンの方に混じってね、
心の余裕を持つ
一人、私に向かって、あなたのことが嫌いですっておっしゃーりに来た方がいらっしゃったんですよ。
もう一瞬時が止まりましたよね。頭の中真っ白で、
わざわざそれを言うために遠くからいらっしゃって、待ち時間も待って、時間かけてとか、
いろいろ不思議な気持ちにはなりましたけど、そこはプロ根性といいますか。
貴重なご意見ありがとうございましたね。辛うじて、笑顔で乗り切ったんですけど、内心はもうわーって、悲しみのオーシャンですよね。
悲しみのオーシャン、かっこよく言うけど、そんな感じでした。
やっぱり目の前にいる生身の人間から直接否定的な言葉をぶつけられる衝撃って、オンラインの日じゃなくて、
豆腐メンタルというか、もう液状化してたんじゃないかくらいのボロボロの私がいてね。
その私を見兼ねて、大ベテランのアナウンサーの先輩からあるお言葉をもらったんですよ。
雑談の中で出てきた言葉なんですけど、アレコちゃんを嫌いな人がいるっていうのは大事なことなんだよって、おっしゃったんです。
え?って、私最初意味不明だったんですけど、誰からも好かれようとすると、個性がない、色のない人になっちゃうよねって。
でも自分のことを嫌いな人がいるっていうことは、それだけ自分の色、自分の個性をしっかり出せてる証拠なんだよって。
それって表に出る仕事としてはめちゃくちゃ重要なんだよって言われて、私、わーって視界が開ける感覚があったんですよ。
あーそっかーって、私らしくいるからこそ好きになってくれる人もいるし、残念ながら嫌う人もいるんだなって。
完璧じゃなくていいし、それまで嫌われるイコールダメなこと、全員に好かれなきゃとかっていう呪いみたいなのがあったんですけど、すっごく肩の荷が下りたんですよね。
そこからは私も自分の個性ってなんだろうって意識するようになって、自分の言葉で自分の感情を乗せて話すことを大切にしようってね。
それが結果的に、もうそこがいいとこだよねって言ってくれる、応援してくれる人にも繋がったんですよ。
あともう一つね、私のアンチ感っていうかな、アンチのイメージを根底から覆した忘れられない出来事がありまして、
さっきお伝えした方、あなたが嫌いですってわざわざイベントに出向いて言いに来てくださったアンチの方、
その方、SNSでも日常で私のアンチ活動をされていたんですけど、私が一つのラジオ番組を卒業する時に、リスナーさんたちからメッセージを集めて色紙をみんなでくださったんですよ。
寄せ書きみたいな感じでね。そこにそのアンチさんの名前もあって、なんと、「ありがとうございました。これからも頑張ってください。」って書いてあったんですよ。
信じられますか?マジ?って私声に出しちゃいましたもんね。
だから、人の気持ちって結構流動的で変わりうるものだし、今のアンチの声が永遠ではないっていうこと。
ただ、少しだけそういうこともあるんかなぐらいで、自分の心の余裕というか逃げ場を持つきっかけにはなったんですよ。
こういう経験からはっきりと悟ったのは、たった数人の顔も見えない、もしかしたら明日には私のことなんて忘れてるかもしれないアンチの声とか、
嫌な人の言葉に心を支配されちゃって、応援してくれる人、自分の発信を待ってくれる人のためのエネルギーを使えなくなるとか、
そんな時間と心の壮大な無駄遣いじゃないですかっていう感じで、マイナスな方にエネルギーを使うのめちゃくちゃもったいないやんって自分で気づいたんですよね。
だからそこから意識したのは、自分って誰に届けたいんだっけっていうのを常に自分に問いかけること。
そうすると不思議と、たった一人に向けて届けてるとさ、言葉に迷いがなくなるし、熱もこもってちゃんと届けたい人に届くんですよ。
なのでもし今あなたがアンチコメントとかに心をすり減らされていたら、今日の放送ちょっとでも思い出していただけたらとっても嬉しいなって思います。
今回はもう一つ、嫌なことを言われた時心が軽くなる対処法というテーマで話してる回、チャプターに貼ってます。
もしよかったらこちらもぜひ聞いてみてください。