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こんにちは、フリーランスデザイナーの千舟子です。今日は気づくことから始める配色センスの磨き方というテーマでお話ししていきます。
この気づくことから始めるっていうのが今日は結構重要なポイントでして、今これを聞いているあなたは配色センスの磨き方って聞いてどう思いましたか?
もし、なんか自分にはセンスないし関係ないやーとか、仕事の資料は数字とか内容が大事だから配色なんて関係なくない?みたいな
そんなふうに思ったあなたは、あなたにこそ今日は聞いてほしい内容となっております。 このセンスっていう言葉、今回は配色を取り上げてますけど、配色に限らず
デザインセンスみたいな形で、センスって呼ぶと、なんかどうしても生まれつき持ってるものとか
あの人はセンスあるからなーとか、自分にはセンスないから無理だなーみたいな、そういうもともと持ってる持ってないっていう性質みたいなものとして認識されることが多いと思うんですけど
こういうデザインセンスって多くの場合、全然後から身につくものなんですよね
先天的なものじゃなくて、後天的に学べるもの っていう前提がありつつ、今日はその配色って実はそのデザインを作る場面以外でも
もっと日常的にビジネスの場面でも、実は些細なところに配色の影響が出てたり
それによって仕事取れる取れないとかまで影響するような、実は重要なところなんだよっていう
今日はそのまず配色の知識が何で大事なのかっていうのをお話しして、その後最後に簡単にデザイン
じゃないや、配色センスを磨く方法っていうのもいくつかご紹介していきます
では早速内容に入っていくんですけど、まず配色の知識が何で大事なのかっていうところは
ズバリ色には人の感情とか行動に影響を与えるからなんですよね
例えばその心理的効果って色によって何だろう、抱くイメージとか聞いたことあると思うんですけど
例えば赤は緊張感を生むとか情熱的なイメージとか、逆に青は信頼感の強いイメージとかなんか
より銀行とかそういうカチッとした印象のイメージを与えたり、あとは黄色は注目しやすい色みたいな
そういう結構色のイメージとか、なんかぼんやりしたものとして
何だろう、いわゆる訂正的な言葉で、やんわりこの色にはこういうイメージがありますよっていうことは多分誰
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誰しも聞いたことあるかなと思うんですけど、本当に色によってそんな効果あるの?とか
個人差結局あるんじゃない?みたいな、そういう感覚の人も一定数いるんじゃないかと思うんですよ
でも実は私も大学の時に知ったんですけど、色の効果を定量的に実験したものもあるんですよね、実は
っていうのは、赤い部屋と青い部屋に人が目隠しをした状態で入った時に
体温とか心拍に変化が出るみたいな実験なんですけど、目隠しをしてるからその人は色自体は見てないんですよ
目では認識してなくて、自分は今何色の部屋にいるかとか知らないんですけど
赤い色の部屋に入ると自然とというか勝手に体温が上がって心拍数も増えるみたいな
で、青い部屋だと体温の変化はなくて、ただ血圧がちょっと落ちるとかそういう体の変化があるんですよね
っていうぐらい色にはそういう影響力が実は実験でも実証されているようなデータがあるんですよ
で、他にも色の効果としては印象に大きく影響を与えますよね
さっき言うと色のそれぞれのイメージっていうところなんですけど
例えばもっと具体的な場面で言うと初対面の人の服装の色とか
例えば同じスーツでも着ているシャツの色とか着けているネクタイの色一つで結構印象って左右されることありませんか?
赤いネクタイしてる人結構強気というかなんかできる人っぽいイメージ湧いちゃったりとか
結構これは本当個人差結構大きいかもしれないんですけどでも多少ありますよね
ワイシャツの色もシンプルな白じゃなくてちょっと淡いピンクつけてたらなんか個性的だなぁとか
この人結構こだわり持って服とか選ぶ人なのかなみたいなそういう想像もできますよね
あとは景観に配慮したコンビニ茶色いコンビニとか見たことありませんか
なんか景観保護区域みたいに指定されている京都とかよくあるんですけど
景観の中に目立つ赤と緑の看板とかあると景観を損なってしまうから
コンビニの色が茶色っぽいセピア色の看板になってたりするんですよね
そんな感じで本当色って
いろんな影響印象を与えるから配慮されるし自分でコントロールすることもできるんですよね
もう一つの色が人の行動に与える影響の例で言うと
勾配意欲の変化っていうのが実験色によってどう変わるかっていう実験も行われてたりします
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これは何色が勾配意欲上がるかっていうよりは
その実験結果としては背景とその商品の色の統一感があった方が勾配意欲が上がるみたいな結果が出てました
という感じで本当色ないし色使い配色の組み合わせですね
によって本当いろんな影響力があるので
例えば自分がフリーランスとして仕事をやっていく時のプロフィールアイコンだったり
ポートフォリオとか提案資料
そういった見た目をしっかり整えないと適当に色使いとかやってしまうと
思わぬ印象を与えて仕事を失ってしまうとか
例えば今回のプロジェクトのテイストとこの人が作る世界観はちょっと合わないかもなっていうところだとか
資料が見づらくて無駄なコミュニケーションが実は増えてるとか
そういった自分が気づかないところで勝手にそういうトラブルとかディスコミュニケーションみたいなものが生まれてしまっている可能性があるんですよ
こういう配色を適当にしちゃうとか見た目を整えてないことによって
なので配色の知識は大事ですよっていうデザイナーに限らず
あらゆる働く人、日常生活にも全然活かせるものだと思うので
本当全ての人に配色の知識は大事ですよねっていうのがここまでのお話です
安心してほしいのは冒頭でも言った通りセンスは誰でもいつからでも磨けるっていうものなので
こういう配色を含めたデザインセンスっていうのは知識や経験の差でしかないと言っても過言じゃないんですよね
と個人的には思っています
あなたが周りのセンスがいいなーって思ってる誰かも
初めからセンスが良かった人なんて多分ほぼいないはずです
たまたま小さい頃からよくアートに触れる環境だったとか
ご両親のファッションセンスがすごく良くて自然と身についたとか
それどれもただ人より多くいい配色に触れる機会が多かったとか
興味を持つタイミングがたまたま早くて配色の経験が多いとか
そういう経験とか知識の差でしか多分ないんですよね
だからこの配色センスを磨くっていうところはまずいかに気づけるか
気づけるかっていうのが重要なんですよね
配色の違いによる影響とか色の力に気づくことから全ては始まっていて
逆に配色の力に気づいてさえしまえばあとは自然と興味も湧くので大丈夫です
最後に具体的にどうやったらそういうセンスが磨けるのかっていうのを簡単にご紹介3つすると
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身近な色を観察する、良い配色に触れる、基本ルールを意識して配色してみる
この3つです
身近なポスターだったり自分が使っている文房具とか
何でもいいんですけどそういうのでどんな配色になっているのかなっていう
ちょっと色に興味を持ってみるっていうところと
2つ目の良い配色に触れるっていうのは
実際に配色ツールっていう便利なその調和された配色を提案してくれるツールとかあるので
そういうので遊んでみて良い配色っていうのをまず知るっていうところと
最後の基本ルールで色の割合ってだいたい6対3対1で配色するといいですよとか
色数増やしすぎない方がいいですよとかあるのでそういうのを意識して実際に自分でやってみるっていうので
配色センスを磨けていけると思います