00:00
この前さ、サイゼリアに行ったんですよ。サイゼリア。
知ってます?サイゼリア。
サイゼリアって知ってます? 知ってますよ、もちろん。
知ってます?もちろん知ってますよ。
高級イタリアンなんですよ。 アメリカでしょ?
ん?高級イタリアン。 本場イタリアン。
うん、本場高級イタリアン。
ま、あそこに行って、要は子供がドリンクバー頼んだんですよ。
うん。
確かね、キッズ、幼児は無料だったかな?100円とかすごい安いんだよね。
あ、そうなんだ。
そうそう、で、ドリンクバーを頼みまして、なんか彼らは、その、カルピスとメロンジュース混ぜたりして、
その、ドリンクバーをたしなんでるわけよ。
令和になっても変わらんね。
そうそう、令和になってもみんなやることは同じなんですよ。
うん。
で、なんか、息子がいっぱいドリンクバーに入れるじゃん。
で、それ持ってきてご飯食べながら飲んでて、でもちょっとお腹いっぱいになっちゃって、結構余ったんですよ。
ドリンクバー。
ドリンクバーが。
うん。
で、これを、あ、なんか残して買えるの悪いなと思って、飲もうと思ったんですけど、
いや、待てよって、僕はちょっと倫理的になって、
このドリンクバーってのは、子供のために飲み放題のプランの金額を払って買ったものであると。
なので、権利を有してるのは子供だけですと。
うん。
なんだけど、ドリンクバーの横に、残さないでくださいね、みたいな張り紙貼ってあるんですよ。
ドリンクバーを入れたからには。
うん。
はい。
で、ここで僕の手が止まったんですよ。
あれ、このドリンクバーの権利を有してるのは我が子だが、我が子はお腹いっぱいだと言っている。
で、我が子はまだ幼児であるがゆえに、その残してはいけないという責務を果たすために、親が支援するのは妥当ではあるが、私はドリンクバー代を払っていないと。
うん。
ってなった時に、この残ったジュースはどうするのが正解かっていうのが分かんなくなっちゃって。
これでも、ビュッフェとかでも同じことが起きると思うんですよ。
うん。
子供がカレーとってきましたと。でもなんか、お肉とか食べてたらお腹いっぱいになっちゃった。カレーお父さんちょっと残しちゃった。
ああいう、でも横見たら、ビュッフェを残さないでください。とったものは全部食べてくださいって書いてる。
OK、OK、じゃあ食べて帰るわと思ったけど、あれ、これ、僕このお金払ってなかったらこれ食べちゃダメだよなって。
うん。
例えばカレー代だけは300円プラスみたいなビュッフェやった時に、僕は普通のビュッフェ代しか払ってない、大人代の。
なんだけど、この300円のカレー代を払っているのは息子だけであると。
ってなった時に、このカレーを残してはいけないんだが、その権利を有しているのは子供だけであり、子供はもうお腹いっぱいってなった時に、僕はどのように振る舞うのが正解なんだろうって悩んだんですけど、教えて光先生。
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いや、お前、お前は子供だろ。
乱暴な解決方法。
マジどうでもいい。
じゃあ、まさたけちゃんってことでいいですか、僕は。
いや、でもすげえこれ、いや、こいつアホなんだろうなと思いつつ、これでも確かに、これめちゃくちゃ深淵なる話なんじゃないか。
深淵だろ。
これめちゃくちゃ深淵なる話だよね。
うん、深淵なんだよ。
これでもおっきな問題だね。
うん、社会問題でしょ。
社会問題だと思う。
うん。
でもその、うん、なんだ、うん、いや、これはでもルールとモラルの話なのかなって思いましたけど、
はいはい。
つまり、子供が頼んだものを子供以外が口にすべきではない、食べるべきではないっていうのは、たぶんルールの話なので、より強い制約。
で、残さないでくださいっていうのは、モラル、できればみたいなことだと思うんでね、ルールではない気がすんでね。
おー、なるほどね。
あの、化してないと思うんでね。
うんうんうん。
その、強力に執行する気はないと思う。
例えばラーメン屋とかで、大盛りチャレンジに残したら1万円とかっていうのは、あれは残さないでくださいねっていう風なモラルを、なんていうんですか、
化してるんじゃなくて、残したらマジで1万円ばっきっていうルールを化してると思うんだけど、
うんうんうん。
その、ドリンクバーの世界において、その残さないでくださいって言ってるのは、ルールじゃなくてモラルを化してる気が、僕はそう思う。
おー、確かに。
なので、社会一般ではルールが優先されると思うんだけど、果たしてそれでいいのかっていう話を、ヤモットは多分言ってるよね。つまり、
そうだね。SDGsの話してますね、僕は。
うん。そうだよね。
うん。
でもその、モラルを守るためにルールを破ることに、どう考えるかっていうと、
その、つまり、ルールっていうのは例外を認めると一気に効力を失うわけだよね。つまり、だからモラル上残してはいけないっていう風な理由付けで、
正崎が子供のハルピスを盗み取りにすると、それは例外だったからよいのだっていうときに、選引が非常に難しくなる。
曖昧だよね。
うん。
だから、極力子供が別に残しただけじゃなくて、まだ欲しいけど親が飲むっていうことによって、
盗み取るっていう風なこともできるので、ルールの選挙は意味をなくすと。
間違いない。
上に、モラルは大事だが、ルールの境界線を曖昧にすべきにはいかないっていうのが、
多分その法治的効果が取っているスタンスだと思うんだけど、
はいはい。
これって実際社会的にどうなのって話をしたいんだよね、正崎は。
いや、そうそう。いや、本当にそう。だってさっき僕が子供が作ったブドウハルピスを飲んだら、
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僕は窃盗罪に問われるわけですよね、おそらく。
ルール上は。
ルール上は。なんで、超巨大イタリアン外食企業から僕は訴えられると思うんですよ。間違いなく。ほぼ間違いなく。
ほぼ間違いなく、そうね。
だからやっぱすべきアクションは、店員さんに対して、この残さないでくださいっていうのは、ルールコードですかそれともモラルコードですかってことなんだろうね。
なるほど。
じゃあ正崎さん聞いていい?
モラル。それでモラルだよって言ったら申し訳ない。私はモラルはある方なのだが、
ルールを破ることに優先されるほどのモラルは持ち合わせてないって判断するのか、
私はルールなんかよりも重要なもの、人間性だったり、食べ物を残してはいけないとか、持続可能な地球を維持したいとか、
生産者への感謝とか、そういったモラルを優先するのだ。なので、窃盗罪で訴えるなら私を訴えてくれと言って、その場で飲み干すかのどっちかってことですよね。
まあどっちかですね。
いやー。
聞いてもらうしかないんですよね。
子供を連れてさえずりはいけないわ、全国のファミリーが。
まあ、飲めって思っちゃうけど。
(笑)
飲めばって。
飲めばって思う。
でも、こういうのってさ、官庁とか省庁とかではさ、あるある事案なんじゃないの?
どうなんだろうね。でも、官庁とか省庁、あんまり気にしたこともないし、俺は理解してないけど、ルールが100%上でしょって思う。
なるほどね。
結局、官庁に限らずだと思うけど、ルールの意味っていうのは、例外なく執行されるから力を持つんであって、0.1%でも例外を認めた瞬間に、一気に我々になるというか。
明確に線引きをするっていうのはルールの良くないとこでもあり、ただ効力を発揮するための必要枠だから、ファジーなラインを作らないっていうのがめちゃくちゃ重要。
要は人の判断に委ねる。そういうことなんですよ。だから、結局ルールっていうのは、はっきりとこの線でブラック&ホワイト分けている。
それは本当にその線で正しいのって議論はあるものの、はっきりせずに人によって解釈を委ねるファジーなラインを設ける。つまり、モラルが大事だからこの場合はルールを破ってもいい。
モラルを優先するときもあるみたいな話にすると、それによって解釈がめちゃくちゃ分かれるんで、結局それって、いわゆる君主の選出性というか、王様が勝手に自分の主観だけで、これはOK、これはダメって決めてたことの延長にある。
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それが結局歴史的には問題というふうに判断されたから、法制度というのがあるわけであって。
はい、なるほど。
なんで、ルールはもう破っちゃいけないっていうことなんだと思うんですよ。それが正しいかどうかとは関係なく。
なるほどね。
じゃあ、今のはヒカルさんは僕に頭頭と、お前残った飲み物は飲むなよ。それはルールを破ることになるからって、僕に頭を出るわけじゃないですか。
そうです。
でもそうするとサイゼリアとしては、要は廃棄が増えるわけですよね。
増える。
廃棄料をSDGsのなんちゃらに乗っ取って多分報告しなきゃいけないんですよ。
彼らって企業の継続性をそれを一時的に下げるようになり得るじゃないですか。
なり得るなり得る。
市場化も評価されない。
されない。
なんでここで必要なのは、やっぱその時代の求められる姿に合わせて、ルール、規制ってものを緩和していったり、形を変えることなのではないかと。
そうそう。
そう思うんですよね。
だからそのポイントは、それはサイゼリアが判断してルールメイクするところで、個人が勝手にそれを判断してルールを破ったり破らなかったりするべきじゃないっていうことですね。
なるほど。
じゃあ最後に提案なんですけど、今のようなケースを防ぐためにサイゼリアはドリンクバーをテーブルチャージに変えるってのはどうでしょうか。
まあね。
それってどういうことだろう、具体的に言うと。
一テーブルってだいたい4人とかしか座れないんですよ。
うん。
1人か2人か3人か4人で座るんですよ。
はいはい。
で、テーブルごとに500円。
うん、そうね。
うん。
どう?これ。
いや、それだから人数差に対して文句を言うやからが現れるんだろうね。
でもルールだから。
1人と5人、だからそれによって言われるクレームを気にしてるんじゃない。
うん、なるほどね。
どうだろう、でも。逆にでもさ、俺は聞きたいんだけど、カルピスとメロンソーダを混ぜるのはモラルに反してないのか。
そこ行く?そこ行っちゃう?
いや、でもあれすごい不思議なんだよね。だからさ、家にカルピスとメロンソーダが両方あったとしても、混ぜる人って、いないとは言わないけど、全体の2%とかなんじゃないかと思うんだけど、
ドリンクバーになった瞬間にカルピスとソーダを混ぜるやつの割合が70%くらい跳ね上がるじゃん。
あの現象って何なんだろうって思って。
なんだろうね。
やっぱ無限だから。
12:01
はいはい。
いや何でしょうね。ちなみになんですけど、光さん多分そんな知らないかもしれない。今のそのドリンクバーってこう、なんかここにカラオケとかにあるやつで、押したら上から出てくるみたいなやつを想像してるでしょ。
知ってます。知らないですか?
コカ・コーラが作ってる最新のドリンクバーっていうのが、ちょっと高級な場所にはあるんですよ。例えば空港のラウンジとか。
え、なになにどういうこと?
高級なホテルとか。
え、早く答えを。
そう、コカ・コーラが作ってる高級なドリンクバーって。
早く答えを教えてくれ。どういうことだ。
混ぜたものをナチュラルに出してくるんですよ。
え、何?
メニューが8つくらい並んでるんですよ。コーラとかウーロン茶とか。
何言ってんだ。
メロンソーダとか。コーラのボタンをポチッて押すと、味はこれがおすすめみたいなので、コーラとメロンソーダ混ぜたやつ、コーラとオレンジジュース混ぜたやつ、コーラとレモンソーダ混ぜたやつみたいなの出てくるんですよ。
何言ってんだこれ。
それボタンをポチッて押すと、ナチュラルに混ぜたやつが出てくるんですよ。
え、何言ってんだこいつ。こいつ何言ってんだ。
もう今、公式に混ぜてるんですよ。
えぇー。
コカ・コーラ社が認定した形で。
いやいやいや、そんな、アマゾンやないんやから。もう一品どうですかやっちゃないんやから。
そういうこと?
そうそう。
これも一緒にいかがですか?
一緒にいかがですかっていうか、もう混ぜて出すけど、お前どれが好き?
で、ランキングとかついてるんですよ。1位、コカ・コーラそのまま。
そのまま。2位、メロンが入ったやつみたいな。
ちょっと、本当に言ってんの?
マジで。マジで。僕、空港をよく使うんで、ラウンジユーザーなんですけど、ラウンジにはもうそれがあります。
マジで言ってんの?え?
マジで言ってます。
世界は混ぜるのをナチュラルにしようとしてます。
したって、いきなり…
これがグローバリゼーションです。
いや、でも、そうなると次に気になる…動揺が…やばい。
次に気になってくるのは、この現象は日本だけのものではないということなのか?果たして。
これがですね、僕が海外出張した海外のラウンジにもありました。
えぇ!?
そう…え!?
いや、でもさ、やっぱ…え!?
え、ラウ…どういうことなんだ、これは。
え、それはドリンクバーではない。でも飲み放題ではあるんだよね?
飲み放題です。ドリンクバーです。
そうだよね。
いや、でも、いや、これは…どういうことだ、やばい。
でもさ、もし仮に街中の…今冷静さを取り戻した。
今、街中の普通に150円とか払って、カップで飲むような、その自販機みたいなやつがあったときに、
その自販機で混ぜるオプションがあったとしても、俺は人は混ぜるオプションを選ばないんじゃないかって思うんだよね。
なんかその、飲み放題…
それってあなたの感想ですよね。
完全に俺の感想だから、これぜひ実験してみてほしい。
15:01
その最強マシン、コカ・コーラのキラーマシンを、ぜひその有料で街中に置いて、それでも人は混ぜるのかをマジで実験してほしい。
俺、NOなんじゃないかって思うんだよね。
僕はね、観測してる限りみんな喜んで混ぜてますね。
ただだからでしょ。
ただだからか。
ただだからだよ、絶対に。絶対にそうだよ、俺。
あー、なるほど。
俺、本当にそう思う。
なるほどね。それは確かに…
マジ気になる。
うん、実験の余地があるし、もしかするとコカ・コーラとかサントリーからすると、それで仮に人が混ぜるって、混ぜたものを喜んでるみたいな状態になったら、ちょっと攪変起きますよね。
攪変起きる。
ビジネス変えていかなきゃいけないよね。
うん、変えていかなきゃいけないなとは思う。
DXですよね。
結局、やっぱり近代化の歴史っていうのは、全てのものをラルベ金質化して、生産性の高い商品としてパッケージングして、生産者側の論理で一つの企画化されたものっていうのは大衆に等しく売るっていうことをやって、その効率性を上げてきたわけなんで、
今はやっぱその時代はパーソナライゼーションなんで、それを生産者側じゃなくて消費者側の方に力を取り戻すっていうふうな運動が起きてる中で、物理世界の飲み物にまでそれが起きるってなると、これ大変なことですよ。
大変なことだね。
大変なことですよ。
よく言ったな、かまずに。
すごい緊張しながら喋ったよ。噛んだら面白くないから、こういうのは。
要はこれ今グローバルイシューを僕は言いたかったんですよ。グローバルイシューについてヒカルさんと論じたくてこのテーマを出したってことが理解いただけた。
ちょっと混ぜるかどうかの話の方が興味深いけど、でも実際どう思う?街中に自由に混ぜられるマシーンが有料であったとした時に混ぜる利用率って高いって思う?
4割は超えるな。
そうなんだ。
過半に迫る勢いだと思います。
いや、俺そんなことないんじゃないかって思うな。
僕は過半に迫ると思う。
これちょっとマジ誰か実験してほしいな。
ドリンクバーのあの現象は、ただだから、もういいや。これはもうすいません、仮説を言ってもしょうがない。
そうですね。
実験するしかない。
そう、やるだけですね。
いくら必要だこれは、仮説、現象に。
いやいやでもそんなかかんないと思いますよ。
水曜日のダウンタウンにやってもらうか。
やってもらいましょう。やってもらう。
やってほしいな。
はい、ちょっと新たなビジネスチャンスを、国家社に教えてしまったというところで。
でもさ、やもさん、今日この議題面白かったよ。
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面白かった?それは奇跡だね。
こういうのでいいんだよ。
こういうのでいいんですか。
頑張って書いてよかった。
頑張って書き留めておいてよかった。
すごい面白かったこの話題。
嬉しい。やった。存在価値出せた。
いい問題っていう気がし、こういう日常の気づきみたいなのすごい大事よね。
いや、こうやって褒めてもらえると、次も何か来週話すこと何かなって探しちゃうね。
そうそうそうそう、それよ。
探しちゃうな。頑張ろう。
いい加減にネタを出せこの野郎。
僕はおだてられると木を登る猿なので。
いやでもこの話は普通に面白かったし。
こういう何気ない話、気づきを深める力っていうのが我々リアジェンダなんですよ。
台湾の能力ですね。
モラルとルールだって。
かっけー。
かっけー。
もう終わっていいかな。
終わりましょう。
皆さんありがとうございました。
バイバイ。
はい、皆さんいかがだったでしょうか。
今日はコメントちょっと割愛します。
次回予告なんですが、ちょっと順番を前後しまして、
「かるさんパパになる」の回をお送りしようと思います。
かるさんがついにパパになりましたね。
出来立て、取り立て、ホヤホヤの音源を公開できればなと思ってますので、
お楽しみにお待ちください。
それではまた次回。バイバイ。
チャンネル登録よろしくお願いします。