1. FREE AGENDA by hikaru & yamotty
  2. #42 まず箱を用意する
2020-03-17 18:10

#42 まず箱を用意する

何事も始めるには、まず箱を用意しようという話をしました。 今回もオンライン収録しています。  

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メルカリでグロースを務めてきたヒカルと株式会社10Xの創業者&代表であるYamottyがビジネスやテクノロジー、スタートアップなどをトピックに話すYouTube/Podcast「フリーアジェンダ(FREE AGENDA)」の公式アカウントです。ほぼ毎日更新中!  

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00:01
どうも、FREE AGENDAでーす。
はい、じゃあ今日のテーマはですね、まず箱を用意するというテーマで話をしていきたいと思いますが、これは?
ヒカルさんの話してくれたトピックですか?
ヒカルちゃん。
分かる人はパッと分かる気がするし。
分かんない私のために話してください。
これはどういうことですか、ヤモットさん。
え、僕の予想でいい?
どうぞ。
多分だけど、筋トレを毎日目標もなく頑張るんじゃなくて、まずトライアスロに応募してから筋トレを始めろっていう話でしょ?
どうですか?
違った?違った?
いや、近いっていうか正解。
正解?イエーイ!
でもこれは本当そうっすね、そういうことです。
目的から逆算するみたいな話に近い気がしますね。
何においてもそうですね。
結構僕が一番これ思ったのは、やっぱり情報収集の時は、やっぱり箱をどう用意するかっていうところから始めるって話ですね。
だから知りたいことに関して、やっぱり調べるっていうのもありだけど、まず何が知りたいかっていうのを箱として用意して、質問に質問さんっていうふうに箱を用意して、それに答えられるように情報を入れていくみたいな感じでものを調べると良いですよって話。
アウトプットの仕方も明確にクオリティが高くなるので、そういうふうな仕方をするっていう話もそうだし、データとかもそうなんですよ。
データをたくさん見ていって分かったことをまとめるっていうよりは、こういうふうな情報が分かったらいいなっていうことをまず最初に想像して、そこに情報、データを入れていく。
で、それが分かんなかったら、その箱はどうしても実現したいから、じゃあどういうふうなデータの用意の仕方とか持ってき方したら、それを箱を埋められるんだろうって考えるっていう話。
なんですけど、今結構情報の話しちゃってるけど、すごい抽象化すると山本君が言ってた話とほぼ同じですね。目的から逆算して考えろってことです。
TXから逆算して考える。
いや、もうそれ思いました。
TXから逆算して考えればいいんだよ。
最近見たなって。はい、山本さん、話したいことが。
すごいうるさい。
バリューで遊ぶ。
うちのバリューで遊ばないで。
いいなって思うよ。すごいいいなって。
あれとか僕らしいでしょ。
TXから逆算するは、メルカリのゴーボールドとまず箱を用意するのを両方言ってるんだよね。
03:05
そうだね。TXからってのは初めなかったの。
TXからをつけないと、いろいろミスが起きるというか、小さいことでも逆算だけはできちゃうから。
この要素を絶対入れたいなと思って。
小さいことの逆算は邪魔だからな。
邪魔ですよね。
ヒカルさんの話で言うと、僕ちょうど今、子供が通ってる保育園の問題で保育園閉鎖になっちゃって、
子供を預かりながらリモートワークを2週間しなきゃいけないっていうので、
自分の時間もできやすくなるじゃないですか。
インタラクティブなことしづらいから、2週間でやりたかったリサーチのプロジェクトを自分でやろうみたいなのを思ってて、
毎個デカいリサーチを勝手に自分でやってるんですよ。
それもすごい同じで、まずスライド10枚とか15枚作って、タイトルのところに言いたいタイトルをガーって埋めていくんですよ。
その後、ドキュメントを開いて、何々がX%だから、何々は何々であるみたいな自分の仮説を文章をブワーって書いていって、
Xを埋めるためのリサーチをたくさんするっていう。
その数値は誰が持ってるんだろうとか、出てきたとしてもそれって本当に公的なものなのかとか、
そういうことの精査にすごい時間を使うっていう感じのリサーチをしてるんで、
すごいヒカルさんが言ってたリサーチのケースみたいなのは、今まさに自分がやってることだから超分かるって思った。
だから、たぶんプレゼントが作る時もそういう人って、できる人ってそういう人多いと思うんですよね。
まずタイトルというか、各スライドの表紙と言いたいことだけまず作って、
その中に入る、それを言うための情報を入れていくみたいなことをする。
これを逆算で考えるってやり方で、そういう人はすごい仕事できる人が多いなって思うんですよね。
こういうのを嫌う人も一方いるとは思っていて、
データ分析も結構、流派2個あるんですね。
まず、データ分析を決めて仮説を立証するために分析するっていう人と、
そういうふうにすると思考が縛られるので、探索的にまずデータを好きなように触ってみて、
そこから面白い情報が出てくるのであるみたいな、EDAって呼ばれる探索的データ分析っていうことをする分野の人もいて、
結構、こうやって流派の違いなんですよね。
僕はその何か、試行錯誤でいろいろデータ分析するのも面白いけど、
そこから正しい、面白いものが出てくることはそんなにないと思っていて、
仮説志向のほうがはるかにコストパワーがいい。
ここから考えるんじゃよ。
山本さん。
なんか、探索的なデータ分析って、一度データちょっと触れるようになった人ってみんなやらない?
僕もやったもん。
やる。
でもさ、何も導けないって気づくんだよね。
06:03
気づいて、結局仮説が大事で、仮説ってどこから出てくるかっていうと、
すごい生々しい現場とか、そういうものからしか出てこないなっていうのに気づいて、
能力を深めていくみたいなプロセスが割と誰にもあるんじゃないかなっていうのを勝手に思っている。
その結構推移になっているのが、箱から考えるみたいな。
だけど、その箱の外にも大事なものがあるって探索は絶対重要だから、
アウトオブザボックスってよく言うけど、
アウトオブザボックスと触れる機会を自分の中でどうにかして持つっていうのが、
なんか割とできる人みんなやってることかなって思う。
うーん。
だから、アウトオブザボックスも、自分一人で仮説考えるとものすごい狭い範囲の仮説しか出てこないけど、
周りの人の意見を結構生かすとか、仮説作る時にもなるべく広くレンジを取って、
例えば、何だろう、データ分析の時にあえてマチルダの意見聞いてみるとか、
マチルダの隣の普通に1ユーザーといっていろんなことを知ってて、
でも別にデータのことはあんまり考えてないから、
結構僕からするとアウトライヤーの意見が出てくることもあったりとか、
多くの人と触れたりとかするっていう形で、ある程度アウトオブザボックスっていうのは作れるとは思っているんだけど、
でもヤモティに聞きたいのは、ヤモティはデータ分析も得意だけど、
N1インタビューみたいな、結構訂正系の情報収集とかも結構やるじゃん。
それはどういうプロセスでやってるのかとか、結構みんな知りたいんじゃないかなって。
でもあれ結構順番を明確にしてるかも。絶対にデータ分析を先にする。
理由はデータって、これ僕の心情なんですけど、
場所は教えてくれるけど、歩幅には教えてくれないっていうデータの特性があると思ってて、
場所っていうのはどこに問題があるのかっていうのは教えてくれるけど、
なぜその問題が起きてるのかっていうのはデータから全然どんだけ集めても分からないんだよね。
分かんないよね。だからそのホワイトを見つけるには、
その場所の人たちに当たりに行くっていうのは必要で、
その人たちのN1、要は一人一人の生活を除きに行かせてもらうっていうことをインタビューを通じてやる。
そこから上がってくる発言の中ですごい気づいてたくさんあったりするんだけど、
抽象化するとこういうことだよねっていうのは結構グルーピングできたりするんだよね。
で、それってクリティカルな問題だよねっていうのを特定して潰していくっていう、
なんかそういうプロセスをどういう時でもやります。
その話、ヤムって最近出したテイクスのバリューの中にもめちゃめちゃ入ってましたよね。
入ってた?
その思いが。え、入ってたでしょ?
入ってた入ってた。
入ってるよね。
入ってる入ってる。
チェルダとか勝手な仮説なんですけど、そのN1とかすごい得意な印象があるみたいな。
お気をつけるが大事。
ヒカルさんよく実際聞いてきてくれたし、昔ね。
そうですね。
結構社内の人に、社内の人でも特にプロダクトじゃないチームの人にインタビューするの結構好きっすね。
09:07
聞いてる気がする。
でもやっぱりわかんないんですよ、自分で。
前にメルカリで結構自分の中でも面白い分析したことがあって、メルカリっていろんな商品売ってるじゃないですか。
電化製品も売ってるし、服も売ってるし、ヘッドホンも売ってるし、おみぎ茶とかも売ってるじゃないですか。
で、商品によってどのくらいじっくり探すかが違うかなと思ってて、
手振りごとに一つの商品を買うまでにいくつくらいの商品を比較検討したかっていうのを二次的に分析したことがあるんですよ。
カテゴリーごとに全然違うんですね。
最も比較検討がされずに即買いされるのは、
トレーディングカードとかそういうのがあって、
トレーディングカードってちゃんと自分の中でいいねして比較検討するってアイテムがないんですよ。
レアカードが出たらすぐ買うって決めてて、ちゃんとカルタのように買うんですね。
面白い。表現も面白い。
で、僕が見た中でこれは何でなんだろうと思ったけど、
すごく比較検討されるものが多いのは水着という方なんですよ。
本当にトレーディングカードと比べると何倍何十倍も多くの商品を比較検討吟味した上で買われるっていうジャンルがいくつかあって、
水着という方は明らかにそれだったんですね。
水着って女性の水着ですね、基本的には。
わかるかも。
いいことに、メルカリの中にはZGirlsChannelってのがあるんですよ。
女子トークしてるみたいな場所で、このチャンネルに入ってこういう結果が出たんだけど、
水着とか浴衣ってそんなにじっくり選ぶもんかね?みたいなことを聞いたんですね。
したらそうらしいんですよね。
シーズンで一回しか買わない?そんなに年にいくつも買わないじゃないですか。
結構ゆっくりと検討して、一番可愛いものを買いたいみたいな。
女子って結構変身願望が強いんで、
普段着ないものを買うとき、かつたくさん買うわけじゃないものを着て、
結構自分にとって一番いいやつとかって選びたいっていうのがあるらしいんですよね。
あと水着とかすごくたくさん出てるらしいんですよ。
季節商材なんで、夏になると出品がバーって膨らむと。
でも、延々と探していられるんで、
あれもこれも見て結構目移りしちゃうみたいな人が結構多かったんですね。
そうなんだって思って、データ見ながらうんうん考えても、
絶対わかんねえなっていう。
だから場所はあったんですけど、怖いわやっぱり。
人間からしか出てこないなっていうのは、そういうとこっすわ。
それだって言ってますね、ヤマティも。
それですね、アホ迷です。
2人の話、うんうんってわかる人、絶対聞いてる人いっぱいいると思うんですけど、
12:02
もっと話聞きたいとか、本とかで勉強したいみたいな人もいるかなってちょっと思って、
2人がおすすめする今の話、
もうちょっと詳しく書いてあったりとかってあります?
いきなり振っちゃうけど。
確かに。
なんかそういう思考法とか、
なんだろう、特にない?
俺の話を聞けば十分だみたいな。
全然僕仕事の本ってあんま読まないからわかんないですね。
そうなんだよね、僕もそうなの。
仕事の本読まないの。
でも今の話を聞いてわかんなかったらぜひQ&Aで教えてねってことですね。
そうだね。
じゃあまた2人が答えてくれるはず。
何でも聞いてくれ。
例えばだけどなんだろう、
N1インタビューって別に誰でもできるわけよ。
世の中には別にメルカリの中にあるそういうコードログ以外にもデータってたくさんあるんで、
何か仮説さえあれば別に実践はできるんで、実践が一番早いと思うんですよね。
こういうことかみたいな。
確かに。
ケース3つに分けて、いきなりN1インタビューから始めるもの、
N1インタビューしてから分析するもの、分析してからN1インタビューするものみたいな、
3つのケースを分けて、自分にどれが一番学びが多かったですか、
ドーンってやったらわかるんじゃないかな。
もし対象に困ってる人がいたら、私いつでも協力するんで、
聞いてくださいっていうのを宣伝しておきます、ここで。
確かに。
確かに仮説検証って誰でもできるので、別にツイッターでつぶやいて、
誰かの意見をくれる人いるし、
自分のアウトプットを人にさらすことを恐れないことが一番いいかなと思っていて、
僕も自分で分析とか考えをまとめていても、
あんまり自分一人の考えって宝しれてるから、
人にアウトプットをさらすことを大事にしていて、
スラッグとかでも自分の今分析したものをダダ流しにしたりすることが多くて、
仕事してるアピールとかではなくて、
単にたくさんの目で見たときに出てくる意見のバラエティーみたいのに頼っているところがあるのと、
あとそのバラエティーも一定の先数って分かってるんで、
何人くらいの意見を聞けば十分なのかな、この分野だったらとか、
もう肌感つくんで。
だんだん分かってくる。
うちの会社とか本当にいい人が多くて、バンバン意見言ってくれるから。
さらすのすごい大事ですよね。
僕も昨日、会社の中に今起きているブラックスワンになりそうなこととどう対峙すべきかみたいな、
後であげるドキュメントを書いたりしたんですけど、
別に僕が今起きている世界金融危機になりそうな種に詳しいわけではないけど、
考えをさらすと、もうちょっと詳しい人からこういう意見があるよとか来るし、
15:02
それがなんか自分を気づかなかったものに気づく、
アウトオブザボックスに気づく一番簡単な方法だと思うんですよね。
常時接続をうまく使うっていうのはすごい良い方法だと思うっていうのと、
結構それがやりづらい相手ってのは結構いて、
僕だとヒカルさん以外の投資家に対して自分の考えをだら流しにするって、
やりたいけど難しいんですよね。
で、月1回のそのミーティングをだとすると、
結構まずはキャッチアップしてもらうとこからやらなきゃいけないというのが、
結構お互いのコストだと思って、
常時接続できない時にフィードバックをもらうコストをどう下げるかっていうのが、
結構自分の中で今困っていること。
そうですね、前提を共有できていない状態からそれを結構フィードバックを求める、
かつ相手のフィードバックをしてあげたいという風に思っている場合って一番難しいよね。
難しい。
結局説明の部分の時間がすごく長くなるじゃんっていう。
多分言ってくれることが当たってたりしても、
いやでも実はこういう風な前提をいろいろ考えた上で、
そうしてないんですよみたいなのがあるわけじゃん。
たくさんある。
結構そのフィードバックする側のスタンスっていうのも結構難しいなって思ってるんだよね。
結構コンサルとかいたから、
コンサルの一類ってそういう前提があるっていうのをおもんばからずに、
いやこの会社マジダメっすねみたいな、
こういうとこ直さないとダメっすよみたいな、
何してんすかみたいな人もいるけど、
結構僕はそのいろんな変遷があってやりたいこともできないかったりとかして、
こういう風になっちゃってるんだろうなって結構考えすぎるタイプだったから、
それがクライアントに好かれる部分もあったし、
上司からはそれじゃダメだって言われる部分でもあった。
前提はどこまで大事にするとおもんばかるかっていうのは、
外部から言うもの側のスタンスとしては結構難しい部分がある。
それはすごい思います。
はい、じゃあそろそろまとめると。
まず箱を用意する。
大体そうなりますね。
箱を用意する話だったから、アウトオブザボックスが出てきたんや。
そうですよ、つなげました。
さすが。
すごいラッパーみたい本当に。
これもドクタードレが作ったヘッドフォンですからね。
ちょっとこの話の結論をちゃんとラップでやってもらっていいですか?
無理無理無理無理。
お前らができるよう。
できるよう。
マチカ閉めて。
じゃあ、そろそろいい時間なんで。
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18:01
フリーラジンドでした。
またねー。
18:10

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