はいどうも、珍しくニュースを取り上げたいと思います。
株式会社サイバーエージェントさんから届いているニュースです。
インターネット広告事業において、歴史を面白く学ぶ古典ラジオを運営する古典社と人文知分野にて業務提携、社会課題における調査機関人文知研究所を新設。
人文知研究所。
サイバーエージェントってさ、こういう研究とかさ、R&Dみたいなの、結構活発でありますよね。
いや、まさにそれなんですよ。今回取り上げたのはそういう課題、話題ですね。
それはそれとして、これはすごいですね。
ポッドキャストも、別にポッドキャストやってるだけじゃないと思うんだけど、ここまで長がるとすごいですね。
確かにね。
我々もアジェンダ研究所でも。
俺らに何の研究を依頼するんでしょうか。
いかにアジェンダなくしゃべるか。
確かに、アジェンダがないんだけれども、つい聞いてしまう番組を作るにはどうしたらいいかっていう研究に答えられそうですね。
まだ作れてないけどね。
そうなんですよね、こういうラボとか研究所とかって作られるじゃないですか。
素晴らしい取り組みだなとはまず思いますと。
余裕があるね。
余裕がある。
余裕がある。
余裕なくなると、こういうのほっぽり出すじゃないですか。
そうだね。
どうなんだろうなっていうのが純粋に疑問で。
民間がやるとね。
AIラボみたいな話とか。
無限にあるよね。
ポコポコ生まれて、いつの間にかいなくなったり、いつの間にかなくなったりっていう形で、人材が流動してるみたいなのも聞かないでもないし。
その話は結構多いね。
多いですね。
何故こういうことが起きるんですかね。
金がなくなるからでしょ。余裕がなくなるからでしょ。
あとなんか、企業活動で求められる成果の時間軸と研究活動で期待される成果の時間軸、あとはそもそも成果の定義、これがそもそも食い違ってるっていう風に思いますけどね。
もう少しどうぞ。
だから、僕大学院で電池の材料の、リチウムイオン電池の不極の材料がどういった機構によって破壊されて電池のキャパが減っていくのかを知るために不極が壊れていくプロセスを研究してたんですよ。
不極なんですね。
この研究のゴールはどこにあるかっていうと、不極が壊れる理由を特定するじゃないですか。
でも、経済学というか社会においてはそういう命題の設定はないじゃないですか。
より安く、より長持ちするリチウムイオン電池が欲しい。それを開発するにはどうしたらいいかっていう命題の設定になるじゃないですか。
そうすると、この不極の原因を解明するって、アプローチのワンオブゼムかつ、ものすごい原因的というか原因特定的なアプローチなんで時間がかかるじゃないですか。
当然なんか分からなかったんですよ。分かんないけど、こういうことが分かって、こういうことが分からなかったってことが研究のアウトプットになるけど、
授業のアウトプットって、これだからいくら安くなったとか、長持ちが何パーセントするようになったみたいなアウトプットを求められるんで、
よりこれに対して直接的には答えを出すような探索が行われるじゃないですか。
だからまずゴール設定違うし、授業のやつは2年以内に電池のキャパシティー50%上げて値段を半分にしろっていう一種の設定になるけど、研究は時間の設定ってないんですよね。
これが分かった。なので次はこれを探す。次はこれを探す。これを探す。そういった人間の知恵が論文のリファレンスっていうものによって、
積み上がっていった上積みをすくって授業に活かされるみたいな感じなんで、こっちは100年物語みたいなとこあるじゃないですか。
なので命題の設定と時間軸が違うんで。
にもかかわらずなぜこういう風な研究所とかにお金が投じられる。
これは決めた人の趣味です。
そうね。
じゃない?たぶん。
そう思います。
たぶんこの人が古典の深井さんを好きだったんじゃない?
師匠に仕事したかったんじゃない?
もともこもなしを。
もともこもなしをだけど。
常務執行役員内藤さんの趣味じゃないでしょうか。
この人やば。
趣味。どうですか。
授業上の何かに直接的に役に立つっていう風に言うのはすごい難しいよね。
例えばこの内藤さんは問いとして、
なぜ女性の活躍推進が求められるのか。
我々は何をすべきか。
世界がSDGsを必要とする理由は。
日本は広告会社は何をすべきか。
王爺組織集団の継承において人類は何数千年の歴史でどのように取り組んできたのか。
例えばこのような問いを自分たちで徹底的に調べ理解し徹底的に考える。
社会と世界の現状を理解する。
そういう見方が重要になると思っているからこの研究所を立ち上げたって書いてるんですけど。
授業との結びつきみたいなものはほぼないですよね。
技術の中には。
何なら広告みたいなものってここに書いてあるイシューに対して基本的なアンチテーゼじゃないですか。
そうなんですよね。
やばいな。別に俺らもそう思うんだけど。
理解するのは難しいよね。そういう文脈だけで言うと。
例えばサイバーってアドネットワークとか作ってるわけじゃね。
そのアドネットワークをどうすればいいかっていう問いと
さっきのSDGsを推進するのなぜかみたいな問いを結びつけるのは無理じゃないですか。
そういうアドネットワークをどうすればいいかっていう問いと
さっきのSDGsを推進するのなぜかみたいな問いを結びつけるのは無理じゃないですか。
結構難しい。
無理はできるかもしれないですけど。
それでじゃあ事業どうするのみたいになった時に。
たぶん事業的にポジティブなインパクトをもたらすのは結構難しいと思うんですよね。
だからまあ趣味でしょう。
そうなんだよね。時間軸の問題ですらないような気もしてて。
10年たったらその成果がジャスティファイできるか。
それとも広告事業みたいな話とかで言うとだいぶ難しい気がしてて。
それ以外にも会社としてのブランディングだったり
こういう取り組みに賛同して人が採用できるとかも
事業に対してポジティブかっていうと
言い切るのはすごい難しい。
ややエビルですね。
そうだよね。
広告っていうものの釈在なんじゃないかみたいな。
どっちかというと固定のサービスを買ってるみたいな感じに僕は見たんですけど。
コテンっていう会社ってブランドがもうあるでしょって。
コテンっていう会社と一緒にやってる俺たちっていうブランドを売ってあげますよっていうのを買ったっていう風に見えるんですけど。
それは確かに説明として成り立つよね。
あるいは深井龍之介っていう俺を買ったっていう。
買ったっていう見る目があるあなたっていうブランドをつけられますよみたいなように
ちょっとうがった見方だけで見えるかな。
でもだから逆に言うとそこが固定のサービスだったら
でもだから逆に言うとそこがお金とか関係ない世界観まで突き抜けられてるんだったらすごい幸せなんだよね。
だからワシ王様じゃけどやっぱ趣味がいいと思われたいから
モーツあると買うわみたいな話とかが結構あるわけじゃん。
なんかやっぱり中世とかの文化とかっていうのはパトロンブンカで
数学者とかも割とそういうパトロンがいて
随筆家とかも好きに生活費払ってあげるから好きに活動しなよ。
ただしワシがバックに立ったということを言うのじゃみたいな。
ありだよね。
それが文化を励むっていうこともそうだけど
それはすごく良くてただお金がピンチになったからでいいってそれを放り出すっていう一貫性の無さをしなければいいんですけどっていう話で
過去のパトロンさんはどうしてたんですかね。自分が窮地に立った時は。
どうなんだろうね。
さすがに放り出してたんじゃないかな。
キリ人情でやった。でもまあ他のパトロンを紹介するとかいっぱいでもやり方がある。
パトロンがもうダメになった時にはもう何もダメみたいなのありそうだよ。
そうだね。だからサイバーとかも。サイバーくらい規模があったらでもいけるのかね。
どうなんでしょうね。でも予算って縦割りじゃん。
いくらアベマで稼ごうが。
アベマの利益をここに継ぎ込むっていう意思決定は会社としては不合理非合理なり得るじゃないですか。
非合理なのと結構モラル面で難しい部分があるなって気がしてて。
メルカリもR&D組織みたいなの今もあんのかな。
あったの?
でも結構あそこの人数が増えるっていうことに対してやっぱりそのうちらが稼いだ利益あそこに投資されてるけど
あいつらなんだっけっていう見方をする人は少なくなかったよ正直。
僕が創造を辞めるときにも同じようなことをヨシカさんとか僕に言ってくれましたよ。
なんて。
なんかあれなんかな。お前ら売り上げ1円も上げてないでそれに対してすげー苦しい思い知ったんだろ分かるよみたいな。
優しい。
優しい。ヨシカさんなんかバックに立ってくれました。
私のスネをかじれと。
お前辞めたいのかうちに来いよみたいな。デザインできるか。いや、できます。
なるほどな。
まあそう突き抜けられてればいいけどね。確かに会社内の見方とかは結構皆さんが思ってるよりもシビアだと思う。
シビアだと思う。全然そんな簡単な話じゃない。
お金稼ぐ可能性もある新規事業でさえ結構そういうふうな見方されるんで。
マジでそうよ。
未来を稼ぐ可能性がゼロに等しい事業とか事業っていうか取り組みに対しての目はそんなに甘くないんですよ。
いや、めっちゃいいこと言いましたよ。僕今新規事業作ってるんですけど。
プロダクトを3つとか同時にやってるんですけど、これ多分自分じゃなきゃ無理だなって思ってて。
そのいわゆる既存事業の引力。
同じリソース投資するんだったら既存事業の方が絶対効率よくなるんですよ。どんな時でも。
だから新しいものをそういう大気圏を突き抜けてやるとか、あるいはちょい飛び地に何かを動かすって。
その大気圏を超える、突き抜ける、すごい強い引力がないと無理なんですよね。
そうじゃないもの、そういう引力がないと続けられないというか。
それを発揮機能って経営陣が直接率いてるとか、創業者肝入りがやってるとか。
そういうレベルのものじゃないとむずいなっていうのを思ってというか話して。
これは大和がやるべきっていう整理にしましたね。
この内藤さんがどれだけ会社から自分のこの取り組みを守れるか、一種みたいになると思いますね。