1. FREE AGENDA by hikaru & yamotty
  2. #167 今の仕事と専攻の関係性
2021-08-03 20:33

#167 今の仕事と専攻の関係性

頂いた質問にお答えしました。

↓↓

「情報学科卒ではない理系」で、IT/テック業界にいる人の特徴は何かありますか? 個人的にCEOポジションと、非情報系出身者の割合に相関がありそうな気がしています(Yamottyさんをはじめ、食べチョク秋元さんや、ユートラの岩崎さんなど)。 情報学科を出た人がスタートアップのCTOを担うのはイメージが付きますが、そうでない人はどういう立ち回りをする人が多いか気になります。


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00:00
はい、どうも皆さん、FREE AGENDAです。
おはようございます。
FREE AGENDAが、FREE AGENDAが。
ヤモットさんに質問です。
はい。
リスナーの方からお質問が届いてますね。
ありがとうございます。
ヤモットさんにってわけじゃない気がするけど、ヤモットさんからでは。
情報学科卒ではない理系で、ITテク業界にいる人の特徴というのは何かありますでしょうか。
個人的には、CEOポジションと非情報系出身者の割合に相関がありそうな気がしています。
ヤモットさんをはじめ、たべちょくあきもとさんやユートラの岩崎さんなど。
情報学科を出た人がスタートアップのCTOになるイメージがつきますが、そうではない人はどういう立ち回りをする人が多いのか気になります。
情報学科はコンピューターサイエンスとか、CSみたいなものですかね。
そうですかね。
ヤモットさんとか、あきもとさんや岩崎さんは何の必要性か知らないですけど、別にCSじゃないってことですかね。
そういうことじゃないですかね。
あんまりCSだからどうとかってない気がするけどね。
僕もそう思いますね。
テク業界だからどうってのはない気がするけど。
ないと思います。この業界は素人の集まりじゃん。湾岸みたいなもんよ。
日本中の田舎者が集まってるみたい。
別にCTOの人もね、情報学科って言われると全然違う気がする。
全然違うでしょ。全然違うと思いますね。
CTOに求められる大きい能力も情報学科に身につけられるものかっていうと、ほとんどNOだと思いますしね。
人をマネージしたり、プロダクトのアーキテクチャをマネージしたり、
評価したり、全然要求と合ってないっていうのと、
あとは多分この方なんですけど、サンプルで僕の名前とか挙げていただいてるんですけど、
世の中にね、例えば情報学科以外の人のボスってどのぐらいいて、
そのうち何人がどういう役割でいてみたいな、
多分統計を出したらマジで全然何の優位性もないというか、
優位なことって得られない気がしますね。
そうだよね。
だって企業家的な人の持ってる特性と学科の結びつけ、全く僕できないもん。
ないと思う。
なんだろうね。
大学の時に経営学科ってあったんだけど、
ありますね。
一応理工系の経営学科なんだけど、経営学科で経営者になった人見たことない。
確かに、情報経営工学とかそういうのあるよね。
ある。
うちのCTOの石川さんは確かそういうやつの出身だった気がする。
そうなんだ、意外。
でも元々は高専なんですよ、彼は。
03:01
石川さんって美大とかに見える。
確かにその気がちょっとあるんですけど、そうではなくて、高専から筑波大とかに編入して、
経営工学的なやつをやってた気がする。
そうなんだ。
言っちゃ悪いけど似合わねえな。
もうちょっと美意識高めの感じの。
アーティーな雰囲気するから、建築学科とか。
するよね。
そういう香りがするよね、勝手に。
するする、そんなフレーバーがめちゃくちゃあります。
カタカナめちゃくちゃ使っていく。
そうですね。
確かに、学科って関係ないよね。
関係ないね。
どうなんだろうね。
確かにどういうか、はいはいどうぞ。
大学の時の専攻からの連続性で、
事業とか会社を起こそうとするって、
それ時点で割と企業家としてはフィットが悪いんじゃないかなみたいな。
自分が何を持っているかではなくて、
お客様に何が求められているかとか市場に何が求められているかっていうのを見抜くのが、
多分創業者の仕事だと思うんですけど、
学科とか学部とかで身につけた専門性を生かすっていう発想には多分ならないですよね。
だからそこに連続性を生み出すのは結構難しいというか。
まあそうね。
確かに何が自分ができるかみたいなやつで所属料を決めようとして、
結構なんか大変そうだなって思う人は多いですよね。
英語が活かせる仕事みたいなのを求めるのって本当に楽しいのかなって思っちゃうんだよね。
それすげー思いますね。
例えば留学してた経験があるから英語力を活かしてみたいなのは、
もちろん海外いろんな文化で働くのが楽しいからみたいな文明だったらめちゃくちゃいいと思うんだけど、
英語が活かせる職場を探すって探し方ってすっげー縛りきついし、
英語が使える以外に物事が楽しくなくなる要素ってすごいいっぱいあるわけだから、
そういう探し方でいいのかなって思うんですよね。
そうですね。あとは伸びてる場所に行かないと基本的に沈んでいくし、
自分の待遇も良くならない、イコール自分に再投資ができないとか、
そういう仕事って職場選びが8割みたいなとこあるじゃないですか。
どこで働くかが一番大事みたいな。
その点で見ても自分の強みから何かを発想するっていうのは、
結構不幸になる要素の1個になり得るなーっていうのは思いますよね。
そうですね。僕も大和とそこら辺は近い気がしていて、
何ができるかベースで物を探っていくのは結構好きじゃなくて、
06:06
データ分析チームみたいな話とか、データ何とかみたいなチーム名とかめっちゃ嫌いなんですよ。
わかるー。
めっちゃ嫌いなんですよ。
めっちゃ嫌いだよね。
うちめっちゃ嫌いだよね。
まさたけ、俺めっちゃ嫌いだよね。
まさたけ言う。
俺すごい1個それはどうなんだろうって思ってる話があって、
床屋に行ったことあります?
何回もありますよ。
床屋の前にサインポールっていう赤白青見てるやつあるじゃないですか。
あれって何か知ってます?
あれ?サインポールでしょ。
ファイナルアンサー?
ファイナルアンサー。
正解!
次は25番の問題じゃなくて、
赤青白って何なのか知ってますかって話です。
赤と青は信号のこことここで、
白は黄色が化けた姿です。
化けた姿?謎の偽人か。
あれ意味があって、
結論言うと赤と青は動脈と情脈。
白は包帯なんですよ。
どういうことかって言うと、
あれはつまり医術のことなんですよ。
医者。
特に実際のことを言うなら下界術の話なんですよね。
何でかって言うと、
古代ってハサミが使える人間っていうのが下界を兼ねたんで、
髪を切る人間、利用者と下界って同じ職業だったらしいんですよね。
すげえ世界だな。
なぜならハサミが使えるっていう、
プロダクターとかその人が持っている技能としてハサミがあるから、
どっちもできるでしょみたいな感じらしいんですけど、
僕はその人に腹を切ってほしくないんですよ。
切ってほしくないね。
やっぱり志がある人に命を任せたい気持ちは結構あって、
もちろん技術は大事なんだけど、
髪を切って人を美しくしたい人と、
お腹を切って人を健康にしたい人は別のものだと僕は思うんですよね。
人間として。
それをハサミっていう技術だけで繋いで同じ人に担わせるっていうのは、
すごい違和感があるんですよね。
そうだね。
っていうふうに何ができるかベースのものを話すと、
そういうことが起こるなと思ってて、
だからそれっていうのは医者っていうのを、
人の命を救う尊い職業じゃなくて、
09:01
ハサミ使えるマンとして、
一つの単なる機能のコンポーネントとして捉えてる感がすごくて、
データ分析っていうのもそれにすごい感じるんですよね。
わかるね。
インサイトを出して事業を前に進めたい人たちっていうことじゃなくて、
データ使いましょうっていうのはやっとくよっていう感じを、
ラベリングされてる感じがするし、
それは自分たちにとっても周囲にとっても不幸なことだなって思いました。
確かに。
それで言うと、うち今グロースっていう職種を用意してるんですけど、
主にデータアナリストの方とか出身の方とかが、
そこに今ジョインしてくれてるんですけど、
そうですね。
多分ね、どの人もヒカルさん知ってる人みたいな。
知ってる。
ご存知の方が多いんですけど、
彼らも結局、何かを分析することとか、
インサイトを出すっていうんじゃなくて、
事業を伸ばすってことを目的とした集団ですっていう、
ラベルにしてるんですよね。
うんうんうん。
なんかその、何だろう、技能じゃなくて、
だからデータ分析は彼ら得意かもしれないけど、
別にそれ以外もやろうねっていう、
なんかそういうラベルになっていて、
壮大なこう、パーパスっていうんですか、
今時の言葉で言うと。
パーパスですね。
パーパスが曖昧で、
技能だけに酔ってしまうと、
達成したいことも達成できないだろうなっていう気がしますね。
うん。
そうね、なんかそれは俺はすごい大事なことだなと思う。
確かに。
ちなみにね、ちなみに、
僕大学院時にリチウムイオン電池の研究をしてたんですよ。
うん。
リチウムイオン電池の不極がなぜ壊れるかっていうのを
可視化するっていう研究をしてたんですよ。
はいはいはいはい。
みんなやりたがるよね。
みんなやりたがるんかい。
これを仮にね、
生かしたまま、その後の社会人人生を歩もうと思ったら、
多分ソニーとか、
あとは産業電池とかに、電気とかに、
まず就職をして、
まずハイエアールに買収されて、
日本人の高単価な技能者、
大した技術もないのにいらないって言って首切られて、
だけど俺は電池をやっていくんだって言って、
テスラに就職するぞっつって、
テスラの門を叩きに行って、
そしたら君みたいな、
大した技能がない奴はいらないよって言われて、
多分終わってたと思うんですよね。
はいはいはい。
っていうので、
技能を武器にしなくてよかったなって思いました。
まあそうですね。
大学院時期にリチウムイオン電池を研究していた僕としても、
理解はできますよ。
嘘だよ。
本当ですよ。
え、そうなの?
やっぱみんな副局を研究するんだ。
はい、酸化コバルトとリチウムでやってましたよ。
マジかよ。
検査機工学だったので主にシミュレーションとかでしたけど、
12:02
まあまあまあ。
そうですよね。
まあ大学の技能を学んだとかって、
多分思うに、
大学の学科が何だから何を学んだから何になれるっていうよりは、
そもそもそういうのを選んだ人っていうのはどういう人かっていう感じの関係はありそうだよね。
文学部とか選ぶ人ってやっぱちょっと考え方、理解する人って違うし。
まあでも何を学んだから何になれるって言うのもないし、
何を学んでたから何になれないって言うのも全くないと思います。
そんなことで人生考えにやめたほうがいいですよ。
そうですね。
転職するときのおすすめも死亡動機みたいなところに、
こういうスキルを身につけたいとか、
こういう技術を活かしたいとか、
帰ってくられる方っていうのは結構多いっていうふうに認識してるんですけど、
あれ会社から見ると、
会社は会社の可能性を広げてくれる人を求めてるんであって、
技術を持っている人を買いたいわけではないっていう、
感じなんで、
私が入ることで会社にとってどういうプラスがあるのかっていうベースで
書かれるといいのかなと思いましたね。
いやーわかりますね。
なんかインタビューのときにキャリア系のインタビューを受けたときに、
今現代において会社っていうのはどういうスキルを求めていますかみたいな、
求められると思いますかみたいな、
どういうふうにするか昔と変わってほしいみたいなことを言われて、
僕がそのときに話したのが、
会社のスキルっていうのを求めたことは、
実は世界ができて一回もないと思いますっていう話で、
会社っていうのは結局、
何とかすることができる人を求めてるんだよね。
どう何とかしてくれるかっていうのはもちろんあるけど、
何とかしてくれるかどうかっていうのを求めてて、
何とかしてくれるなら、
どう何とかしてくれるかは最悪どうでもいい。
ただそこの何とかしてくれるっていう風な理由というか、
エビデンスとして、
こういう風なスキルがあるから、
その問題を何とかできるんですよっていう説明は、
確かに説得力があるけど、
それがプライマルではないみたいな話をしたんですよね。
でもそれを話したときに、
これでも半分くらいヤモンティの受け売りだなと思いました。
何とかするって本当そうだよね。
ちょっと思ったんですけど、
日本初のグローバルテック企業になれそうな会社っていうのを、
最近ちょっと1個思いついたんですよ。
ユニクロ。
ある種なってるとも言えなくもない。
いわゆるサプライチェーンみたいな部分で言うと、
アプリのサプライチェーンで言うと、
もうすでに世界最大で、
模倣不可能なんですよね。
そこで使われてる技術とかその仕組みっていうもの。
かつその内製のエンジニアというか、
技術者っていうのを大量に抱えていて、
ある種テックカンパニーとも見えなくもないですけど、
ユニクロの矢内さんの執事が、
ソフトウェアエンジニアとかコンピューターサイエンスかって言うと、
15:01
全然NOで。
普通に福屋の息子だからね。
大学どちら出てるのか忘れましたけど。
全く技術系とは関係ない場所。
出てるはずなんで、
そういうこと考えてみても、
あまり相関はないんじゃないかなっていう。
Amazon辞めたジェフ・ベゾスだって、
コンピューターサイエンスではないでしょ。
確かに。
ジェフも理系だった気がするな。
理系かもしれないですけどね。
金融工学科のでも。
世界の中に理系と文系ってわけがあるのは日本だけじゃん。
そうですね。
まずそのわけがないよね。
それ結構面白い話題なんだよね。
今ちょうど東大が連続のシンポジウムをやってて、
東大から理系文系っていう区分をなくして、
再編成することは可能なのかっていうことについて、
東大の教授たちが話していくっていう風なシンポジウムを、
今ウェビナーでやってて、
それはすごい面白いですね。
東大ぐらいしか日本だとチャレンジできないんじゃないかと思うんだけど。
そこでおもしろいのは、
理系と文系って分け方にあまり世界的に意味がないっていう話と同時に、
どういう分け方があり得るのかみたいな話があって、
それは結構面白いなって思ってた。
例えば、
東大の結構偉い人がやってたシンポジウムのプレゼンテーションでは、
仮説検証型っていうのと仮説発想型っていうので分けるのがいいんじゃないかみたいな話で、
仮説検証型っていうのは、
既に機能法とか永久法で出された仮説っていうのがある前提で、
それをどう検証するかっていうのを、
社会的に実装していくかみたいな、
そういうもう少し実証とか実行に近いレイヤーの部分と、
あと仮説発想っていう、
何だろう、すごい飛躍した。
その人が言ってたのは、
リンゴが落ちたっていう事実から重力っていうものが存在するんじゃないかっていう仮説っていうのは、
それ自体が検証っていうよりは発想でしかなくて、
一種アートの領域、
検証できるかどうかも一旦はそこでは関係ないみたいな、
そこを結構分けて考えたらいいんじゃないかみたいな話を確かにしていて、
めちゃくちゃいいじゃないですか。
確かに例えば経済の細かい理論みたいなものとか、
もしくはどういう社会が良いかみたいな、
哲学の話って発想型だけど検証ってほぼできないし、
考える必要ないんだよね。
そういう意味で、
仮説は、
建築とかは実際に作ったりとか検証型というか、
18:00
そういういくつかの区分で、
全然変えて再構築できるみたいな話があって、
超面白い。
あと事実の客観的説明と事実の主観的解釈っていうのは全然違うから、
全然違うんだよね。
全然違うんだよね。
全然違うんだよね。
客観的説明と事実の主観的解釈っていうのは全然違うから、
その二分類するのも面白いんじゃないかみたいな話とかもあって。
ざっくり言うと再現性を問いに行く方か、
問いを立てる方かみたいな、
両方とも共通項でありそうですね。
確かにそうだね。
0からUを生み出す生体があるかないかとか関係なく、
無からUを生み出す作業か、
生体があるって前提だからそれを探りに行くっていう作業かっていうのは、
多分スキルとして違うっていうことなんだね。
超面白い。それいいじゃん。
東大ってすごいなって思いました。
素晴らしい議論ですね。
何の話だっけ。
CS出身者はCTOになるかみたいな話だっけ。
そうだ。
マジどうでもいいです、そういう話は。
答えはなりません。
逆にあんまり自分が今何であるとか考えずにやるのが結構いいことかなとかは思いますね。
本当そうですね。
人は5年くらいあれば何かになれますよ。
めっちゃいいこと言うじゃん。
僕も5年目なんですけど、起業して。
何者かになれるかな。
別になりたいとは思ってないんだけど。
やっぱり起業して5年も経つと声がガラガラになるんですね。
なんかこの飲んでるプロテインが喉にガッサガサする。
めっちゃ声出なくなってきたわ。
僕もメルカリ的にはデータ分析の専門家ですみたいな顔してましたけど、
データ分析なんて僕30過ぎてから始めた単独の一趣味に過ぎないですか。
そうだよね。光さんの聞いたよんですごい感動したからね、僕は。
言えないですよ。
はい、じゃあそんな感じで、今回は声がガッサガサな山本と大人気しました。
カタカナありは喋りやすいな。
確かに。
それでは。
お疲れ様です。バイバイ。
20:33

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