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2024-12-14 32:52

Take32.『クリスマ映画の扉』 大停電の夜に~美しいジャズと共に見る大人の群像劇~

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#ポッカレ2024参加

源孝志監督の『大停電の夜に』

ビル・エヴァンスの名曲からインスパイアーされたコチラの作品。

美しい映像とジャズが彩る大人の群像劇を紹介します。


番組で紹介した曲は、『ジャズの入り口案内所』プレイリストにまとめていきますので、一度聴いてみてください。

🟢Spotify:~Lunchbox~ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://open.spotify.com/playlist/5WENRppkRMIdFvyMCdVX8t?si=Bd_4tSDyQR-u6MpIVHvoiA&pi=T24T4Wa5RrSaz⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


🟦AmazonMusic:~Lunchbox~

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🎧️ジャズとか案内所プレイリスト

🟢Spotify

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🟦AmazonMusic

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隔週金曜日、大人の時間20:00に更新予定です。

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music : RYU ITO  ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠https://ryu110.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 

『surface』『wherever』『Nighit Walking』『Subway』『Favorite Piano』『Trrafic jam』『Good Day』『OK』『Station』『Cyan』『Lamp』 

00:03
ジャズの入り口案内所、案内役のFrank Nappaです。
この番組は、さまざまな扉からジャズの入り口をご案内するラジオです。
さて、本日は、ポッドキャストアドベントカレンダー2024、ハッシュタグホッカレ2024という企画に参加させていただいております。
昨日の番組、12月13日は水城誠さんのお送りした、おしかつ二次元ライフラジオということでお疲れ様でした。
こちらでは、クリスマスにまつわるいろいろな話ということで、水城さんはサブカルに関していろいろ詳しい知識をお持ちの方なので、
そういった視点でクリスマスについていろいろ楽しいお話をしてくれていたのではないかということで、私も後で聞いてみたいと思います。
ここからは私、Nappaのお送りするジャズの入り口案内所でお楽しみいただけたらと思います。
そんなアドベントカレンダーに参加した今日のテーマですけれども、
クリスマスですよ。12月ですからね。ということでクリスマスにおすすめのそんな大人なジャジーな映画をご案内できたらと、そんなことを思っております。
ということで早速いってみましょう。クリスマス映画の扉を開けてみましょう。
今年のクリスマス、あなたは誰と過ごしますか?
というトレーラーがあります。
源隆さんの原作、そしてご本人の監督で公開されました大停電の夜にという映画になります。
こちら2005年に公開されたわけですけれども、
源隆さんというのは元々テレビマンでいらっしゃいまして、数々のテレビドラマの演出や脚本を手掛けた、そんな方になります。
その後映画監督に転身されて有名なところで言うと東京タワーという恋愛映画を撮られていましたね。
その後撮られたのがこの大停電の夜にということで。
てっきりですのでこの大停電の夜にという映画。
私は恋愛映画なんだろうなというふうに思っていたわけですけれども、実はこの映画は群蔵劇なんですね。
03:00
この源隆さん自身が書いた小説を元にしているので、所々刃の浮くようなセリフが出てくるわけですけれども、
本当に刃が浮くんですけど、小説の中で出てくるセリフとすると読めるかなと思うんですけど、
そのままこの映画のセリフになっている部分がいくつかあると若干そういったことを感じるところもあるというのは最初にお断りしておきますけれども。
そんなこの大停電の夜にの概要を簡単に説明させていただきたいと思いますけれども、
この12月24日のクリスマスイブの夜、関東一帯が大停電になってしまいます。
そこで紡がれていく12人の登場人物の群蔵劇となっております。
登場人物はバーのマスター、豊川哲史さん演じます木戸。
そしてその向かい側で雑貨屋を営む店主の臓見、これは田畑智子さんがやっています。
この木戸が今日でこのバーを閉めようと思っている。
店を閉める前に渡したいものがあるんだと誰かに電話をかけるシーンが最初にあるわけですけれども、
ここから物語がスタート、動いていきます。
またその他ですね、星空を見つめる天体マニアの少年を本田かなたさんが、
そしてその少年の見つめる先にあるビルの屋上に思い詰めた表情で佇む少女を柏井優さんが、
クリスマスイブの夜をレストランで過ごす約束をした一組の夫婦を田口智郎さんと原田智也さんが、
交際相手をホテルの一室で待つ女を井川遥さん、
そしてそのホテルに勤める中国人のボーイ役を安倍智智さん、
刑務所から出所して昔の女にバタリ出会った男を木川浩二さん、
そしてその昔の女を寺島忍さん、
孫がやってくるのを待つ一組の老夫婦を宇辻健さんと淡島千影さんが演じる、
そんな超豪華なメンバーによる群像劇、
本田かなたさん、柏井優さんもまだ少年少女の面影が残る、
20年前の映画ですからね、そんな今とは違った二人の表情、
それから井川遥さんがまだ今のような素敵な大人の雰囲気をかもち出す前の、
06:05
まだ若くて、そしてまだ言葉悪いですけど、まだちょっと野暮ったようなね、
そういった頃の彼女、井川遥さんに出会える、私井川遥さんとても好きなんですけどね、
今のああいう大人なね、魅惑的な、そんな井川さんになる前の井川さんが見れると、
そんなことでまた面白いのかなと思いますけれども、
良くも悪くもこの映画、とても見やすい映画となっております。
源さんがこのテレビのね、ドラマに携わってきたというご経験があるためなのか、
とても豪華なテレビドラマ感というのが良くも悪くもするんですね、私は。
ですからとても見やすい。
で、ある意味なんていうか、よくある映画の小難しさというか見にくさ、
ちょっとなんていうか、小難しい感じ、ジャズも似たようなとこありますけどね、
映画が苦手な人ってそういうとこあるじゃないですか。
割とわかりやすい映画のほうが見やすかったりっていうのもあると思うんですけど、
この映画はどちらかというと見やすい、わかりやすいというかね、
あまり小難しいことをテーマがあって、それをなんか説教がましく言うっていうような映画というよりは、
そうやって深読みしていっても面白いですし、
ストーリーを追っていく、その映画の雰囲気を味わうっていうことにおいて、
すごくね、味わい深い、そんな映画となっております。
ですから、このクリスマスにですね、ちょっと映画を見てみようかなというような、
ライトな気持ちで見てみるにはとてもいい一本なのかなということを思います。
そして何よりもですね、この雰囲気がね、先ほども言いましたけど、
大人なジャズな雰囲気と言いますけど、大手伝が起こってますからね、
花々しいこの明かりがあるというよりは、基本暗いんですよね。
その暗い映像の中で美しく光る明かり、光、こういったものをね、
落ち着いた雰囲気の中で楽しむという意味でも、大人な一本と言えるんじゃないかなと思います。
このね、出演者の豪華さ、そして面白い入り組んだストーリー、
思いもよらない繋がりが生まれてくるのがこのね、群蔵劇という物語のとてもいいところだと、
私の好きなところでもあるんですけれども。
逆にね、この話を追っていくと、この先の展開っていうのが、
想像がつく人もいるのかなと思いますけれどもね。
素直にこのお話のストーリーに乗っかってね、見ていくっていうことをするとね、
この物語の全末、とても楽しんで見ることができるんじゃないかなというようなことを思います。
09:08
またですね、この映画何よりも私が推したいのは、この映像の美しさ。
これはね、素晴らしいですね。
何がいいかというと、先ほども言いましたけど、停電の中の物語ですから、
いつも何気なく感じる光というのがものすごく美しい。
皆さん停電の時に何つけますか?
懐中テントをつけます?
キャンプに行かれる方だとね、ランタンともしたりとかあるかもしれないですけど、
この映画ではね、キャンドルが、まあそれはそれは美しいキャンドルがたくさん並びます。
この豊川哲史さん演じる木戸の場、
で、迎えにいた雑貨屋の店主ののぞみちゃんっていうところで、
のぞみちゃんが売っているロウソクがあるんですよ。
で、その使い古したロウソクをもう一度溶かしてね、
型に入れて固めて寄せ集めて一本のロウソクを作る。
そういうね、マーブル模様のようなロウソクがあるんですけど、
そのロウソクをね、のぞみちゃんが自分の店、
それからこの豊川哲史演じる木戸のバーにも持ってきてね、
明かりを灯します。
さらにはその二人がいるその路地裏のね、道にもこのキャンドルが置かれるんですけど、
その映像がね、とても美しくて、
こういう路地に行きたいなって私本当に思ってですね、
バーを開いてこういうね、店をオープンできたら、
さぞいいだろうなぁなんてことを20年前に思ったこともありますけれども、
結局バーは開いていないんですけれどもね、
今は時々チャイの店を開くというようなことをやっておりますが、
話を戻しますけれども、このね、バーの雰囲気がとてもいいんですよ。
やっぱりこういうバーって、みんなが入りやすい雰囲気じゃダメなんですよ。
ある程度このお客さんを選ぶというか、
このお客さんに対する入りづらさというかね、
敷居の高さみたいなものがある程度ないと、
このバーの魅力みたいなものがね、散歩されないんじゃないかと私は思ってるんですよ。
そこにやっぱり入れる人っていうのは、それなりの人生経験を得た人だったりだとか、
何かしらの縁がある人がね、入ってくるものだと思っているので、
そういうところで出会う人ってね、やっぱり私の経験もそうですけど、
魅力的な人が多いですよね。
ということで、この木戸のバーには一体どんな人がやってくるのかというのもね、
12:01
一つの見どころではあります。
そんな美しい映像に合わせるように、素敵な音楽も流れますよ。
この音楽をやっているのが、菊池成吉さん。
こちら菊池さんはですね、ジャズのサックスプレーヤーであります。
ジャズのサックスプレーヤーにとどまらず、音楽プロデューサーだったりだとか、
さまざまな音楽活動をやったりね、
それから料理家としての一面もあるというようなマルチな才能を持たれた、
大変多彩な方であります。アーティストですね。
たくさんね、テレビやなんかにも出演しますし、インタビュー記事なんかも残ってます。
この人は本当に音楽に対してものすごく造形が深いですしね、
菊池さんなりの独自の観点でいろんなことを語るっていう意味では、
この人のインタビュー記事とか読んでいるとね、本当に面白いですよ。
音楽に限らずいろいろな文化だったりね、
またいつかこの方について取り上げても面白いのかなと思ってしまうような、
すごく深掘りがいのある音楽家の方ですけれども、
この方がね、映画音楽担当されております。
ちなみに他にどんな作品やってるかっていうと、
結構ねアニメ作品の音楽をやられているっていうことが多くて、
例えばルパン・ザ・サード、ミネ・フジコという女、
ルパンシリーズの一作品ですね。
それから機動戦士ガンダム、サンダーボルト。
これね、ガンダム史上最も鬱な作品とも言われるぐらいの作品。
ちょっとまだまだ私見れてなくて、ぜひ見たいなと。
とある映画紹介、ポッドキャストでも紹介してて見たいなと思ってたんで、
この年末ちょっと見てみようかなと思うんですけど。
それからNHKでもやってました、キシベロハンは動かない。
これね、女女シリーズのスピンオフ、キシベロハンシリーズを映像化した、
高橋一生さんと豊島マリエさんでしたかね、ご結婚されましたけど、
この2人がご出演されて、ご結婚のきっかけになった作品ですけど、
この映画版、キシベロハン、ルーブルへ行く、
こちらの映画音楽のほうも担当されております。
この音楽なんですけれども、
とてもその場面場面に、もちろんぴったり合う、
場面場面に合うような、そういう音楽を作ってらっしゃるんですけれども、
なんていうかな、この停電している世界というかね、町の中、
15:02
とても静かなわけですよ。
その静かな空気感というか、大人な空気感、
こういったものの中で、登場人物たちの心の波紋というか揺れというかね、
こういったものが、とても感じられやすいようなバックミュージックを添えてくださっているな、
というのがね、私の感想。
とても印象的な部分がある場面が1個あって、
とある場面でね、雨車をね、ある登場人物が、
盗んで走らせちゃう場面があるんですよ。
物語を見ていくとあるんですけど、むちゃくちゃなことをしているじいさんが、
じいさんって言っちゃいましたけどね、じいさんがやるんですよ。
そのじいさんがね、いろいろな胸の葛藤があってそういうことをしちゃうんですけど、
そのね、気持ちを表すかのように、
その雨車を盗んで走り去るシーンにね、
このフリージャズっぽい音楽がね、パンと後ろに流れるんですけどね、
まあそれはとても心情、場面を表す演出だなということでね、
私は感じたわけですけれども。
そんなことでね、いろいろな場面場面ごとにとても大人な雰囲気をね、
かもち出すようなジャズを主体とした音楽を添えてくださっている菊池さん。
そして音楽といえば、今日メインはここなんですよ。
やっとここからメインなんですけど、
この大帝伝の夜にという作品を、
源さんが作るきっかけになった音楽があります。
それがビル・エヴァンスのフーリッシュ・マイ・ハートという曲。
このフーリッシュ・マイ・ハートはね、
私も紹介しましたワルツ・フォー・デビーというアルバムの中に収録されておりまして、
この映画の中でもね、そのワルツ・フォー・デビーのレコードが登場します。
私がこの当時見たとき、なんでこの映画がね、印象に残っているかというと、
まさにこのワルツ・フォー・デビーのフリッシュ・オブ・マイ・ハート、
この曲がね、耳から離れなかったんですよ。
この曲が、まずね、映画の冒頭から流れるっていうね。
ですから私はじめ、ビル・エヴァンスも知りませんでしたからね、20年前。
てっきりこの映画の主題歌というか、
メインテーマとして作曲された曲なんだと勘違いしてまして、
なんと素敵な曲なんだろうということで、
まず何をやったかというと、大帝伝の夜にサントラを探したんですよ。
映画館に置いてあったんです。
で、私が見に行ったときには、なんと売れ切れちゃっててなかったんですよ。
で、当時ね、サブスクなんてありませんからね、
映画の音楽聴こうと思ったらサントラを探すしかないんですよ。
18:02
で、いろいろね、HMVとか探すんですけどなくって、
じゃあ菊池さんのね、アルバムを買えば載ってるんじゃないか、
ということで買ったのがね、菊池さんとUUWAさんのね、
コラボしたアルバムを1枚買ったんですけど、
残念ながらね、このフリッシュマイハートは入ってなかったんですね。
当たり前ですよね。これだから菊池さんの曲じゃないんですよ。
ビル・エヴァンスの曲だからね。
ビル・エヴァンスのフリッシュマイハートって、
劇中に出てきたあの、ワルツ・フォーデイビーのね、
あの女性の横顔のシルエットのついた、
あのアルバムを買わなきゃいけないんですけど、
気づかなかったんですね。
物語に誤答していてですね、
記憶の片隅にはあるんですけどね、気づかず。
結局出会ったのはかなり後の話でしたね。
あ、これかって言ってね、
その時の感動は今でも覚えてますけど、
いい曲ですね、フリッシュマイハートね。
日本語に直訳すると、
愚かな私の心なんですけどね。
でまぁ、この物語にちょっと戻りますけれども、
このね、フリッシュマイハートを、
豊内さんがね、ベースで弾く場面があります。
自分で多分弾いてますよ。
だってそんなに上手じゃないですもん。
上手じゃないんですよ、正直。
だけど、豊内さんおそらくそんなね、経験もない中で、
ウッドベースでね、弾くんですけど、
まぁでもすごい頑張ったんだろうなーって聞いてましたけど、
ね。
まぁまぁ、そんな感じの場面もあります。
とにかくこのね、フリッシュマイハートっていうのは、
この映画の中でとてもキーになってきますしね、
物語の世界観を表すにいる上でも、
とても重要な1曲です。
この曲ですね、ビル・エバンスの曲かと思いきや、
原曲は実は違ってですね、
1949年に同盟のフリッシュマイハートという、
映画のために書かれた、
ビクター・ヤング作曲の1曲なんですね。
この時にはね、歌もついてたので、歌詞もついてたんですね。
いわゆるジャズのスタンダードナンバーです。
他にもですね、トニー・ベネットだとか、カーメン・マクレー、
それからオスカー・ピーターソンなんか、
いろんなね、アーティストにカバーされている名曲となるんですけど。
で、この歌詞をちょっと見ていくと、
先ほどね、私の愚かな心、なんていう風な直訳も紹介しましたけれども、
まぁ、ある時ね、恋に落ちてしまいそうな、
その人物の心情をね、心模様を表した歌詞になっておりまして、
21:03
まぁね、以前恋愛でとても失敗をしてしまった経験があるその人がね、
その恋に落ちそうな自分について、
その恋に落ちそうなね、恋をしてしまいそうな自分に対して、
気をつけなさい。
Foolish of my heart。
だから、愚かな私の心というよりは、
あなたバカなんだからと。
あなたはいつもね、そうやって恋をするんだけれども、
いつも痛い目を見るじゃないの。
いい加減気づかなきゃダメよっていう、
自分への忌ましめ、注意、そういった意味も込めて、
Foolish of my heart という風に言っている。
あなたバカなんだからと自分に対して言っている。
そんなね、意味合いのこもった言葉。
Foolish of my heart なんですね。
こうしたね、自分自身の過去を悔いたり、
自分自身と向き合っているという意味で、
この作品にとてもマッチしたね、一曲。
それは当然ですね。
この曲を聴いてこの物語を作っているんですけどね。
そういった意味でね、とても味わい深い一曲となっております。
少しね、この映画のネタバレ、
ちょっとかかるかなみたいな話なんですけど、
ネットのレビューとか見るとね、
この映画賛否両論あっていいんですけれども、
よくかかわれるのが、さっき言ったテリフがくさいとかね、
そういう言葉があるのと、もう一つ、
このね、群像劇の中で、
この登場人物同士がいろいろな形で関わり合うんです。
つながり合っていくんですが、
本田カナダさんとカシユウさんの二人だけはね、
ちょっと違う時間軸というか、
違う世界線というかね、
違う物語の筋でお話が進むんですよ。
だからこの二人も関わればよかったのにっていう、
そんなコメントを見るんですけど、
これね、十人の登場人物は、
過去と今に対して向き合いながら未来へ進むんですけど、
この若い二人はね、今を向き合ってるんですよ。
今、この時点で自分と向き合って、
そして未来へ進むんです。
そういった意味で、この十人、
そしてこの若い二人があえて交わらないっていうのはね、
私個人としてはとても納得のいく演出ストーリーだったなって、
個人的には思っていますね。
見終わった時は関わればいいと思いましたけど、
後々、私この映画何回か見てますけど、
後になって味わっていくと、
いや、これは別でよかったんだなって今で思いますね。
ぜひ皆さんも一度見ていただきたい。
この見終わった後、とてもすっきりとした心持ちになれる。
24:04
綺麗なものを見たなというようなね、
そういう気持ちが残るね、とても素敵な映画だと思います。
クリスマスっていうのはね、
何かを待つということがとても楽しみな日だと思いますね。
例えば、子供がサンタクロースを待つ。
サンタのプレゼントを待つ。
それから恋人と再会するその瞬間を待ちわびる。
また、その日に約束していた友人や家族と会うことを待つ。
プレゼントやケーキを待つ。
いろいろなものをね、幸せに対してこの待つということ。
ワクワク、美しさ、こういったもののね、
素敵さをこの映画からぜひ感じてほしいなと、
そんなことを思っております。
では最後にね、この映画のトレーラーの最後に流れるセリフ、
最後に流れるナレーションで締めたいと思います。
あなたが一緒にいたいのは本当にその人ですか?
ということでね、今日はビル・エヴァンスのフリッシュ・マイ・ハート、
こちらをね、プレイリストの方に入れていきたいと思います。
今シーズン、シーズンじゃないですね、
この2024年に紹介する曲、すべて出揃いましたので、
ジャズの入り口対象のエントリー曲が出揃いました。
こちら、ビル・エヴァンスのフリッシュ・マイ・ハートまで、
この中から皆さんがね、いいと思った曲を選んでいただいて、
今年の一番を決めようという、このジャズの入り口対象、
31日、今年が終わるまでの受付となっております。
この概要欄の一番上のところにリンク貼っておきますよ。
で、皆さんが投票しやすいようにね、選択肢にしておりますので、
記述する必要はありません。
好きな、この気に入った曲を一つ選んでいただくだけで投票できますのでね。
できればね、その理由なんかも書いていただけると嬉しいかなと思っております。
クリスマスプレゼント、応募していただいた人の中から、
希望される方にはね、ちょっとしたジャズの入り口から、
クリスマスプレゼントも用意しております。
オリジナルのステッカー、作ってみました。
見ましたというか、作ります。
まずは、カバーアートのジャズの入り口のステッカー、
そして、今年夏頃やりましたナッパジャズ2024、
あのね、サムネ、あれも気に入ってますので、あれもシールにしちゃいます。
そして、2024年のランチボックス、プレイリストのステッカー、
こちら、私の友人出口しおちゃんがイラストを書いていただいた、
27:04
このランチボックスのイラストもステッカーとしてプレゼントしたいと思いますのでね、
ぜひご応募してください。
10名限定となっております。
そして、ご希望される方には、私が時々作っておりますチャイ、
ナッパチャイですけどね、
こちらの茶葉とスパイスのセットをレシピをつけて、
こちらも10名様にプレゼントということになっております。
なんと、今なら抽選なしでもらえます。
つまり、今収録している時点で応募はゼロとなっておりますのでね、
皆さん、どしどし応募してください。
企画を立ち上げたものの、何も起こらなかったようにね、
さらっと終わっていくのも寂しいです。
ぜひぜひ、皆さんが気に入った曲、
皆さんがジャズの入り口にぴったりだなと思う曲、
投票の方をしていただければと思います。
Googleフォームのリンクを貼っておりますので、
ぜひそちらから入っていただいて、
選択肢になっておりますのでね、
入力する必要はありません。
ポチポチっと選んでください。
ぜひぜひお待ちしております。
それから、大事なお知らせ。
先日ね、臨時、緊急に配信しましたけれども、
明日15日、ゲストに出ていただきました
ムーンドロプスのお二人がインスタライブを行いますのでね、
こちらも私行きますけれども、
皆さんもぜひ聞きに来てください。
とってもね、素敵な歌声、素敵なギターのユニットですけれどもね、
MCも面白い。
きっとね、まだ収録してないですけれども、
お二人のトークは、こちらのね、
前回の配信の中で皆さんも味わっていただいていると思いますけれどもね、
とっても愉快な二人が、
とってもね、しっとりとした大人の歌を聴かせてくれますのでね、
ぜひぜひ一緒にね、騒いでいきたいと思いますよ。
そしてもう一件ね、リスナーイタコさんからご案内していただいておりました、
息子さんが今度初ライブをやりますということで、
お近くの方ぜひ行ってくださいね、というご案内もありましたね。
アンドワンクインテッドさん、
2025年1月19日、神奈川県の小田原ライブラウンジスパッツにおいて、
19時からチャージ1000円ということでね、
初めて1年半でこのライブをするということで、
ブルージャイアントに憧れたリアル宮本大とも言えるんじゃないでしょうか。
ぜひぜひ私も行きたいところですけれども、
すいませんちょっと遠方のためなかなか難しいのかなと思っておりますけれどもね、
アンドワンさん、ぜひ私いつか行きますのでね、
それまでにその腕を磨いて待っていてください。
ぜひお近くの方、今初めてのこのライブに立ち会える瞬間というのはね、
一生で1回しかないですからね、こんなチャンスを逃すことはないですよ。
30:03
小田原近郊の方、お時間の空いている方、
1月19日19時からね、小田原ライブラウンジスパッツにおいて、
このアンドワンクインテッドさんのライブ、ぜひぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
ということでお送りしてきましたJAZの入り口案内所ですけれども、
こちらの参加したアドベントカレンダーですね。
明日はですね、ポッドキャスト探査機からの通信中という番組、
美子店長さんがクリスマスのあれこれについて、
いろいろお話をしてくださるということですのでね、
こちらもまた楽しみにしていただければと思いますけれども。
JAZの入り口案内所への感想やお便り、
こちらはね、各種SNSのDM、またはね、
XでハッシュタグJAZの入り口をつけてつぶやいていただければ、
大切に読ませていただいております。
またSpotifyからのメッセージフォーム、それから概要欄のメッセージフォーム、
こちらからもね、募集しておりますけれども、
JAZの入り口対象に投票してコメントいただければ一番嬉しいかなと思います。
また番組聞いていただいて、気に入っていただいた方、
ぜひぜひフォロー、それから評価、Spotifyの評価もよろしくお願いします。
またプレイリスト、こちらで今日紹介しました曲をはじめ、
プレイリストの方を作っております。
今年はJAZの入り口ランチボックスというプレイリストの中にまとめてあります。
ぜひそちらのプレイリスト、概要欄から飛べますのでね、
飛んでいただいて、そしてJAZの入り口対象への投票ということでね、
やっていただければと思いますよ。
はい、ということで当案内所ではJAZを聴くとき、
周りの人の迷惑にならない程度に、できるだけ大音量で聴くことをお勧めしております。
ここまでお付き合いありがとうございました。
それでは良きクリスマスをお過ごしください。
ここまでのお相手はフランク・ナッパでした。
メリークリスマス!
32:52

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