新年のサウンド
箱根駅で ゴールした後で
テレビの中だけ まだ騒いでる
こたつの上には 空のポチ袋
しぼんだみかんが 一つ二つ
戻し上げるだけ上げて
こっちの財布は 風が吹くばかり
今年こそはって どこかで言ってた
帰りのスイッチ 見つからないまま
食べて眠って 夢みたいだけど
三日も続けば もう飽きてくる
おせちはもういい カレーでも作ろう
なんてつぶやく
カーテンの隙間に 空はよく晴れて
日差しだけ やけに明るい
流しのシンクに お皿が残って
新しい年は まだ始まらない
明日から仕事なんてね
ため息混じりで リモコン置く
やる気なんてどこにもないけど
電車は明日 いつも通りに動き出す
明日から仕事なんてね
カレーの匂いは少し優しい
とりあえず空は綺麗に晴れてて
それがなんだか 胸に刺さる
お年玉でね 目を光らせてた
子供の頃の 自分を思う
今は取られる方の 並びにいて
大人になったねって 自分に言う
こたつの足元 なぜか
心の先だけ 冷たい気がして
もう一度 願い事 言えたなら
少しだけ 休みたいです
明日から仕事なんてね
何度も心でリピートしてる
やる気なんて見当たらないけど
目覚ましだけは ちゃんとセットして
おやすみ
明日から仕事なんてね
カレンダーだけが やる気満々
とりあえず空はやけに青くて
小さな声で
まぁ 行くしかないか