10月16日に集英社新書から発売の『余白と贈与で子は育つ』をAIが最速レビューしました。
いつもより長いロングバージョンレビューでお届けします。
書籍情報はこちらから↓
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721431-4
以下、著者によるコメント
子どもたちがあるがままに世界を感じ、遊び、恐れおののき、それぞれにとっての学びを得ていく機会や環境がいま、どんどん奪われています。
私が思うに、子どもたちから大切なものを奪っている元凶は、社会の「呪い」です。
能力を詰め込む器のように子どもをとらえる子ども観。OECD(経済協力開発機構)的〝できるひと〟像からリバースエンジニアリング(逆設計)された教育観。公平な競争という幻想を前提にした社会観─。あまりに当たり前のものとして受け入れられているので、多くのひとは、呪いにかかっていることを自覚すらできません。
この呪いを子どもたちから少しでも遠ざけておこうとする大人たちがつくる社会を、子どもが子どもでいられる地域社会と呼ぶこととします。そういう社会の実現が本書の目的です。
そのヒントを求めて、私は、ボーイスカウト、冒険遊び場(プレーパーク)、てらこや、アフタースクール、トーキョーコーヒーという5つの活動現場を訪ね歩きました。そこで浮かび上がってきたキーワードが「余白と贈与」でした。
しかし「問題を生じさせた考え方(マインドセット)を手放さない限り、我々はその問題を解決できない」。物理学者アルバート・アインシュタインの言葉として有名です。
そこで私自身、大胆な思考実験をくり返すうちに、最後は、我ながら突拍子もない結論にたどりついてしまいました。地域社会どころか全世界の前提をひっくりかえす極論です。それも本の終盤で開陳します。
荒唐無稽と笑われるのか、あながち的外れでもなさそうだと思ってもらえるのか……。みなさんがどう思われるか、ドキドキです。
ちなみに、この本で累計発行部数が100万部を超えました。100冊・100万部を達成するまでは書き続ける——。十数年前に自分に誓いました。その目標の1つは達成です。今回の本が96冊目。残り4冊は書きます。3冊はすでに企画が決まっています。100冊書いたら、いったん筆を擱こうと思っています。つまり、単著で書き下ろしの取材モノは、おそらく今回で最後です。その意味で、今回の本は最後にふさわしいファイナルアンサーだと自分では思っています。
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