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おはようございます。この放送はサクッと3分で聴ける学びと、周りからあまり共感されない私の考えを共有するチャンネルです。
ということで今日は、三倍の努力、木村の前に木村なし、木村の後に木村なしと歌われた木村正彦さんの
我が柔道という本を読んだ感想を話したいと思います。
現在ではあまり重視されていないと感じる精神論について書かれている本で、自ら自分を追い込んでいく気持ちの持ち方や木村さんの考え方が書かれている本です。
柔道の世界で強い人の中でも常にトップでいるためには、と考え、トップを目指す人たちは勝つために2倍は練習するだろうと木村さんは考えていて、
2倍練習する人たちに勝つためには3倍練習しなきゃダメだと自ら追い込み、常に勝ち続けてきた木村さんの柔道に対する思いは、柔道以外の自分が求めているものに置き換えてみると、とても考えさせられる、気づかされることが多い内容でした。
木村さんのすごいところは、ただ柔道をがむしゃらに頑張っているだけではなく、常に疑問を持って取り組んでいるところだと思います。
木村さんはこんな疑問を抱えていました。
なぜ柔道の技を原点に立ち返って研究し直す者がいないのか。
昔からある柔道の技の長所も欠点も皆、とにかく正しい技として師範から弟子へと受け継がれていくばかりで、教えられたことを鵜呑みにしてそのまま信じ込み、またそっくり弟子に伝授するのではあまりにも能がないと。
これでは自分自身惨めで、柔道の発展にも支障を来すと考え、常に創意工夫をして技を研究していくことを大切だとおっしゃっています。
本の内容を私なりにまとめると、木村さんの柔道に対する考え方は、
みんな血の滲むような努力をしている中で、頭一つ抜き出るには人と同じ努力をしているだけではダメだ。量は人の3倍やる。考えることも大切というお話だったと思います。
このような考え方を柔道を通して生きるか死ぬか厳しい時代の中で生まれた考え方で、今はそんなに頑張らなくても生きていけるよと考える人も多いのかもしれませんが、
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もちろんみんな木村さんのようになってしまったらと考えたら、世紀末のような北斗の剣のような世界になってしまうかもしれないんですけど、
頑張りたいと思う人には刺さる内容であると思います。私には特にすごく刺さりました。
難しい内容だけではなくて、昔はこんなこともやってたんだというエピソードや、力道山との話や、グレイシー柔術に勝った話などは、本当にワクワクしながら読めて面白かったので、格闘技好きの人にもおすすめの本だと思います。
ということで今日はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで聞いてくれてありがとうございました。
これから植え替えやロボット掃除機の掃除やります。
ということで終わります。ありがとうございました。