離婚理由と話すタイミング
今日は、結婚経験のある方で、離婚理由や育ったご家庭の環境が複雑で、ご両親との仲が悪かったり、相手にとってはマイナスに捉えられがちな理由をお相手にいつ話せば良いかという、
そのタイミングについてお話ししていこうかなと思います。
このチャンネルは、小さい頃からぽっちゃりで自分に自信がなかった私が、37歳で3ヶ月のスピード婚を果たした経験をもとに、あらほー婚活女性の背中をそっと押すチャンネルとなっております。
今日は、先ほど申し上げた離婚理由や家庭環境、そういった背景の話は、いつ話すべきかということなんですけれども、
これはズバリ、お相手が関係を深めたいと思ってもらった後に伝えるのが鉄則です。
これはどうしてかというと、心理学的に言うと、信頼の順番というのが関係していて、
人はですね、信頼している人の話しか正しく理解できないというのがあるんですけれども、
同じ内容でも、誰から聞くかによって印象が180度変わることってないでしょうか。
例えば、信頼している人から家庭が複雑でって言われたら、それでも頑張ってきたんだなというふうに思いますし、
まだ距離のある人から同じことを言われたら、ちょっと面倒そうだなって思ったりしませんか。
こんなふうにですね、理解するよりも先に、信頼した人でないと受け入れてもらえるものも受け入れてもらえなくなっちゃうんですね。
なので、まず先に信頼してもらうことっていうのが必要になってくるんですね。
このネガティブな情報っていうのは、最初の印象を塗りつぶす力がものすごく強くて、
人間はですね、ポジティブな情報よりもネガティブな情報を強く記憶する傾向があるって言われてるんですけれども、
特に初対面だとすると、その人の情報があんまりない状態で出会うわけですよね。
その中で一つマイナスな情報があると、その人全体の印象に上書きされてしまうっていう恐ろしいことになりかねないんですね。
だからこそ、離婚理由とかご家庭の事情っていうような重い情報は最初に話してしまうとですね、
相手の中でこの人は複雑そうだなっていう印象で固定されてしまうっていうことなんですね。
一方で、その関係をある程度気づいた後にお話しすると、
相手の中ではこの人ともっと関わっていきたいなとか、話していって誠実そうだな、信頼できるかなっていう前提が生まれてきているわけなんですよね。
そうすると、同じ話でも過去の経験を乗り越えた強い人なんだとか、人の痛みを理解できる人なんだっていうポジティブな意味で受け取られやすくなるんですね。
なので、話す順番次第で弱点と思われていたものが深みに変わるんですね。
相手がまだこの人と将来を考えたいと思っていない段階では、その家庭背景とかですね、離婚理由を聞いても判断基準がですね、リスクがあるかどうかっていうふうになりやすいんですね。
でもその関係が深まった後なら、この人とどう気づいていけるかなっていうプラスの未来に変わることがあるんです。
ネガティブ情報の伝え方
ですから、伝えるタイミングっていうのは、興味を持たれてから、そして信頼が育った段階で、これがですね、最も受け入れやすいんですよね。
昔、私、お付き合いした男性がいるんですけれども、婚活アプリで出会って、すごいいいなと思ってデートを2、3回重ねてお付き合いしたんですね。
その後に、付き合って5日ぐらいかな、5日経った時ぐらいに電話がかかってきて、ちょっと話があるって言われたんですけれども、
その当時は私すごい自分に自信がなかったので、これはやっぱりお付き合いやめようって言われるのかなって思ったらですね、実は結婚経験がありますみたいな話だったんですよ。
その理由も、お付き合いしてる男性にまた消費があるような感じだったんですけれども、
私はある程度2、3回デートをして、それでも好きになっていたので、それを乗り越えていこうと思えたんですね。
本当だったら私そんな、今初めて出会った段階とか、お会いする前にその情報を聞いてたら多分もう会わずにシャットダウンしてたと思うんですけれども、
ある程度2、3回デートして好きになった後だったので、これをどうやって乗り越えようっていうふうに気持ちが変わったわけなんですね。
なので、先ほども言ったように、そういうネガティブな情報をお伝えするのは、興味を持たれてから信頼が育った段階っていうのが一番いいかなというふうに思います。
言われたこっちはですね、やっぱりなんで最初に言ってくれないんだって思いもしたんですけれども、
でもですね、やっぱりその時は彼を好きになってしまった後だったので、もう受け入れるか、本当に自分の中では給与できないから無理って思うか、結局選択肢が2つあるわけなので、
それを選ぶかどうかは自分次第、お相手次第っていうふうになってくるので、
まずは自分を知ってもらって、自分という人間を信頼してもらうこと、信頼関係を築いていくこと、まずこれに専念してほしいなというふうに思います。
なのでまとめますと、先に安心を作ってから真実を伝える、これはですね、ごまかすためではなくて、
理解してもらう順番を丁寧に選ぶ、そういうふうに考えるとですね、
そういうネガティブな情報を持っていらっしゃる方も罪悪感を感じにくくなるのかなというふうに思いますので、
ある程度思いやりのある伝え方なんだなというふうに思っていただいて、
自分を責めるのをやめていただきたいなというふうに思います。
参考になれば嬉しいです。
それでは今日はこの辺で失礼します。