1年の振り返りの重要性
こんにちは、えりむすです。この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
さて、12月に入りました。いよいよ今年の締めくくりに入っていくわけですが、皆さん、2024年はどんな年でしたでしょうか。
まだあと1ヶ月あるんですけど、このタイミング、年末にかかってくるこのタイミングでぜひやっていただきたいのが、今回ご紹介する1年の振り返りですね。
毎年1年の振り返りって皆さんされますか。毎年やってるよという方も、あまり意識してやってこなかったなという方も参考にしていただけると嬉しいです。
まず、1年の振り返りは絶対やった方がいいと個人的には思っています。タイトルにもあるように、1年を振り返るという中で、自己理解を深める良い機会になるんですね。
具体的にどのように振り返っていくかなんですけれども、まず一番大事なのは、自分を必ずねぎらいながら、1年間を肯定的な視点で振り返るようにしてください。
これ理由はですね、1年間を振り返るっていうのが、振り返って反省して、こんなところがダメだったなぁ、精進していこうっていうような批判的な立場ではなくて、
自分を肯定するような形で、自分の1年間を振り返って、自己効力感を得るっていうのが、1年を振り返る目的としては重要なんじゃないかなという風に私は考えています。
流れとしては、まず1ヶ月ずつどんな出来事があったか振り返っていってください。1月どんなことあったかな、2月どんなことあったかなってですね。
ザザザーッと1年間どんな出来事があったか振り返りができたら、今度はいくつかの側面で、この1年を振り返っていくのが大事かなという風に思っています。
まず健康面はどうでしたでしょうか。1年の中で振り返って、調子が良かった時と悪かった時見てみて、その時にどんな環境だったから良かったのかなとか、どういうことがきっかけであんまり良くなかったのかなとか、振り返っていったりとか、あと点数をつけるっていうのもいいと思います。
そして仕事、キャリアはどうだったかなとかですね。あとは経済的な面、資産とか貯蓄の変動とかどうだったかなとか、あと人間関係、家族とかパートナーとか友人関係とかもそうですけど、
特にこの1年であまり関わらなくなった人とか、逆にこの1年の中で新しく出会った方とかですね。新しく出会った方については、その人がどんなことを自分にもたらしてくれてるかとかですね、そういうのもいいと思います。
あと環境ですね。環境っていうのは自分が日頃身を置いている場所のことですけど、家とか仕事の他にもインターネット上のコミュニティとかでもいいですし、自分がどんな環境に身を置いてたかなとかですね、そこでの自分の居心地の良さとかあり方について振り返るとかですね。
あとは、これもちょっと被るかもしれないですけど、趣味とか自分にとっての癒し、ストレス解消になったものとかですね、そういったものはどんなことかなとかですね。
そして総括も大事ですね。1年間振り返って特に印象に残った出来事とか、これは自分を褒めてあげたいなーっていうこととかですね。
あとは、自分にとってこれは残念だったなーとか、もっとこうしたらよかったなーって思うこともあると思うんですね。
ただ、そういうことに対しての振り返り方として、そうやって自分が何かそれができなくて残念だったなーとかって思うことって、そこには自分が大切にしたいものっていうのが絶対隠れてると思うんですね。
自己効力感の向上
だから、それを残念に思う自分の気持ちは、自分がどんな価値観を大切にしているからなんだろうかっていう視点で考えるといいかなっていうふうに思います。
それと、やりたかったけどできなかったことがあったとしたら、そこにできなかった理由として何かしら自分の傾向が見えてくるかもしれないですし、そういう傾向が把握できると次、目標立てするときの参考にもなりますので、そういったものを探してみるっていうのもいいと思います。
振り返る中で全体を通じて意識していただきたいのは、自分にとってのリソースを拾っていくっていうことですね。
リソースっていうのは資源のことですけれども、ここでいうリソースっていうのは、自分の中にある能力とか成功体験だったりとか、自分自身の性格とか大切にしている価値観とか、新しく得た情報とか学びとかですね、
あとは周囲にあるもの、自分の支えになってくれる人間関係とか、心地の良い居場所であったりとかコミュニティとかですね、そういった自分の周りの人たちもそうですし、自分らしく幸せに生きていくために活用できるありとあらゆるものをリソースと呼びます。
このリソースを1年を振り返る中で、自分のリソースってどんなのがあるのかなっていうのを拾っていくっていう意識をしながら振り返ると、自己効力感の向上につながるんじゃないかなというふうに思っています。
自己効力感っていうのは、自分自身に対して自分ならできるとか、きっとうまくいくって思えることですね。自分の可能性をしっかりと認知できていることなんですけれども、この自己効力感が得られるメリットとしてはですね、
自己効力感が高いほど、実際に自分が課している課題を達成できる確率が高くなるっていうふうに言われてるんですね。つまり自分自身のモチベーションとかですね、意欲につながっていくっていうことがわかっています。
自己効力感が高い方が、自分自身が達成に向けた努力を継続しやすいっていうことがわかってるんですね。面白いですよね。あとはストレス体制にもですね、影響があるっていうふうに言われていて、自己効力感が高いほど不安とか恐怖とか恐れが減少するっていうふうに言われてるんですが、
実際に心拍数とか血圧とかも、自己効力感が高い人の方が安定しやすいっていうふうに言われているんですね。というわけで、自分をねぎらいながら、自分ができたことを探しながら、自分自身のリソースに着目しながら、この1年間を振り返ってみてはいかがでしょうか。
今回は1年を振り返ることは自己理解を深める絶好のチャンスということでお送りいたしました。自分は何もなせてないっていうふうにもし思う方がいらっしゃったとしたら、今この放送を聞いているということは、どんな出来事があったとしても、今日この日を迎えているということなんですよね。
そこにはきっと自分なりの生き抜く力があって、それを用いて今日ここにいるんだと思います。なので、絶対ありますので探していきましょう。
自分自身で探すのちょっと難しいなとか、どんなふうに整理していったらいいかちょっとわからないなとかっていう方がいらっしゃいましたら、お手伝いすることもできますので、プロフィール欄のオンラインカウンセリングを申し込んでいただけたらなというふうに思います。
リソースだったりとか、どんなことが自分の強みなのかとかですね、一緒にたくさん値切らいながら探していくこともできますので、必要あればご活用ください。それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムスでした。