応用行動分析学の基本概念
こんにちは、えりむすです。
この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
この放送は、えりむすの人の数だけ学びがあるのコーナーで、
あきねさんをお招きした回のアフタートークになりますので、
本編に合わせてお楽しみいただければと思います。
さてさて、あきねさんありがとうございました。
今回コラボライブにお招きしたあきねさんなんですが、
応用行動分析学という学問を育児に取り入れて実践されているエピソードを
スタイフを通じて発信されているという、何ともかっこいいお母さんなんですよね。
まず最初に応用行動分析学って何なの?というところを少しだけお話ししておきたいんですが、
とっても簡単に言うと、人の行動をよくよく観察して、
その行動をよくする方法を考える学問というふうに言えるかなというふうに思います。
普段の生活で何かを続けたいとか、これはやめたいなとかって思った時に
役立つんじゃないかなというふうに思っています。
コラボライブの中で何度かABAという言葉が出てきたかと思うんですが、
これは応用行動分析学の略称ですね。
Applied Behavior Analysisと言います。
ABAですね。
このABAなんですが、行動がどうして起こるのかというのを考える時に、
3つの流れを意識するんですね。
行動というのは先行事象があって、何かきっかけがあるんですよ、条件が。
先行事象があって行動が生まれて、その行動によって結果が生まれると。
そういうふうに分解して考えていくんですね。
分解して考えることによって、どういうふうにやったら望ましい行動を増やしたりとか、
逆にやめたいものをやめたりできるのかというのを考えていくんですけれども、
例えば私の例で言うと、私は夜寝る前のスマホだらだらいじりをずっとやめたいなと思っている時期があってですね。
例えば私のスマホだらだらいじりが行動としたら、
結果としては、スマホを触って充足感を得たりとか、面白いコンテンツに出会えたりとか、
そういう結果が得られるからスマホだらだらをやっているんですけれども、
結局その次の日の仕事だったりとか、体調だったりに影響するという結果もあるんですよね。
この先行条件のきっかけとしては、枕元にスマホを置いているから、
スマホにすぐ手が伸びるから、結局だらだらスマホを見てしまうというのがあったんですよね。
なので私は、夜寝る時は、
就寝前には別の部屋で携帯を充電するようにしておりまして、
そのきっかけとなる条件をなくしたというか、変更したんですよね。
なので結果的に手元にスマホがないので、スマホをだらだら見続けるという行動が減って、
結果として次の日はよく眠れてすっきり嬉しいみたいな、
嬉しいというのが行動を増やす、強化されるものになっていくんですけれども、
そんなふうにして、自分の行動とか、自分だけじゃなくてもいいんですけど、
この人の行動が何で起きているのかとか、どうやったら変わっていくのかっていうのを考えていくようなのが応用行動分析学です。
実生活における応用
詳しくは秋根さんのチャンネルの放送を聞いていただけると、
より応用行動分析学について理解しやすいかなというふうに思います。
そんな応用行動分析学を日常に取り入れられている秋根さんですけれども、
コラボライブの中で秋根さんの人生を振り返っていく中で、
秋根さんは大人になるまでずっと仕事以外の時間、つまりプライベートな時間の中で、
人が喋る言葉に建前と本音があるなんて思ってもみなくて、
それを知った時の衝撃があったということを、それが人生の中でとても大きな出来事だったんですというふうに話されていたんですね。
その中でライブに来てくださってたリスナーさんが、
その出来事は応用分析学につながっていくんですかっていうふうに質問されていて、
秋根さんがそう思いますっていうふうにおっしゃっていたんですが、
なるほどなっていうふうに思いましたね。
本音だか建前だか分からない人の考えを考察するよりも、
先行事象によって行動が生じているっていうふうに考えれば、
確かにそこの人の思考について云々考える必要はないし、
とてもフィットする考え方だったんだろうなっていうふうに思って、
出会うべくして応用行動分析学に出会ったんだな秋根さんはというふうに思いました。
そんなお話を聞かせていただきながら、
子育てだけじゃなくてですね、
例えばこう仕事のマネジメントとかで、
なんか分からんけど関係性が良くないとか、
なんか士気が低いなぁみたいな、
そんな人がいるなぁとかってなった時に、
なんか相手が何を考えてるんやろうっていうところで苦しむんじゃなくて、
望ましい行動が増えるにはどうしたらいいんやろうっていうふうに考えたりとか、
学生生活もそうですしスポーツとかでも、
やっぱりいろんな場面で具体的に何をすべきかっていう行動策が立てれるのがすごい素敵だなと思いました。
やっぱりこう人の考えって見えないものだし、
相手と話して本音を話してくれる場合もあるけど、
でもやっぱりそうじゃない場合もあったりして、
そういう時に何となくこうなんじゃないかなっていう仮説の中で動くよりも、
実際に起きている行動っていうところをよくよく観察して、
じゃあこれをこうやっていこうっていうのがとっても綺麗に設定できていくっていうのは、
ABAの魅力だなというふうに改めて感じましたね。
アキネさんがABAを好きだからこそ、
ABAの良さっていうのがより伝わってきて、
とてもやっぱり面白い学問だなというふうに感じました。
コラボライブの中でも何度かお話ししたんですが、
私アキネさんの声が本当に好きで、とっても素敵な声なんですよね。
最近さらにそれに鹿児島弁が追加されて、
より一層癒しの放送会が展開されておりますので、
そちらにも注目していただきたいですし、
やっぱり子育ての中で役立つヒントっていうのは、
アキネさんの放送の中にたくさん散りばめられているなというふうに思いますので、
ぜひ聞いてみていただけたらと思います。
アキネさん、今回は本当にありがとうございました。
人の数だけ学びがある、引き続き続けていきたいと思っておりますので、
今後ともどうぞよろしくお願いします。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムスでした。