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こんばんは、えりむすです。
この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
フードバンクの活動
さて、先日お話ししたフードバンクの方のお話なんですけど、
本当に思うことがたくさんあって、ちょっと今日長くなるかもしれないんですが、
しゃべりたいなと思っています。
フードバンクですね、前回もちょっとご紹介させていただいたんですけれども、
いろんな理由で食べられるんだけれども、流通に乗せられなくなってしまった食材とかを、
大変な境遇にいる方に届けるっていう活動なんですね。
そのフードバンクをされている方と話す中で、
その方がですね、もともとなんでフードバンクを始めたのかっていうところからお話を聞いてたんですけど、
その方はご結婚されて第一子を産んで、
それから二人目がなかなかできないという時に、
里子を迎える決断をされて、里子を育てるということを始められたそうなんですね。
その後ですね、本当に長い間、15年以上、里子を迎えては送るっていう活動を続けていらっしゃっていて、
これまで30人ぐらいですね、里子を育てて、養育してこられたっていう方なんですね。
本当にそれだけでも頭が下がるんですが、
その里子として迎え入れられた子っていうのは、
それまでの間ってとても不安な時間を過ごしてきた、来ている子たちばかりなので、
迎え入れたからってすぐに家族としてやっていけるっていうことはなくって、
いわゆる試し行動っていうのがあるんですよね。
里親に対して反発したりとか、嫌なことをしてみて、それでも受け入れてもらえるかっていうのを確認する、
そういう試し行動っていうのを続けていって、
いつか安心して本人たちも過ごせるようになるっていうことなんですけど、
やっぱりすごくその試し行動がきついっていうふうに言われていて、
でもどれだけ嫌いって言われても、大好きだよとか愛してるよっていうのを言い続けて、
とにかく愛情を注ぎ続けたら、いつかはそういう行動も終わって、
本当に信頼してやっていけるという可能性を信じて、
ずっと育てていらっしゃっているっていう方で、
そういう中でたくさんの子どもたちを育てていく上で、
生活費もそれなりにかかるっていうことで、
スーパーの方が支援してくださるようになって、
食材を食べられる食材っていうのをくれて、
それで子どもたちにおいしい料理を提供できるっていう経験があったそうなんですね。
そしてある日、フードバンクの活動をテレビで見て、
この地域にはフードバンクの活動がないなっていうのを知って、
じゃあ僕が始めようっていうことで始められたそうなんです。
フードバンクの活動を続けながら、
その地域の世帯の相対的貧困層と呼ばれる、
生活に困窮している世帯に食品を届けて、
子どもたちがおいしいご飯を食べれるようにっていうのをしているんですね。
支援者の課題
その方はそれだけじゃなくて、
毎週夜回り活動を続けていらっしゃってきていて、
行き場がなければ一緒にやり直そうっていうことを呼びかけ続けてるんですね。
それは大人に対してですよね。
街中にいて誰にもSOSを出せない人がいるんじゃないかということで、
そういう活動を続けていらっしゃるんですね。
その方が締めくくりとして言われてたのが、
やっぱりできる限り早い段階から、
その人の安心できる環境を提供できることで、
やっぱりその後の人生にも大きく関わっていく。
だから早いうちから支援の手が届くように、
僕は子どもの活動を続けていくんですっていう話をされていたんですね。
その時に私が考えていたことがですね、
私は普段仕事の中で、
社会的に孤立してしまった方だったり、
何かしらの事情で家族と一緒に住むのが困難だったり、
そういった方の支援施設に赴いて、
心理的な支援を行う日もあるんですね。
そこを利用されている方の生育歴とかを確認すると、
生まれた時、子どもの頃大変な思いをしてきた方々が本当に多くて、
すごい逆境体験を乗り越えてこられた方ばかりなんですね。
これまで孤立していた方たちに、
何かしら支援の手が入った時に、
やっぱり、そんなにすぐに受け入れてもらえることはなくて、
先ほど話したような試し行動ではないですけど、
素直にパッと受け入れてもらえることはなく、
すごく攻撃的になったりとか、
いろんな行動が生まれるんですね。
大人になると、
試し行動の一つ一つが、
本当に人を傷つけることだったりとか、
法に触れることだったりとか、
そういうことに大きなことに発展しがちなんですよね。
それで、なかなか支援者の方も、
いろいろと介入しようとすればするほど、
そういう反発が来たりとかして、
疲弊されてたりとかっていうのがあったりして、
支援者の方の心理的ケアをさせていただくということもあります。
それと、私自身も大臣援助職として、
実際に支援に入ることもあります。
もちろん、悩むことも多かったりするんですね。
なので、フードバンクの方に質問をさせていただいて、
できるだけ子どものうちから、
なるべく早く介入するのが必要というのは、
すごくよく理解できたんですけど、
でも、そういう支援の手が差し伸べられなかった大人の方に対して、
何か支援するときのアドバイスみたいなのがあれば、
知りたいですっていう話をしたんですね。
いただいた回答としては、やっぱり続けてきて思ったけど、
本当に大人に対する支援は難しくて、
なかなかやっぱり変わることは難しいっていうふうに言われてたんですね。
例えば、これは全然研究とか何か根拠があるわけじゃないらしいんですけど、
例えば、2歳の子が2歳までずっと傷ついた体験をしてきた場合に倍かかると。
2歳だったら4歳まで試し行動が続くと。
でもそれまで諦めずに愛情を注ぎ続けると言われていて、
だから大人がそんなにすぐに変化するわけじゃないから、
もう変わらないということを認めてあげる。
そうじゃないと支援者が潰れてしまうから、
だからやっぱり同じ力を注ぐなら、子どもの支援にシフトしたほうがいいなと思って、
そうしてるんですって言われてたんですね。
希望を持つことの重要性
ごもっともだと思うんですよ。そうだよねって。
そうだよねって思うし、やっぱり子どもの支援も大人の支援もされてきた方だからこそ、
そういうふうに思って今されてる。
それはすごく理解してるんだけども、
私はだからこそ諦めたくないって思ったんですね。
無理だよねって。終わりたくないなと思って。
別に100%変わらなくたっていいから、苦しい体験をし続けてこられて、
大人になってからも絶対人生っていつでもやり直せると私は思っていて、
だけど一人じゃどうにもならなかったとしても、
何かきっかけがあったら、少なくとも今よりちょっとでもいい人生だなって思える、
関わりができるんだったら私はやりたいと思って。
暗想させてもらえるんだったら暗想したいなって。
より一層諦めたくないなって思いました。
でも本当に長年支援をされてる方たちからのそういうお話を聞くことは多くて、
だから私がこうやって諦めたくないって言ってることは、
夢をただ語ってるだけなのかもしれないですけど、
でも一人でも多くの人が自分らしく幸せに生きるようになれたらっていうのはすごく思うので、
言葉だけじゃなくて、誰一人取り残さないっていうのはやっていきたいなって思ったんですよね。
すみません今日めちゃくちゃまとまってないですけど、まとめれないです。
もっとわかりやすく話したかったんですけど、でもなんか無理ですね多分。
でも今日のこれは放送に載せちゃおう。
なんか普段だったらボツにするかもしれないですけど、
こういう思いを今自分は持っていたという記録を残したいなと思ったので、そうします。
でもやっぱり私がやりたいことは変わらず、
一人でも多くの人が自分らしく幸せに生きるために自分がやれることをやっていきたいと思ったので、
引き続き私も自分らしく生きていきたいと思いました。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムスでした。