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はい、というわけで始まりました。
本日はですね、この間自分の人生に影響を与えた人みたいな話をしてたときに
レスリング部の顧問の話をしててですね
レスリングの話、久々にしたらすげー楽しいなと思いまして
ちょっとそのレスリングの話、いろいろしたいと思います。
えーとですね、僕そのレスリングでですね
なんだろう、一番すごく感じたのはですね
上には上がいるって感覚なんですよね。
これってなんか、例えば僕今仕事で上には上がいるなーとか
あんま思わないですよね。別にすげー人いるんですけど
なんかもう絶対届かねーわこれ、やべーこの人人間かみたいな感じの
感覚はあんまなくてですね、この人すごい人だな、すごい人だなとかあるんですけど
多分ですけど、この人はそういう競技なのねみたいな感じですね
ちょっとこう、別に見てるんだと思うんですね
この人はこういうのが得意な人なんだ、俺できねーな
でも俺これできるなーみたいな感じですね
多分ちょっと横に分布してくわけですけど
当たり前ですけどね、スポーツとかだと同じルールの中でやるわけで
で、これはすごいなっていうのをですね
スポーツとかはやっぱり一番実感しやすいんですかね
特に肌が触れ合うスポーツなんで
化け物性をすごい感じるんですよね
直接的に感じるっていうかどうなんでしょうね
例えば野球、球技とかでこいつ化け物か?感じるかそりゃ
多分どんなスポーツでも感じるんだと思うんですけど
実際に組み合ってどっちが強いみたいなことをやってる競技だとですね
より化け物性を直で味わうような気がするんですよね
僕は高校3年生くらいの時には
県では自分の階級の中では一番強いなって感じでですね
全国とかっていうレベルでも
全国の大会とかに出るような人の中では
勝ったり負けたりだろうなってぐらいな感じだったと思うんですよね
高校3年生の5月ぐらいが一番調子良かったと思うんですけど
その時ぐらいは多分その感じだったんですけど
県内は勝てる、全国で見たら
全国大会に出てる人だったら勝ったり負けたりみたいな感じだったんですけど
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ライバル校みたいなのが県内にあったわけですよね
私立のすごいスポーツ校なんですけど
そこに一つ上の先輩にMさんって人がいてですね
その人はまじで全国1位か2位かみたいな人だったんですよね
でですね、僕より階級一つ下だったんですけど
これがまたですね
鬼のように強いんですけどヤンキーなんですよね
困ったもんですよね本当にね
でですね、合同練習とかするとですね
ピーって打ち込みとか始まる
打ち込みっていうのはタックルの練習みたいなやつなんですけど
やる時に組む相手を探すわけですよ
ピーって笛鳴ったら
そしたらパッて手近くにいる同じくらいの階級の人と握手して
次よろしくお願いしますって言って始めたりするんですよね
スパリングもそんな感じで始めるんですけど
でですね、パッて見たらMさんだと思いながら
Mさんしか相手ないからすいませんよろしくお願いしますって言ったら
パチってやってですね
じゃあ打ち込み始めますって言って
いわゆるレースイングってまず構えます
崩しをして相手の体勢が崩れたらタックル入りますってやるんですよね
僕は崩しをやるんですよね
崩しってその腕と相手の頭の後ろくらいを持ってですね
揺さぶったり下に下ろしたりして体勢を崩すことなんですけど
崩しをやった瞬間にですね
痛ぇなぁみたいな
痛ぇなぁなんだよみたいな
こう言ってですね
いやすいませんみたいな感じで
めちゃくちゃ強い人がですね
普通にビビらせてくるんですよねヤンキーみたいに
普通にヤンキーがビビらせてくるとかだったら
言わせずにビビらせようとしてんだなぁ
ぐらいな感じなんですけど
ガチンコ強い人は普通にヤンキーの振る舞いなんで
こっちの人はビビりまくるんですよね
その人とかもう万力みたいな力してるし
すごいスピードだし
テクニックとかもすごい強いですね
ほんと化け物みたいだなと思ってたんですよね
でですね
そんな時ですね
コモンの弟さんがですね
僕らの高校に来たんですよね
高校に来て練習に混ぜてくれって言って来たんです
大学生、当時大学生だったんですけど
ちょっと見に来たみたいな感じで来て
僕と同じ階級だったんですよね
よろしくお願いしますって言って
スパーリングをお願いされて
入ってやったらですね
後にも先にもこんなことなかったんですけど
かくんで崩そうとするんですけど
ミリも動かないんですよね
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大きいしですね相手の体勢を崩そうとですね
下にポンと体重かけて下ろしたりとか
引っ張ったりとかするんですけど
石像のようにミリも動かないんですよね
ちょっと待ってこの人動かんぞと思ってたら
もうその100倍くらいの力ですね
こっちを崩してくるんですけど
こっちはもう何というか本当に
ブンってやったらコケちゃうくらいの感じの
力で来るわけですよね
でも半端じゃなくてですね
でも速攻でタックルとられてバックとられて
ぐるぐる回されるみたいな感じで
うわやばいなと
コモンめちゃくちゃ強かったけど
コモンはですね僕より10キロぐらい体重が下だったので
同じ階級の弟さんマジ鬼だなと思ってたんですよね
そしたらですね
その弟さんとMさんですね
高校当時3年生かな
Mさんがですね
スパーリングをする練習試合かな
練習試合をやるって言うんで
始まったんですけど
そしたら結構みんなやっぱ
ゴクリってなったんですよね
あの先生の弟とあのMさん
どっち強いんだろうと思って
僕は両方化け物だと思ってるんで
見たらですね
そしたらMさんが普通に勝っててですね
その弟さんとしてもですね
大学でバリバリやってるのに
まさか高校に練習に来て
高校生
まあ言うてもね
全国一位みたいな人ですけど
高校生にやられるとはみたいな感じで
ものすごい悔しがりながら
でも負けてて
Mさんやべえな
エグいなとか思ってたんですよね
でですね
この時点で僕の中では天上人の戦いみたいな感じなんですけど
その後ですね
なぜかコモンがですね
本当にそういうことがあったんですけど
より強くするために
専修大学に
専修
僕ら高校生なのに
専修大学に合宿行くぞって言ってですね
専修大学のレスリング部をね
長谷博士とかを
長谷博士とかを輩出してですね
専修大学のレスリング部にですね
なぜか合宿に連れてかれたんですよね
でですね
3泊4日くらいだったかな
連れてかれてですね
もう本当に朝起きて
なんか10キロ走って
そのままレスリング練習して
で飯食って
で昼過ぎたら
昼飯食ったらまた練習してみたいな感じのですね
1日2.5回くらい練習してる感じだったんですかね
でもひたすらですね
もう練習して
もうずっと全身立てないくらいの筋肉痛なんですよね
っていう鬼のような合宿があったんですけど
でその専修大学に行ったら
みんな大学生でバリバリやってるんで
もちろん全員高校生の僕らで強いんですよね
強いんですけど
その中でもですね
もうキャプテンっぽい中心にいた
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すごい元気な人がいてですね
階級僕と同じなんですけど
おーいっつって
頑張れ頑張れみたいなことを声かけながら
見てるみたいな人がいたんですよね
やべえなあの人ちょっと半端じゃなさそうだなと思ってたらですね
君何キロ級って言われて
68ですって言ったら
一緒だやろうスパリングって言ってですね
まじかこの人とスパリングやるのかと思って
始めたらですね
高校生だから完全に抜いて相手してくれてるんですよね
だから僕が崩すとですね
ちゃんと体勢崩してくれるんですよね
絶対にですね微動だにしようと思う
微動だにしないようにしようと思えばですね
微動だにしないっていう風にできたと思うんですけど
一応おーいっつって
そうそうそう頑張れ頑張れおーいみたいな感じですね
一応こっちの抜きまくって30%くらいの力ですね
やってですね
一応アクタックルのスキーこれ作ってるのかな
作ってるんだろうけどまあいいや入っちゃえつって
バッと入ったらですね
はいはいはいはい頑張れ頑張れ
頑張れ頑張れほいほい頑張れもっと押せ
ほらもっと引けみたいな感じですね
ちょっとねこれ伝わるかどうかわかんないんですけど
馬騎でですね
山本実っていうキャラクターとですね
ジャックハンマーが戦った時にですね
山本実がですねタックルに入ったらですね
ジャックハンマーが二王立ちで
タックルを受けて微動だにしないというシーンがあるんですよ
そんなことって物理的にありえないんですよね
だってかかとの後ろって支えるものは何もないじゃないですか
なので正面からですねタックルを取りに行って
膝の裏なのかふくらはぎの裏なのか
太ももあたりなのかをぎゅっとこうですね
抱えてですね前に押せば
必ず人間は尻餅をつくはずなんですよね
ジャックハンマーはですね
それを微動だにせずに
二王立ちしてる大の字ですね
山本実がパッてタックル行くんだけど
全く動かないというシーンがあるんですよね
そんなことあるかいなと思ってたんですけど
その時僕はそれがあったんですよね
タックルですねバーンって入ったらですね
はいはいはい頑張れ頑張れってですね
その人パッと見たらずーっと真っ直ぐ二王立ちしてるんですよ
どんだけですね
どんだけ力一歩押してもですね
押しても引いてもですね
二王立ち動かない動かないんですよね
少しずつ後ろに下がっていってるだけで
なんだこれどういうことなんだ
物理超えてんぞこの人とか思ってですね
やべえなと思ってたらですね
そしたらその人はですね
Mさんにですね
君ここ全国一位なんだって
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ああそうっすけど
その人もヤンキーなんで
ああそうっすけどみたいなこと言ったら
じゃあやろうよって言って
回帰は僕の一つでしたか
まあいいややろうみたいな感じですね
やってまた来たと
またモンスター対モンスターの
セカンドマッチ来たと思ったらですね
その大学の人がですね
あ強え強えあこいつ強えわとか言いながらですね
もうめっちゃ
本気でやってるんですけど
ちょっと余裕を持って
喋ったりとかしながらいなして
普通に勝ってるんですよね
でやばいと思ってですね
でもその選手大学のキャプテンみたいな人も
オリンピックに行くとかいう人ではないわけですよね
からですねオリンピック選手とかも
どんなバケモンやねんって
もうなんていうんですかね
俺の中のミルフィーユのようにですね
この人よりこの人の方が上で
この人よりこの人の方が上で
もっと強いってどんなんやねんみたいな感じでですね
とにかくですね
人間は上には上がいるんだなってことですね
実感してですね
多分なんですけど
格闘技とかちゃんとやってた人って
多分喧嘩とかしなくなると思うんですよね
相手が何者か分かんないっていうか
どんなやべぇ人か分かんないんで
本当におとなしくなる
逆におとなしくなると思うんですけど
そんな感じでですね
バケモンはいっぱいいるなっていう話でした
本日は以上ですありがとうございました
