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2022-04-12 18:48

今日の10分de1テーマ「倒れていたおばあさんを救助したとき起こったこと」について

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

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はい、というわけで始まりました。
本日はですね、すごいアクシデントじゃないですけど、ちょっとした出来事がありましてですね、それもお話をしたいと思うんですけど
僕は今日午前中にですね、ちょっと時間あるなと思って、よし、ちょっと近所の公園にバスケしに行こうと思って
ボールを持ってですね、自転車で500mくらいかな、離れた公園にですね、自転車で向かってたんですけど
その途中に出てですね、歩道でおばあさんがうつ伏せで倒れてるんですよ。
本当に顔を地面につけて完全なるうつ伏せで倒れてて
見て、え?って思って、すぐ自転車降りて、大丈夫ですか?って言ってですね、声をかけたんですけど
本当その時は僕、亡くなってるか脳梗塞か心筋梗塞かみたいな致命的なことが起こってんじゃないかと思って
もう救急車に電話することになるだろうと思いながらスマホ握りで、本当におばあさん大丈夫ですか?って言ったら
あー大丈夫です、こけちゃって、立ち上がれなくて、って言ってるんですよね。
でですね、なんというか、こけた直後ではないんですよね。
多分こけて、どうだろう、数十秒とか1分2分とかは経ってると思うんですよ。
で、人通りがちょっとある、そこそこある通りで
で、その時もですね、2,3人が遠巻きに見てたんですよね。
女性だったんですけど。
で、本当に僕なんかパッてね、自転車で通りかかった時に、おばあさんが伏せで倒れている、女性が2,3人遠巻きに見ている
っていう状況がわけわかんなすぎて、とりあえずパッて止めて、声かけたら、なんか致命的なことはなってないんだと思ってですね。
ちょっと失礼しますとか言って、抱え上げて起こしてですね。
靴片方脱げてたんで靴履かして、杖持ってたんですけど、杖持ってですね。
僕、この状態は家まで多分音符で連れていかなきゃいけないだろうな、みたいな。
怪我とかはなかったんで、だろうなと思って、ご自宅どこですかって言ったら、
そしたら、いや、実は待ち合わせ場所に向かってて、
で、待ち合わせ場所ってどこですかって言って、遠かったらそれ無理じゃないって思ったんですけど、
割と本当に数十メートル先だったんで、見えてる場所だったんで、
あそこでちょっと曲がったところで友達と待ち合わせしてて、本当にありがとうございますみたいな感じですね。
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もう一回歩き始めてですね。
なんだろう、それも杖でギリ歩いてるって感じだったんですけど、
歩けるんだけど、倒れると、こけちゃうと、自分で起き上がれないっていうおばあさんだったんですよね。
毎朝、朝はどうやって起きてるんだろうって思っちゃいましたけど、
っていう感じでですね。
その時にやっぱり、結構とっさに動けて、自分がとっさに動けたのが良かったと思ったんですよね。
こういう時に、結構とっさに動けるかどうかっていうことをすごく、
とっさに動けるようになりたいっていう風に普段からずっと思っていてですね。
っていうのは、とっさに動けないことっていうのもあるからなんですよね。
その動けないっていうことを避けたいって感じなんですけど、
本当に遠巻きに、おばあさんがどう見てもやばい感じで倒れてるのを、
遠巻きに出て動けないってなっちゃう人はいるし、そういうことって起こるじゃないですか。
それをやっぱり避けたいなと思ってるんですよね。
実際、僕すごい普段からいろんなことシミュレーションしてて、
例えばですけど、自分の会社のビルで地震が起こったら、
耐震構造でこうなるだろうから、こうやって逃げようとかですね。
どっかのレストランとかパッと入ったら、今地震が起こったら、
こうやってあそこから逃げようとかですね。
例えばバスとか乗ってる時に、今もしここで刃物持ってる人が暴れ始めたら、
こうやってやって、こうやるんだけど、
もし本当に自分のところに来たら、自分のノートパソコン入ってるリュックを全面に出して、
なんとかそれで防いで逃げよう。
もしくは逃げられなかったら、組み合って制圧するしかないみたいな、
そういうことを普段からよく考えるんですよね。
たぶん動けない、突然の時に動けないっていうことをやっぱり避けたいって気持ちがあって、
今日本当に自分が動けてたんで良かったと思ったんですけど、
実際ですね、一回伊豆行った時にですね、
結構夏ぐらいの時で友達と一緒に港の堤防みたいなところを歩いてたらですね、
その近くを小学生の子が海水浴場から泳いでたんですけど、
あるところの地点でパタって止まって、バシャバシャバシャバシャってなって、
なんだって見てたら、助けてって言って、え?ってなって、
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その時もですね、割とすぐ、たぶんジーンズとTシャツからだったと思うんですけど、
すぐ飛び込めてですね、そのままクロールで向かったんですけど、
結局ですね、クロールで向かうと、急いで焦ってクロールで向かったんですけど、
クロールで向かうとですね、顔をつけちゃう。
顔をつけなくてもちょっと視線が定まらないんで、
その後ですね、僕の後輩が後ろから追っかけてきてたんですよね。
もう二人で飛び込んで後ろから追っかけていて、
その後輩はですね、僕の方が先に着いたので、
よかった、先にエイドリアさん着いたって思って、
ちょっと泳ぎを緩めたらしいんですけど、
その子供が沈んでるすぐ隣ぐらいで、僕が子供を見失ってキョロキョロしてるのを見て、
やべえやべえって言って平泳ぎで追いついて、助けてですね。
で、返したりとかしたんですけど、そんなこともあったなとかね。
あと311の地震が起きた時、それこそ僕会社で仕事してて、
そういうシミュレーションしてたんで、揺れた瞬間にですね、
もう携帯とか全部、携帯とカバンを持ってですね、
非常階段をですね、17階分ぐらいぐわーっと駆け下りてですね、
で、走ってスマホタクシーに乗って行って、自宅までって言ってですね、
帰りのタクシーの中で余震を味わいながら帰るみたいな、
うちの会社で一番避難が早かったって言われたんですけど、
ぐらいですね、なんかやっぱりそういう、
その時もやっぱり普段からシミュレーションしてたんで、
割とすぐ動けたんですよね。
でですね、この、何だろう、これと結構近いことでですね、
ここはちゃんと言っとかないと、関係性的に良くないとか、
もしくは例えば仕事上だったら、仕事に大きな過困を残すとか、
みたいな、ここをする人は良くないみたいなことが起こった時に、
その時にちゃんと怒れるようにしてるんですよね。
その怒るって別に感情的に怒るとかじゃなくて、
ちゃんとダメですよっていう即座に言えるように、
それも多分結構気をつけてですね。
自分の中の感覚的にこのラインだなっていうラインがあるんですよね。
そのラインを今これは踏み越えたと思った瞬間にすぐに、
割とバシッと言うと、みたいなことを気をつけていると。
それも多分結構動けてるんですよね。
なんかよくフィクションとかである、ドラマとかであるような、
くそ、あの時あんなこと言われたけど、
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なんで俺は言い返せなかったんだ、みたいなことがないんですよね、ほとんど。
それも結構気をつけているんですよね。
なんかこういうと、俺すげえだろみたいな話なんですけど、
それをですね、本当に気をつけてるからできてるんだな、
そこの即座に動けないってことをすごい避けたいって気持ちがあるんですよね。
でですね、なんかその、なんでしょう、
僕今回のおばさん倒れてて遠巻きに見ていた、
多分結構ね、しかも今日暑かったから日が照ってるとこですよね。
おばさん倒れてて、僕日射病の可能性もあると思ったんですけど、
その状態のおばさんもですね、
数十秒ぐらいはまごまごと遠巻きに見ていた人とか、
あと311で地震が起きた時に、僕速攻で帰って、
でも僕の中ではですね、当時まだ赤ん坊生まれたばっかりみたいな感じだったので、
最悪の想像としてはですね、倒れた本棚の下に赤ん坊が下敷きになってるとか、
奥さんが下敷きになってるぐらいのことまで想像できたので、すごい揺れだったんで。
もう一刻も早く帰ろうって感じでですね、
ダーって元カバン持って駆け下りたんですけど、
結構同僚とかですね、窓から外見て、
わーなんかお台場のあたりから煙出てるとか、めっちゃ呑気で。
でですね、僕は会社からその後さっと昼だったんでね、
昼2時半とかでしたっけぐらいですよね。
で、さっと会社からいなくなって、
メールで今日は早退しますっていうメールだけ当時の編集部に送ったと。
そん時にある入校しなきゃいけないものはあったんですけど、
ただそれは週明けでもよかったんですね。
確かあれ週末金曜日だったと思うんですけど、
週明けに入校でもよかったので、
今日する必要はないので週明けにしますって連絡をしたんですけど、
なんかその連絡を見てですね、
なんか入校ほっぽっといて帰宅するとはとか言ってですね、
当時の僕のボスがですね、怒ってたらしくて、
僕本当に何言ってんのこいつみたいな。
そんなもんより100倍くらい大事かつ緊急事態だろこれはみたいな感じですね。
だったんですけど、
なんかですね、これまあいわゆる普通に、
一般的な言葉で言うと正常性バイアスってやつだと思うんですけど、
スマホでなんかすごい危険な場面撮っていて、
スマホの中でですね、映画のような、
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崖崩れとかがわーっと起こっているのをスマホで撮っていて、
まさか自分のとこに来ると思わなくて自分も巻き込まれるみたいな、
まあそういうのありますよね。
自分は大丈夫だ、正常だっていうふうに思っちゃうという、
正常性バイアスっていうものなんだと思うんですけど、
なんかですね、
一言で言うとそういうことなんですけど、
なんかこう、
それにとらわれるのはすごく嫌だっていうのがあってですね、
なんかその、
それはもちろん身に危険が迫るとかっていうこともあるんですけど、
なんか、えーと、なんだろう、
なんとなく感覚的には、
おばあさんを、倒れたおばあさんを遠巻きに見て動けない、
大地震が起こっても、
なんかすぐに帰ろうとか、
本当にやばいんだっていうことに気づけないとか、
例えばその、
僕多分このさっき言っていた、
怒らなきゃいけない時に怒れないっていうのも僕なんか似てる気がするんですよね。
なんか、
ここはすごくある種の、
ある種のこの、
すごく大きく言っちゃうと命がかかっている場面だから、
例えば仕事のすごい重要な部分がかかっているとか、
もしくは自分の尊厳がかかっているとか、
そういう場面でさっと怒れるか怒れないかって、
結構自分の身を守れるかみたいなことでもあると思うんですよね。
で、その時になんとなく、
なんか流れてしまう、流してしまうみたいな、
みたいなのも多分同じことだと思っていて、
なんかそれは正常性バイアスっていう言葉で、
簡単に説明できちゃうんですけど、
感覚的にはなんていうんですかね、
なんかフィルターみたいなものがこう、かかってて、
で、そのフィルターで、
フィル、なんていうかな、
自分が薄い膜に包まれているみたいな感じっていうか、
で、その薄い膜の外のことがですね、
なんかぼんやりと見えているような感じがして、
パッとやればいい、明らかにやればいいこと、
やったほうがいいことっていうのを目の前にして、
そこに動こうっていう感じにならない、
なんかモワーッとしたフィルターに囲まれていて、
なんかそれをちゃんと認識できない、
そこに対して適切なアクションが取れないっていう状態なのじゃないかと思うんですよね。
感覚的にはそんな感じがするんですけど、
なんかですね、そういうその、
咄嗟に人を動けなくしているものっていうのが、
なんなのかなっていうのもちょっとやっぱ思うんですよね。
正常性バイアスだ。
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それは人間の正常性バイアスっていう性質だよって言ったら、
まあそうなんですけど、
でも僕はですね、結構なんか変な、
なんか変な訓練というか普段からそこが嫌だっていう気持ちはあるので、
なんかすごくシミュレーションをずっと心の中で無意識にやってるんで、
多分動きやすいんですけど、
これがその動きにくくするっていう何かっていうのがある気がするんですよね。
それ何なんだろうなっていうふうに思うんですけどね。
なんかまあ話しながらちょっと思い出したのが、
以前、孟子の話をしてた時に、
孟子が、人間は全員この陣があると、
生前説で陣があるんだけど、
それは兆しでしかないと。
兆しでしかなくてないと。
この世に悪はないと。
善を成せないっていうことがあるんだと。
善を成すためには、自分の兆し、
必ず全部の人間を持っている善精っていうのを、
普段から発揮し続ける。
そのまま発揮し続けるということで、
発揮しやすくなったりとか拡張したりとかすることができるんだけど、
それを怠るとすぐにその道は草が老いしげって見えなくなるみたいなことを、
孟子が言ってたと思うんですけど、
何かこう、スッと通らなくなる。
何か草が老いしげって、何か動けなくなるっていうことあるじゃないですか。
あれ何なんでしょうね。
善精の発揮みたいなことを、
普段からスッとできるようにしたいですよね。
ホースがちゃんと通ってる、詰まってないで通ってるようにしたいなと思うんですよね。
多分このことって、
何でしょうね、どれくらいから気を付けるようになったのかな。
多かったのは、僕が自分が子育てしたら結構すげえ大変だったんで、
世の中のお母さんとかがどんだけ大変なんやってことを思い始めたときに、
世の中のお母さんが、例えば電車の中でですね、
肩見せまそうに赤ちゃんが泣いてるのよしよしよしみたいなしてる場面とかで、
何かさっと動いて、
大丈夫ですよ、全然大丈夫ですよ、全然気にしてないですし、可愛いですねみたいなことをですね、
やれる人間になりたいと。
でもそれってすごい、何かすごいハードルというか、
何かこうスッと動けない感じがあってですね、
こういうのスッと動けるようになりたいなみたいな、
何かちょっとこう誰かを手伝うとか、
何かこう、この人には席を譲った方がいいっていうときにさっと動けるとか、
何かそのやればいいこと、明らかにやった方がいいことみたいなことがスッとできるようになりたい。
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けどそのスッとできるようになるにはちょっと訓練が必要だなって感じで、
多分何かそれを気をつけてたんだと思うんですよね。
その辺ぐらいが結構経験だったのかな。
もう少し前から気をつけてた部分もあるかもしれないですけど、
みたいな感じですね。
ちょっとこの倒れてるお母さんを助けたが、
そのとき遠まきに大人が2,3人ずっと見ていたという出来事がですね、
なかなかこういろいろ考えさせるのもあるなと思いました。
という話でした。
本日は以上です。ありがとうございました。
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