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はい、というわけで始まりました。今日はエンタメとリズムの話をしたいなと思います。
実はですね、昨日、教育と能力主義の話を思うままにつらつら話して、30分くらい話して、それを3分割してアップする準備をしてですね、
3日分撮ったなと思ってたらですね、聞き直してみたらめちゃくちゃホワイトノイズが入っててですね、そのホワイトノイズの消し方がわからずですね、
わからずというか、多分消せなくて、これちょっと聞くに耐えないなと思ってですね、消しちゃったんですよね。
というわけでですね、真っ新規って同じ話する気持ちも全然、モチベーションもないんでですね、新しい話しようかなと思いまして、今日はエンタメとリズムの話をしようと思います。
なんでその話をしようと思ったかというとですね、ジャンププラスで連載しているですね、ダンダダンという漫画がありまして、
その漫画のですね、単行本のデザインできたよみたいなですね、写真がですね、なんかツイッターのタイムラインに流れて、見た時にですね、ほう!と思ってですね、
その話なんですけど、まずそのダンダダンという漫画はですね、最初何も知らずに読んでですね、1話目を読んだ時にですね、
これってチェーンソーマンの編集者の人の担当作品かなと思ったわけですよね、リーンさんって方なんですけど、
でですね、見たらやっぱりそうで、やっぱそうかと思ったんですよね、なんでそう思ったかというとですね、リズムが一緒なんですよね。
チェーンソーマンと同じリズムだと思ったんですけど、じゃあそのチェーンソーマンとダンダダンのリズムはどういうリズムかというとですね、
静、静かな、過剰な、過剰な静けさというんですかね、からですね、過剰な動、
をですね、行ったり来たり繋がったりするんですよね
えっと、ちょっとですね、上手く説明できないんですけど
ロックの一番盛り上がってるパートからですね
ギターソロとかでギャーってやってるパートからですね
テクノのトントントントンってやってるパートに突然切り替わってですね
次の瞬間ですね、クラシックのすごい静かなピアノソロの
ピアノのキーをトントントンって押してるみたいなですね
すごい静かなパートになったかと思ったら
今度は和太鼓トントントンみたいな感じな感じなんですよね
こんな感じですね
いろんな全然違う方向性のですね
静、静かとですね
同、その静と同の静と同のですね
MAXと最小をですね
繋がったりしまくるっていうですね
行ったり来たりしまくるというのが
チェーンソーマンとですね
ダンダダンのリズムの僕のイメージなんですよね
ダンダダンなんで最初に見た時に
これチェーンソーマンのリズムやんけって思って
多分編集者一緒やな
やっぱり一緒かって思ったって感じだったんですけど
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でですね
特にですね今日その単行本のそのカバーを見てですね
ロゴを見た時にですね
すごいこの漫画のリズムを表してると思ったんですけど
ダがすごい大きくてですね
ンがすごい小さいんですよね
ダ、ン、ダダ、ンみたいななんかそんなロゴでですね
わーこの漫画のロゴっぽいって思ってですね
まぁそういう意味でいいロゴだと思ったんですけど
ということでですね
なんか作品っていうのにはですね
リズムっていうのがあるんですよね
でそれがですね
まぁ例えばですけど同じ編集者だということでですね
2つの作品の間に同じリズムが感じられるっていうことは
まぁあるわけですよね
そのことをもってですね
まぁ思い出したのが
昔少年マガジン連載していた
青春少年マガジンというですね
小林真琴先生がですね
あの昔の自分の少年マガジンでデビューした時の思い出を
書いた青春物語なんですけど
それにですね
あのまぁ後々にかな
モーニングの編集長になる
栗原さんという方がですね
担当編集として現れるんですけど
小林真琴さんの原稿をパッと見て
難しいこと読んだ後
すって原稿を返して
君は音楽で書けって言うんですよね
って言って何を言ってるか全然わかんないんですけど
小林真琴さんはその言葉がかっこよくて
僕もそのつもりだったんですよって答えるっていう
ギャグのシーンがあったんですけど
でですね
そのそれをですね
見た時当時全然意味わかんねえ
アハハって笑ってたんですけど
今わかるんですよね
なんか音楽を書くように
つまり君の漫画は
多分リズムが命だって言ってるんだと思うんですよね
でですね
そのリズムを重要に
音楽を書くように
君はリズムを持って
漫画を書けって言ってるんじゃないかなと思うわけですけど
でですね
そうやってエンタメっていうのはですね
その漫画に限らず
リズムっていうのはやっぱりすごい
重要だと思うんですよね
良いテーマを持っていてですね
良いキャラクターもいると
良いストーリーである
というのがあっても
やっぱりリズム悪ければ全部ダメだ
と思うと思ってるんですよね
でここはですね
なかなか難しいところで
良いテーマも言葉で表せられるし
もしかしたら良いキャラクターぐらいまでも
もしかしたら言葉で表せる部分もあるかもしれない
良いストーリーは
まあそれこそ
ストーリーを文章で書いちゃえば
言葉で表現できるんですけど
良いリズムというのはですね
これはもうすごい言語を絶してるんですよね
なんですけど
すげえ大事なんですよね
そこがまあ難しいところなわけですけど
えっとですね
そんな話をしていてですね
思い出すのが
これがですね
まある書籍のすごいヒット編集者がいてですね
その人がですね
ある著者の方にですね
その著者の方っていうのは
いわゆるなんていうか
自己啓発系の本を多く出される
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著者の方なんですけど
その著者の方にですね
ゲラを読んで注文を出す
でこんな注文されたんですよ
っていうのをアハハって話してるのを
読んだんですけど
そのゲラのですね
最後の
多分数百ページぐらいある本ですよね
最後の方のページにですね
ガーって
なんか
そこまでもですね
ここを強くとか
ここは弱くとか
で最後にガーって
その最後の数ページ
赤丸でガーって書いてあって
クライマックスに
って書いてあるんですよね
ほとんどこう
なんていうんですかね
この文章をこう直してくださいとか
この言葉をこう直してくださいとかじゃなくてですね
指揮者みたいな
赤の入れ方をしてるわけですよね
えっとさあ
ここの音を抑えて
ここは盛り上げて
はいクライマックスドーン
みたいな感じですね
ほとんど指揮者のような
指示入れをしてるんですよね
多分
それってめちゃくちゃ
書籍編集として普通のことじゃないと思うんですけど
ただまぁめちゃくちゃそのヒットメーカーであるその人は
その指揮者のような
赤い入れをしてるんだと
まぁ言ってみればリズムの
指示ですよね
でまぁそれで直せるその著者の方も
すごいと思うんですけど
まぁですね
やっぱそのもうやっぱリズムを重視してるってことだと思うんですよね
その文字活字の本に関しても
でですね
えっとまぁそんな話をですね
してるとまぁどんどんこう
芋づるしきにいろいろ思い出すんですけど
えっと今日ちょうどですね
あのハードソンガーの奇跡がテレビでやってまして
まぁイーストウッド監督の
まぁ映画なんですけど
まぁ僕映画がね見てすごい面白かったんですが
えっとですねまぁ
ハードソンガーの奇跡に限らずですね
まぁイーストウッドの
映画ってですね
まぁすごいリズムがいいんですよね
イーストウッド監督って
すごくリズムのいい監督で
淡々と映画って
映画はすごい淡々としてるんですけど
全然退屈しないんですよね
派手なこと起こらなくても全然退屈しないんですよね
だから本当に
まぁ淡々としてるのに退屈しないという印象なんですけど
まぁまずイーストウッドってあの元ピアニストなんですよね
ミュージシャンだと
なんかそういうこともあるのかなと思うんですけど
まぁやっぱりリズムがいいんだと思うんですよね
あとあの
すごい早撮りで有名でですね
これはあの
岩島からの手紙を
撮り日本に来た時にですね
まぁ知り合いの知り合いがですね
そのあの
アレンジのお仕事をやってたらしいんですよね
でえっとまぁ日本に着いてですね
まぁ
撮るわけですけど
やる気ないんかっていうくらいもうそこを
ほとんどワンテイクではいオッケーはいオッケーって
次にやると
で一回ですね俳優の方がですね
患者ってあすいませんちょっとミスりました
閉じましたって言ったらですね
すごい怒って
お前は日常生活でもあの
言い間違えたらすいません今の無しにしてください
って言うのかって
気にせずそのままやれって言ってですね
で
それくらいですねだからなんかあの
NGがないんですよね
NG出してもうそのまま別に言い間違えても構わない
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って言ってそのまま撮っちゃうんですよね
それでそのままはいオッケーはいオッケーってやっちゃう
めちゃくちゃ早いわけですよね
でですね
まああの基本ハリウッド映画って
まあ編集権限っていうのはですね
監督にないケースが多いんですよね
だから監督が
はい2時間映画撮るの出来
作る用の
フィルム8時間分撮ってきました
まあだいたいほんともっと長いでしょうけど
えっとドサッて渡してですね
それを編集マンに渡して
編集マンが
それを編集して繋ぎ合わせて
まあ2時間の映画とかにするわけなんですけど
えーそれはまあなんか向こうのね
ハリウッドのシステムが結構
脚本化脚本化として守らなきゃいけない
編集マン編集マンとして守らなきゃいけない
みたいな感じで
確かなんかそれぞれ組合があってですね
えっと監督が脚本にグイッて
口出したりですね監督が
えっと編集にグイッて口出すのをですね
ちょっと
権限として分けてるんですよね監督は
撮る人ですからね
ちょっと分けてたりするんですけど
なんでまあ多くの監督は
編集権限なかったりするんですが
まああの
イーストウッドにですね
編集権があるかないか分かんないんですけど
まああってもですね
あのまあ多分
ほぼ必要な絵を必要な分撮ってきてるって感じで
めちゃくちゃ
編集権がなくてもその
めちゃくちゃですね編集をする必要ないぐらい
じゃないかなってまあ想像するわけですよね
でめちゃくちゃ話途中なんですけど
えーとちょっとですね
そんな感じでまあ
リズムの話もう少し続きがあるので
続きは明日に話します
とりあえず
今日はここまでで
ご視聴いただきありがとうございました
失礼します