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2022-09-29 03:49

「わたしのかみがた」~鳥の巣頭ができるまで

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天然パーマのおかげで、髪の毛には苦労させられっぱなしである。長くなると、もじゃもじゃにふくらむ。「鳥の巣みたい」とからかわれても、笑っているしかない。かと思うと、湿気が増えてきたら、ぺちゃんこになる。いつまでも決まらない髪形に、こんな髪に生んだ親を鏡の前で毎日恨むはめになる。

ところが、本書の主人公の頭の上には本当に鳥の巣がある・・・


【語り】相川由里


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絵本と歩む
私らしく、あることの葛藤と決断
ブロンズ審査から刊行された、私の髪型
ひかつともみさくは、私らしくあることの葛藤と決断を味わうことができる絵本です。
表紙には、赤い不思議な形の帽子をかぶった私が、まっすぐ前を向いて、ほほえんでいます。
帽子をとると、その髪型は、編んだ髪を耳の上にぐるりと巻きつけ、てっぺんはもじゃもじゃ。
編み込みをほどいた髪は、おどろくほど長くて、パーマみたいにふわふわとしています。
そして、私は、この髪型になったわけをことこまかに語っていきます。
短かった髪が長くなり、黄色や赤色に髪の色を変えたり、新しい自分になりたくて髪を切ったり、パーマをかけたり。
そしたら、もじゃもじゃ頭に鳥が友達を連れてやってきて。
日勝さんの描くやさしい線と、美しい色彩にひかれます。
この本を読んだ子どもたちは、ユニークな髪型とその変化をおもしろがりながらも、
悲しそうだね、うれしそうだね、と髪型とともに変化していく、私の心の内側を感じていきました。
表紙を見返し、「この帽子の中に鳥さんもいるのかな?」と話しました。
一方、大学生は、「わかる。髪型や髪の色を変えることが挑戦だったり、抵抗だったり。
髪型って変わりたい、変わらなきゃっていう象徴だよね。」と、
過ぎ去ったあるいは未だ進行形の青春期の自分に向き合う姿がありました。
最後に、「誰かのためにっていうのがいいな。誰かとの関わりの中で自分ができていくってことかな。」と考察しました。
悩み、戸惑いながらも、私らしく成長する姿を大人はゆっくりと見守り、応援したいものです。
ナビゲーターは、相川優里がお届けしました。
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