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教育カフェテラスの時間です。進行役の水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。 今日のテーマ、実は私、季節柄気になっていました。
この番組は、国内外の教育の話題を身近な目線で一緒に考えていく番組です。 今日は、学校の水泳の授業の話です。
夏といえばプールというイメージですが、その水泳の授業が今変わってきているそうですね。
そうなんです。参考にするのはNHKニュースの7月17日の記事です。
各地の小中学校で水泳の授業のやり方が変わりつつあるという内容です。
変わるというとどんなふうにでしょうか?
大きく2つの動きがあります。
1つは、学校のプールではなく民間の施設で授業を行うこと。
そして、水に入る実技をやめて、座学、つまり教室での学びに切り替えることです。
プールに入らない水泳の授業というのはちょっと不思議な感じがします。
どうしてそんな変化が起きているのでしょう?
背景に2つの大きな理由があります。
1つは、学校のプールの老朽化です。
作られてから何十年も経って、修理や建て替えに大きなお金がかかるようになっています。
確かに、古いプールはあちこちで見かけます。
そして、記録的な暑さ、猛暑です。
日差しが強すぎて、プールサイドにいるだけでも熱中症の心配が出てきました。
泳いで涼しいどころか危ないというレベルなんですね。
安全のための変化ということですか?
まさにそこです。この状況を受けて、スポーツ庁も動きました。
水泳の授業を取りやめる学校が増えていることを受けて、実態を調べる調査を始めたのです。
国が実態を調べ始めた。それだけ広がっている動きなんですね。
数字も出ています。自分の学校のプールで水泳の授業をしている割合は、小学校で78.9%、中学校で61.6%でした。
中学校では4割近くは自分の学校のプールを使っていないということですか?思ったより多いです。
そうなんです。スポーツ庁は授業をどこで、どんな形で誰が教えているのか、各地の教育委員会などに確かめて、これからの政策の参考にするとしています。
ここでちょっと考えたいのですが、民間の施設を使うのは良いことばかりなのでしょうか?
とても良い問いです。多面的に見てみましょう。まず良い面から、屋内の施設なら電気や暑さに左右されず、水温も管理されています。泳ぎの専門の指導員がいることも多いです。
安全で教え方も本格的。子供にとっては嬉しそうです。
一方で気になる面もあります。学校からバスで移動する時間や施設を借りるお金がかかります。地域によって近くに使える施設があるかどうかも違います。
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住んでいる場所で受けられる授業に差が出てしまうということですね。
そこはこれから向き合うべき課題です。座学に切り替える場合も同じように考えられます。水の事故から身を守る知識を学べるのは大きな意味があります。
溺れた時にどうするかという話は命に関わりますもんね。
ただ、知識だけでは実際に泳ぐ力は身につきにくい。ここにも良い面と難しい面が両方あります。
どちらが正しいと決めつけられない話なんですね。
まさにそうです。大事なのはプールに入るという形そのものを守ることではなく、子供の命と学びをどう守るかという視点です。
形にこだわるより目的に立ち返るということですね。
その通りです。水泳の授業が変わっていくのは寂しさもありますが、子供の安全を第一に考えた結果でもあります。
今日の話を聞いて当たり前だと思っていたプールの授業が当たり前ではなくなってきているんだと気づきました。
どの辺りが一番心に残りましたか。
小学校でも2割の学校は自分のプールを使っていないという筋です。
私の子供の頃とはもう景色が違うのかもしれません。変化をただ悲しむのではなく、なぜ変わるのかを知ることが大事だと感じました。
その受け止め方こそ、これから先生になる人に持っていてほしい視点です。今日のテーマ、変わる水泳の授業はこの辺りで締めましょう。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。皆さんが受けた水泳の授業はどんな形だったでしょうか。
思い出しながらこれからの学校を考えてもらえたら嬉しいです。また次回、教育カフェテラスでお会いしましょう。