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部活は旅行会社が運営する時代へ 教員の働き方改革最前線
2026-07-10 04:38

部活は旅行会社が運営する時代へ 教員の働き方改革最前線

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水戸市が休日の部活動運営を近畿日本ツーリストに委託する事例の記事です。教員の働き方改革と子どもの活動機会確保の両立をめざす部活動の地域移行を取り上げ、費用負担や指導の質という課題も紹介します。

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サマリー

茨城県水戸市では、教員の働き方改革と子どもの活動機会確保の両立を目指し、休日の部活動運営を近畿日本ツーリストに委託する取り組みが始まりました。この「部活動の地域移行」は、旅行会社の調整能力を活用し、先生の負担軽減と子どもの居場所確保を両立させようとするものです。しかし、費用負担や指導の質の確保といった課題も残されており、地域全体で子どもを育てる仕組みづくりが求められています。

部活動運営の新たな形:旅行会社への委託
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスの時間です。進行役の水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。今回もよろしくお願いします。
紗友香さん、学校の部活動って、誰が指導しているイメージがありますか?
やっぱり先生ですよね。 放課後も、休みの日も、顧問の先生が見てくれている印象です。
そうですよね。でも今回は、その部活動を旅行会社が運営する、というニュースなんです。
旅行会社ですか?部活と旅行会社って、全然結びつかないんですけど。
不思議ですよね。教育家庭新聞に、2026年6月26日に掲載された記事を元にしています。
茨城県の水戸市が、休日の部活動の運営を近畿日本ツーリストに委託することを決めた、という内容です。
あの旅行会社の近畿日本ツーリストですか?
そうなんです。背景にあるのが、ずっと言われている先生の働き方改革です。
先生が忙しすぎる、という話ですね。
部活動の指導って、平日の放課後だけじゃなくて土日もあります。それが先生の大きな負担になっている。
そこで、休日の部活動を段階的に地域のクラブへ移していこう、という流れがあるんです。
学校の活動から地域の活動へ、ということですか?
ええ、これを部活動の地域移行と呼んでいます。
水戸市の場合、その運営を担う事務局のような役割を民間の会社にお願いする、というわけですね。
なるほど。でも、なぜ旅行会社なんでしょう?スポーツの会社ではないんですね。
いい疑問ですね。旅行会社は、たくさんの人を動かしたり、いろんな団体と団取りを組んだりする団取りのプロなんです。
実は、この会社は数年前から、部活動の支援に取り組んでいる実績があるんですよ。
言われてみれば、さあって、大人数の調整の塊ですもんね。
対象は、市内のおよそ170のクラブ。期間も2026年から2029年の春までと、しっかり決められています。
170クラブって結構な規模ですね。先生たちはずいぶん楽になりそうです。
狙いは2つあります。1つは、先生の休日の負担を減らすこと。もう1つは、子供の活動の機会をちゃんと守ることです。
先生の負担を減らすだけだと、子供の居場所がなくなっちゃいますもんね。
そこがこの話の大事なところで、両立を目指しているんです。民間のノウハウを使って、続けられる仕組みを作ろうというわけですね。
地域移行における課題:費用と指導の質
ただ、ちょっと気になることもあって、お金は誰が払うんでしょう。
鋭いですね。地域移行で必ず出てくるのが、その費用の問題なんです。
これまで学校の中でやっていたことを外に出すと、運営の費用が家庭の負担になる恐れもあります。
習い事みたいに、お金がかかるようになると、参加できない子も出てきそうです。
そうなんです。それから、指導の質をどう保つか、という課題もあります。
安心して任せられる指導者を、地域でどう確保していくかです。
先生の代わりに見てくれる人が、ちゃんといるのか、ということですね。
ええ。ですから、これは先生を助ける良い一歩であると同時に、地域全体で子供を育てられるか、という宿題でもあるんです。
先生だけに恩分に抱っこだったものを、みんなで分け合うということなんですね。
まさにそうです。部活動が、学校の中で完結する時代から、地域で支える時代へと、ゆっくり変わろうとしている。
その最前線が、この水戸市の取り組みだと思います。
旅行会社が部活を運営する、という意外な見出しの裏に、こんな大きな変化があったんですね。
まとめと今後の展望
では、そろそろまとめましょう。今回は、部活動の地域移行と、働き方改革についてお話ししました。
さやかさん、いかがでしたか?
先生の負担を減らすことと、子供の機会を守ること、両方をどうやって両立させるかが大事なんだ、と分かりました。
これからの動きにも、ぜひ注目してみてください。
それでは、教育カセテラス、今回はここまでです。ありがとうございました。
ありがとうございました。また次回お会いしましょう。
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