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教育カフェテラス始まりました。進行役の水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。この番組は、教育の気になる話題を優しく解いてお届けしています。
今日は、学校の中のちょっとした、でも根っこの深いすれ違いの話です。テーマは、校長先生はなぜ急かすのか、です。
急かすというと、早くしなさい、みたいなことでしょうか。
まさにそれです。参考にするのは、みんなの教育技術の7月12日の記事です。
校長先生と担任の先生の時間の感じ方の違いに注目しています。
同じ学校にいるのに時間の感じ方が違うというのはどういうことでしょう。
ここが面白いところです。まず校長先生の時間は、ある程度自分で動かせます。
担任を持っていないので、いくつもの用事を同時に進められるのです。
確かに校長先生は、あちこちで別々の話をしている印象があります。
そして校長先生の評価は、1学期とか1年といった長いサイクルで決まります。
だから小さな一つの遅れは、全体から見れば高さも範囲だと感じやすいのです。
長い目で見ているから、少しの遅れは気にならないということですね。
そうです。その感覚から、指導案を今夜中に揃えてくださいといった言葉が自然に出てきます。
校長先生からすれば、組織を回すための普通のお願いなのです。
そこが今日の確信です。担任の先生の時間は全く違う作りになっています。
時間割であらかじめ区切られていて、やることは分単位で決まっています。
隙間がなさそうです。
しかも一つずらすと後ろもすべてがずれます。
だから急な予定変更は誤差の範囲ではなくて、その日のスケジュール全体の破綻になってしまうのです。
同じちょっとした変更でも片方には誤差、もう片方には破綻、受け取り方が正反対です。
まさにそこにすれ違いの正体があります。記事にはこんな場面も出てきます。
研究授業を翌日に控えたある若手の先生の話です。
研究授業の前日ですか、ただでさえ緊張しそうです。
その日、その先生は不登校気味の生徒の保護者と一日中電話で対応していました。
そして夜遅くまで授業の資料を作っていたのです。
一日中電話をしながら次の日の授業準備、とても同時にはこなせません。
そうなんです。担任の先生は複数のことを同時に進める作りにはそもそもなっていません。
一つ一つを着実に終わらせることでしか前に進めないのです。
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校長先生は同時変更が当たり前で、担任の先生は一つずつこの差を知らないとお互いつらいですね。
大事な気づきです。急かしているように見える校長先生も意地悪をしているわけではありません。
ただ立っている場所が違うと時間の見え方がここまで違うということです。
どうすればこのすれ違いは減らせるのでしょう。
記事が直接答えを出しているわけではありません。
ただお互いの時間の作りが違うと知っておくだけでも受け取り方は変わります。
確かに相手にも事情があると思えると少し冷静になれそうです。
その通りです。まず知ること。すれ違いを解く出発点はいつもそこにあります。
今日の話これから先生になる私にはすごく刺さりました。
どのあたりでしょう。
多分私は急かされたら責められていると感じてしまうタイプです。
でも相手の時間の作りが違うだけとわかっていれば必要以上に落ち込まずに済みそうです。
その心構えがあるだけで職場での気持ちの持ちようは随分変わります。
今日のテーマ校長先生と担任の時間間隔はこのあたりで締めましょう。
最後までお聞きくださってありがとうございました。
立場が違う人とのすれ違いを感じたとき今日の話を思い出してもらえたら嬉しいです。
また次回教育カフェテラスでお会いしましょう。