1. Dialogue cafe
  2. #85-1 「お手本」に向けて走っ..

▼番組のnote:
Dialogue cafe | note

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▼内容:
重なるご縁のあるふたり/モチベなき新卒1年、電撃婚して渡米/スタートアップって楽しそう/会計士なのに経理以外希望/売れない営業、仕事の楽しさの発見/好奇心を開花できない教育/好きなことより役に立つこと/マスト案件からの解放/最初からなかったキャリアアップ志向/ドーパミン中毒とコロナ禍/すごく下手だけどすごく似てる似顔絵/経営者への憧れとロールモデルの呪縛/ほどける緊張

▼出演:
ゲスト
柏木彩さん(株式会社ソノリタ Co-founder / Head of PR)

MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母)


▼関連エピソード:
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Summary

今回のエピソードでは、柏木彩さんが自身のキャリアのスタートからマネーフォワードの共同創業者に出会うまでの経緯を語ります。特に、アメリカでの経験が彼女のキャリアにどのように影響を与えたのかを深掘りします。また、彼女が自身のキャリアや教育経験を通じて、仕事や好きなことについての見方を変えていく過程についても触れています。さらに、ドーパミン中毒や創造性の再発見についても論じています。柏木彩さんは、自身のアート活動や経営への道のりについて語り、特にメディテーションがクリエイティブな思考に与える影響を探ります。コロナ禍の中での創作活動やスタートアップでの経験が印象的です。

柏木彩のキャリアの始まり
Speaker 1
Dialogue cafe 筋書きのない対話から新しいアイディアと自分自身に出会う場所
この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
今日は、また私のお友達というか、お招きしておりまして、柏木彩さんです。
Speaker 2
よろしくお願いします。
Speaker 1
柏木さんはですね、なんで知り合ったかを説明するだけで、一つエピソードがある感じなんだけれども
柏木さんは私とすごくプロフィールが似てるんです。
出身の市が同じ、兵庫県尾野市という山奥のね、人口5万人ぐらいの街なんで
そこから知り合ったのは東京で知り合ってるんで、そこ出身の方に知り合うってことも早々入るんですけど
さらに高校が同じ、年はだいぶ違います。年は私よりだいぶ若いですが
同じ高校を出て、同じ大学を出て、そして私がクラウドワークスにいた時に
私の同じチームで働いてた部下の女性がいて、彼女が転職をしてマネーフォワードという会社に転職したんですけど
そこでマネーフォワードで彼女の上司になったのが柏木さんだったっていう
Speaker 2
そういう繋がりなんですよ。だからご縁ですね。
Speaker 1
もちろんそういう繋がりができるまでは面識もないし、全然知らなかったんですけど
Speaker 2
あと私の一社目はクラウドワークスの吉田さんと同じイベント会社だったりするので、それもね、偶然
Speaker 1
そう、偶然が多くて。だからここへたどり着いた、今にたどり着いたところはね
アメリカでの挑戦
Speaker 1
途中までは似てるけど、その後は全然違う道を通ってるんですけど
ちょっと柏木さんの今日はいろんな切り口あるんですが、一本目はお仕事、今に至る道のりを聞いてみたいなっていう感じなんですけど
Speaker 2
最初のキャリアがイベント
そうですね。だけどもう一年で辞めて
アメリカに行く?留学?
いや、その時は一度目の結婚をして旦那さんについて行ったんです
卒業してすぐってことですか?
一年働いてすぐ
早っ!
Speaker 1
それは学生時代からやったんですか?
Speaker 2
全然違います
電撃校的な
社会人一年目で?
面白いね、ここから面白い
でもでも、すいません、質問です
社会人一年目じゃない?働き始めて、これから?みたいな
そうですね
迷いとかなかったんですか?
なんか私、仕事へのモチベーションが本当になかったんで
全然なかったです
むしろアメリカで生活楽しそう
でも仕事どうしようかなと漠然と思ってましたけどね
Speaker 1
リードって展示会の企画をして
そこにブースを出展者の企業に売ってっていう会社じゃないですか
そこで何やってたんですか?
Speaker 2
私は海外のマーケティングというか
来場者プロモーションと呼ばれてたんですけど
海外から来場者を集めてくる仕事
Speaker 1
出展者じゃなくて来る人
Speaker 2
そうです
その当時半導体の展示会とか
素材とかそういう系をやってたので
韓国のサムソンとかLGとかに
Speaker 1
まさに吉田さん半導体担当
Speaker 2
出張させてもらって
そこで偉い部長さんとかにプレゼンをして
じゃあ来てねみたいな
そういう感じのことを
Speaker 1
やってたんだ
Speaker 2
やってました1年だけだけど
そうなんだ
Speaker 1
でもそんなにモチベーションなかったのは
Speaker 2
全然なかったですね
迷わずサクッと
そうですね
Speaker 1
全部完全に仕事辞めていったと
Speaker 2
そうです
Speaker 1
もう専業主婦になるっていう感じで
Speaker 2
いやでも専業主
彼が研究者だったので
大学院生
博士課程だったので
専業主婦にはなれない
っていうのは分かってました
経済的に
Speaker 1
なるほど
それはさらにチャレンジング
Speaker 2
そうですね
じゃあ向こうで働こうかなみたいな
働かないと生活できない
というのは分かってました
何ビザで行ったんですか
何ビザで行ったんだっけ
最初は多分本当に
学生ビザの配偶者
途中からそれを切り替えて
働ける配偶者ビザにしたんです
なんかちょっと忘れましたけど
でも買えないと働けない
そうですね
労働許可書を取って
Speaker 1
働ける状態にして
それは仕事を見つけてから
ビザを切り替えた
Speaker 2
いや違います
Speaker 1
そんなしなくても
ビザ切り替えられるんだ
Speaker 2
はい
その彼に付帯してるだけなので
夫のビザを切り替えれば
働けるようにも
そうなんだ
Speaker 1
じゃあ向こうで仕事探そうっていう
Speaker 2
そうですね
ただそれはめちゃくちゃ甘くて
そんなに見つからないんです
別に1年しか
仕事経験がない
日本人を採用したい会社なんて
なかなか無かったので
短期でのアルバイトとか
あと本当に日本食のレストランとかで
働いてました最初
地域はどこ?
ガウクレっていう
ガウクレ
フランシスコのちょっと北の方なんですけど
そう
そんな感じ
面白い
その間にとりあえず
資格を取れば
なんとかなるんじゃないかな
就職さすがにできるかなと思って
会計士の資格
CPA取ったんだよね
の勉強を始めて
全部受かる前に就職はできたんですけど
Speaker 1
どれくらいかかったんですか
Speaker 2
就職できるまで行ってから
どれくらいかな
1年以上はかかりません
1年半とかかな
でも勉強してる時間もあるし
マネーフォワードとの出会い
Speaker 2
その間そのパートタイムで
なんか面白かったのが
議決権の
細かいこと忘れましたけど
日本の会社の株主総会で
議決権を行使するための
リサーチかなんかの会社で
会いましたよね
Speaker 1
そうそうそうそう
Speaker 2
クロッキー水なんとか
あるある
そういうところで働いたりして
そこは株主総会が多いタイミングだけ
日本人の何人か雇用するんですよ
パートタイムで
みたいなことをやったり
あと現地で起業している
日本人のサプリメントを
アメリカから日本に輸出している会社で働いたり
そういう感じでいろいろやりましたね
面白いね
そうなんだ
でもその時も全然モチベーションなかったんで
なんとか生活するために
Speaker 1
あんまり職種を選んだりとかもなく
Speaker 2
とにかく何かあれば
そうですね
その時は何が好きかも何が得意かも
全然わからなかったんで
Speaker 1
でもCPA取れるもんだね
Speaker 2
確かに
大学は経済学?
経済学だけど会計のタイムは落としました
Speaker 1
そうなんだ
Speaker 2
すごい好きじゃなかった
それなのになんでCPA取ろうかなと思ったんですか
例えば資格ってなって調べていて
弁理士とか弁護士とか
とにかくハードルが高いんですよ
私は弁理士の資格を取るためには
理系の科目を何単位取ってもらうとか
弁護士はロースクールに登録
だったら会計士がなんとなく一番近そうかな
なんとかなるかなと思ったんですよ
なので消去法です
それでも取れるんだからね
Speaker 1
すごいね
Speaker 2
ちょっと勉強しましたね
でも何回か科目ごとに受かれば良いって感じなんですけど
何回か落ちたりしながら
Speaker 1
語学はその段階ではどうだったんですか
Speaker 2
語学は英語は留学をその前にして
学生時代に
あと6歳から英語をやってたんですよ
英会話をやってて
Speaker 1
オノでやってた
Speaker 2
その時代に
うちの母がめちゃくちゃ教育ママだったので
Speaker 1
英語は結構好きだったので割と得意で
Speaker 2
ただやっぱり行って働いてみたら
全然わからなかったですけどね
最初早すぎて
早すぎるしアカウンティングの
専門用語って言われて
全然わかんないなって思いながら
ふわっとやってました
なんとなくこうかなみたいな感じで
めちゃくちゃ大変でした
監査法人に入ったんですか
Speaker 1
そうです
監査をやってたんだね
なかなか
Speaker 2
確かに
Speaker 1
日本企業とかではないの
Speaker 2
一応シリコンバレーオフィスの
ジャパンプラクティスっていう
日本企業の現地法人がお客様
なるほど
Speaker 1
一定のそういう日本人ニーズがあるってことですか
Speaker 2
そうです
同じチームの上司とかは全員日本人
なるほど
ただその
現地の日本法人が
現地法人が
忙しくない時期とかは
普通に他の
アサインされるので
そうなると私だけが日本人
っていうのも
半分くらいそうでした
Speaker 1
それどれくらいやってたんですか
Speaker 2
2年くらいかな
また日本に帰ってきたんで
監査法人で働いてた時
場所柄シリコンバレーだったので
結構スタートアップに行くことが多かったんですよ
周りの日本人のお友達も
スタートアップの人が多くて
みんなすごい楽しそうだったんです
向こうで監査の
対象となるスタートアップに行くと
犬がいたりとか
みんな卓球やってたりとか
仕事こんな楽しくていいんだって思ったのと
そんな楽しいなら
私もスタートアップで働きたいなって憧れ
みたいなのを持って帰ってきた
現地にいた時に出会ったのが
マネーフォワードの共同創業者の滝さん
スタッフほどにいらっしゃって
滝さんが日本で起業したってのを知っていて
それでトントンってノックをして
そうなんだ
Speaker 1
何やるって入ったんですか
Speaker 2
経理外
Speaker 1
会計師なのに
Speaker 2
経理以外
Speaker 1
最初営業とかやってたんですか
法人営業
Speaker 2
マネーフォワードから企業向けに
マネーフォワードは創業して何年
まだ2年目
私が28番目の社員として入って
VtoVの会計ソフトができたばっかりのタイミングで
これから営業していかなきゃいけない
キャリアの歩みと初期の苦悩
Speaker 2
っていうので営業チームをちょうど作るタイミングで
3人ぐらいその時営業いたんですけど
そこに入って
すごい楽しかったんですか
最初は結果が出なかったんですよね
そもそもずっとモチベーション低く働いてきて
そんなに仕事の楽しさもよくわからない
憧れだけで入ってるじゃないですか
やっぱり受けてきた教育の性もあると思うんですけど
教科書読んで教科書通りやるのは得意なんです
だけどそんな最初のボロボロのプロダクト
いろんな機能がまだないまま
夢を語って売っていかなきゃいけない
っていうタイミングだったし
営業の型っていうのが全くなくて
みんな自由に散らばって
とりあえずお金作ってくださいっていう感じだったので
全く売れなかったんですよ
どうしたらいいかわからなかった
私のやり方だとやっぱりテキストブック探しちゃうので
多分その時はちょっと覚えてないですけど
本読んだりとかしてたんですけど
全く最初の3,4ヶ月本当に売れなくて
一番最初に10万円売れたお客様の会計事務所さんが
今も覚えてます
すごい嬉しかった
なるほど
だから最初苦しかった大変でした
何も役に立ってなかったんで
それも分かってたし
周りの仲間たちがどんどん売っていくのを見て
そうですね
そこで多分成功体験を積んで
ちょっとずつ積み上げていったら
すごい楽しくなっちゃって
最終的にはめっちゃ楽しかったです
そうですね
仕事が楽しいってやっと思えた
そこで初めて
Speaker 1
もともとでも仕事にモチベーションがあんまりなかったっていうのは
仕事っていう
それ何か理由があるんですか
若い時社会人になってバリバリ好きなことやりたいとか
そういう風に思う人ももちろん周りにいたと思うんだけれども
そういうの聞いても
多分見つからなかっただけなのか
そもそも仕事、働くってことに対しての目線感が
なんかあんまりって感じだったのか
どういう感じだったんですか
Speaker 2
多分なんか
それまた教育の話に戻るんですけど
好奇心をあんまり開花できてなかったんですよね
こういう道に行くべきだ
こうすべきだとか
そっちが先にあって
これをやるには
ちゃんとここのエリアで一番にならなきゃいけないみたいな
これにとらわれてたから
好きなこともなかったし
興味あるからやってみようとかじゃなくて
役に立つからこれをやったほうがいい
それで関座法人を選んだっていうのも
Speaker 1
多分つながってると思うんですけど
ちなみにご両親はお仕事はどういう
Speaker 2
うちの父は農業をやってた
母は銀行で働いてる
父は農家やりつつ
今も引退してますけど
食品メーカーで働いたりとかして
すごい田舎のおっちゃん
Speaker 1
でもあの田舎にいて
教育に対しての東京とはまた違うじゃないですか
すごい教育にエネルギーをかける親っていうのは
Speaker 2
少数派っていうか今はわからないけど少ないですよね
Speaker 1
それはどっちが先なんだろう
親が教育熱心で
それに子供が応えちゃったパターンなのか
子供がたまたまなんかこの子できるじゃん
みたいな感じになって
親がどんどんエスカレートっていうか
期待が上がっていくみたいなのもあるじゃないですか
うちはどっちかというとそっちかなって
Speaker 2
そんなに教育熱心
Speaker 1
どうだろうね
Speaker 2
うちは多分前者
前者と後者がミックスしている
Speaker 1
やっぱりでも子供の教育
Speaker 2
6歳からね
Speaker 1
6歳からだって英語やったもんね
Speaker 2
結構大変でしたね
4歳からピアノやり
6歳から英語やり
8歳くらいでバイオリンを始めたのかな
ずっとやらされてる
勉強結構好きでしたけど
バイオリンも割と好きでしたけど
高校くらいになったらもうやめた
モチベーションなくて
Speaker 1
高校時代もずっと続けてたの?
Speaker 2
やってました
高3までピアノとバイオリン
でも良かったのは
英語とバイオリンはめちゃくちゃ良かったんです
バイオリン今もやってて
今もレッスンに受けていて
たまにオーケストラで弾かせてもらったり
大学時代もオケに入ってたし
アメリカに行った時も現地のオケに入って
結構これがあったおかげで
お友達もできるし
世界が広がるし
言語に頼らない趣味があるっていいですよね
スポーツとかじゃない人だと思うんですけど
なので本当に良かったですね
今になると
やってる時はそんな楽しくはなかったんだ
楽しくやれば楽しかったんだけど
コンクール出なさいとかだったんで
コンクールで入賞しないとダメよみたいな
そういう感じで
コンペティションだったんです
楽しむものじゃないのか
全部コンペティションで勝つ
Speaker 1
自分の中で勝つぞみたいなのが上がってくるわけじゃなくて
Speaker 2
淡々とやってた?
Speaker 1
勝たなきゃいけない
分かる気がする
Speaker 2
大学卒業した時に
開放されたかっていうか
勝つものから
一旦休憩したかったんですね
何でやらないといけないのかわからないけど
やらないといけないマスター案件が
いっぱいあって
しかもその案件は基本勝ちにいかないといけない
働き始めると
一旦開放されるというか
自分で見つけないといけなくなりますよね
だから自分で見つける方法はわからなかったですね
働かないという選択肢は
その時の旦那さんの職業もあって
ないから
たぶん働かないの向いてないんですよ
すぐ飽きちゃうから暇になっちゃって
それはたぶん向いてなかったんで
Speaker 1
働いたこと自体はよかった
でもキャリアアップしようとか
Speaker 2
そういう感じはもう別にいいです
キャリアアップも
最初からその道にいなかったので
あんまりアップというよりは
何なんだろうな
アップしてる感覚はないですけど
でもビルドしてきた感じはある
でもすごいある気がする
今もやること
やることで埋めると
好奇心は育たないとよく言うじゃない
そういう感じですよね
その好奇心があんまりないこと自体にも
気づいてない
私もそっちに近かったと思う
気づかないし
いざ自分で見つけなきゃいけないとなった時に
すごい戸惑うというか
でも戸惑うのも怖いから
とりあえず走るんだけど
ふわふわ走ってる感というか
教育と好奇心の芽生え
Speaker 2
ある感じはよく分かります
マネーフォワードを辞めた時もそうでした
初めて会社員を辞めた
Speaker 1
マネーフォワードを辞める時とか
ご飯食べたじゃないですか
私まだクラウドワークスにいて
その時に辞める
すごい仕事楽しかったけど
ここで一段落で
何もしないって決めたんですって
Speaker 2
1年くらい?9ヶ月くらい
そんな短かったんですか
ただ何もしないと言いながら
マネーフォワードは受けてたんですけど
Speaker 1
所属はしてなかった
基本的にはほっとくとやっちゃう
マネーフォワード何年いたんですか?
7年やる気なかったのに
Speaker 2
楽しくなって
営業2年、広報5年
そこで広報の楽しさを知って
転職かもっていうくらい
楽しかったんですよね
だけどあの時
Speaker 1
ドーパミン中毒みたいな感じになっちゃって
Speaker 2
振り幅が
モチベーションないところから
刺激中毒になっちゃった
楽しくなってドーパミンが欲しい
常にカラムーチョください
睡眠時間も短くて
覚醒してるって感じ
体調も今考えると
その頃30代前半だったので
全然大丈夫だったんですけど
すごい甘いものを
毎日ケーキとか食べてたんですよ
酒も飲んだり会食も多かったり
すごい乱れた生活をして
さらにドーパミンを出してた
しているうちにコロナがやってきて
突然
ドーパミンさよならみたいな生活が
やってきて人に会えないし
外に出かけられない
そこで多分なんか切れちゃったんでしょうね
はっと悪に変える感じ
そんな感じでもなくて
まだドーパミンを探してました
ドーパミンなくなっちゃって
Speaker 1
どうしようみたいな
Speaker 2
中毒状態
そういう状態
その前ぐらいから
突然絵を描きたくなって
それが多分
2019とか18とかなんですけど
絵を描き始めたら自分の中にあった
自然した意欲みたいなのが出てきて
それで多分私生まれ変わったんだと思う
すごい素敵
それまで絵は描いたことないかな
全然なかった
もともと美術は好きとか絵描くの好きとか
突然描きたいと思った
そうなんです
絵を描くことの再発見
Speaker 2
そもそものきっかけは
ネファの時代の秘書がいたんですけど
社長秘書
彼女の顔を描きたいと思ったんですよ
多分上手く描けると思ったんですよ
ドールペンで描いてみたら
すごい下手なんだけどすごい似てたんです
そこから周りの人の似顔絵を描くようになって
結構好評で
すごい下手なんだけどすごい似てるんです
描いてほしい
みんなチャットのアイコンとかにしてくれるようになって
アートとメディテーションの関係
Speaker 2
姉ちゃんだったらもっと素敵に描きたいから色付けようと思って色鉛筆を買い
そうこうしているうちに
絵の具が使いたくなって絵の具で描き始めたりして
そこからエスカレートして
キャンバスを買って
いろんな道具を買って家でめちゃくちゃ描いて
すごい素敵
もう描いてないですけどね
Speaker 1
出し切ったんで
空腹になって初めて
何が食べたいかわかるみたいな
そういう感覚みたいな
それまではずっとドパフィンとかがずっと出てるから
Speaker 2
何が欲しいかわかんないんだけど
Speaker 1
満腹でも食べ続けるみたいな感じだったのが
一回全部断ち切って
無になったら私絵が描きたい
Speaker 2
そういう渇望が内から出てくる
Speaker 1
みたいなのをその時言ってた
Speaker 2
本当ですか言ってました
それにいってメディテーションなんですよ
向き合って出すというか
その時って体の感覚とかが
すごい敏感になるので
それによって脳が掃除されて
いろんなアイデアが出るようになったし
結構不思議だったんですけど
突然
第2原稿でやってたスペイン語
スペイン語をすごい思い出したりとか
全然不思議じゃないですから
脳って面白いなっていうような
スペイン語を思い出した
スペイン語の単語とかが出てきたりとか
でもその時も頭おかしくなってたと思うんですけど
そういう感じでしたね
それもまた面白いというか
メディテーションだったら
定期的に続いてても
良さそうな感じがするんですけど
その時期は何だったんでしょうか
散らかってたんですよ
散らかってたから絵でも描かないと
掃除ができなかったんだと思う
思いっきり色でぶつけて
みたいな感じでやらないと
ぐちゃぐちゃだったと思う
だから必要ない
Speaker 1
9ヶ月ずっと絵は描いてたんですか
それともどこかで
Speaker 2
描いてました
コロナ禍でしたけど海外にあまり行けなかったので
九州1ヶ月旅行したりしてたんですね
その時もこんなでっかいロールキャンパス持って
絵の具持って
宿でめっちゃ描く
かっこいい
かっこよくないですよ
会社辞める時も次何やるか決まってないんですけど
絵描きたいので辞めます
どこどこ行くから辞めますと
結構引き止めしたくなると思うんですけど
よく分かんないけど
どうぞ
社長も特に何も言わず
Speaker 1
面白い
9ヶ月ぐらい経った
それまでもスタートアップ界隈の中で
結構お友達というか知り合いが増えている中で
ちょっと手伝ってよとか
そういう話がちょいちょい来るようになり
それでやってみようっていう会社があって
経営というか
一緒に会社を運営していく
みたいな感じになったわけですよね
Speaker 2
そうですね
前職のアイランドアンドフィスっていうのは
私が作る時からいたわけではないんですけど
もうすでにあった会社で
建築家が作った会社だったので
ビジネスをやる人がいません
ビジネスやる人探してますっていうので
それも本当に天見大島でその人と会って
そこからジョインするまでの半年
もう半年以上あったのかなって
あったんですけど
次は
ずっと私スタンプラリーを今考えるとやってたなと思うんですけど
経営者への憧れがあったんですよね
経営知らないけど
周りの人みんなやってるし
面白いかもしれないし
見てみたいっていう憧れ
だから
関西法人からスタートアップ行った時と
割と近いし
ビジネスもっとなんか
違うの世界に行きたいと思って
それで入ったんです
でも全く何も私事業も作ったことないので
別にマーケティングもやったこともないし
営業ちょっとやってたけど
広報やってたけどそんな全体を見れるわけでもない
かったので
そこもまためちゃくちゃ苦労して
2年半くらいかな
それぐらいの規模の事務所だったんですか?
5人くらいかな
なんかね
離島人ね
建物があって
企業の合宿とかリトリートとか
企業向けのプランを今も作ってます
それを
PR活動して
誘致して
PRとか営業がほぼ
お客様が結構
聞いてくれたときのサポートとかもあったし
本当にいろいろ
ずっとその期間アマミ大島にいたんですか?
そこで出会ったのか
それがあるのは八丈島とあたりなんですけど
東京をベースにやってましたね
今考えるともっと
上手くできたことがあったんですけど
当時はずっと緊張してたんですよ
私すごい緊張するタイプです
例えば
人が大勢いる
めちゃくちゃ緊張する
すごい苦手だし
人見知りだし
何かを
これ同じことを繰り返してるなと思うんですけど
上手くやらなきゃいけないというプレッシャーは
ずっと緊張に変わっちゃって
ずっと緊張して身動き取れなかった
こうやらなきゃいけない
例えばこの経営者
辻さんってこう言ってたからこうしなきゃいけないとか
それに囚われて
こっちの経営者のこの人がこう言ってるから
こうしなきゃいけないとか
これだけコミットしなきゃいけないとか
そういうのにがんじがらめになっちゃって
別に私辻さんになりたいわけでもないのに
ロールモデルがたまたまいたのが
辻さんだったので
辻さんなんか朝も夜も働いてたなとか思いながら
それできてないなとか
その罪悪感から来る緊張もあったと思う
ずっと緊張してたし
途中で体調も崩しちゃって
でもそこから
そのサイクルからの卒業に向かっていった感じがします
Speaker 1
なるほど
その後のどう変化してきたかっていうのは
次回聞くか
経営への挑戦
Speaker 1
次回聞きましょうか
次回をお楽しみにね
Speaker 2
面白い
34:13

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