1. Dialogue cafe
  2. #85-2 身体が一番知っている。..

▼番組のnote:
Dialogue cafe | note

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▼内容:
脳より身体の声を聴く!体調不良から健康オタクに/スペースができて湧いてきた好奇心/俯瞰できる距離感/自分の限界を知ることで自分を肯定できる/ちゃんとしなきゃの呪い/人それぞれのタイミング/そういうことにしておこう/会社員の余白づくり/フルコミットできなくなることへの恐れ/リラックスはサボり⁈意義あることをしなくてはと思う病

▼出演:
ゲスト
柏木彩さん(株式会社ソノリタ Co-founder / Head of PR)

MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母)


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Summary

柏木彩さんは、身体の声に耳を傾ける重要性や「ちゃんとしなきゃ」という呪いから解放される過程について話しています。食事の選択やピラティスの体験を通じて、自身の健康と心の整え方を深く掘り下げています。このエピソードで、柏木さんは「ちゃんとしなきゃ」という社会的圧力や教育について語り、好奇心の重要性や抑圧された感情を乗り越える方法を考察します。特に、文化や家族の影響がどのように個人の選択やキャリアに影響を与えるかについて掘り下げています。また、過度のプレッシャーから解放され、リラックスすることの重要性についても触れています。特に、日常生活における余白の時間や、子どもたちが持つべき自由な時間に関する葛藤が取り上げられています。

身体の変化と健康意識
Speaker 1
ダイアログカフェ。筋書きのない対話から、新しいアイデアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
柏木彩さんをお迎えして第2回なんですけれども、経営の憧れみたいな感じで始めたビジネスですけど、
いろいろ、経営者ってこういうもんだよな、みたいなロールモデルを見ながら、それに自分を合わせよう、みたいな。
正直あんまり楽しめなかったってことなんですかね。
そうですね。うまくいかなかった。
そこから2年半くらい続けて、次のステップに行くわけじゃないですか。
そこの変化の話を今回はまず聞きたいなと思うんですけど。
そうですね。なんかその時に多分、結構体が限界だったんですよね。
例えば腸の調子がよくなくなったりして、食べるとお腹痛いとか背中痛いとかなって、
7キロくらい痩せたんです。
それは食べられないっていうのもあったし、そこから心を入れ替えてめちゃくちゃ健康卓になったんです。
アレルギーケースとかいろいろやって、自分に合わない食べ物っていうのが分かって、
具体的には小麦と乳製品とお酒。この3つを、お酒は完全にやめて、
小麦と乳製品なかなか難しいんですけど、多分8割くらいは今カットして、
生活し始めて、そしたら痩せたっていうのもそうなんですけど、結構心が整ってきて、
ドーパミン、変なものが出なくなった。完全に悪い脳を支配されていくんじゃないかっていうくらい変わりました。
性格変わったと思うくらい穏やかになったんです。
そうなった瞬間に自分のことを知ったというか、私の能力そんなもん大したことないんだから、
背伸びするのやめようっていうふうに自己肯定できたんですかね。
それが今小麦の話とつなげちゃったんですけど、いろんな複合的なことから多分そうなっていって、
同時に私5年、6年くらいピラティスをずっとやってるんですけど、
ピラティスやったことで体のちょっとの変化がすごい分かるようになったんです。
今呼吸めっちゃ浅いとか、食べた後ちょっと背中が突っ張るのとか、いろんなことに気づくようになって、
この体の脳の報酬よりも体の反応の方を大事にしようと思ったんです。
新たな働き方と好奇心
Speaker 2
で、これが変に緊張しちゃったり、なんか変な違和感を感じるようなことはもうやめようって思った。
Speaker 1
自分が一番自然体でいられる状態で、それが多分一番パフォーマンスも出せて長続きするから、そういう働き方に変えようと思った。
そう思ったらやっぱり好奇心がちょっと出てきたんですよ。
多分スペースができたんだと思う。
今は好奇心ベースでいろいろやってる。
ただたまに緊張してやっぱりなんか体に違和感があるんですけど、それを戻せるように、短時間で整えられるように前よりはなった。
面白いですよね。
体を大事にしたいなと思って。
なるほど。
Speaker 2
その体の声みたいなのに気づかなかったってこと?
Speaker 1
全然気づかなかったです。
それどころじゃなかったんで。
Speaker 2
はいはいはい。
Speaker 1
だし、多分ドーパミン出てる時って。
Speaker 2
麻痺感出てるのか。
Speaker 1
そうそう。で、その後ドッと疲れることあるじゃないですか。
これって別に悪いことでもないし、たまに仕事でそういうのがあっても別にいいと思うんですけど。
Speaker 2
なんかすごい面白いなと思うのは、1回目の絵の時もそうだけれども、一見関係なさそうなことが、でもちゃんと体に作用して、
仕事とか考え方とかそちらにつながっていくのが面白い。
食べ物とか絵とかピラティスとかそういうことが。
Speaker 1
そうですね。
確かにね。
今までって、やっぱり一緒にコミットしなきゃいけないってどこかで多分思ってたんですよね。
それを今、取っ払ってる最中。
で、今は結構いろんなことをやらせてもらっていて、去年の11月に4人で会社を作ってPRとマーケティングの会社をやっていて、そこの社員として働いてますっていうのと、
Speaker 2
あと1月にケニアに行ったんですけど、そこの旅行会社、そのツアーとかをやっているケニアで日本人が作った旅行会社に行って、そこのパートタイムでCOOをやっていて、
Speaker 1
そこの2つと、あとは社外取締役を2社やっているのと、あと新しくスタートアップとかビジネス以外の世界を見たいなと思っていたタイミングで出会ったヒエーリの団体、ちょっと関わらせてもらっていて、
今、分散していろいろやっているところ。ここからまた何かに集約していくかもしれないし、もっと広げていくのかちょっとまだわからないですけど、今はこれが心地いい感じでやってます。
Speaker 2
それはそれぞれ、4人で作られたのは元々コオホーもマネファードでやられていたという流れの中で分かるんですけど、それ以外のやつっていうのはどういう流れでそれが出てきたんですか?
Speaker 1
ケニアの話は、その会社に出資をしている人たちと知り合いだったんですよね。紹介からなんですけど、元々ここの立ち上げた社長が、日本でPRできる人探してます。PRとか誰かやってくれなきゃな、みたいなところから私を紹介してもらって、つないでもらったんですけど、
とりあえずケニアに行ってみないとわからないから、行きますって言って、3ヶ月後にケニアに行ったんですね。そこから帰ってきて、いろいろ話してて、すごくいいことやってるし、とてもいいところだからたくさんの人に行ってもらいたいし、
私も旅行が好きで、結構学生時代はずっと旅行してたりしたんで、旅行を届けたいという思いはあって、ただ、蓋を開けてみたら、やることPRじゃないですね。それ以前にめっちゃいっぱいいろいろあるので、多分そこをちゃんと整えてから攻めるようにしないといけないから、
教育と価値観の影響
Speaker 1
だったら、そういう機能としてPRやるだけじゃなくて、全体として何でもやったほうがいいじゃないですかっていうので始まった。
ひえいりの団体の方は、ソイルっていう企業家が作ったんですけど、企業家がひえいりの団体に寄付をするプラットフォームを作ってるんですよね。
それとても共感してるんですけど、ビジネスで解決できないことって世の中にいっぱいあるよね。それはやっぱりお金とかノウハウとか人脈とか、いろんなものがスタートアップにはもう結構あるけど、こっちの世界には全然人択じゃないんですよ。
これを作っていこうっていう団体。ここもすごく共感して、ここは広報の手伝いでした。この間も東大生のピッチコンテストみたいなのを出させてもらったんですけど、まず10代の人と話す機会がそんなにいっぱいないんですよね。
彼らがどんなことを考えているのかとか、今大学発でどんなひえいりのビジネスが生まれようとしているのかとか見るだけですごい面白くて、人生豊かになっている感じがする。そんな感じでやってます。
Speaker 2
面白い。社外取りはどういう系の企業?
社外取りは一社は食ロスを減らすための飲酒をやっている倉田市という会社で、もう一社はフィンテックの会社で銀行のシステムを作っているリンクスという会社で、これは両方とも知り合いがそこに、両者ともにいたという感じですね。
すごい世界が広がっている感じがしますね。
Speaker 1
本当にそう。それが本当におっしゃる通り。
きっかけは人とのつながりからみたいな感じかもしれないけど、まさにそれまでってあまり自分の中の好奇心が働いていなかったもの。
今はどっちかというと好奇心が向く方。
そうなんですよ。
そしたら意外といろいろ好奇心があって、たくさんのことをいっぺんにやることになっている。
でもね、ちょっと広がりすぎてるなとは思ってますけどね。でも今はちょうどいい感じ。
でもそれも一回組織から離れてみないと、その自分を許容できないじゃないですか。
興味はあっても、こっちがメインだからやれないなとかは真面目だしね。
Speaker 2
コミットしちゃうからね。コミットするとね。
Speaker 1
8時間この会社のために使わないことは悪だみたいな。
そうそう。あるあるある。
Speaker 2
サボってる感じがしちゃう。
Speaker 1
あるあるある。あるよ。
だけどそれって結局アウトプットが全てだから、そういう時間とかじゃないんだけど、なんとなくありますよね。
分かる分かる。
めちゃくちゃある。
でもなんかいろいろやってみてよかったのは、結構距離感がちょうど良くなったっていうのがすごく良くて、
今までだと、わりと1個の何か問題が起こったり事象に対して、事象に飲み込まれちゃって、息できないみたいな感じだったんですけど、
今はわりと冷静に俯瞰して、見れたりとか判断できるようになったんで、それも良かったなと思って。
なるほど。
それは、会社員っていう、一社に所属するみたいなところを外れたから?
1個はPRの会社がクライアントワークだからっていうのが多分あると思うんです。
その他のものも、どちらかというとそれにちょっと近い感じだから、
なんていうのかな、自分ごとにはしてるんですけど、線を引けるようになったんだと思う。
もう私はここまでしか、自分にも諦めがついたんだと思います。
もうここまでしかできないっていうのをやらないと、多分どこまでもやっちゃったりして守れないんで、しょうがない。
けど、そこまでは一生懸命もちろんやるけど、やった結果がダメだったらしょうがないなって諦め持とうかも。
なるほどね。
Speaker 2
クライアントワークになると、私も今クライアントワークですけど、役割とか、もちろん真剣に向き合うし、考えるときは社員かぐらい考えるけれども、
でもやっぱり社員じゃないから限界はありますよね。
そこに対しての無責任ではなく健全な線引きみたいなのは大事ですよね。
Speaker 1
そうですね。あとなんか今まで結構感情のコントロールがすごい下手だったので、すぐ怒ったりムカついたりしてたんですよね。
なんでこれをこうすべき、またすべきなんですけど、これこうあるべきなのになんでみんなこうしない。
結構それで多分自分を疲れさせてたんだなと。
Speaker 2
なるほどね。
こうあるべき。
Speaker 1
ちゃんとしなきゃ呪い。
これでもなんていうか、すごい日本の教育システムがまさに生んでくる。
なんか真面目にそこに向き合ってきたものが、それによってもちろん開発される能力とかもあるんだろうけれども、
やっぱり何かを抑圧するものになっちゃってる。
Speaker 2
あるよね。本当にそう思う。
以前もね、ゆこちゃんと2人で話してたポッドキャストの中で、小学校の話、日本の小学校教育の話とかをして、
もちろん日本の治安の良さとか、いろんな整ってることに対して教育が貢献してるものはめちゃめちゃ大きいと思うんだけど、
Speaker 1
今みたいな弊害というか、もう一つの絶対ない方してる側面だなと思って。
Speaker 2
今の子たちはもうちょっとゆるいのかもしれないけど。
Speaker 1
どうなんだろうね。
Speaker 2
どうなるかな、分かんないけどね。
Speaker 1
でも4,50代は強烈だと思うよ。
それはそう思う。本当に一個しか答えがない感じっていうか。
今はもうちょっと多様性をね。
良いじゃない、みたいに言えるところは。それは家庭による差なのか、子供による差なのか。
Speaker 2
それもあるけど、でもやっぱり時代もあるんじゃないかな。
ちょっと話飛ぶかもしれないんですけど、最近見たニュースでね、4,50代で親の介護とかが入ってくるじゃない。
親の介護したくないって言って、依頼がすごく増えてるんですって。
それを全部一手に引き受ける会社が本当に増えてて。
でもなんで介護したくないのかっていう背景を聞いたら、結構教育虐待を受けてきていて。
でもそもそもそれが教育虐待ってことにも気づかなかったけど、
今いろんな情報を見てきたときに、
ハッと自分が受けてきた教育とか環境は何だったんだろうって思うと。
で、実は本当に高度経済成長で、猛烈に働くお父さんと専業主婦みたいな家庭がすごい多い中で、
教育と社会的圧力
Speaker 2
とにかくしっかり勉強して、いい学校行って、ちゃんとしたところに就職してみたいなのがバジョリティの価値観みたいなところに対して、
やっぱり今はそうじゃないっていうのがわかるからこそ、余計自分たちが受けてきたのはなんだったんだって感覚になる。
Speaker 1
そういうのをニュースで見たときに、すっごいわかるけど、でも時代もある。やっぱり時代だなっていうのは。
Speaker 2
でも介護と結びつくってことは、親に対するどこかちょっと恨みがあるってこと?
そうそう、だから恨みがあるんだよね。そこに対してものすごく自分が抑圧されてきて、
その抑圧されなかったら今の自分じゃなかったかもしれないのにとか、今に対する不満もあるんじゃないかなっていうのが、
たぶん恨みにつながって、面倒見たくないみたいな感じになるんだと思うんだけど、
それは悲しい話なんだけれども、でも、そういう抑圧に苦しんで、
自分で色々試行錯誤しながら抜け出しているけれども、
なかなか抜け出せなくて、ずっと迷子の人っていうのは結構いるのかもしれない。
Speaker 1
いると思いますね。
Speaker 2
そうじゃないかなっていう。
確かにね。
でも咲かせないのって結構しんどいですよね。
Speaker 1
すごいしんどいと思います。
ところが、好奇心を解き放つような教育というか在り方がきっといいはずって思うし、そうしたいと思うけど、
でも、それに出会うのがいつなのかっていうのって結構人によるじゃん。
だからね、学生時代の間に見つけられる人っていうのは恵まれてるかもしれなくて、
あるいはもっと親も環境も全部許して、
幼い頃からね、好奇心だけをとにかく突き進んできました。
なかなかそういう人少ないかもしれないけど、それが幸せかもしれないけど、
それに気づいたのが20代なのか30代なのか40代なのかわかんないけど、
好奇心の重要性
Speaker 1
でもいつかここでたどり着いてる。
それもたどり着けないまま、ずっと苛立ちを持ったまま年を取っていく人もいるのかもしれないんだけど、
でもなんかそのね、洋子ちゃんも自分もある意味そうだったって言ってたし、
しゃぎさんもそうだったんだとしたら、
なんかでもいつかたどり着くならそれでいいじゃんと思えなくもないというか、
別にお膳立てしなくても。
つまり好奇心はほっときゃそうなるのか、それとも好奇心を、
好奇心を持たせねばみたいな、今どっちかっていうとそういう感じ?
Speaker 2
それもね、それもしんどいんだよね。
好奇心を持つことがいいんですって言って、めっちゃいろんな刺激を親が与えようとする。
Speaker 1
逆に子どもは好きなものがないみたいなのが苦しいっていうか、ない子はね。
Speaker 2
だから無理くり言ってるんだと思う。
だって言わないといけないから。
だけど、別に嫌いではないけど、
そんな夢中になるほど好きかって言ったら別にそうじゃないけど、
言わないといけないから、とりあえず言うみたいな感じになってるのはあると思うんだけど、
それはすごい悩むんだって。自分はそういうのを見つけられないみたいなのを。
Speaker 1
子どもの、うち父親会社やってる人だから、目標が必要だみたいな。
人生には目標が必要だって言って。
お前は何になりたいんだ?何になりたいんだ?みたいな。
すごい子どもの頃言われてて、でも何もないんだよね、子どもだから。
知らない。そもそも知らない。
田舎でロールモデルは何も知らないから、
世の中の職業っていうものを、サラリーマンみたいな。
サラリーマンという職業みたいな感じじゃん。
医者とかね、学校先生とか分かりやすいのはあるけど、
でもそういうのになりたいわけでもないし、みたいな。
でも何か言わなきゃ、答えをずっと求められ続けるから、
別に本当になりたかったかどうか分からないけど、
新聞記者になりたいっていうことにしてたんだけど。
そうしてた。文章を書くのが好きだったから。
いのえやす氏が、昔新聞記者だから。
いのえやす氏が元々新聞記者だから、
じゃあ私も新聞記者になりたいっていうことにしとこう、みたいな。
そういうことにしてたんだけど、別にそういう風になりたいわけではなかった。
でも大学の途中ぐらいまではそういうことにしてた。
Speaker 2
そういうことにしとくって感じ?
Speaker 1
そういうことにしとくって、何か答えが必要だから。
聞かれた時の答えが必要。
でも別に本当はそうじゃないんだけどな、みたいな。
でも新聞記者といえば、人がある程度、
あ、なるほど、で話が終わるから、それ以上追求してこない。
Speaker 2
便利だよね。
Speaker 1
そう。そうなんだよね。
Speaker 2
演じちゃうんだよ。
Speaker 1
そう。だからさ、今とか小学生とか中学生とかに将来になりたいものとか言われたら、
みんな何か考えちゃいけないから、むりくりひねり出すよね、きっとね。
ひねり出すと思う。
Speaker 2
やっぱりなんか、予約、戦略的な休暇とか、
それこそ突然やってきたコロナとか、
そういう予約時間みたいなのってめちゃめちゃ大事ですね。
Speaker 1
めちゃくちゃ大事だと最近また気づきました。
そうね。
Speaker 2
走っちゃいますね、気づいたらね。
Speaker 1
いつまでも、そう。
Speaker 2
なんかある気がする。
会社員とかでもやっぱね、戦略的予約作りをした方が本当はいいんだよね。
Speaker 1
いいと思いますね。
会社員における予約って何?どうやったら予約ができるの?
Speaker 2
仕事減らす?
でもなんかさ、休みとかも、
本当は休職とか、そういうのもっと気軽な感じでもいい気がするし、
サバティカルみたいなやつとかも。
Speaker 1
会社が用意してくれたらね。
多くの会社はないじゃん。
Speaker 2
会社がサバティカルとかあればいいけど、
そういうのが何だったら、
ちっちゃいとこでもいいと思ってて、
毎週金曜日の午後は全部ブロックするとか、
っていう感じのスケジュールの作り方もありなんじゃないかと。
メンターとかする時に、
すっごい追われちゃってるっていうか、
人とかには難しいかもしれないけど、
サボってるのではなくて、
あなたの中のマスト時間だと思って、
例えば一回ブロックをしてみてくださいみたいなことを言ったりする。
でないと、結構そういう人って常にオープンにして、
そうするとトイレに行く暇もありませんみたいな感じで、
スケジュールがワーって生まれるのね。
Speaker 1
でもそう言われたら、
そうですねって言って受け入れる?
Speaker 2
割とそういう風にする?
でも、まずそれに対して、
そういう時間が意味ないと思う、
反対する人はいない。
Speaker 1
反対はしないけど、
Speaker 2
それは絶対必要だと自覚をしている。
で、取れるか取れないかは、
基本その人次第だね。やるかどうかは。
そうだよね。
でもそれでもやっぱり走りたいっていうか、
走りたい、コミットしたい、
コミットしている自分の方が心地いいと思ったら、
そっちの方を選んじゃうだろうし、
でも本当に苦しいと思ったら取るんじゃないかな。
Speaker 1
なるほどね。
なんかさ、最近ね、
前出てくれた上原さんとさ、
若い女性、20代の女性が、
例えば結婚したり子供を産んだりすると、
キャリアをセーブしなきゃいけないのではないかっていうことに、
ちょっと恐れがあると。
だから両立とか、
今の時代両立してる人たくさんいるじゃんって思うんだけど、
今までのように働けなくなる。
それって一緒にコミットしなきゃいけないっていうのが、
子育ても含めて、
子育てっていう新たなプロジェクトがあると、
私のフルコミットしてきた会社員人生が、
犠牲になることで申し訳ない気持ちとか、
そういうことなのかなと思うんだけど、
子供とキャリアをセーブしなきゃいけないっていう、
強い脅迫観念があるっていうことを、
相談されることがあって、
それって大丈夫なんとかなるよみたいなことを、
だっていっぱいいるし、
みんな両立してるしとかって言うんだけど、
でもそんな恐れなくてもいいよみたいなのでは、
なかなか解決にならないっていう、
それって何なんだろう?
その恐れはどうしたらいいんだろう?
Speaker 2
わかんないけど、
やっぱりそこもさっきの話じゃないけど、
そのべき論?
いろんなべき論が転がってて、
そのべき論に合わせにいったほうが、
分かりやすいっていうか、
修正でついてたとすると、
何かそれを見つけちゃって、
こうだからこうしなきゃいけない、
文化の違いと仕事観
Speaker 2
でも現実問題できない、
みたいなところで苦しむのが起こるのかなって気がするから、
まず、
わかんないけど、
じゃあなんでそうしなきゃいけないと思うの?
じゃあそうしなかったらどうなるの?
とかっていう、
その人がなぜそう思うのか、
分からなかったときにどんな問題が起きて、
どう不安に感じるのか、
みたいなことを聞くかな。
Speaker 1
周りもそうあるべきだと思ってるケースも多いですよね。
だから文化として、
そういうふうにすり込まれてる。
私の夫はデンマークの人なんですけど、
やっぱり価値観が全然違うんですよね。
さっきの教育の話もそうですけど、
子供時代から意見を求められて、
意見を肯定されてるから、
意見を言うのは当たり前だし、
それを正解とかじゃなく否定されることもないから、
なんていうのかな、
ちゃんと言うってことが怖くないですよね。
違いも認め合えるから、
そこで信頼関係ができるんだよね、
みたいなこともあれば、
さっきの結婚したらどうとかの話もそうですけど、
まず現地に行って、
見てびっくりしたのは、
やっぱりみんな4時に帰るんですね。
3時とか4時に自転車で渋滞ができるぐらい
パパママたちが帰って、
そこから子供連れて公園に行って、
向こうでは夜6時以降にチャットとかしようと思うなら、
この人は仕事ができないというレッテルを張られる。
なんでそこまで仕事をしなきゃいけないの?
っていうのもあるし、
仕事の評価もそんなに下がっちゃうし、
あと会社もそこまで働いてほしくないっていう文化なんですよ。
っていう人が家に行って、
やっぱり6時ぐらいにご飯を食べたいんですよ。
6時にご飯を食べたいし、
ご飯を食べた後はずっとソファーにいるんですよね。
何してるの?とリラックスしてますね。
何もしてないんだったら勉強でもすれば、
とか私は言っちゃう。
休憩?休憩?
休憩をしてるんですけど、
ほんと何もしてないじゃん。勉強したらいいのに。
本でも読んだらとか、最初の頃言ってたんですよ。
これも多分私はとらわれていて、
空いてる時間は勉強に当てなきゃいけない。
スキルアップのために使わなきゃいけない。
Speaker 2
こういうのもすごいありますよね。
Speaker 1
リラックスしたり暖覧をするって、
多分昔の日本ではあったと思うんですけど、
最近なんかそれがちょっと薄れてる気がしてて、
何言いたいか忘れちゃったけど、
リラックスの重要性
Speaker 1
暖覧の時間は大事。
結局リラックスして、
何かすべきということに追われず、
そういう余白の時間を作ったほうが、
Speaker 2
パフォーマンス上がることもあるんじゃないかなって。
どこかにリラックスしたりとかしてると、
サボってて怒られるかもしれない。
誰に怒られるかわからないけど、
っていうような感覚が染み付いてくるんですよね。
Speaker 1
レンマークの人は、
昔からそういう考え方なのか、
それともあるところから何かが変わっていったのかっていうと、
どうなんだろう?
それなんか私も聞いたことあるんですけど、
彼が生まれ育った時からそうだったんで、
だいぶ前から多分。
3時、4時に仕事を切り上げて帰るっていうのは、
もう昔からそうだってことかな。
そうだと思う。
朝結構早いよね。
8時から働く。
だけども、金曜日は2時に帰るらしいです。
それも暗くなるから?
それもあります。
冬はね、暗くなるからね。
なるほど。
それでも国民性だとしたら、
なかなか大きな日本人のバリアだね。
変えられないよね、そう簡単にね。
そこまでしなくても、
でもそういう人たちがいるってことを知るだけで、
Speaker 2
なんかこれ取り入れられそうならやってみたいなって思ったんですよ。
確かにね。
自分の中にもそれはあって、
子どもがダラダラしてると、
ついついやっぱり、
そんなダラダラしてるんだったらって思っちゃうんだけど、
だけどやっぱりそのダラダラする時間って、
実は大事じゃないですか。
そこに対してなんかでも、
なんかね、葛藤がある。
Speaker 1
わかる。
Speaker 2
自分の中で。
大事ってわかってるのに、つい痛くなる自分とか。
Speaker 1
私もさ、自分を振り返るとね、
子どもの頃って、ただボーっとする時間が本当にあった。
暇でしょうがない時間があったなって思うわけ。
それが今振り返ると、
その間にいろいろ考えたり、
なんか暇だから本でも読もうかとか、
なんかそういう余裕が生まれたなって、
そこで深まった施策があったなって思うわけ。
今さ、今の子どもたち、
そういう風な時間与えてあげなきゃっていう気持ちもあるんだけど、
でもその時間あったら、
なんかタブレットやっちゃったりとかさ、
Speaker 2
そうなの。ゲームしちゃったりするの。
Speaker 1
そう。
自由な時間ではなくて、
それもやらない時間っていう風にできるなら、
いいだと思うんだけど、
でも自由な時間だとすぐタブレットとかゲームとかやり始めちゃって、
そんなにやってるぐらいなら、
もうちょっと身の悪いことしないよみたいな、
Speaker 2
言っちゃうけど。
Speaker 1
永遠にできますもんね。
永遠にやってて、
全然それって結局変な、
それこそ変な刺激を与えてるだけで、
何も考えも深まらないし、
リラックスにもならなくて、
意味ないわって、
それだったらもうちょっとって思っちゃうっていう。
Speaker 2
まさにそういう会話をね、
高校生の息子とかともしますね。
Speaker 1
だからさ、タブレット、そこよ。
そこが確かに。
Speaker 2
なんか、子供の便によると、
それが自分のリラックスっていうか、
ストレス発散だっていうから、
それもわからないではないけれども、
でも一方で、
違うドーパミンは絶対出てるやつだから、
ドーパミンが出てない状態を作るっていうのは、
やっぱり一日の中で、
どっか儲けた方がいいと思うんだよね。
そうだよね。
Speaker 1
でもなんか、子供も忙しい、
大人も忙しくて、
なんか夕方まで全部ぎっちり、
予定が入ってて、
仕事をしてたりとか、
勉強しなきゃいけない、家帰っても家事しなきゃいけない、
寝かせなきゃいけないって言ったら、
全然その入り込む隙がないから、
Speaker 2
3時に帰らないと本当にできないわけじゃん。
Speaker 1
6時にはソファに座って、
あ、自分の時間だって、
そこが得られるのがさ、
今の日本人の生活だとさ、
夜の11時、12時にならないと、
なんかそうならない。
Speaker 2
確かにね。
意思が必要なんだよね。
ちなみにうちの娘は意思があるよ。
Speaker 2
うちの娘は、
自由な時間と葛藤
Speaker 2
何かってよくゴロンってなってるんだけど、
ちょっと言っちゃうじゃん。ずっと長くいるから。
Speaker 1
そしたら、私は今休憩してるから。
Speaker 2
休憩して何してるの?
なんか、あ、でも携帯いじりたいとかね。
Speaker 1
ドパミン系。
Speaker 2
だけどまあダラダラ。
ダラダラしてることに対して、
あ、私サボっちゃってるとか、
いう罪悪感はかけらも見られない。
Speaker 1
いいじゃないですか。
でもそう思えるのいいよね。
本当にもったいないみたいな気持ちになっちゃうからさ。
Speaker 2
時間限られてる。
Speaker 1
この時間であれできるじゃん、これできるじゃん。
Speaker 2
24時間しかないんだよみたいな。
Speaker 1
本当に思っちゃうんだよね。
これは良くないと。
Speaker 2
良くないね、この呪いね。
Speaker 1
北欧流に。
さらっと旦那さんの話が出てきたんですけど、
ちょっと3本目、もうちょっとそこ聞きたいんですよ。
だって1本目の話が、
結婚したまま日本に帰ってきて、
仕事の話に行っちゃったんで、
あれ、どこへ行った?って皆さん迷子になってるんで。
Speaker 2
2本目が全マーク人の旦那さんに変わってたからね。
Speaker 1
変わってたから、あれ、最初に何人?みたいな感じだったんで。
プライベート。
そっちの話を聞きたいなと思います。
36:12

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