1. Dialogue cafe
  2. #81 間違いだらけの帰国子女受..

▼番組のnote:
Dialogue cafe | note

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▼内容:
多国籍な現地校/年500万円⁈とにかく高いアメリカの教育費/帰国子女、算数の文章題が読めてない?/親の経験則が災い⁈令和の首都圏中学受験/ぐだぐだプランニング/インド系インターへの転校/親子で目指した国連英検/2回目が本番/過干渉から観察と伴走へ/子育ての学びをマネジメントに活かす/火はつけられないが準備はできる/親の予想を超えていく

▼出演:
ゲスト
兼松浩介さん(サステナブルファイナンス・イノベーター、ERM日本株式会社パートナー、1児の父)

MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母)


▼関連エピソード:
#44-1 公立or私立?唯一解などない!三者三様の夢中を探す進路選択
#46-1 教育虐待、ダメ、ゼッタイ!世にも恐ろしい中学受験の世界
#49-2 あまりに違う初等教育!日本とアメリカ、どっちで子どもを育てるか?
#60-1 高学歴親たちが怯える!中学受験という未知なる魔物
#63-1 中学受験もイシューからはじめよ!こじれた親子関係、ロジカル解決法

Summary

金松浩介さんは帰国子女の教育と受験について語ります。その経験や困難を通じて見えてきた新たな視点を探ります。特に、アメリカの教育環境と日本の受験システムの違い、また親としての思い込みや反省が浮き彫りになります。帰国子女の受験における父親の葛藤と息子の成長が描かれています。アメリカの教育環境に慣れた子どもが日本の受験システムに適応できず、家庭内でのコミュニケーションやプレッシャーの影響を受けながら再び学び直す様子が語られています。このエピソードでは、間違ったアプローチでの帰国子女受験について話され、親が子どもをどのようにサポートすべきか、その成長の過程が掘り下げられています。子どもが自発的に学ぶ姿勢や、親が期待を超える瞬間に焦点が当てられています。また、帰国子女の受験に関する誤解や、父親と息子の関係についての貴重な体験が語られ、中学受験における親子の距離感や価値観の違いも浮き彫りにされています。

帰国子女の教育環境
Speaker 1
ダイアログカフェ。筋書きのない対話から、新しいアイデアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
金松浩介さんをお迎えしているのは3本目なんですけど、今回はちょっとこれまでとは話がガラッと変わって、お子さんの話を聞きたいなと。
お子さんはお一人ですか?
Speaker 2
一人ですね。
男の?
Speaker 1
男のですね。
生まれたのは日本ですよね。2歳の時にアメリカに行ったと。
7年いたわけだから、9歳になるまで。
Speaker 2
9歳10歳ぐらいですか?
Speaker 1
9歳10歳から小4までいました。
2歳からそれだけ7年間いたら、英語ベースで、基本アメリカのカルチャーの中で、アメリカの教育だけを受けての9歳までっていう感じになりますよね。
Speaker 2
そうですね。
学校は現地校ですか?
現地校ですね。
家では日本語を喋ってたので、兄弟がいる子とかに比べると一人っ子で、英語の習得スピードはすごい遅かったですね。
結構かわいそうだったなっていう感じで、最初に幼稚園に入れたときに、初日に、幼稚園先生が連れて行ったときに、その後も泣き叫んでた声があって、親離れもできて、急に知らない環境に置かれたっていうので。
しかも英語も喋れないから、3歳の頃って、日本語やっと喋れるようになってたところだから、最初のアメリカの教育との出会いは、彼にとってはネガティブで衝撃的だったんだと思うんですけど。
だんだん英語も慣れてきて、現地校でアメリカ人の子どもとか、あとワシントンD.C.だったんで、世銀とか外交官、仲材とかしている人も現地校に入れたりしてたんで、すごい多国籍でしたね。
そんな国から来てた人がいる現地校だったんで、インターに入れてるような感覚もありましたね。アメリカ人だけのところに日本人がポツンとかっていう、そういう感じの帰国しよう体験じゃないと思いますね。
現地校だけどかなりインターナショナルな環境だったんですね。
そうですね。世銀の人とかで、パッと思い浮かぶのはオーストリアとかスペインとかイタリアのご家族とか、イタリとか、フランスのグアドループっていうカリブ海の島があるんですけど、そこの人とか、あとイチオピアの人とか、すごくいっぱいいましたね。
ただ、アメリカはアメリカの地元の人で、やっぱりワシントンDCっていろんな人種の方がいっぱいいるので、アフリカ、アメリカの人もかなりいて、そういう人も広く、学区外から受け入れるみたいなところで、
すごい人種のダイバーシティーをアメリカ人の中でも保とうとしてたっていうのはワシントンDCのパブリックスクールの運営だったかなと思いますね。
そういう意味で、多様性はすごくありましたね。
受験への疑問と課題
Speaker 1
でもさっきね、2本目の時に、アメリカの教育とか学校にあんまり合わないんじゃないかなって思ったみたいにおっしゃってましたけど、
Speaker 2
私は思い込みだったんですよ。
Speaker 1
それはどういうところで感じられてたんですか?
Speaker 2
私は合ってないのかなって思ったのは、単純に学校行ったら疲れて帰ってくるし、結構言葉っていうところでちょっとハードルがあるのかなとか、
あとはゲームをやりたそうにしてたっていうところで、延々ゲームやってるんで、
アメリカの学校じゃなくてもできる生活じゃみたいなのをちょっと思ってしまったところはあるみたいな。
Speaker 1
友達関係とかはどうだったんですか?
Speaker 2
友達は何人かすごい親しい人はいましたね。
うちの奥さん的には4、5人グループで楽しそうにやってるじゃん。
それぞれの奥さん、お母さんとうちの奥さん仲良かったんで、今も連絡取り合ったり、
次旅行行く時はまた会いたいねみたいな感じで、
うちの奥さん的には子供同士仲良いし、母親同士仲良いんだから、なんで帰らなくちゃいけないんだよっていう感じだったと思いますね。
だからそこは私の見え方が一面的で良くなかったなって思ってますね。
Speaker 1
さっきお金の面みたいな話もしてましたよね。
やっぱりアメリカって良い教育を受けさせるためにはお金がかかるっていう。
そうなのかなと私も思うんですけど、実際それを感じる?
Speaker 2
そうですね。パラパラそのパブリックスクールが校舎建て替えっていうのがあって、
2年間別の地区に移転するっていうことになって、
最初あったところはワシントンのジョージタウンっていうちょっとハイソなエリアにあったんですけど、
ちょっと治安の良くない地域に移った時に、クラスメイトの中で小学校3年生くらいかな、
転校します、私立に入りますみたいな子とかもいたりして、
その私立とかはアメリカの大学のような学費、
小学校だけど、
400万、500万とか年間を買って、
そういうのは変域を出せる人たちとそうじゃない人っていう差があるなということで、
でもそれってどんだけ質の差があるのっていうのはちょっとうがった目でも見てて、
あと、D.C.自体は中学とかのレベルは下がりますけど、
隣の州のバージニアとかメリーランドに行けばいいパブリックスクールもあるんで、
それでも大丈夫かなというふうには思ってたんですけど、
なんとなく、日本って効率だけじゃなくて、私立とか言っても、
自分も日本の私立中高一館出身だったんで、
すごい質がいい教育をよりアフォーダブルな価格で受けられたみたいな、
4分の1、5分の1ぐらいで受けられるって言ったら、
そっちの方がいいじゃんみたいな感じで、
日本語も忘れないで、英語はもう身についたんだからみたいな、
そのスキルのポートフォリオとか経験のポートフォリオ的にも、
5年生ぐらいから入るの悪くないんじゃないのに、
質の高い教育を高校まで受けて、
場合によっては大学からまたアメリカとか行けばいいじゃん、
大学院から行けばいいじゃんみたいな感じで、
そんな感じで思ったと。
Speaker 1
4年生で?
Speaker 2
そうですね、4年生でっていうことは、
実質もう日本の、あっちは6月まで4年生で、
学期が9月から6月までかな、
あっちの4年生だったけど、日本で言ったら5年生、3月、4月に戻った。
5年生で戻ってきたっていうのがいいかもしれないですね、戻ってきてから。
Speaker 1
なるほど、なるほど。
じゃあそうする中学は帰国史上受験ということですね。
Speaker 2
そうですね、結局中学は帰国史上受験だったんですけど、
私の感覚からすると、子どもと話をしていたら、
言うのも変なんですけど、賢いなって思ってたんですよ。
自分もいろいろ受験したし、そこで出会ってきた人たちとか、
仕事とかでも、カーニーとか世銀とか出会ったり来たり、
いろんな人から見ても賢いなって思ったから、
別に普通の4科目受験も全然いけるんじゃないの?
みたいな感覚で私はいたんですよ。
だから帰国史上受験をしようっていう一本化は当時はしてなかったですね、
5年生の時は。まず全然いけるんじゃないの?みたいな感じで。
うちの奥さんはもう受験とかあんまり関心がなく、
どんなところでも育っていけるから、みたいな感じで、
教育に関してはリベラル極地をいてて、
私はどちらかというとコンサーバティブというか、
自分が辿った道がちょっと正しいみたいな思いで、
そこにちょっと差はあったんですけど。
でも塾に入れたら、結構算数得意だな、トップクラスだなと思ってたら、
150人ぐらいが受けたので、140番取ってきたんですよ。
これやばいなって、なんだろうって最初理解できなくて、
なんでこんな成績になるの?って聞いたら、
なんかよく聞いてたら、文章題を読めてなかったらしいんですよ。
Speaker 1
日本語が。
Speaker 2
日本語は聞きました。
まだ日本語はちょっと、耳で家で親の話を聞いてたり、
なんか読み聞かせで絵本程度あったけど、
いきなり文章題で直角とか英格がありみたいなものがあるんですけど、
そこで上手かったり、
当時子供はいろいろ集中力の問題が文章を一行一行読むのはできずに、
同じ行に戻ってきちゃうとかっていうところが、
10歳だったらそういうのもあるかなって今思う。
だからなんか、算数をやる以前の問題、
国語の問題でつまずいてて、
これは無理だなって結構自分としてはショックだったんですよ。
いきなり受験できないじゃん、選択肢一気に成績悪いじゃんみたいな感じはありました。
Speaker 1
そもそもあれですよね、
帰国子女受験の準備
Speaker 1
5年生で戻ってきたっていう、日本の5年生で戻ってきたってことは、
一般的な中学受験からすると、
遅い。
遅いじゃないですか。1年遅れてますよね。
で、公立の小学校に入ったわけですよね。
Speaker 2
中学の公立の小学校です。
Speaker 1
お子さんは中学受験とかっていうのも、
アメリカにいたら考えたこともなかったと思うんだけど、
Speaker 2
考えないですね。うちの奥さんも考えてないですね。
Speaker 1
突然塾だ、中学受験だっていうので、
Speaker 2
お子さん的にはどんな風に受け止めたんですか?
何もついていけてなかったですよね。
しかも私それが1年遅いって感覚がなくて、
自分古い人間だし、福岡出身だったんで、
30年前の福岡の私立受験なんて、
生後から塾に来て早いって感覚がなかったんですよ。
東京の私立受験のランドスケープは全然なかったんですよね。
Speaker 1
ちなみに私も福岡出身で、中学受験しました。
どちらに行く?
Speaker 2
私、久留米府設ですね。
Speaker 1
私、北九州の方だったので、超ローカル話で恐縮です。
明治学園っていう。
Speaker 2
明治学園ありますよね、私立は。
Speaker 1
クリスチャンの。
Speaker 2
あの方ね、府設に行かれてたんですね。
あんまり受験って小4とか小3とかって考えないですよね。
間違いもあるし。
Speaker 1
しかも小四科っていうのを聞いてるから、
そう思ってるよね。
Speaker 2
もう楽勝でしょ、この子って思ってたら、
競争も結構激しいっていう。
Speaker 1
今、加熱してるからね。
Speaker 2
加熱してるから、受けない子がほとんどいない。
30年前の九州だったら、
受験する人が教室の1割2割とかだった世界だから、
今逆に全員が受けるような環境で、
小四科って言っても受験者数全然増えてる感じだから、
そういうのも全然。
本当に私はダメな親だなって思う。
自分の経験則で…
Speaker 1
でもありがちなことですよ。
Speaker 2
これは本当に良くない。
経験則で子供に方法論を当てはめるのは、
今日のメッセージの1つなんですけど、
本当に良くないと思います。
Speaker 1
でもやりがちな親はとても多い気がする。
多いと思う。
しかも自分の経験が、いい思い出がすごくあって、
良かったなっていう経験があったら、
よりそう思っちゃう。
Speaker 2
同じでした。
なんでできないの?みたいなのがやっぱり出ちゃうんですよね。
帰国しろ受験に行くってなったら、
なんだろうな、6年生ぐらいになって、
いろいろ悶々として、まだ学校にも慣れてないしとか、
あとはなんだろう、コロナも来てた頃なのかな。
僕に帰国しろ受験の知識とか備えがなかったから、
そのスイッチもかなり遅れてた。
うちの奥さんはやっぱりママ友同士で、
帰ったら帰国受験するんでしょう?ということで、
いろいろ塾とか知ってた。
僕はその情報も聞かないから、知らんなみたいな感じだから、
その準備も遅れて、やっと妻が、
妻がKAっていう、帰国史上アカデミーっていう、
帰国の塾のトップの塾があるんですよ。
Speaker 1
帰国史上アカデミー。
Speaker 2
そこを見つけてきて、スタートしたのが、
6年生の6月ぐらいだったかな。
Speaker 1
帰国史上受験って早いじゃないですか。
Speaker 2
早いですよね。もう7ヶ月しかないんですよ。
もうこの時点で無理ゲーなんですよ。
無理ゲーなんですけど、無理ゲーってことは変なの。
全然遅いんですよ。
私の知識不足で、
もうプラニングがグダグダ。
帰国子女の受験の現実
Speaker 2
でもまだ私楽観視してて、
2020年の6月、ちょうどコロナが起きた時で、
学級閉鎖っていうか、全員家で自宅学習だったから、
こんなの1日12時間勉強すれば全然追いつけるよって。
私が中学受験も大学受験も、
受験勉強マシーンみたいな感じで、
12時間やろうが14時間やろうが平気だった人間だから、
Speaker 1
子供もできるだろうって思ってた。
Speaker 2
子供は結構、親がいると親ばかりですけど、
結構天才型。僕はガリベン努力型みたいな子だったり。
2時間3時間やったらもう飽きるんですよね。
しかもまだ10歳、11歳。
Speaker 1
1月の早め。
Speaker 2
永遠ゲームをずっとやってるから、
もううちの奥さんはゲーム好きなんだから、
それで色々な思考力とか戦略性身につくからいいじゃんって言うけど、
勉強時間短くなるじゃんみたいな。
勉強には3時間取ってなくて、
ゲームに8時間、9時間みたいな。
8時間、9時間できるならそっちにやって、
この一つの覚えなさいよ単語値を作るからみたいな感じでやってて。
だから自分とは違うスタイルっていうか性質の
人間であるってことを感じて理解するのが
当時たぶんできてなかったです。
Speaker 1
感じ取ってたんですけど、認めたくないみたいな。
Speaker 2
違う、こうやればみたいな。
かなり中学受験遅かったのと、
私の成功体験のモデルで、
勉強時間投入量市場主義でやってて、
彼に全然合わない感じで行っちゃったんですよ。
Speaker 1
それ親子仲は大丈夫でした?
Speaker 2
いや悪くなりますよ、それは当然。
つまり受験に反対なのに、
子供に変なプレッシャーかけて勉強させて、
うまくいかなかったら、
専業主婦の奥さんに言うから。
高校受験の時はあなたがものすごく
効き迫る感じで変なプレッシャーかけるから、
私は受験は関わらないし、
させないでもいいと思うからってことで、
高校時代の受験の時は全く何も関わらなかったです。
そこは私が変化するしかなかった。
Speaker 1
息子さんもなんでこんなやらなきゃいけないんだよ
みたいな切れたりとかなかったんですか?
Speaker 2
そうですね。
帰国史上アカデミーはやっぱり
アメリカの学校の雰囲気。
先生もネイティブの人だし、
生徒もみんな帰国史上だから、
公立の小学校の教室で帰国生だから
フランクに話しかけたら寒いとか言われる、
そういう同調圧力カルチャーのよこちゃ悪い
学校に比べたら塾楽しいって言っても言ってたし、
Speaker 2
選抜クラスで、
10月ぐらいトップのクラスに入ってたんですよ。
だから成績も良かったんで、
どっか通るやろうぐらいの感じの感覚は
家族でもありましたね。
でも結局どこも受かんなかった。
4校ぐらい受けたんですけど、全部ダメで。
Speaker 1
全部帰国史上枠で受けたんですか?
Speaker 2
帰国史上枠で受けたけど、全部ダメで。
分析すると、面接もあったし、
1校を除いては国数もあったし、
国語数学で低かったっていうのもあるし、
面接だと、うちの妻の解釈もあるんですけど、
学校の法則とか守れますか的な、
行儀良くしますかとかいう質問を結構されて、
うちの子供、中1から中2、不登校になったんですけど、
不登校ポテンシャルあるんじゃないかなっていうのを
多分面接から感じ取ってたんじゃないですかね。
面接か国語か算数で多分悪くて、
ほとんど落ちてたのかなっていう気がする。
でもなんでしょうね、高野が11歳だし、
いろんな個性があるからみたいな感じで、
うちは夫婦とも結構、そこは全然悲観しなかったりしない。
逆にスクリーニングの実験方法が悪いというか、
うちの子供の良さを見抜けない方法でやってるスクリーニングだから、
そこは結果には悲観しなかったりしない。
やっぱり日本のスクリーニングってそんなもんだよね、
家族バランス型とか、ある程度行儀良く、
アクティビティーとかできる人が選ばれるんだろうね、みたいな感じで。
Speaker 1
その4つ受けた学校はどうやって選んだんですか、
お子さんに会うとか。
Speaker 2
いや、特区を中心に選んだって感じですね。
でもその中で1校だけ、今行ってる高校は、
妻も結構ちぎっている。
校長先生のビジョンとか、一人一人を大切にしているみたいな。
その4校の中でも、そこは受かったら、
子供も行きたがってるし、奥さんも入れたがってるし、
僕もいい学校かなっていう感じで。
Speaker 1
中学校で受験落ちたんだけど、そこにいわゆるリベンジ受験というか、
高校受験で同じ学校を受けて、そこに合格して、
家族の葛藤と変化
Speaker 1
高校生でいるってことですよね。
そこは受験受けた時も、結構行きたいなと思ってた学校だったっていう。
Speaker 2
そうですね。家族一致して、本人も行きたがってたし、
帰国支障受験のトップ校みたいなところもあったし、
行きたいなっていうところと、
僕自身も準備期間さえあれば受かってたなっていう感覚が見てて、
箸にも棒にもかからないって感覚がなかったんで、
行けんじゃないかなって時間を使えばと。
3年もあるじゃんみたいなところはあって、
あともう一つあったのは、
帰国支障って、日本に帰国してから3年以内とか2年以内とか受験資格があるんですよ。
だから、小学校5年生で帰ってきたら、
中学は受けてても、高校は受けられないって大部分なんですよね。
でもその1校だけはそういう制限がなかったから、
結局もうその1校しか受けるところがなかったんですよ、高校で。
Speaker 1
高校も帰国支障学で受けたってこと?
Speaker 2
そうです。
Speaker 1
なるほどね。
そんな期間が空いてても帰国支障学で受けれるんですか?
それは珍しい。
Speaker 2
それは珍しいですよね。
帰国支障受験と言いつつも、
海外に住んでなくても日本のインターにいた人も受けられるっていうのは、
受験のたまたま一本道があったみたいなところですね。
Speaker 1
高校受験でリベンジっていう感じになりましたが、
Speaker 2
中学は公立に行ったわけですね。
千代田区の公立中学に行って、
いいとこだなっていうのは妻と私も思ってたんですけど、
気に入ってた校長先生が変わって、
全くちょっと雰囲気が違ってるねみたいな感じもあったし、
小学校も中学校も子供的にアメリカで育てて会わなかったんでしょうね。
日本の友達とワイワイやる感じの子じゃないんで、
明るい子なんですけど、
角に賑やかに緊張しちゃうみたいな感じで、
周りの目が気になるみたいな感じで、
中学の2学期くらいから不登校になりましたね。
不登校だけの子が行くような教室に時々通ってて、
千代田区の白鳥教室っていうところで、
その時私も仕事で忙しかったんで、
何とかあんまり気にしなかったんですけど、
妻は結構心配してたんで、
何らか教育を受けられる方法がないかっていうことで、
通信制のプログラムとか、N校とかですよね。
N校とかの中学版とかやらせるかとか、
あとはインターンを探すかみたいなところで、
インターンは高いから全然学費で妻の中で諦めて、
相談にもなかなかあったって感じで、
半年くらいずっと家にいた感じですね。
私は別にあんまり行きたくなかったら
行かないんでいいんじゃないのみたいな感じで、
中2の時の夏に妻が見つけてきた
インターナショナルスクール、インディアンインターナショナルスクール、
インド系のところで、
比較的アフォーダブルな学費、高いんですけど、
一人息子を学校に入れるために頑張るかみたいな感じで、
子どもも通いたいっていらっしゃるんで、
通ったらブレイクスルーにして、
もう一回インターナショナルな環境になって、
学校の勉強も全部英語で行われる感じで、
教科書とかすごい良かったのかな、
ケンブリッジ出版みたいなところが出してるので、
確か読んでて分かりやすいなとか思ってて、
そこで勉強とか学校に行くっていうリズムができてきて、
受験も考えられるかなと。
平行してクシジュアアカデミーも
習い事の一環として行ってたかなって気がする。
結局もう英語で授業とか、
英語カルチャーじゃないとダメだな、
日本的な空間はダメだったんだなっていうところで、
私はそこで大いに反省しました。
国の決断をそれが良いと思ってやっちゃったんで。
そこがちょっとベースですかね、生活。
Speaker 1
インディアンスクールは中2ぐらいからですか?
Speaker 2
中2から1年半行ってましたね。
Speaker 1
でもそこで良かったなってなった時に、
もう一回日本の学校じゃないですか。
もう一回受けようと思われたのは?
Speaker 2
そうですね。
もう日本の高校に行くって選択肢ないなっていうのは
私も妻も思ってたんですけど、
あの学校だけは合うんじゃないかなっていう風なのが
課題としてあって、受験資格もあるし、
受ければいいんじゃないのっていうのは
私はもう中1ぐらいの空間を持ってて、
3年準備すれば、この前7ヶ月ぐらいの準備だったけど、
全然いけんじゃんっていうのは僕の感覚。
でも妻はもう受験はさせないというか、
家事は関わらないというか、
自分が子供のリズム、受験に向けたリズムを作るだけなんです。
子供はずっとマインクラフトとかフォートナイトとか
ずーっと朝から晩までやってて、
勉強する気配みじんもなくて、
で、学校行かないしみたいなところで、
どうしようかなって思ったのが、
子供が塾通ってたら国連英検を受けましょうとか
英検を受けましょうクラスみたいなのがあって、
春休みとか夏休みとか。
じゃあ国連英検一緒に受けてみようかみたいな感じで、
自分は英語力伸ばしたいし、
これ読んでたら国際関係論で勉強してたような文章だなとか、
国際機関の責任で英語力がもっとあれば活躍できたのになみたいな、
自分の中のアンフィニクスとビジネスをやるっていう意味も
自分にとってはメリットあるかなって思ったんですけど、
子供が2時間会場で試験を受けるっていう、
体力というかリズムを作るのがいいかなと思って一緒に受け始めましたね。
Speaker 1
なるほど。
Speaker 2
その後半年に1回は英検か国連英検か統一をずっと
中1、中2、中3を受けてた感じですね。
Speaker 1
でも英語を極めようってなったんですね。
Speaker 2
そうですね。英語を極めようというところと、
Speaker 1
試験の体力が大事かなと思って。
Speaker 2
国連英検とかも子供の様子を見てると、
新たな学びの環境
Speaker 2
1回目落ちるんですよ。勉強しないから。
1回受けると感覚をパッと掴んだりとか、
ちょっと悔しさ。やっぱりやったら受かりたいっていう。
想像力は子供だから足りないので、
1回やるまでは準備ができないんですよ。
でも1回やったらこういうものねってことで、
2回目の成績がめっちゃいいんですよ。
僕を抜かされる感じで、
それを見た時に、中学と同じ高校を受けたら
これ絶対成績伸びるし、受かるなって
そういうタイプだなって思ったので、
なるほどね。
これ受かるよって思って。
Speaker 1
なるほどね。
Speaker 2
しかもその学校って、こんなこと言っていいのかな。
英語しか試験がないんですけど、
Speaker 1
英語だけなんですか?
Speaker 2
英語だけなんですよ。
しかも中学の試験のフォーマットと
試験と子どもの成長
Speaker 2
高校の試験のフォーマットは一緒なんですよ。
だから僕の感覚としては、
国立英研を1回受けて、
1回目受けて合格したねっていうところで、
中学と高校のフォーマットは一緒だから、
1回目ダメだったけど、
2回目受かればいいんじゃないのみたいな。
めっちゃ相性がいい。
子どもの性質として。
あとは、今日のメッセージでもあるんですけど、
子どもって未完成というか、
未成熟なので、本当に変わるんですよね。
やっぱ身長が3年で30センチ伸びたっていうところと同じような。
中3くらいから自分で計画立ててとか、
やりだしたりとかですね。
試験だけじゃなくて、
志望動機的なエッセイも出すんですけど、
そんなのも自分で書いて、
塾の先生見てもらってとか、
私が何かやらなくてもやり始めた。
Speaker 1
みんなどこの親も、
自分の子どもにそうなってほしいって思ってると思うんですけど、
特に何かを促したわけではなく、
Speaker 2
自然とそうなったんですか?
伴奏したっていうところ。
何かやれっていうのも一緒にやろうよっていうところだし、
エッセイに関しても今でも思えてるんですけど、
それを書き出したところは、
ロシナンテスっていう国際医療のNGOがあるんですけど、
そこの理事長ともともと親しかったんですけど、
その講演がたまたま千代田区で中3の時にあって、
そこの話を聞いたら感動して、
やっぱり目が熱くなったんですよね。
こういう風に医者でアプリカで医療支援をしてるってことで、
自分も将来何か仕事とか、
何かやるんだろうなみたいなのを考えたときの、
イグナイトするようなきっかけがあったのかな。
そういうのも大人が感動するようなことも子ども連れて行ったりとか、
伴奏とかきっかけあったりは意識的にしましたね。
でも1回目の失敗があったように、
やり方とか過干渉しなくなったところはありますかね。
Speaker 1
中学受験の時に結構干渉をしてしまって、
自分の成功体験の方法論を当てはめすぎて、
それを本人の実践にやり方を変えて、
とりあえず一緒に英検受けようよみたいなアプローチに変えたりとか。
Speaker 2
火がつく瞬間みたいなのを作ることを心がけたなっていうところと、
あとは子どもの性質をよく見てましたね。
本当に天才型なんですよ。
教科書とかパラパラパラって見たら大体わかるんですよ。
それに単語をコツコツ勉強して、
同じ問題を何度も解いて間違ったところを潰してみたいな、
いわゆる受験勉強をして。
そういうタイプじゃないんですね。
そういうタイプじゃないんで、結構任せればいいのかなって思ったんで、
やっぱり子どもって自分と違うし、
自分と違うからこそ尊重しなくちゃいけないやり方っていうのを見えてきて、
そういうのはあったと思います。
親のアプローチの変化
Speaker 1
親も成長しますね。
Speaker 2
そうなんですよね、子育て。
その時は私結構責任量したっぱいあったんで、
部下持ったことなかったんですよね。
ちょうど2021年初めて部下みたいなものを持って、
それが生きたところもあるかもしれないですね。
部下育てるってこういうことなんだ、
自分が思った通りに動いてくれないなみたいな、
でもタイプとかを確認しなきゃ。
それを子どもに適応した感じですね。
普通子育てを自分のマネージャーとして仕事に適応するんですよ。
マネージャーの仕事をして初めてした。
どうやって育てるんだみたいなのを当てはめた感じですね、子育ての役に。
Speaker 1
火をつけようと思ってもつかないんだけど、
いつ火がついてもいいように準備をするというか、
それは結構大事だと思いますね。
Speaker 2
受験を通して子育てで大事なことは、
自分の思った通りに行かない、
逆に自分が思っていた以上に子どもがいい方向に行くということがやっぱりある。
両方の場合で可能性を減らしていないことが大事だなと思いますね。
校舎は最近感じていることで、
子どもって日本で学校教育を受ける限り、
結構インターナショナルなところじゃないとダメだなというところで、
大学は国際学部に行くか、
もしくは日本というカルチャーがなかったら、
大学からアメリカの大学とかに、
本人も行きたい、アメリカにもう一回戻りたいと言ってたから、
この子はいわゆる日本のエスタブリッシュメントが行くような、
東大とか医学部とか法学部とかでもいいんですけど、
そういうところとかもう縁がなくて、
海外大学か日本の国際学部か、
この2つだなって、
福祉の的なビジネスキャリアを読んでくれって思ってたんですよ。
去年の夏ぐらいからちょっと親バカですけど、
学校入ってから夏休みに、
数学を全部教科書とかオンライン授業とか見て、
数三とかまで終わらせてるんですよ。
独学で?
独学で。
Speaker 1
すごい。
Speaker 2
お家で?
お家で。
私が行ったわけではないのに、
新学校から10からいろんな案内が来るんですよね。
鉄力会っていうのが一番いいところだっていうことで、
自分はここに行きたい。
ここでの数学を取りたいみたいなことを言って、
通い始めました。
それも週2回代々木まで通って、
何もやりなさい、行きなさいって言ってないんだけど、
自分はそうしたいっていうことで、
めちゃめちゃ数学ができるっていうことが分かって、
だからもう私英語も勝てないし、数学も勝てないし、
身長を上げてるの悲しいんですよ。
そうなったら、
君はインターナショナル系のところしか行けないんだからって、
道筋を振ろうとしてたんですよ、大阪人とかも。
そしたら違う道も行く可能性が十分見えてきた時に、
だから親の予想を超えるんですよ。
予想が期待通りにならない時と、
親の予想を超える時がある。
子どもってやっぱり変化が激しいんで、
だからどんなケースであっても、
親の予想とのズレがある時に、
可能性とか選択肢を狭めているっていうのが、
多分親として後悔する罪かなと思うので、
それは両方でちょっと感じましたね、2、3年で。
Speaker 1
本人はどういう方向に進みたいとか言ってるんですか?
Speaker 2
もう東大D1か国立医学部ですね。
Speaker 1
えー、そうなんだ。
Speaker 2
急に半年で変わりました。
半年前は海外大学行きたいとか言って、
キャンパスビジット行こうかみたいなこと言ってたんですけど、
もう全然鉄力会とか、
今の学校の同級生とかに影響されるんでしょうね。
私もやっぱりそんな霞ヶ関に興味なかったんですけど、
東大D1に行ったらそういうとこに行きたいなみたいな。
Speaker 1
まあね、そういう影響もありますよね。
まあまだ変わるかもしれないけどね。
Speaker 2
そういうのもいろんな影響で、
基本的にポイントは親の予想を超えたり、
期待に応えないっていうところであっても、
変に強制してせざれない。
さっきの火がつくタイミングを見つけるっていうところもそうですし、
結果論かもしれないですけど、
後悔するような環境には置かなかったかなっていうところは、
子どもの未来についての考察
Speaker 2
自分が後悔しない環境が結果論として良かったなと思います。
一歩間違えてれば可能性をいろいろ狭めてるところもあったかもしれない。
Speaker 1
数学オリンピックとか、日本代表みたいなのあるでしょ?
そうですね。あるあるある。
それだけ数学が…
本人も自分も数学に初めて目が目覚めたって感じなんですかね。
それまでだって算数、数学あったと思うけど。
Speaker 2
2歳児、3歳児とかの時は数がめっちゃ好きでしたね。
Speaker 1
言うよね。数にこだわるとか、数学好きなこと。
Speaker 2
一番大きな数字って何なの?とか聞かれたりとか、
素数の10と数えたりとかですね。
Speaker 1
そう言うよね。
Speaker 2
だからちょっと違うなって。僕は完全に文系の人間だったんで。
違うなっていうのはやっぱり思ってて、
それが日本に帰ってきて算数の成績が悪いっていうのは、
絶対何か変なところでつまずいてるかとか、
システムが悪いなっていうところを私は思ってた。
例えばカーニーとかでも、
問題解決のポテンシャルのある人をどうスクリーニングするかということで、
筆記試験をすべきかどうかとか、
一時面接で変にケーススタディをして晴れた準備をしてきた人に
引っかからないように。
Speaker 1
確かに。あったあったあった。
Speaker 2
スクリーニングって正しくないっていう意識が、
常に才能をフィルタリングする、スクリーニングするものができてない、
不完全であるっていうマインドセットは
コンサルの面接とかを準備するときに思ってたんで、
受験とかも、この子のタレント性を見てるのは
うちの妻が一番見てるし、
私も大きくなってから見るようになってきたから、
受験が、制度が正しいって結果が悪かったら
悪とか失敗とかっていうのは全く思わないほうがいいですね。
確かに。
そういうのをスクリーニングできる制度なんて存在しないんで、
不完全な中での競争だし、
子供も何度も言いますように、
ほんと変化するなっていう感じ。
成長が早い人だったよね。
10歳、11歳でも中学で。
両母とかフルマ妹とかっていうので、
その成長度の差がある中での中学受験ですしね。
Speaker 1
なるほどね。
Speaker 2
ほんといろんな複雑なファクターがありますね、結果っていうのは。
結果自体の解釈も、
すごいシンプルじゃないなっていうのは思いますね。
そういう意味で、
私以上に妻がよく子供を観察して信じてたと思いますけど、
そういう関係は大事なんだろうなと思いますね。
逆に妻がそんだけ100%信じてるのに、
私が疑ったら、
自分が恥ずかしい人間に思えるようになってきて、
観察して。
偏見とか先入観が多い人間なんですよ、私自身は。
そういうのを少しずつ減らしていった家庭でもあるかなって気がします。
Speaker 1
なるほどね。
なんかでも、
最初中学受験の時にいろいろ自分の成功体験とか、
自分の経験を当てはめてたっていうところとかを、
その後にちゃんと認識をされて、
変えていって、
接する。
接されてるから、
例えば中学に上がられて一緒に国民影響を受けようとかっていうのも、
一緒に取り組んでるっていうのがなんかあるのかなと。
すごいこじらせてると、
たぶん一緒に影響受けようって言っても、
もう子供が乗らないみたいなことも多分あり得るぐらい。
親子関係が修復できないぐらいになっちゃってねっていうのもありますよね。
そこはすごく冷静になったタイミングとか、
もともとお子さんの髪を持ってっていうことじゃないですか。
Speaker 2
それがすごく伝わってたんだろうなとかって感じました。
妻がそういうところのバランサーだったような気がしますけどね。
冷めてるっていうか受験とかどうでもいいじゃんみたいな人だったんで、
逆に私が熱くなってて、
ちょっとおかしいんじゃないのみたいな。
そうなると最初はカチンとくるんですけど、
だんだん時間を置くと、
自分間違ってたのかなみたいな感じで、
子供のことを理解してあがったのかなみたいな。
確かに10時間勉強しなくても受かる人は受かるよなみたいな。
帰国子女受験の課題
Speaker 2
そんな人いたなみたいな。
ガーニーの時いたなとか、
コロンビアの時に来てた、
総務省から出向してた理系の天才的な人いたな。
確かにああいう人たちって1,2時間でほとんど勉強あるから
漫画ばっかり読んでるなみたいな。
そういうタイプなのかもみたいな。
そういういろんなサンプルを見てたのも、
自分と違うタイプはこの人に似てるなみたいなパターン認識というか、
そういう人と接してみようみたいな。
君すごいねみたいな。
教科書とかすぐわかるから、
それでいっぱい時間浮いてるねみたいな。
それでゲームとかアニメとか見れる時間作れる。
すごいねみたいな感じで。
効率的にできるっていうところは、
罪の意識なくゲームをやれる。
時間を作れるみたいな。
こっちとして認めてもらえるんだみたいな。
本当にゲームが大好きで、
どこの家庭でもあると思うんですけど、
それで勉強時間を取れなくてっていうところなんですけど、
Speaker 1
ありますあります。
Speaker 2
ゲームをいっぱいやれるっていうのを正当化するために
効率的に勉強してみせようみたいなところとかもあったのかなって気もしますけど、
うまくは言えないですね。
Speaker 1
でもなんか、子育てからすごい学ぶことがめっちゃあるなっていうか、
すごいね。その柔軟性を持っておかないとね。
自分のやり方にこだわると。
それで犠牲に子供がなっちゃうからね。
でもすごい。
自分がきっと、さっきおっしゃったように、
その後自分が後悔することに、
親の方が後悔することになるかもしれないですよね。
Speaker 2
そうですね。それはやっぱり嫌ですよね。
後悔を引きずっていきたくないので。
Speaker 1
本当ですよね。
飛行機場受験っていうのもね、今回初めてのパターンでね。
すごい貴重な話で。
男性側からの、お父さんのかかわり方みたいなのも、
結構お母さん側からの方がね。
親子関係の変化
Speaker 2
今までどんな感じなんですか?
受験のテーマで。
Speaker 1
中学受験は結構聞いてきたんですけど、
お母さん側ですよね。
でも結構高学歴の優秀なお父さんが、
子供を理解できないみたいなところで、
お父さんと子供の関係がものすごくこじれるみたいなのは、
めちゃめちゃよく聞くので。
Speaker 2
確かによく聞きますね。
Speaker 1
そうだので。
中女離婚みたいなね。
それこそ奥さんが見てる子供の世界と、
お父さん側が見てるものが合わなくて、
それによってお母さんが子供を守るために離婚するみたいな、
そういう話もね。
Speaker 2
そこまで極端にはいかなかったですけど、
構造としてはあり得たかもしれないですね。
価値観が全然違うタイプだったんで。
違いすぎたから最終的にはぶつからない方法も、
そういった見つけ方とかあるんですけど、
距離が近すぎると結構こじれるところもあるでしょうね。
Speaker 1
例えば友人関係とか会社関係とかで、
自分とみんな同じじゃないって分かれてるはずなのに、
やっぱりついつい子供って同一化しちゃうというか、
親子関係ならではの距離感。
切り離せないね。
同人格かっていうかね、
人格を一緒にしちゃう感じってありますよね。
だからそこからうまく離すっていうね。
親の思惑を超えたお子さんが羽ばたいていく感じが、
そもそも嬉しいよね。
嬉しいような寂しい。
でもめっちゃ楽しみですね。
親が知らない世界へ連れてってくれるかもしれないですね。
Speaker 2
そこは期待してますね。
体験はすでにしてるので、
どんなところに行くんだろうなって感じはしますね。
のびのび座ってくれればいいかなと思いますね。
Speaker 1
いろいろお話し聞かせていただいて面白かったです。
Speaker 2
ありがとうございます。
ありがとうございました。
46:54

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