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Speaker 1
でもさっきね、2本目の時に、アメリカの教育とか学校にあんまり合わないんじゃないかなって思ったみたいにおっしゃってましたけど、
Speaker 2
私は思い込みだったんですよ。
Speaker 1
それはどういうところで感じられてたんですか?
Speaker 2
私は合ってないのかなって思ったのは、単純に学校行ったら疲れて帰ってくるし、結構言葉っていうところでちょっとハードルがあるのかなとか、
あとはゲームをやりたそうにしてたっていうところで、延々ゲームやってるんで、
アメリカの学校じゃなくてもできる生活じゃみたいなのをちょっと思ってしまったところはあるみたいな。
Speaker 1
友達関係とかはどうだったんですか?
Speaker 2
友達は何人かすごい親しい人はいましたね。
うちの奥さん的には4、5人グループで楽しそうにやってるじゃん。
それぞれの奥さん、お母さんとうちの奥さん仲良かったんで、今も連絡取り合ったり、
次旅行行く時はまた会いたいねみたいな感じで、
うちの奥さん的には子供同士仲良いし、母親同士仲良いんだから、なんで帰らなくちゃいけないんだよっていう感じだったと思いますね。
だからそこは私の見え方が一面的で良くなかったなって思ってますね。
Speaker 1
さっきお金の面みたいな話もしてましたよね。
やっぱりアメリカって良い教育を受けさせるためにはお金がかかるっていう。
そうなのかなと私も思うんですけど、実際それを感じる?
Speaker 2
そうですね。パラパラそのパブリックスクールが校舎建て替えっていうのがあって、
2年間別の地区に移転するっていうことになって、
最初あったところはワシントンのジョージタウンっていうちょっとハイソなエリアにあったんですけど、
ちょっと治安の良くない地域に移った時に、クラスメイトの中で小学校3年生くらいかな、
転校します、私立に入りますみたいな子とかもいたりして、
その私立とかはアメリカの大学のような学費、
小学校だけど、
400万、500万とか年間を買って、
そういうのは変域を出せる人たちとそうじゃない人っていう差があるなということで、
でもそれってどんだけ質の差があるのっていうのはちょっとうがった目でも見てて、
あと、D.C.自体は中学とかのレベルは下がりますけど、
隣の州のバージニアとかメリーランドに行けばいいパブリックスクールもあるんで、
それでも大丈夫かなというふうには思ってたんですけど、
なんとなく、日本って効率だけじゃなくて、私立とか言っても、
自分も日本の私立中高一館出身だったんで、
すごい質がいい教育をよりアフォーダブルな価格で受けられたみたいな、
4分の1、5分の1ぐらいで受けられるって言ったら、
そっちの方がいいじゃんみたいな感じで、
日本語も忘れないで、英語はもう身についたんだからみたいな、
そのスキルのポートフォリオとか経験のポートフォリオ的にも、
5年生ぐらいから入るの悪くないんじゃないのに、
質の高い教育を高校まで受けて、
場合によっては大学からまたアメリカとか行けばいいじゃん、
大学院から行けばいいじゃんみたいな感じで、
そんな感じで思ったと。
Speaker 1
4年生で?
Speaker 2
そうですね、4年生でっていうことは、
実質もう日本の、あっちは6月まで4年生で、
学期が9月から6月までかな、
あっちの4年生だったけど、日本で言ったら5年生、3月、4月に戻った。
5年生で戻ってきたっていうのがいいかもしれないですね、戻ってきてから。
Speaker 1
なるほど、なるほど。
じゃあそうする中学は帰国史上受験ということですね。
Speaker 2
そうですね、結局中学は帰国史上受験だったんですけど、
私の感覚からすると、子どもと話をしていたら、
言うのも変なんですけど、賢いなって思ってたんですよ。
自分もいろいろ受験したし、そこで出会ってきた人たちとか、
仕事とかでも、カーニーとか世銀とか出会ったり来たり、
いろんな人から見ても賢いなって思ったから、
別に普通の4科目受験も全然いけるんじゃないの?
みたいな感覚で私はいたんですよ。
だから帰国史上受験をしようっていう一本化は当時はしてなかったですね、
5年生の時は。まず全然いけるんじゃないの?みたいな感じで。
うちの奥さんはもう受験とかあんまり関心がなく、
どんなところでも育っていけるから、みたいな感じで、
教育に関してはリベラル極地をいてて、
私はどちらかというとコンサーバティブというか、
自分が辿った道がちょっと正しいみたいな思いで、
そこにちょっと差はあったんですけど。
でも塾に入れたら、結構算数得意だな、トップクラスだなと思ってたら、
150人ぐらいが受けたので、140番取ってきたんですよ。
これやばいなって、なんだろうって最初理解できなくて、
なんでこんな成績になるの?って聞いたら、
なんかよく聞いてたら、文章題を読めてなかったらしいんですよ。
Speaker 1
日本語が。
Speaker 2
日本語は聞きました。
まだ日本語はちょっと、耳で家で親の話を聞いてたり、
なんか読み聞かせで絵本程度あったけど、
いきなり文章題で直角とか英格がありみたいなものがあるんですけど、
そこで上手かったり、
当時子供はいろいろ集中力の問題が文章を一行一行読むのはできずに、
同じ行に戻ってきちゃうとかっていうところが、
10歳だったらそういうのもあるかなって今思う。
だからなんか、算数をやる以前の問題、
国語の問題でつまずいてて、
これは無理だなって結構自分としてはショックだったんですよ。
いきなり受験できないじゃん、選択肢一気に成績悪いじゃんみたいな感じはありました。
Speaker 1
そもそもあれですよね、
Speaker 1
高校生でいるってことですよね。
そこは受験受けた時も、結構行きたいなと思ってた学校だったっていう。
Speaker 2
そうですね。家族一致して、本人も行きたがってたし、
帰国支障受験のトップ校みたいなところもあったし、
行きたいなっていうところと、
僕自身も準備期間さえあれば受かってたなっていう感覚が見てて、
箸にも棒にもかからないって感覚がなかったんで、
行けんじゃないかなって時間を使えばと。
3年もあるじゃんみたいなところはあって、
あともう一つあったのは、
帰国支障って、日本に帰国してから3年以内とか2年以内とか受験資格があるんですよ。
だから、小学校5年生で帰ってきたら、
中学は受けてても、高校は受けられないって大部分なんですよね。
でもその1校だけはそういう制限がなかったから、
結局もうその1校しか受けるところがなかったんですよ、高校で。
Speaker 1
高校も帰国支障学で受けたってこと?
Speaker 2
そうです。
Speaker 1
なるほどね。
そんな期間が空いてても帰国支障学で受けれるんですか?
それは珍しい。
Speaker 2
それは珍しいですよね。
帰国支障受験と言いつつも、
海外に住んでなくても日本のインターにいた人も受けられるっていうのは、
受験のたまたま一本道があったみたいなところですね。
Speaker 1
高校受験でリベンジっていう感じになりましたが、
Speaker 2
中学は公立に行ったわけですね。
千代田区の公立中学に行って、
いいとこだなっていうのは妻と私も思ってたんですけど、
気に入ってた校長先生が変わって、
全くちょっと雰囲気が違ってるねみたいな感じもあったし、
小学校も中学校も子供的にアメリカで育てて会わなかったんでしょうね。
日本の友達とワイワイやる感じの子じゃないんで、
明るい子なんですけど、
角に賑やかに緊張しちゃうみたいな感じで、
周りの目が気になるみたいな感じで、
中学の2学期くらいから不登校になりましたね。
不登校だけの子が行くような教室に時々通ってて、
千代田区の白鳥教室っていうところで、
その時私も仕事で忙しかったんで、
何とかあんまり気にしなかったんですけど、
妻は結構心配してたんで、
何らか教育を受けられる方法がないかっていうことで、
通信制のプログラムとか、N校とかですよね。
N校とかの中学版とかやらせるかとか、
あとはインターンを探すかみたいなところで、
インターンは高いから全然学費で妻の中で諦めて、
相談にもなかなかあったって感じで、
半年くらいずっと家にいた感じですね。
私は別にあんまり行きたくなかったら
行かないんでいいんじゃないのみたいな感じで、
中2の時の夏に妻が見つけてきた
インターナショナルスクール、インディアンインターナショナルスクール、
インド系のところで、
比較的アフォーダブルな学費、高いんですけど、
一人息子を学校に入れるために頑張るかみたいな感じで、
子どもも通いたいっていらっしゃるんで、
通ったらブレイクスルーにして、
もう一回インターナショナルな環境になって、
学校の勉強も全部英語で行われる感じで、
教科書とかすごい良かったのかな、
ケンブリッジ出版みたいなところが出してるので、
確か読んでて分かりやすいなとか思ってて、
そこで勉強とか学校に行くっていうリズムができてきて、
受験も考えられるかなと。
平行してクシジュアアカデミーも
習い事の一環として行ってたかなって気がする。
結局もう英語で授業とか、
英語カルチャーじゃないとダメだな、
日本的な空間はダメだったんだなっていうところで、
私はそこで大いに反省しました。
国の決断をそれが良いと思ってやっちゃったんで。
そこがちょっとベースですかね、生活。
Speaker 1
インディアンスクールは中2ぐらいからですか?
Speaker 2
中2から1年半行ってましたね。
Speaker 1
でもそこで良かったなってなった時に、
もう一回日本の学校じゃないですか。
もう一回受けようと思われたのは?
Speaker 2
そうですね。
もう日本の高校に行くって選択肢ないなっていうのは
私も妻も思ってたんですけど、
あの学校だけは合うんじゃないかなっていう風なのが
課題としてあって、受験資格もあるし、
受ければいいんじゃないのっていうのは
私はもう中1ぐらいの空間を持ってて、
3年準備すれば、この前7ヶ月ぐらいの準備だったけど、
全然いけんじゃんっていうのは僕の感覚。
でも妻はもう受験はさせないというか、
家事は関わらないというか、
自分が子供のリズム、受験に向けたリズムを作るだけなんです。
子供はずっとマインクラフトとかフォートナイトとか
ずーっと朝から晩までやってて、
勉強する気配みじんもなくて、
で、学校行かないしみたいなところで、
どうしようかなって思ったのが、
子供が塾通ってたら国連英検を受けましょうとか
英検を受けましょうクラスみたいなのがあって、
春休みとか夏休みとか。
じゃあ国連英検一緒に受けてみようかみたいな感じで、
自分は英語力伸ばしたいし、
これ読んでたら国際関係論で勉強してたような文章だなとか、
国際機関の責任で英語力がもっとあれば活躍できたのになみたいな、
自分の中のアンフィニクスとビジネスをやるっていう意味も
自分にとってはメリットあるかなって思ったんですけど、
子供が2時間会場で試験を受けるっていう、
体力というかリズムを作るのがいいかなと思って一緒に受け始めましたね。
Speaker 1
なるほど。
Speaker 2
その後半年に1回は英検か国連英検か統一をずっと
中1、中2、中3を受けてた感じですね。
Speaker 1
でも英語を極めようってなったんですね。
Speaker 2
そうですね。英語を極めようというところと、
Speaker 1
試験の体力が大事かなと思って。
Speaker 2
国連英検とかも子供の様子を見てると、
Speaker 2
自分が後悔しない環境が結果論として良かったなと思います。
一歩間違えてれば可能性をいろいろ狭めてるところもあったかもしれない。
Speaker 1
数学オリンピックとか、日本代表みたいなのあるでしょ?
そうですね。あるあるある。
それだけ数学が…
本人も自分も数学に初めて目が目覚めたって感じなんですかね。
それまでだって算数、数学あったと思うけど。
Speaker 2
2歳児、3歳児とかの時は数がめっちゃ好きでしたね。
Speaker 1
言うよね。数にこだわるとか、数学好きなこと。
Speaker 2
一番大きな数字って何なの?とか聞かれたりとか、
素数の10と数えたりとかですね。
Speaker 1
そう言うよね。
Speaker 2
だからちょっと違うなって。僕は完全に文系の人間だったんで。
違うなっていうのはやっぱり思ってて、
それが日本に帰ってきて算数の成績が悪いっていうのは、
絶対何か変なところでつまずいてるかとか、
システムが悪いなっていうところを私は思ってた。
例えばカーニーとかでも、
問題解決のポテンシャルのある人をどうスクリーニングするかということで、
筆記試験をすべきかどうかとか、
一時面接で変にケーススタディをして晴れた準備をしてきた人に
引っかからないように。
Speaker 1
確かに。あったあったあった。
Speaker 2
スクリーニングって正しくないっていう意識が、
常に才能をフィルタリングする、スクリーニングするものができてない、
不完全であるっていうマインドセットは
コンサルの面接とかを準備するときに思ってたんで、
受験とかも、この子のタレント性を見てるのは
うちの妻が一番見てるし、
私も大きくなってから見るようになってきたから、
受験が、制度が正しいって結果が悪かったら
悪とか失敗とかっていうのは全く思わないほうがいいですね。
確かに。
そういうのをスクリーニングできる制度なんて存在しないんで、
不完全な中での競争だし、
子供も何度も言いますように、
ほんと変化するなっていう感じ。
成長が早い人だったよね。
10歳、11歳でも中学で。
両母とかフルマ妹とかっていうので、
その成長度の差がある中での中学受験ですしね。
Speaker 1
なるほどね。
Speaker 2
ほんといろんな複雑なファクターがありますね、結果っていうのは。
結果自体の解釈も、
すごいシンプルじゃないなっていうのは思いますね。
そういう意味で、
私以上に妻がよく子供を観察して信じてたと思いますけど、
そういう関係は大事なんだろうなと思いますね。
逆に妻がそんだけ100%信じてるのに、
私が疑ったら、
自分が恥ずかしい人間に思えるようになってきて、
観察して。
偏見とか先入観が多い人間なんですよ、私自身は。
そういうのを少しずつ減らしていった家庭でもあるかなって気がします。
Speaker 1
なるほどね。
なんかでも、
最初中学受験の時にいろいろ自分の成功体験とか、
自分の経験を当てはめてたっていうところとかを、
その後にちゃんと認識をされて、
変えていって、
接する。
接されてるから、
例えば中学に上がられて一緒に国民影響を受けようとかっていうのも、
一緒に取り組んでるっていうのがなんかあるのかなと。
すごいこじらせてると、
たぶん一緒に影響受けようって言っても、
もう子供が乗らないみたいなことも多分あり得るぐらい。
親子関係が修復できないぐらいになっちゃってねっていうのもありますよね。
そこはすごく冷静になったタイミングとか、
もともとお子さんの髪を持ってっていうことじゃないですか。
Speaker 2
それがすごく伝わってたんだろうなとかって感じました。
妻がそういうところのバランサーだったような気がしますけどね。
冷めてるっていうか受験とかどうでもいいじゃんみたいな人だったんで、
逆に私が熱くなってて、
ちょっとおかしいんじゃないのみたいな。
そうなると最初はカチンとくるんですけど、
だんだん時間を置くと、
自分間違ってたのかなみたいな感じで、
子供のことを理解してあがったのかなみたいな。
確かに10時間勉強しなくても受かる人は受かるよなみたいな。