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スピーカー 1
あと2年生きられるって思って、
そういう心づもりを持っていく、過ごす。
もうね、ここ1、2年はね、そこまで全然シリアスな感じはないんだけど、
最初の3年ぐらいは、
あまり人にはシェアしない自分の中の、
シェアしない自分の中の、こう、密かな覚悟というか、
密かな、なんか、
まあ、そうね、
なんかそういうものを持ってた感じがする。
スピーカー 2
なんかさ、そういう、
なんていうのかな、もちろん全然それが、
角度っていうのは、その確からしさみたいなところでは、
分からないんだけれども、
なんとなくの、その起源っていうか、
みたいなのを意識してると、
行動ってやっぱり変わるの。
スピーカー 1
なんかこれをやっておかないと。
そうだよね。
そう、これすごく面白いなと自分で思ったんだけど、
その、
ガンだって分かって、治療をやってる時の自分の気持ちは、
なんか、今の生活を守りたいっていう気持ちの方が非常に強かったのね。
なんか、ガンになったからって仕事を辞めるとか、
ガンになったから何かを諦めるみたいなことが嫌だなと、
まあ、事実、もう治療で、
体調不良だから、そりゃできないこともあったとは思うんだけど、
まあ、コロナの時期だったから、
まあ、そうでなくても、いろいろ制約はあったと思うけど、
でも、ガンになったことで、私は人生の何かを変えた、諦めたみたいな、
そういうふうにはなりたくないって気持ちは結構強かったんだけど、
治療が全部終わった時に、
その時思ったのは、
私、今元気?って、
もし再発したら、また体調悪くなっちゃうし、
今度はもうエンドレスだから、
やっぱりその時、自分が好きなようには、
好きになって、完全に自由ではなくなっちゃう。
だんだん体調がきっと悪くなっていくんだろうから、
体力が衰えて、やりたいことが、
再発したら、余命が完全に見えた時に、
好きなことを、じゃあやろうっていうんじゃなくて、
今元気だから、再発いつするかわかんないけど、
するまでの間はこんな元気なんだから、
スピーカー 1
この元気な時にやろうみたいな、
あんまり延期するもんじゃないなみたいな、
自分がやりたいことを今やらなくて、
じゃあ3年後にやろう、5年後にやろうって、
でも3年後とか5年後には、再発してるかもしれないし、
そしたら死んでなかったとしても、
やっぱり今のような、
健やかに何でもやれるっていう状態じゃないかもしれなくて、
だからあんまり言い訳する理由がもうないな、
やらない理由みたいなものを、
なんもないなっていう感じはしたんだよね。
スピーカー 2
なんかさ、すんごいホームパーティーやってたよね。
家にものすごい人を呼んでた。
スピーカー 1
まあそうね、それが一つのやりたいことだったんじゃないかな。
スピーカー 2
コロナで外に行くよりはっていうのもあったのかもしれないけど、
なんかものすごい頻度で家に人を呼んでる印象がある。
スピーカー 1
家を買ったからさ、ちょうどね。
スピーカー 2
家も買うのもさ、
スピーカー 1
家買うのもさ、契約したのはがんになる前なのね。
実際に家の引き渡しの時にはもうがんになったわけよ。
だから引き渡しの半年ぐらい前にがんに、
半年前じゃないな、もっと近い。
7月にがんになって、12月引き渡しだったから半年以内だったけど、
がんになるとローン組めないんだよね。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
住宅ローンが。
だから私はローンを組まずに、夫がローンを組むっていう。
スピーカー 2
なるほどね。
でも引き渡しよりも前でしょ、ローン組むのって。
スピーカー 1
銀行は家が建たないと、完成しないと担保がないんで、
住宅ローンができないね。
その前ってブリッジローンって言って、別の形で高い金利で、
うちの家はさ、完成したマンションを買ったんじゃなくて、
ちょっと特殊な感じの、建て方としては一個建てに近い感じの、
これから建つよっていうマンションを買うっていう、
そういう形の買い方だったんで、
契約してから完成するまでの間っていうのは、
でも途中でさ、お金払わなきゃいけないのね。
土地を買ったタイミングとか、着工したタイミングとか、
そういうのに分割してお金を払わなきゃいけないんだけど、
その時その時に、このタイミングではまだ家が完成してないんで、
担保がないから住宅ローンっていうのは組めなくて、
ブリッジローンって言って、
無担保のローンを組まなきゃいけないんだよね。
もし借りるなら。
だからできるだけ頭金を、とにかくキャッシュでできるだけ払って、
ちょっと高い金利でブリッジローンをやって、
それが完成したら住宅ローンに切り替えるみたいな感じに、
一般的にはそういう風にするんだけど、
できる限りキャッシュで払って、
実際にローンを送るなら夫だけで、
私はローンは組めないんで、組めなかったんだよね。
お金の話もあるんだけどさ、
だからガンになっちゃうと、
お金的なものもいろいろあると。
でも家建てたんでね、
そういう人を家に招くみたいなのは、
私も夫も好きな方なんで、
それはやろうっていうので、
別にガンと関係あったかどうかわからないけどね、
でもやりたかったことの一つなんだよね。
ちょうど家も新居もできたし、
人を呼ぶための家として作ったから。
スピーカー 2
大きな買い物、
もちろん都心だしね、場所もいいし、
別に損するものじゃないっていうかさ、
ととはいえそれなりに大きな負担ってなったときに、
ゆう子ちゃん家のさ、
旦那さんとゆう子ちゃんの経済状況とかも考えたときに、
自分がガンになったときに不安とか、
経済的なものとか家族に対してとかっていうのは何かあったりしたの?
スピーカー 1
むしろ私は相続をめっちゃ意識したよね。
私はすごいプライベートな話ですが、
私の資産の結構な部分をクラウドワークスの株が占めているんだけど、
株ってもちろん相続されると、
私がもし死んじゃったら相続されるわけだけど、
そうしたら現金化しないと相続税とか払えないじゃない。
私が死ぬときの株価がどうなってるかとかわかんないけど、
でもそれだといろいろ株のまま持っておいていいのだろうかとかね。
あと家も持ち分の比率みたいなものをどう考えればいいんだろうかとか、
生前造業じゃないけど、
子どもとかに何らかの方法で、
相続の負担が減るようなことはできないかとか、
そんなようなことは考えたりはしたよね。
それに対して何かできることがあったわけじゃないし、
保険の話をしたいと前から思ってたんだけど、
たまたまね、これは別に経済的にどうこうっていうよりは、
私がんになる半年くらい前に、