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スピーカー 2
フリーランスといえば、
フリーランスが圧倒的に多いと思うんですけど、
脚本も会社化しちゃってる人もいますし、
スピーカー 1
どこかに所属する、事務所に所属する、
みたいなのもあるんですか?
あります。
事務所に依頼があって、この脚本家どうですか?
スピーカー 1
みたいな、そういうエージェンシーみたいな。
スピーカー 2
そうですね、そういうパターンもありますし、
実績のある脚本家さんが事務所化してたりするので、
アシスタントさんみたいなイメージですかね。
スピーカー 1
漫画とかそういう系の、映画監督とかもそうかもしれないですけど。
スピーカー 2
そうですね、なのでその人に依頼があって、
手伝うっていうパターンだったりとか、
あとは会社に特に指名なくご依頼いただいた場合は、
若手に挑戦させようかだったりとか、
最終的にはこっちが監修するけど、
やらせてみようかみたいなことだったり、
っていうことが何じゃないかと思ったり。
スピーカー 1
どういうルートで脚本家っていう職業になりたいと思っても、
どこから誰かに弟子入りするみたいな、
どこからスタートするの?みたいな。
木月さんはね、もともと役者さんをやって、
劇団をやって、自分で主催して、演出やって、脚本を書いてからスタート。
その話は2本目で多分聞くと思いますけど。
スピーカー 2
そうですね、私は専門学校みたいなところに、
お芝居の専門学校みたいなところに行って、
先生方の話を聞いて、脚本家になろうと思って、
スピーカー 2
とにかくお芝居で、お仕事にしたかったんです。
お芝居で生計を立てたくて、
どうしたらいいですか?みたいなこととかを先生に聞いたら、
脚本家が良いのかもって思ったときに、脚本家やりたい。
何が何でもこの世界で食べていきたいって思ったときに、
脚本家をとりあえずやろうっていうことで、
そこの専門学校に在学中にみんなに声をかけて、
スピーカー 2
みんな俳優さんやりたいので、
俳優さんやりたい方っていうのは、
スピーカー 2
脚本家だったり演出家が呼びかけてくれるとすごく嬉しいというか、
旗振り役がいてくれるということで、
結構協力してくれるメンバーがいてくれて、
一緒に作って、結構面白かった、良かったって言ってもらえて、
そこからだんだん劇団員になりたいんですっていう俳優さんが現れ、
劇団かと思いつつ、わかったって言って、
自然と劇団になっていって、
っていうような形から客演さんって言って、
外の俳優さん、劇団員じゃない俳優さんにお声をかけて、
来ていただいてってやっているうちに、
プロデューサーが見に来るようになってくるんですよね。
外の俳優さんに声をかけると、
スピーカー 2
その方、プロデューサーさんがいたりするので、
プロデューサーさんが見に来て、
なかなかチャレンジングなやつだ、みたいな、
結構予算度返しみたいな舞台やってたので、
なかなか気合の入ったやつがいるな、みたいなことを多分思っていただけて、
スピーカー 2
だんだんお仕事の声をかけていただいたりとか、
でもなんかホストクラブの演出とかもしましたよ、昔。
スピーカー 1
ホストクラブの演出?
スピーカー 2
リアルホストクラブの?
リアルホストクラブの演出とかも、
スピーカー 2
やるって言われて、分かんないけどやります、みたいな感じで、
演出、え?脚本家として?演出家として?
演出、そうです。脚本家であり演出家でずっとやってたので、
スピーカー 1
あなたはこのキャラで行くといいよ、みたいなホストをプロデュースするとかそういうこと?
スピーカー 2
混乱が少々。
スピーカー 1
これを舞台として、ここは舞台、みたいな感じで。
スピーカー 2
私もその時知らなくて初めて行ったんですけど、
ショーがあるらしいんです。
スピーカー 1
あ、そういうことね。
スピーカー 2
で、そこのショーをちょっと盛り上げるのに、
何かやってほしいみたいな感じで、
スピーカー 2
ただちょっと今思えばもっとできたんじゃないかとか思うんですけど、
やっぱりちょっと話を聞くと、
そもそもホストクラブのお客さんの気持ちがまだ私には分からず、
さらにホストクラブの勝手が分かってなかったので、
ホストクラブの皆さんのヒアリングから入ったんですけど、
でもそういうところから入りすぎて、
ちょっと今思えばもっと打破するべきだったなって、
外部からお願いするぐらいのことだったから、
何か別の要素、風を持ってくるべきだったなって、
今だったら分かるんですけど、
もうちょっと今やってるようなことの延長で、
クオリティを上げるためにこうしましょう、こうしましょうって言ってる感じだったなって、
反省点としてはあるんですけど、
そういうのをいろいろやったりしてるうちに、
だんだんプロデューサーに頑張り屋さんだなって思われたのかな、
分かんないですけど、
そういうところからいろいろ声をかけてもらえたりとか、
つながっていったり、
スピーカー 1
人間関係が大事に、
信頼してもらえてこの人ならって言って、
スピーカー 1
知名してもらえるようになるのが特に大事な、
組織の中で待ってたら仕事が来るっていうのではないから、
スピーカー 2
すごいですね。
もう何でもやりますみたいな感じでしたね。
もちろん好きなことなので何でも楽しいんですよね。
何でも楽しいからっていうのもあるんですけど、
スピーカー 2
言われたらはいって、
とりあえずやらせてくださいっていう感じで、
スピーカー 1
何でも120%の力でやるっていう、
スピーカー 2
あんまりそこで成形立てたいとは思ってたんですけど、
若さゆえにあんまり計算とかもなく、
とにかく最初に条件を示されることもなかったんで、
それを聞くとみんなにびっくりされるんですけど、
いくらでこれできますかっていう文化がなかったんですよ。
終わった後に支払いの話なんだけど、
いくらで大丈夫っていう話になって、
はいって、それでダメですって言ったことないぐらいの感じで、
はいっていうことを繰り返していって、
スピーカー 1
っていうのが今でも?
スピーカー 2
今フリーランス進歩っていうのができて、
ダメだよって基本はなってる。
基本はなってるんですけど、
まだないこともないかもしれないけど、
そういう感じだったんです。
気にもしてなかったんです私も。
スピーカー 1
でもそれってことはもうお金じゃなくて、
スピーカー 2
やってみたいかどうかっていう、それだけっていう感じ。
そうですね。
最初に私はもうここで食べていきたいって思った時に、
お芝居って舞台とかテレビとか映画とか、
いろんなフィールドがあると思うんですけど、
広くエンタメの中で食べていきたいと思われたのか、
これがやりたいみたいなのって何かあったんですか?
そうですね。
基本的にはお芝居で食べていきたいみたいな気持ちがあって、
っていうのが基本なんですけど、
途中でお芝居見に来たドラマのプロデューサーだったりとか、
に声をかけていただいたりとか、
映画を描いてみないかっていうお話があったりとか、
みたいな時には、
はいって言ってやりますっていう感じではあったんですけど、
基本的にはお芝居の世界でみたいな。
舞台かな?
一番私の核の部分はそこかなと思っていて、
でもこれ言うと結構皆さん驚かれるんですけど、
舞台の方がいただけます。
スピーカー 1
そうなんですか。
スピーカー 2
私の場合はですけど、
多分ドラマとか映画とかでガンガンやってらっしゃる方が、
もっと多分全然違うと思うんですけど、
私の場合は舞台の方が大きい舞台とかやってるので、
スピーカー 1
その人の実績によってキャラは変わるっていうことなんですね。
スピーカー 2
だんだん上がっていく感じですね。
経験だったりとか、
あとはもちろん規模感によって違ってくるので、
小さい劇場で短い日数でって言ったら、
まず総額が決まってるので、
その中で客の方にいくら払えるかみたいなところで言うと、
無理なものは無理じゃないですか。
っていうのがあるので、
ただ大きい舞台ができる人って、
少ない人数の中で回してるみたいなところもあったりとか、
だんだんコツコツコツコツ。
信頼って、ずっと小劇場しかやってない人に、
いきなりじゃあ大きい帝国劇場任せられるかって言ったら、
多分そうはならないと思うので、
みんなコツコツコツコツやっているんだと思います。
それとも、脚本家の方がまだ現場を回す人ではないので、
大きい、いきなり抜擢ってこともあり得るのかなとは思いますけど。
常にいくつかのお仕事を並行してやってらっしゃるっていう感じですよね。
スピーカー 1
お話聞いてるとミュージカルもやるし、
ドラマもやるし、映画もやるし、みたいな。
しかも全然違うお話、違う世界観のものが、
ごっちゃ当たんないのかな、みたいな。
スピーカー 2
最近は、少し身近なアシスタント的にお願いをしつつ、
私が見つつ、みたいなことを少しずつ、
クリエイティブ、元の土台とかは一緒に考えるんですけど、
スピーカー 2
例えば原作ものとかだったりすると、
原作の言葉とかの入力とかは、
アシスタントさんでもできる作業だったりするので、
そういうところで手伝っていただいたりとか、
そういう言葉っていうこととかはあるかなっていう風なところですかね。
あとはどうだろう。
でも基本的には、うわーってなりながら書いていっちゃいます。
何本ぐらい並行してることが多いんですか?
何本?
今はでも最近はフォーラムシアターにハマっていたりはするんですけど、
スピーカー 2
今はミュージカルが、まだ完成後には至ってないのかな。
ほとんど落ち着いているミュージカルが1本と、
スピーカー 2
第1行を上げてブラッシュアップしようかっていう朗読劇みたいなのが1本と、
あとフォーラムシアターがいろんな進捗のものが何本ぐらいだろうな。
何本ぐらい?5本ぐらいですかね。
あったりはするんですけど、
いろいろ打ち合わせをしたりとかスケジュールを決めたり提案したりとか。
スピーカー 1
どうやって発想するんですか?
こういうインプットをしているとか。
スピーカー 2
物語ってことですか?
スピーカー 1
物語。そう、物語かな。
スピーカー 2
物語で言うと、まず私1人で始めることが最近はなくてですね、
プロデューサーからのさっき言ったような流れがあったりするので、
例えばシナモロールちゃんをこういう狙いがあって、
スピーカー 1
サリオさんたちの思いがこの世にあって、
それを叶えるためには逆算するじゃないですけど、
スピーカー 2
どういうストーリーだといいのかなだったりとか、
っていう風に考えていくので、
思うよりゼロイチではないかもしれないです。
ゼロイチのこともあるんですけど、
それはきっと何か衝撃的な出会いがあるとか。
ゆう子さんもでもね、書いていらっしゃいますもんね。
スピーカー 1
最近ね。全然私は見習いも見習い。
書生です。書生。書生ですけど、
だからどうやってかなって。
スピーカー 2
最初のテーマを見つけるの結構難しい。
テーマがヒントぐらいのものはあっても、
スピーカー 1
それを物語として書き切るみたいなことだったりとか、
最初のオープニングからエンディングまでをある程度、
昨日もね、ちょっと私、
そこまで固まりきらずにとりあえず書いてみるみたいな書き方を
若い時はしてたみたいな。
無駄になるものもたくさんあるんだけど、
そういうやり方を最初はしてたみたいな話をされてて、
確かにそういうやり方もあるなと思うけど、
でもなかなかある程度見えて書きたいなっていう。
そうするとあれこれ面白くなるのかなとか、
最初の出だしのところはイメージつくんだけど、
ここで落ちかなとか思ってると、
なかなか本当にアウトプットにつながるものになるものっていうのは、
思いつく中でもそれほど多くはない感じが自分としてはあって、
どうやったらそんなに物語をどんどん生み出してる人って、
どうやったらいいのかなって、
本当は昨日もその話を鈴木さんにしてたんだけど。
スピーカー 2
でもなんかスケッチって私は言ってるんですけど、
ちょっと掛け合いしたいセリフとか、
登場人物とかがいたら、
スピーカー 2
それをワンシーンまでいかなくてもいいから、
それをいくつか書いているうちに、
だんだんちょっとやりたいことだったり、
書きたいキャラクターだったりが見えるみたいなこともありますし、
そのネタ帳、ミソ帳とかいうんですけど、
スピーカー 1
いっぱい箇条書きで書いたりとか、
最近はiPhoneとかにメモみたいな感じかもしれないんですけど、
スピーカー 2
そうですね、なんかそういうことを、
前はすごい書いてたんですけど、
最近は直で書いちゃうこととかが多いですけど、
スピーカー 2
貯めとくと後で財産になる。
今使えなくても別の作品で使えるみたいなのとか、
それこそ01で書かなきゃいけないっていう時とかに、
今思い浮かばない。
でもかつてのやつ見たら、
その時の思いで触発されたりとかっていうこともあったりとか、
心に響く名言みたいなのを書き留めておいたりとかすると、
それをそのままっていうとね、
そこのエッセンスというか、
その言葉の何に自分は心動かされているのかなっていうところは、
思いとして伝えるというか、
スピーカー 2
そういうことを貯めとくと。
スピーカー 1
なるほどね、ネタ調をつけて。
スピーカー 2
心が動いたものをいっぱい貯めとく。
その心を動いた時に書くものって、
自分の気持ちとか、
例えば触れた言葉とか場面とかでもいいですけど、
そういうのを思ってくるんですか?
もう何でもいいと思いますけどね、
本当に例えば、
目で見た赤い服のワンピースを着た
シルバーヘアーの人がすごく素敵だったら、
それも書いておいたりとかしておいたら、
スピーカー 2
登場人物のディティールとして使えるかもしれないじゃないですか。
確かにね。
スピーカー 2
あと、皮張りのソファーがふかふかだわって思ったら、
そういうところとかでも何でもいいと思います。
なるほど。
自分の心が動けば、
何でも貯めといて、
使えるというか、
珍しい職業の人と会ったとか、
っていうこととかでも、
そこから何か事件が起こらないかなだったりとか、
こういう人から何か学ぶことはないかとか、
あと、自分がすっごく嫌な目にあった時に、
人物が特定されない形とかにする必要があると思うんですけど、
嫌な気持ちって財産だと思っていて、
スピーカー 2
すっごくつらいとか悲しいとか、
でもそれって自分の体験が一番財産なので、
他の人に書けないんですよ。
それっぽいものを調べて書くのって、
誰にでもできると思うんですけど、
それこそチャットGPTに、
こういうふうな売れるものを書いてほしいみたいなこととかをやったら、
それっぽい、最近優秀なので書いてくれると思うんですけど、
自分が感じた体験って一番財産で、
他の人には書けないし、
他の人の手触り、自分の感じた手触り、心の手触りみたいなものとかが、
真似できないですよね。
真似できないことが一番宝物だと思うので、
スピーカー 2
だから昨日ね、ゆう子さんからお話をお伺いしたんですけど、
留学された時のお話とかで、こういうことがあったんだみたいなお話とかって、
多分他の人には思いつきようがないと思うんですよね。
だからそういうものが、やっぱり、
よく切り売りするとか言いますけど、
スピーカー 2
自分を損ねない程度に、
自分の経験を引き出しにいくつ持ってるかみたいな。
スピーカー 1
確かにね。
自分の経験を書いてると、
これフィクションなのか、何なのかっていう境目?
これはエッセイなの?
例えばエッセイなのか小説なのかみたいな。
でも自分の経験に逆に引っ張られすぎると、
あったことを書こうとしちゃって、
あまり本筋には重要じゃないこととか、
それよりもそこが最初のモチーフというか、
出発点にはなるんだけど、
やっぱりエンタメというかね、
読んで面白いもの、
映像になって面白いものにしなきゃいけないなって、
そこの切り離しの作業を、
自分の中でしなきゃいけないなとかも感じたりします。
スピーカー 2
私はやっぱりそこが多分初期良くなって、
客観視みたいなことがしづらくなっちゃったりとか、
あと何が伝えたいのか分かんない。
自分の経験は書いたりとか思いは書いたりするけど、
そこの中でやっぱりテーマを決めたりとかして、
これは一本貫くテーマはこういうことが言いたくて、
全てを書くんだぞっていう決意みたいなことだったりとか、
あとそれが伝わるように、
だから私構造化が必要なのかなと思っていて、
これを伝えるためにはここにテーマを置いて、
こっちにアンチテーゼって逆を置いて、
そこの変化の触れ幅で伝わるみたいなことだったりとか、
それはセリフで言うとかじゃなくて、
ここの変わった部分を人はドラマとして受け取るので、
そこが一番伝わるところになるみたいなこととかをするために、
その構成、王道の型みたいなものを使う。
だから自分の経験を入れるんだけど、
そのままだとちょっと雑多に使われづらかったりとかしてしまうので、
それを、私の場合結構王道の型に救われたタイプなので、
スピーカー 2
その代わり型だなって思われないために、
自分の手触りみたいなものだったりとかは、
めちゃめちゃ入れるみたいなことを使いながらね。
スピーカー 1
実際、脚本のワークショップに参加した時には、
こういう構造というか物語の構造、型っていうものを、
最初にレクチャーがあって、ワークショップで埋めていくみたいな、
スピーカー 1
そこからスタートして自分の物語を、
このフォーマットを使ってみたらどんなものになりますか、
みたいな感じで、実際に書いてみる。
最後は、役者さんが本当に演じてくれるっていう、
そういうワークショップだったんだけれども、
でもすごいガイドになりました。
書き切ることのね。
スピーカー 2
あとはね、徹底的に励ます。
スピーカー 1
そう、優しい。優しい。
途中でね、何回も原稿を出して、
LINEグループで見てくれて、読んでくれて、
スピーカー 1
すごいフィードバックをくれる。
このフィードバックがあるだけで、最後まで書く勇気というか、
これがないと、孤独な作業で、
それこそ、え、これってどうなの?みたいな、
このまま書いていいの?みたいな。
スピーカー 2
みんなね、不安になる。
スピーカー 1
みんな不安になるでしょ。
スピーカー 2
これ面白いのかなって、
必ず一度思って、
スピーカー 2
ズーンってなっちゃうタイミングがあるんで、
いけるよーっつって。
スピーカー 1
いけるいけるっつって。
励ましてくれる。
なんかその、SSSSが面白くても、
スピーカー 2
やっぱり全体の構成とか流れとかが、
スピーカー 1
入ってこないと面白くないものは山のようにあったりするから、
なんかその、じゃあ何が面白くて、
スピーカー 2
面白くないのかっていうのは、
素人的に分からないっていうか、
完成したものを見て面白いとかって、
スピーカー 2
自分たちのお客様として、見る側としての視点はあるんだけど、
作っていくときに、
なんかその視点をうまく行き来できない気がするし、
しかもまだ演じる前の立体映像というか、
なってない段階のところで、
どこまでその出先っていうか、
出ていた先の空気感まで含めて想像して、
文字というものに落とせるかっていうのは、
なんか結構訓練なのかなーとかって思ったりもして。
なんか脚本ワークショップで伝えさせていただくことの中には、
セリフに頼りすぎちゃいけないみたいなこととか、
伝えさせていただくんですけど、
人間って嘘つくんですよね。
人間って嘘つくので、思い通りの言葉は言わない。
でもそれが本当はこう思ってるんだって思うためには、
そのとがき、その実際に行動を何をしてて、
こういう言葉を言ってるみたいな、
そこのギャップを出したりとか、
っていうようなこととかを伝えさせていただくんですけど、
やっぱり最初を書く時って大体の人が落ちるのは、
スピーカー 2
セリフが長いっていう。
やたら喋るじゃんみたいな。
やたらいっぱい説明。
感情が高ぶったりとかして、
感情的にこうでこうでこうでこうでって言ってるシーンだったら、
まだ大丈夫だったりするんですけど、
あとはやたら説明の長いキャラクターだったりとか、
っていうことだったんですけど、
結構みんな心配になって伝わるのかなっていう不安で、
セリフを書きすぎちゃうことがあるので、
そこは結構指摘ポイントというか、
でも見るとわかるんですよね。
見ると実際自分の書いたセリフを、
俳優さんがやってるのを見ると、
ちょっと言わせすぎだなとか。
そうですね。
あと逆に、もうちょっとわかりやすくするために注釈必要だったなとかね。
あったりね。
こういうキャラクターですっていう説明とかがもうちょっと書いててもよかったのかとか。
スピーカー 1
そういうのはバカ図で実際に演じてもらうっていうところまで見て初めてわかる。
それはバカ図を踏んでいけば想像できて、
あらかじめできるようになるんだろうけれども、
スピーカー 1
最初はね、初めて書くとどう仕上がるかがわかんなくて、
私もだから実際に役者さんに演じてもらって、
もっとこうすればよかったなとかいっぱい思ったし、
でもそれが面白いなと思って、
どこまで書くってどこを書かないのかとかは、
本当に面白かったです。
スピーカー 2
私は一時期、いわゆる初舞台ですみたいな、
例えば芸能人さんだったりとか、
若手の方が集まるような舞台とかをいっぱいやってた時とかに、
かっこ楽しそうにとか、かっこ悔しそうにみたいなことをいちいち書いてたんですよ。
そうしていた時に、今おときめく演出家さんとご一緒してたんですけど、
もっと役者を信じてって言われて、
スピーカー 2
って思ったことがあって、
その人はさすがだなというか、
人を引っ張っていく力がある人だなって思いますし、
だからこそ、今グイグイ来てる感じの人なんですけど、
こっちが縛るような書き方をしてしまったなというか、
それはでも、私も実際不安だったのかと思うんですね。
スピーカー 2
まだ経験があまりない俳優さんだったら、
これはどういうふうに言うかっていうのは、
ちょっと補足しないと難しいんじゃないかって思ったりした部分もあったし、
ただ、舞台の場合は演出家さんもいるので、
演出家さんに委ねたりとか、
スピーカー 2
あと俳優さんにも喜怒哀楽どれでいっても正解にする力もあるはずなんですよ。
喜怒哀楽どれでいっても、そっちの方が繋がる。
私が思うよりも、笑いながらじゃなくて怒りながら言った方が、
感情がストーンって繋がる可能性だってあるわけだから、
スピーカー 2
みたいなことだったりとか。
なんかその、今話し聞きながら、
なるほどなと思いながら、
スピーカー 2
それこそビジネスのね、そうかもしれないけど、
スピーカー 1
舞台って、いろんな役割の人たちがいるじゃないですか。
スピーカー 2
その演出家の方もいて、もちろん俳優さんもいて、
舞台にもいない、監督もいて、いろんなプロデューサーの方もいて、
いろんな役割がいる中で、
それぞれの解釈っていうか、
それぞれの、なんていうのかな、
スピーカー 2
アンプリフィケーションというか、増幅させるっていうか、
コアになるものを増幅させていくことで、
例えば一番最初の企画の段階とか、
企画をもとにした最初の脚本のところから、
さらに素晴らしいものになっていくんですよね、きっとね。
そうです。
そこの余地みたいなのがあるからこそ面白くて、
誰か一人の役割が完璧にしてはいけないものなのかな、
スピーカー 1
とか思いながら話を聞いてました。
スピーカー 2
この辺りは、それぞれの脚本家のお考えはあると思うんですけど、
自分の頭の中が世界一素晴らしいから、
みんなその通りに動いてほしいっていう人もいると思いますし、
その人の考えてること実際素晴らしいだろうなって思う人もいるので、
なんとも言えないんですけど、
私の面白いなって思うところは、やっぱり違うから面白いというか、
なんか自分が考えていたキャラクターを超えて、
だけどこの圧倒的にこのキャラだよねって思わせる説得力を持たせてくれる俳優さんが
演じてくれると最高に痺れますし、
自分はこういうふうにとがきで描いたけど、
それを尊重してくれてるなって感じつつも、
それ以上でぶっ壊してくれる演出家さんだったりとかって、
いやもう叶いませんわというか、そこに楽しさを感じるし、
信頼が生まれますよね。
この人だったら大丈夫だと思って、こっちも攻めたとがきを描いたりとか、
難しそうだけどこの人ならいけるなっていうセリフだったりとか、
スピーカー 2
あと例えばミュージカルだと文字数を揃えるとか、
韻を踏むとかやるとキャッチーに耳心地がよくっていう感じの歌にはなるんですけど、
ちょっとすごい本当にセリフみたいな歌だったり、
あんまり文字数も合ってないし、確実に変調子になるみたいな感じのやつとかも、
この音楽家さんはきっと攻められると喜ぶだろうな、だったりとか、
この歌手さん、俳優さんだったら、ちょっと見せ場として機能するかもみたいなこととかを想像しながら、
挑戦状の気持ちで書いたりとか、みたいなこととかが続けてくとだんだん何というか、
この人ならここまでいけるなとか、できるだけ無理をさせるというか、
その人の能力の120%を出すような脚本にしようと思って書いたりはしてません。
だから私が書きたい物語というよりも、書きたい物語ではあるんですけど、
この座組で戦える脚本にすることとかが、だんだんそれはもうちょっと、
今までの積み重ねがあってっていうところもあると思うんですけど、
スピーカー 1
それはさっき、クリエイターの方から講演がかかって、お仕事が来るみたいなお話があったけど、
圧倒的作家性みたいなね、この人はとにかく面白いものを作るから、いいので声がかかるタイプの人っていうか、
そういう巨匠みたいな人もいるかもしれないんだけど、
でもいろんなチャンスが得られるのって、この人が入ってチームでやってくれたら、
何が生まれるだろうってお互いに思うっていうか、
そういうところの余地というか遊びみたいなものがある人っていうかね、ガチガチじゃなくて、
くずきさんが入ってくれたら、我々の中から一人では生み出せない何かが生まれるんじゃないかってワクワクする感じがある時に、
やっぱり声をかけてもらえるっていうか、そういう喜びがあるのかなってちょっとお話聞きながら思いました。
スピーカー 2
なんで声をかけられてるかは、人によって多分違うとは思うんですけど、
一個は粘り強いっていうところと柔軟であるっていうところは、勝手にそれは自分の強みかなとは思ってるんですけど、
あとは、なんか結構私の作風って多分ディープなんですよ。
結構ドロドロしたりとか、絶望的なんだけどちょっと光を感じるみたいな感じの作品がオリジナルで書くと特に多いんですけど、
スピーカー 2
なのでシナモロールちゃんのミュージカルの話が聞いた時ちょっとびっくりしたというか、
大丈夫でしょうかみたいな感じはしたんですけど、話を聞いていくと、
だからちょっとその新しい風を吹かせたいみたいなことがあるのかなだったりとか、
深いものがやりたいみたいなお話とかもあったりしたので、
だから書いていく時に最初結構ファミリーっぽいものも提出してたんですけど、
そっちはですね、引っかからずあまりドディープなやつとかがいいですねみたいになったりとかして、
なんかもう私が下手に調整するよりも結局自分の強みで勝負するしかないんだなっていうところはあったりとか、
なんかそういうところが結局そうなんだみたいなことに行き着いたりとかっていうのはあったりはしますね。
なるほど、いろいろ書きますけどね。