EQの基本と設定方法
DJリッキーがお送りいたします。
はい、おはようございます。
グッドモーニング、ポッドキャスト大学のDJリッキーです。
この番組は、ポッドキャストのことを勉強できる
ポッドキャスト番組をお届けしております。
ポッドキャスターに関係する最新のテック情報や
機材レビュー、海外情報、ライフハック情報を
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マルチ配信でお届けしております。
今日お届けするトピックもリッチに攻めていきます。
よろしくお願いします。
実験、EQをいじると、どんな音になるのか。
はい、ということでですね。
EQ、イコライザーですね。
それをいじってみて、どんな音質の変化があるのか
というのをですね、今日はポッドキャスト大学を
聞きながら、実践編というような形でですね。
音の変化を、本当にニッチに誰もやらないようなことを
お届けしていきたいなと思っております。
あんまりこういう企画をやる人は、
ポッドキャスター王子という江戸もですね、
広瀬という江戸も、このポッドキャスト大学だけです。
ぜひですね、ポッドキャスト大学チャンネル登録、
高評価、よろしくお願いいたします。
さあ、そもそもEQですね。
イコライザーですね。
これ例えば、車とか乗ったときに、
車の音をね、ちょっと低音を上げたいなとかあるじゃないですか。
このiPodのね、iPhoneから流れる音楽、
もうちょっと高音をキンキンにさせたいなとか、
これR&Bとかヒップホップ系だから、
ビートの音ですね、低音ガンガン鳴らしたいなとかね。
そういうときってね、車とかヘッドホンつけててね、
車でヘッドホンつけないけど、車でやりますね、まずね。
車でEQ、これちょっと新車だからEQいじっとくかみたいな感じですね。
EQ設定しておきたいっていうね、そんなことがあるかなと思います。
そういうね、EQ設定を音楽だけじゃなくてですね、
実は声もできるんですよね。
それでこのEQを自分の声に、声質に合わせて調整しておいたほうが、
リスナーの方にとってはすごく聞きやすい状況に、
音質をですね、持っていくことができるっていうですね、
そんなメリットがあるんですよ。
ですのでですね、今日はこの番組を聞いていてくださる方、
本当に得をしてます。
はい、ありがとうございます。得をしてますよ、本当に。
もうこれはリスナーのためですね。頑張ってるんですからね。
低音の変化と調整
もうこれ全部持ち帰っていっていただきたいなというふうに思っております。
はい、で今日はですね、実際どんなふうにEQをいじるのかと言いますと、
いつものごとくですね、ロードキャスタープロツール、
こちらにですね、オーディオミキサーなんですけども、
こちらにですね、EQのイコライザーの設定がね、
実はね、あるんですよね。本当にね、嬉しい限りなんですが、
ここでハイとミッドとローをですね、調整できるんですよね。
で、他のなんかEQのね、設定する、
例えばヤマハのAGCとかだったら、
もっとグラフを見ながら細かくできたりしますね。
ロー、ミッド、ハイだけじゃなくて、もっと4地点、5地点ぐらいですね、
ポイントを絞ってですね、音を上げたり下げたりすることができます。
このロードキャスタープロツールはそこまで細かいところができないです。
で、もっともっと細かいことをEQをいじりたければ、
例えば、iZotope社から出てるですね、RX10とか、
そういうね、ソフトを使ったりとかダウンソフトを使ったりすることで、
EQの設定もできるようになっていきますので、
気になる方はですね、このiZotopeのRX10を調べていただきたいなと思います。
RX10のスタンダード版、一番真ん中のバージョンですね、
スタンダード版を買う必要がありますので、お気を付けくださいませ。
それではですね、まず、EQを今かけている状況なんですけども、
かけない状況にしていきたいなというふうに思います。
今、イコライザーをちょうどいいくらいにかけてるんですけど、
これを一旦オフにしていきますね。
一旦オフにすると、音質が変わったのがわかりますでしょうか。
こんな感じの音になっていきます。
イコライザーかかってないバージョンですね。
それでイコライザーがかけると、こんな感じの音になります。
だいぶ違いますよね。
実はですね、これミドルのところを-2.9dBですね。
真ん中の帯域ですね、1940.5Hzのところですね。
-2.9dB下げております。
じゃあ、ここでですね、まず最初は低音からいきましょうか。
低音ですね。
例えば、低音63から160くらい。
重さ、太さというですね、そういう領域になっていきます。
ここをですね、例えば100のところをブーストすると、
重い音とか、こもった音になっていきます。
今ですね、100Hzのところが0.7なんですが、
例えばこれを3にしていきましょうか。
ただいま3にしました。
3にするとですね、
低音のところが重たい、こもった音になったことがわかるかなと思います。
ちょっとまだわかりづらいので、
じゃあ6にしていきますかね。
はい、今6にしましたので、
だいぶ低音域がですね、盛り上がってるの聞こえてるんじゃないでしょうか。
はい、聞こえていたら拍手してください。
はい、聞こえました。
という形ですね、こういう風に低音をブーストすると、
重い音とか、こもった音になっていきます。
逆にですね、低音をカットすると、
皆さんどんな音になるか想像つきますでしょうか。
答えはですね、軽い音、痩せた音になっていきます。
これをですね、今6.0dBですね、
100Hzのところを上げてましたが、
これをマイナス6にしていきましょうかね。
はい、ただいまマイナス6にしていきましたが、
だいぶ声のダイエットが進んで、
軽い音、痩せた音になりました。
これでもですね、音質的には問題はないんですけど、
ちょっとなんかね、存在感が足りない気がするんですよね。
なので私は一応このローのところですね、
0.7ほど上げるようにしています。
これをですね、あえて例えば1.7とか1.9、2.2ぐらいにしてもいいんですけど、
基本しゃべりなんで、
そこまで低音を上げなくていいかなっていうところから、
私は0.7に調整しております。
音質いかがでしょうか。音質いかがでしょうか。
ただいまは低音についてフォーカスさせていただきましたけれども、
中音域から中高音域の変化と調整
中音域、中低音域とか、中音域、中高音域っていうのがあります。
このあたりですね、調整することで量感のある、張りのある音、
これでブーストしていくと張りのある音とか、
あとはカットすると量感のない張りの引っ込んだ音になるっていう風に言われております。
それで今日はですね、ちょっと中低音域は飛ばしまして、
次、中音域から中高音域っていうのがあるんですよね。
このあたりになりますとですね、本当に声の芯に入ってきますけど、
硬さとか鋭さ、カンカンしてるとか、シャキシャキ、キンキンしてるとか、
っていうのはですね、そういう感覚になっていきます。
例えばですね、よく音声を録っている方の中には、
ちょっと柔らかい音にしていきたいっていうですね、
そんなご要望もあるんじゃないですかね。
せっかくなんか録るんだったら、感じのよくね、
ちょっと心地よく起動してなっていうところから柔らかい音にしていきたい、
というですね、ニーズに応えていきます。
柔らかい音にするためにはですね、1Kから5Kあたりのところをですね、
カットするという風にすると、柔らかい音になるっていう風に言われております。
では今ですね、ちょうど2Kのところですね。
2Kのところの、まずはイコライザー外していきますね。
ただいま2Kあたりのところですね、イコライザー外しました。
ちょっとおかたい感じがね、出てきたんじゃないかなと思います。
晴れだったりとか鋭さだったりとか、そういう感じが出てきてるんじゃないかなと思います。
今ですね、じゃあこれをですね、
間違えた、0.7、これをですね、
そうそうそうそう、これを今ゼロにしましたが、
これをですね、じゃあブーストしまして、ちょっと派手な感じにしていきたいと思います。
だいたい今2kHzのところですね、それをちょっとブーストしていきますね。
今4.6にしました。
イコライザーの中音から中高音域
ブーストするとかなり硬さ出てますよね。
キャンキャンしてますよね。
これすごいめちゃめちゃ硬いですね。
真ん中、中高音域か、中高音域を上げるとかなりおかたい感じですね。
6にしたい、かなりおかたい感じになりましたね。
これだとちょっと聞きづらいよね。
どうでしょうかね、リスナーの皆さん。
すごく聞きづらいですよね。
例えば2kHzあたりですね、6.2あげてます。
それで戻していきますと、
じゃあ6.2から今、
2.3.1か、2.9になりました。
2倍だったのがまた戻ってきて、
2.9dBあげてます。
これでもちょっとキンキン硬いと思うんですよね。
なので私の場合は、
この辺をミドルのところをマイナス2ぐらいにしてます。
今ミドルのところが0ですけども、
これをマイナス1.4にしたり、
今マイナス2.9ぐらいにしてますね。
この辺りが一番聞きやすいんじゃないかなと思うんですが、
少しそぎ落とされすぎちゃってる感じもあるんですよね。
ちなみにマイナス4.6にするとかなり音が聞こえなくなってきます。
今は0dBにしました。
これを平常に戻すために必要なのが、
マイナス2.9ぐらいに下げておいた方が、
心地がいいんじゃないかというところに落ち着きましたので、
そのようにさせてもらいます。
マイナス1.9からマイナス2.9にしました。
音質の方はいかがでしょうか。
この中音から中高音域が、
意外と穴場かもしれませんので、
ちょっとキンキンする音に、固い音に、
少し違和感を感じている方は、
この1Kから5Kあたり、
積極的にEQでカットしていただきたいなと思います。
イコライザーの高音域
そして最後、高音域ですね。
5Kから20Kあたりですね。
こちらがですね、脆さだったりとか荒さですね。
よくシャリシャリって言いますか、
シャリシャリ感がすごく出るんですよね。
これ、だいたいイメージつきますように、
高音域をブーストしますと、
冷たい音、繊細な音になっていきます。
それではそれを味わっていただきましょう。
ただいま、EQで高音域を何も出していない状況です。
じゃあ、これからですね、
EQで高音域、だいたい10Kあたりのところですね。
ブーストしていきましょう。
ブーストしていくと、
まず、こんな感じになります。
今ですね、4.3ぐらいブーストしました。
まだまだいけなくはないですね。
6.2、7.4にしました。
まだまだいけなくはない。
上げても全然音的には、
なんかちょっと特色あるぐらいで、
本編の内容にはそこまで影響がないような
音質になってきております。
ここ、10Kあたりですね。
ブーストすると、
冷たい音とか繊細な音になると言われています。
一方で、このですね、10Kあたりですね。
カットすると甘い音になるという風にも言われています。
あまり甘すぎると困るけど、
今は一旦ゼロにしまして、
ここからですね、
下げていきましょう。
マイナス4.6にしました。
これだともう何も聞こえなくなってしまいますね。
マイナス2.9にしました。
これでもいいですけどね。
ちょっとこう、
甘い音ってよくわからないけど、
先が見えない不安感みたいなのが残る。
グライザーですね。
ゼロにしていきました。
ゼロだとちょっとね、
高音域物足りない感じがするんでね。
私はなので、
1.7ぐらいですね。
上げております。
このぐらいがね、一番なんかね、
普通の、
なんていうかな、
声に近い形がするので、
この超高音域から高音域あたりはですね、
少しブーストさせてもらっております。
よく女性ボーカルなんかですね、
少し高音域伸ばしたいとか、
うまく響かせたいっていう時はですね、
高音を少しブーストする人が必要がありますけども、
この一人一人声の高音域って違いますので、
ブースト具合に関しましてはですね、
よく相談の上ですね、
音を聞き、自分の耳とご相談の上、
お決めいただきたいなというふうに思います。
今日は長々とイコライザーについてご紹介しちゃいました。
イコライザー皆さんいかがでしたでしょうか。
これね、結構イコライザーって奥深い世界だと思いますので、
ぜひですね、またロードキャスタープロツーとか、
ヤマハのAGシリーズとか、
プロツールズとか、
あとはiZotope社のRX10とか、
そういったところをですね、
いじっていただいて、
最適なイコライザーはこれでいこうみたいなね、
作り上げていただきたいなというふうに思います。
今日は世にも日な内容をご紹介させていただきました。
今日ご紹介する本なんですけども、
DAWソフトのソフトで、
すぐに使えるEQレシピっていうソフトがあります。
これね、EQだけに特化してですね、
すごい面白いニッチな本なんですよ。
もちろんですね、楽器だけじゃなくて、
声の録り方に関しても、
この方の見解をですね、述べていらっしゃいました。
このすぐに使えるEQレシピという本なんですが、
普通に買うと2000円で、
Kindle Unlimitedに登録されている書籍ですので、
この本ですね、実は無料で見れます。
無料で見て、
ご自身のスマートフォンに数日ですね、
保存しておくことができます。
通勤通学長にもですね、
無料で見える、すぐに使えるEQレシピというのがありますので、
ぜひKindle Unlimited無料から体験してみてください。
Kindleに関する最新の情報も、
こちらの概覧に入れておきます。
さあ、改めまして今日も長くなりましたけれども、
実験ということで、
EQをいじるとどんな音になるのか、
ということをご紹介させていただきました。
変な音でしたよね。
ぜひですね、皆さんもEQを設定してですね、
いい感じの音にPodcastを、
さまざまなコンテンツ仕上げていただきたいと思いましたので、
今日はシェアでした。
さあ、Thank you very much for tuning in.
Ricky's Podcast Courage.
This podcast has been brought to you by DJ Rickyがお送りいたしました。
Have a wonderful day.
素敵な一日をお過ごしください。
ちゃうちゃう。