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2024-07-29 17:30

#65/キャッシュレス文化が普及し始めている要因を考える

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最近、クライアントの企業で研修する機会があり、その際にPayPayの事例を紹介しました。また、日常的に電子決済サービスを利用する機会が増えていることについて、キャッシュレス文化が普及しつつある要因を原と梅本が話しました

サマリー

キャッシュレス文化が普及し始めている要因が考えられます。電子決済サービスが若者から広がっていることや、便利さをデザインすることが重要であると言われています。

キャッシュレス文化の普及
s-umemoto
デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。この番組は株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、デザイン組織開発新事業部のマネージャーの原さんです。原さん、よろしくお願いします。
n-hara
よろしくお願いします。原です。
s-umemoto
今日実は収録2本目になります。
n-hara
え、2本目?
s-umemoto
そうなんですよ。クーンさんと始めているB面というやつ、さっきちょうど1時間ぐらい前に。
金融系のニュース、デザインとか金融系のニュースを見て話すだけなんですけど、
n-hara
そこはそこで頭の使い方が意外と違うんですね。原さんとか神田さんが持ってきてくれるテーマと。
s-umemoto
こっちのほうがもっとライトに答えられるんですけど、意外と金融系のニュースはどういうニュースなの?みたいな。
n-hara
ちょっと真面目に考えないといけない。
s-umemoto
真面目に考えないと、適当に話せないのって意外とハードルが高いんだなと思ってました。
2本目でした。
だからちょっとここを息抜きながらお話し聞ければと。よろしくお願いします。
ちなみに今日のテーマは何でしょうか。
n-hara
今日のテーマはキャッシュレス文化が普及し始めている要因を考えるテーマです。
s-umemoto
いいですね。なぜこのテーマにしたんですか。
n-hara
直近クライアントさんに研修をする機会がまさに先週にあったんですけど、
その研修の中で事例紹介みたいなUIとかEXのいい事例みたいな感じで、ぺいぺいの事例をお話したりしたんですね。
そのときにキャッシュレス文化はどうはみたいな話をしたので、その辺の話で関連した話をできればなと思っているのと、
結構自分自身、日常的に電子決済系のサービスを使うシーンが本当に今増えてて、
普及して聞き始めているとか、自分も使い始めている理由みたいなところを考察したいと思ってきました。
s-umemoto
なるほど。ありがとうございます。
先週静岡に出張してまして、そのときに東京から若手の社員が一人来てくれました。
彼が財布を忘れてたんですよ。
なかなかですね。
東京から静岡に来るので、新幹線の切符だけは持ってたと思うんですけど、
あとは携帯だけでやり過ごしてたんで、すごいねみたいなね。
キャッシュレス文化を普及してました。
n-hara
忘れたってことですか?
s-umemoto
忘れたって言ってました。
そういう意味だとキャッシュレス文化じゃないのかって話ですけど。
n-hara
でも良かったですね、キャッシュレスの。
キャッシュレスがあって良かったですね。
s-umemoto
ちなみになんで原さんの見解としては電子決済サービスを使うことが日常になってきてるのかというふうに思いますか?
n-hara
そうですね。普及自体はまだまだこれからかなっていう話だったと思うんですけど、
今結構若い世代って結構使ってるなって思っていて、今若手の方の話とかもそうですけど、
自分が身近で一緒にご飯行ったりするときは基本現金持ってなくて、みんなキャッシュレスで。
誰がキャッシュレスかどうかみたいな。
s-umemoto
そうなの?
n-hara
誰が現金持ってるんだみたいなことが結構あったりするので、
結構若い世代はもう現金持たないっていうのが主流になってきてるのかなっていうのが直近と思っているところではあるっていうのが前提ですね。
日常的に使う前って全然本当に現金派で、現金持ってないと不安みたいな感じだったんですけど、
ペイペイがすごいキャンペーンとかやったときも全然そのキャンペーンに乗ったりとかはしてなかったんですけど、
今一昨年くらいまで常に使ってなくて去年くらいから使い始めて、
でも本当に身近に常にペイペイか楽天ペイで払うかみたいな感じで日常とか変化していったっていうのが状況としてはあって、
それが日常的になったのって何でだっけなっていうのを思い返してたんですけど、
コロナの期間中に結構各地方の自治体が電子決済のアプリみたいなのを作ってポイントを配るみたいなことをやってたんですね。
自分は神奈川もやってて、神奈川に住んでるんですけど、神奈川ペイっていうのをやってて、
s-umemoto
神奈川ペイ。
n-hara
神奈川ペイってやってて、そういうのがすごいお得にポイントが使うともらえますよみたいなのをやってたんで、
どうせだったらやっとこうかなみたいな感じで初めてアプリ入れて使い始めたんですけど、
そのときに楽天ペイと連携しなきゃいけなかったりとかそういう作業があって、初めて楽天ペイを入れてみたいなことをやったんですね。
意外とあんまり利用する場所ないんじゃないかなって思ってたのであんまり使ってなかったんですけど、
意外と普段行ってるスーパーとかドラッグストアで電子決済使えますみたいなことがそれをきっかけにしたのかわからないですけど、
使えるんだなっていうことがキャンペーンによって分かって、
そのときに使い慣れてないのでどうやって使うんだろうなっていうのもちょっとハードルになりつつ、
ただみんなまだ川崎ペイとか神奈川ペイとか使ってるっていなかったので、
戸惑いながらやるってこと自体はそんなに店側も柔軟に対応してくれてるみたいな状況だったので、
結構そこのハードルが低くて、
すごいこういうふうに使っていったら便利なんだなみたいなことを思っても本当にそれが普通に使える状態になっていったっていうのがあるので、
結構コロナ禍でいろいろ自治体とかキャンペーンやってたっていうのがすごい大きな一歩がきっかけだったなっていうのは思ってる。
コロナウイルスの影響
n-hara
もう1個がコロナなんで、
非接触がやっぱり流行ったんだなって、
現金だと手渡しで手触って渡さないといけないと思うんですけど、
やっぱり触らないでピッてやれば済むっていうのは結構今もまだコロナあると思うんですけど、
やっぱりそういう需要ってあるんだなっていうのが普及をし始めた要因なのかなと、
自分も日常的に使うようになったなというふうに感じますね。
s-umemoto
確かに。
n-hara
ねおさん使ってますか?電子決済サービス。
s-umemoto
私はめちゃくちゃ使ってます。
n-hara
便利ですよね。
s-umemoto
便利ですね。福岡にいるので。
たまに対応していないお店とか。
n-hara
ありますね。
s-umemoto
好きなお店なんですけども、
クレジットカードもそもそもあんまりお使いになってない。
n-hara
そのときはちょっと、やべえ現金ねえぞ俺みたいな。
s-umemoto
そういうときはコンビニのATも走ったりとかして。
やっぱり使えるところはほとんど、
n-hara
デスクシストリアはほとんども、私も電子決済を使ってます。
やっぱりお店を選ぶときも電子決済でこれが使えるかどうかで
s-umemoto
選んだりとかもするようになったので。
n-hara
今までそんなこと全然なかったので、
とりあえず入って食べるみたいな感じでしたけど、
s-umemoto
どうせなったら使えるとこ入ろうみたいな感じになったので。
大きい変化だなって。
それね。
そしたらなんでキャッシュレス文化は広がりつつあるっていうふうに思うんですかね。
n-hara
そうですね。
第1段階はちょっと以前もラジオで話しましたけど、
ペイペイがすごいキャンペーンやってて、
すごいCMとか売ってポイント上げますみたいので、
使う人がちょっと増えたっていうのがあると思うんですけど、
第2段階はコロナの影響っていうのが大きいんじゃないかなっていうのが、
私さっき話してたような話ですね。
そういうサービスを使ってほしいとかっていうそのきっかけが、
コロナでお金を使うっていうことが減っていって、
消費を促していくために国がそういう施策をやったりとか、
自治体がそういう施策をやったりっていうのが結構大きな動きとしてあって、
そこで普段は使わないけどっていう人が利用するっていう機会が増えて、
利用するとこういう時に使えるんだっていうのを利用心が、
ユダ自身が具体的にイメージできるようになったと思うので、
それがやっぱり大きな流れとしてあったんだろうなと思ってますね。
なので、結構現金が当たった人がそっちに変わってるっていうのも、
自分と同じようなパターンであるんじゃないかなと思うんですけど、
どうせだったら楽な方でとか、どうせだったらお得な方でやろうっていう風に選んだ時に、
そういうやっぱり大きな流れとして国とか自治体っていう環境みたいなところも合わせて、
サービスがうまく連動していったっていうのが、
今ご視聴される第2段階の流れだったんじゃないかなっていうふうに思いますね。
s-umemoto
なるほど。確かに今あれですもんね。
キャッシュレス決済の比率、国ごとの比率で言うと、
日本はちょっと低い方なんですよね。
日本は政府が2025年ぐらいに、5年までにかな、
キャッシュレス決済比率を40%を目標に目指しているということなので、
さっきの自治体からポイントが配るみたいな、
現金をポイントとして配るのかな、
ああいうのもキャッシュレス決済比率を上げるための施策の一つなんだろうね。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
私も実家の奈良なんですけど、
奈良の実家に帰ったときに、ポイントを配られてました。
奈良の自治体のペイみたいな名前があって、なんとかペイっていう名前で。
ただそれはうちの母親が設定できないので、自分が代わりにやるんですけど。
n-hara
難しかったですね。
電子決済サービスの普及
n-hara
自分が慣れてないアプリとかを使い慣れてない人はまだ使いづらいと思うんですけど。
s-umemoto
母親にこの使い方どうやって教えればいいんだろうみたいな。
n-hara
自分の親も無理だと思うんですね。
s-umemoto
私はこれからもう家に帰るけど、この後設定した後どうしたらいいんだみたいな。
ただ若い人とかから徐々に使う人も増えてるでしょうし。
こうやったらお得になるみたいな、自分ごとの体験をした人から利用率がどんどん高まっていくみたいな。
行動デザインみたいな感じでしっかり施策に落とし込まれてるんじゃないかなと思ってますね。
ちなみに今私行動デザインみたいな言葉を勝手に言いましたけど、
こういう施策を実行していくときに、行動を変えるために重要なこと。
それは別に施策を提供する側だけじゃなくて、本人たちも行動を変えるために重要なことってあったりするんですか。
n-hara
そうですね。ちょっとエピソードトークみたいになっちゃうんですけど。
食金、自分がよくプールに行くんですけど、プールに行くことがあって。
プールも今ほとんど電子決済導入してるんですよ、売店とかご飯買うところとか。
プールよく行く人わかると思うんですけど、昔って現金を袋に入れて濡れないように頑張って持ってとか、
洗うときに濡れちゃってお店側の人がすごい迷惑そうな顔をされて、乾かしながらネジに入れるみたいな。
結構それが日常ですごいストレスだったと思うんですけど、
今まさに本当に電子決済になったんで、そのストレスが全くないというか、ピッてお互いにウィンウィンみたいな感じになるので、
そんなこと考えて利用してなかったんですけど、このプールですごい最適な支払い手段だなって思ったんですよね。
新しいサービスとか普段の日常にないものを、ユーザーの日常を変えて行動を変えてもらう必要があるようなサービスって、
その事業者の基本のこの体験を考えてこういう機能を出そうって考えていくと思うんですけど、
ユーザー側でも使ってたらここでも使えるなとか、こんなシーンでも使えるじゃんとかっていうふうに、
具体的に利用シーンとか利便性を感じることがやっぱりいいサービスとか、
良い体験設計がされているサービスなんだなっていうのをすごい感じたので、
eXperimentとかでも3つの上の階層とかで便利であるとか楽しい心地よい価値があるとかっていう階層があるんですけど、
便利さをデザインすることの重要性
n-hara
そこに行ってるサービスって本当にそういうことがユーザーが自身が見つけられるというか、
こういう日常で使いたいんだなっていうのが分かるような形になってるんだなと思ったので、
日常のシーンにどれだけ食い込めるかみたいなのがすごい大事なんだなと思います。
s-umemoto
なるほど。そうだよね。
上の層の話だよね。
n-hara
そうですね。
なので、ちょっとまとめみたいな感じですけど、ユーザー体験を考えるときには、
そのサービスの視点だけではなくて、そのサービスが取り巻いている、今回だと国とか自治体とかもありましたけど、
そういう関係者とか環境まで範囲を広げて考えていくと、
日常のシーンに食い込むみたいなことができるようになるんだなと思うのと、
結構ユーザーの行動を変えるって本当に難しいことだと思うので、
何がそのユーザーにとってボトルデッカになってるかとか、
何を超えたら次に進んでくれるんだろうみたいなことも丁寧に読み解きながら、
広い視野を持ちながら設計していくみたいなことが重要なんだなと思います。
なるほど。めちゃくちゃまとまった言葉だったね。
s-umemoto
まとまってましたか。
まとまってたので、この後私のコメントを言うのはもう物髄の一気に入ってました。
何も言わないで静かに。
n-hara
ツールで最適な手段だと思います。
s-umemoto
そうですね。
じゃあまとめると、電子決済サービスが若者からどんどん広がっていってるよと、
国の目標もまだ水準には満たしていないと思いますけど、便利です。
そういう便利になるためには、楽しいとか心地いいな体験をデザインすることが大事だったなという話ですね。
はい。ということで、今日も聞いていただきましてありがとうございました。
n-hara
ありがとうございました。
s-umemoto
編集後期。おつかれさまでした。
ありがとうございます。
原産夏プールみたいな答えになります。
そうですね。私は夏はイコールプール。
去年もラジオ収録のときにプールの話をした気がするんだよな。
言ってたよね。
n-hara
言ってました。
s-umemoto
そのときはお酒を飲んでた気がするんだけど、飲んでなかった?
プールでですか。プールで飲んでました。
n-hara
なんで結構決済するタイミングが多いんですよ、お酒を飲むので。
何回も行くじゃないですか。ご飯だったら何回も行くじゃないですか。
お酒なんで何回か行くんで。
そのときに小銭出したりとか紙幣出したりとかすると本当にめんどくさくて。
s-umemoto
めちゃめちゃめちゃ。思わず使いすぎちゃう。
n-hara
去年はなかった気がするんですよね。去年はそんなに使った記憶ないので現金でやったと思う。
今年行ったところは全部対応してたので、現金も大丈夫でした。
s-umemoto
最近結構健康志向って言ってましたけど、プールのときは別っていうことでいいんですか?
n-hara
そうですね、プールのときは別です。
プールに入っていること自体は健康だと思う。
s-umemoto
そこもプラマイゼロということで。
n-hara
プラマイゼロ、はい。
s-umemoto
いい考え方だと思います。ストレスをなくすのが一番ですからね。
はい、ということでありがとうございました。
17:30

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