1. データマネジメント・ラジオ
  2. #11 【質問】金融企業でデータ..
2024-09-01 09:34

#11 【質問】金融企業でデータマネジメントオフィスを運営しています。データマネジメント活動の定点観測の軸や指標、また施策をどんなタイミングで見直したら良いでしょうーーラジオネーム「デタマネ鋭意推進中」さん

spotify apple_podcasts youtube

【質問】 こんにちは。金融企業でデータマネジメントオフィスを試行錯誤しながら運営しています。データマネジメントはDMBOKにも記載の通り、しっかりやるためには領域がかなり幅広く、コストも労力もかかります。自社課題に基づき優先順位を決めて対応していますが、見直すタイミングも必要かと思います。データマネジメント活動の定点観測の軸や指標、また、どんなタイミングで施策を見直したら良いか、アドバイス頂けると嬉しいです。ーーラジオネーム「デタマネ鋭意推進中」さん

 

▼パーソナリティ
よしむらさん(データマネジメント実務家)
事業会社でデータマネジメントを担当。会社が持つデータを管理すべく日々取り組んでいます。 Webエンジニアから社会人スタートし、Webプロダクトマネージャーや、データマネージャー、データプロダクトマネージャーなどの職種を経験。https://note.com/datamanagement/


いずみさん(元データマネジメント業界の人)

データマネジメントに関してはほぼ素人。MC初挑戦です。
 

▼番組へのお便りやご質問はこちら
https://forms.gle/hQEf3ETv7NqemHtdA


▼運営: 「データ横丁」 (株式会社ハートウエア21)
https://note.com/datayokocho
 

▼データで越境者に寄りそうメディア「データのじかん」に、本ラジオのテキスト掲載中♪
https://data.wingarc.com/tag/data-management-radio 


#データマネジメント
#データのじかん

 

 

サマリー

金融企業におけるデータマネジメント活動について、効果的な定点観測の方法や見直しのタイミングが議論されます。また、DMBOKの重要性や、利用者の意見を反映させるためのアンケートの活用も取り上げられます。

データマネジメント活動の概要
よしむら
データマネジメント・ラジオ始まりました。いずみです。よしむらです。
いずみ
毎回このネタを擦るのはあれかなと思うんですが、今日もちょっと触れさせてください。
よしむらさんのTシャツの柄、めっちゃ気になるんですけど、今回は漫画のカイジですよね。
よしむら
知ってます?カイジってどんな漫画か。
いずみ
私、読んだことないんですけど、なんとなくあらすじは知っていて、ギャンブルで窮地に陥った人たちが人生逆転しようと這い上がっていくような漫画であってます?
よしむら
そうです。めっちゃギャンブル好きなんですよ。
いずみ
そうなんですか?
よしむら
そうなんですよ。窮地に追い込まれたら這い上がらないといけないんで。
いずみ
カイジはストーリーが面白いというよりも、どちらかというとシンパシーを感じて見てる感じなんですか?
よしむら
そうですね。友達みたいな感じで、自分の影みたいな感じですね。
いずみ
ギャンブルで何か思い出とかあるんですか?
よしむら
自分、けっこう競馬が好きで、昔は賭けてたんですよ、普通に。
いずみ
競馬場に行ってね。
よしむら
でもそれじゃ飽きたらず、馬を買いたいなと思って。
いずみ
馬主?
よしむら
馬主。
いずみ
馬主ってめっちゃお金かかるものですよね?
そうなんですよ。
よしむら
1千万円くらいからして馬。
え!?
で、僕も1千万円くらいはちょろいんですけど、
いずみ
え!?
よしむら
でもですね、さすがに1千万円で馬買いますって言ったら奥さんに怒られちゃうんで。
いずみ
そうでしょうね。
よしむら
そういう僕みたいなためにある人口馬主っていうサービスがあるんですよ。
いずみ
あ、はいはいはい。
あれですか、一匹の馬の権利をみんなでシェアするみたいなイメージですか?
よしむら
そうですそうです。
いずみ
それで一口馬主になったんですか?
よしむら
そうなんですよ。ずっと5年くらいやっていて。
いずみ
今もですか?
よしむら
今もです。
え!?
つい先週、もうレース出てたんですけれども。
え!?
いずみ
すごいですね。
どこで走ってる?
よしむら
もう本当、ついこの間出たのは新潟ですね。
え!?
いずみ
現地まで応援しに行ったりするんですか?やっぱ馬主の皆様は。
よしむら
そうですね。東京とか千葉とかはよく行きますよ。
いずみ
す、すごい。
まさかよしむらさんにそんな一面があるとは。その一口馬主はご家族のご理解があって。
黙ってますよ。
この放送、これ放送されたらやばいじゃないですか。
よしむら
確かに聞かないでください。
いずみ
よしむらさん、今回もですね、お便りいただいております。
よしむら
ありがとうございます。
いずみ
ありがとうございます。
早速ちょっとお答えしていきたいなと思うんですけど。
ラジオネーム、デタマネ、鋭意推進中さんです。
こんにちは。金融企業でデータマネジメントオフィスを試行錯誤しながら運営しています。
データマネジメントはDMBOKにも記載の通り、しっかりやるためには領域がかなり幅広く、コストも労力もかかります。
自社課題に基づき優先順位を決めて対応していますが、見直すタイミングも必要かと思います。
データマネジメント活動の定点観測の軸や指標、またどんなタイミングで施策を見直したらよいかアドバイスいただけると嬉しいです。
ということなんですが、どんなタイミングで見直したらよいか、軸や指標なんですが、よしむらさんも今、自社でやられてますけど、
定点観測と利用者の意見
いずみ
何かタイミングで指針にしているものがあったりとか、見直すタイミングがあったりとか、気をつけてやっていることとかありますか?
よしむら
はい、これは今の会社に入った時に体制を作ったんですけれども、まずどんな指針でっていうところは、
自分、DMBOKをよく見るんですけれども、データマネジメント成熟度アセスメントをやりましょうというのが、確か17章ぐらいに書いてあるんですね。
そこにはリンボックホイールに基づいて定点的に観測していきましょう。レベルが1から5まであって、それに基づいて定量的に判断しましょうというのがあって、
僕はDMBOK信者なんで、ちゃんとそれを見ながら定点観測できるようにやってます。
それにプラスして、それは一般的な本のことなんですけれども、ちゃんと利用者のことも把握しないといけないなと思っていて、アンケートを取っています。
利用者に対して今困っているようなことは何ですか?データ活用、データ分析したい時に課題となっているものは何ですか?っていうのを聞いて、
その2つを回しています。どんなタイミングっていうところで、そのタイミングもちゃんと決めていて、年に1回3月にやりましょうって決めています。
これには社内的な都合があって、大体どの会社もだと思うんですけれども、年に1回目標の管理みたいなのがあるじゃないですか。
いずみ
ありますね。
よしむら
そこで1年の業務を棚下ろしするみたいなことをやると思うんですけれども、そのタイミングに合わせて見直して、次の年度に備えるというところをやってますね。
いずみ
なるほど。DMBOKってどの企業さんにも当てはまる基本のことが書いてあると思うんですけど、そこにやっぱり自社によってカスタマイズを入れたりとか、そういったことってした方がいいとかってあるんですか?
よしむら
DMBOKって超抽象的なんですね。なので、自分の要素を入れるというよりは、ここをどう読み解くかっていう形ですよね。
いずみ
その解釈を自社の現状にあった形に変えていくみたいな。
よしむら
そうですね。
いずみ
それに役立てるためにアンケートを取ってらっしゃるみたいな感じですか?
よしむら
そこはあくまでも定点観測でデータマネジメント成熟度を取って、ガバナンスがどれだけ効いてるかとか、そういうのもで取るんですけれども、ただガバナンスが取れているからといって利用者は役に立っていると思ってなかったらしょうがないと思っているので、
一般的な軸とは別にちゃんと利用者の役に立ってますよねってところでアンケートを取っています。
いずみ
なるほど、なるほど。この見直すタイミングなんですけど、たぶんある程度運用に乗ってしまったら年に1回の棚下ろしのタイミングでっていうのがあると思うんですけど、立ち上げの初期とか、もっと早くに結果を回さないとみたいな時って、よしむらさんの場合は見直しとかってどれくらいの頻度でやられてたりしたんですか?
よしむら
見直しはやっぱり年に1回ぐらいでいいと思うんですけど、これは自分がこれを見て思ったのは、ちゃんとロードマップを引きましょうだと思っていて、年間計画ですね。年間計画でまず定点観測します。1年間に伸ばすのはどういうふうにしましょうっていう年間計画を決めて、そこに沿ったように改善していく。
見直すのは大きな戦略としては年に1回でもいいんですけれども、日々やる中で1ヶ月単位とか細かい単位でロードマップにちゃんと乗っかるように見直していくっていうのは、本当月次ぐらいですかね。見直していくと。
いずみ
ちょっと道にそれてないかなとか、変な方向行ってないかなっていうのは、ちょっと微調整を月に1回かけていきながらっていう感じですかね。
そうですね。
なるほど。
よしむら
これ見ていて思ったのは、データマネジメント、成熟度アセスメントってアセスメントなんで、あんまりそれだけには意味がないかなと思っていて、おそらくですけど、あるべき姿みたいなものに対して戦略をまず立てようっていうのがすごい重要だと思いますね。
戦略を立てるために現状をアセスメントしよう、戦略を立てよう、あるべき姿に向かっていこうみたいなローテーションができるといいかなと。
いずみ
これがまさに優先順位というか、対応の優先順位をしっかり決めて取り組んでいくっていう感じですかね。
そうですね。
見直しのタイミングと戦略
いずみ
順番って言えばいいのかな。対応の順番を間違わないようにしようっていう感じですかね。
よしむら
そうですね。対応の順番をつけるために。この人は金融企業って言っているんで、結構ガバナンスというか守りのところを重点的に置いた戦略が立つとか思ったりして見てます。
いずみ
なるほど。
以上ご参考になりましたでしょうか。では次回もどうぞお楽しみに。
よしむら
さようなら。
09:34

コメント

スクロール