00:00
[音楽]
真夜中コンビニの駐車場で このポッドキャストは一つの場所を72時間にわたって停電観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が 番組についての感想や愛を語ります
[音楽]
はい じゃあ今回は サバゲーを生きる人たちということで
これはですね 過去の放送会になっていますけれども
これ千葉県で行われている サバゲーのフィールドに密着したものになります
サバゲーというのがサバイバルゲームということで
迷彩服着てエアガンでですね 打ち合いをするっていう そんなゲームがあるんですけれども
それに夢中になっている人たちは どんな人がいるんでしょうというところになっています
結構若者だけじゃなくて 老若男女というかですね
幅広い層が参加しているので そういった方々に3日間話を聞いてみたという会になっています
はい ではこれいかがでしたでしょう 山口さん
これ2019年ですよね
そうですね 19年放送です
で なんかこれを見て 僕初めてサバゲーのことをちゃんと知ったんですね
全然周りにやる人もいなくて
多分2019年だと やってる人はやってるけど
そんなにメジャー化と言われると そこまでややメジャーになりつつあるみたいな
そうですね タイミングだったかなと思って
サバゲーっていう名前は結構浸透してるけど みたいな感じですよね
そうですね 一番これを見て驚いたのが ドキュメント72時間関係ないですけど
弾当たったかどうかって自己申告なんだっていう
そこですよね
一番 これ全然ドキュメント72時間とか関係なくて
サバゲーとはみたいな話なんですけど
普通に あっそうなんだっていう
ヒットヒットっていう手を挙げながら言う
あのフェアプレー感ですね
すごいいいなと思って
いい世界観ですよね
何かだとともすればあれってズルできるじゃないですか
別に当たってないとか
でもやっぱりそれはこう
なんていうか
そういうフェアプレーが守られるからこそ ゲームとして演出してるし
みんなが集まれれば
なのかなっていうのが
ちょっとドキュメント72時間じゃなくて サバゲーの感想ですけど
いやでも全然 自分も結構それ思いましたね
なんか自分もやったことないんで
それだけ本当にズルしてる人がいるかどうかって 全然体感ないんですけど
でもなんとなく皆さんの反応とかを見てると
多分そうやってズルするやつ相当ダセーみたいな
風潮は絶対あって
めちゃめちゃフェアプレーが
多分その文化としてあるんじゃないかなっていうのが見えたんで
03:02
すごいそこが何ていうか好感が持てるっていうと
なんかちょっと上からですけど
でもなんかすごいいいなぁと思いました
なんかこう競技として
ゲームとして完成されているというか
それはその参加する側のメンタル含めて
サバゲーって
例えばサッカーとか野球とかみたいな
ルールブックが厳密にあるわけじゃないと思うんですよね
多分
もちろんこの番組でも紹介されてましたけど
球の速度が速すぎちゃいけませんよとか
球は地面、土に変えるものにしましょうとか
もちろんこういう環境配慮的なルールがあるんですけど
野球はプレイする時の精神というか
ゲーム的なね
そういうのはないじゃないですか
それがでもなんとなく
みんなの間で共有されてるっていうのが面白いし
しかもあれってチーム戦ですよね
今回やってたのは
そうすると
チームなんで役割がそれぞれあるわけじゃないですか
多分こう
映ってないんであれですけど
別にチームで話し合いをしたとかじゃなくて
このチームの中で自分はこういう役割がいいんだとか
むしろこういう役割が自分に向いているから
それを極めたくなるみたいな
うん
もちろんこのサバゲーって
見た目でコスプレをしてる人も結構出てくるんですけど
それが
自分が狙撃手タイプだとか
近接タイプだとか
特攻タイプだとか
分かんないですけど適当に言ってますけど
そういう役割を自分でつけられてそこを
詰められる楽しさみたいのもあるかなと思って見てましたね
なんかこう見てて思ったのが
いわゆる自分の役割みたいなのを
それぞれ演じるし
それが多分変な意味じゃなくて
そこまで勝ち負けにめちゃめちゃ直結するわけじゃないので
その緩さがなんかいいんだろうなって思っていて
チーム戦って言ったけど結局なんかこう
紅白対決みたいな感じで
多分いくつものチームが合わさって一つのチームとして
バーサスみたいな感じなんで
結構なんか入り乱れての乱戦みたいななってる感じがしていて
そうすると緻密に
じゃああなたはこういう役割をしてください
あなたはこういう役割でこういう行動を取ってくださいみたいな
詰め詰めに詰めても多分あんまり意味がない
なんというか乱闘みたいな乱戦みたいになってるんで
06:00
だからこそ自分で私は狙撃タイプだなってやっても
そんなになんかものすごくそれ自身がすごく勝ち負けに
ものすごくつながるわけでもないっていうところが
逆になんか自由を生み出してるというか
そうむしろこうスタンドアローンコンプレックスであること自体が
勝ちを生み出すっていう場ですよね
そうですよね
チームで全体何かをするっていうのはもちろん大切なんだけど
それよりもこうある種ことしてスタンドアローンで
自分で自立して動く
時にはチームとしてチームプレイもするみたいな
自主性が求められる場ってことですよね
そうですねそこの自由があるなっていうのは
なんか見ててみんなが楽しそうな顔の裏には
そういうとこありそうだなと思いました
でもちょっとさっきもいきなりメタ的な話になっちゃいましたけど
サバゲーってコスプレというかやっぱりなりきりじゃないですか
うんうん
でも今回もそのなりきりの人いくつか出てきてて
いろんな人いましたね
何でしたっけなんかイスラエル軍の
イスラエル軍
めちゃめちゃでもかっこよかったですね
そうあんなの売ってんだみたいな
どっから手に入れてきたんだろうという道具であったりとか
本当銃みたいなものをやったりとか
単純に軍隊ものだけじゃなくて
なんか西武劇の保安官みたいなのとか
昔の日本人なのか仮着ぬっていう
昔の貴族とかの衣装をちょっと改造するとか
結構何でもありなんだなっていうのが
あれってこう単純な戦闘力だけ考えたら
保安官とか激弱じゃないですか
激弱じゃないですねリボルバー
リボルバーでそんななんか
狙撃手とかに勝てないじゃないですか
マシンガンとか
弾速一緒だけど
撃つ速さが違うみたいな
そうそうそう
全然込められる弾数も違うしみたいな
そうですよね
なんかそういう
でもそこじゃないんですよね
本当そうですね
それもいいなと思ってて
結局今回出てきた人たちって
勝ち負けにこだわってるってよりも
家庭を楽しんでるじゃないですか
はい
家庭っていうのはゲーム中だけじゃなくて
ゲームに入る前に
めちゃめちゃ私服のおじさんが
急にこうそういうイスライフの服を着てたりとか
急にこうミリタリーな格好になるみたいな
その変身過程を含めて
楽しんでるんだなぁと思ったんですよね
そうですね
変身願望とあとちょっとやっぱり仲間と集まるっていう
そういう同じ趣味を持った仲間と集まるっていうところも含めて
09:03
多分そこの全部の家庭なんですよね本当に
なんか朝早く起きて行ってっていう
もうなんかその全てが多分好きっていうか
あー面白いんだなって思ってるんだろうなっていうのが感じましたよね
場所もいいと思っていて
千葉ですね確か
そうですね千葉
千葉の見る限り本当に多分何もないとこだと思うんですよ
そうですね
であそこに来る人たちってみんなあの旅に行ってると思うんですよね
うんまさしく
騒ぎをやるために都内とかどこかから車に乗ってきてると思うんですよ
うん
それにも遠足じゃないんですけど
もう目的がそこしかないわけじゃないですか
そうですね
変に近くなくて遠いからこそ
よりこう非日常感っていうか
現実と切断された感じがするんだろうな
それがよりこうワクワク感っていうか
高揚感っていうかそれを生み出していて
それがこうきっかけとなって
その騒ぎのフィールドでめちゃめちゃ弾けられるっていう
楽しみがあるんだろうなと思いますね
確かにあそこまで現実と切断されてると
楽しいでしょうね確かに
なんか弾けられるというか
むしろこうなりきらない方が恥ずかしいみたいな世界じゃないですか
そうですね
あれって
そうそれがすごいこういいなと思って
いやーなんか現実と切断されてるのすごいなと思ったんですけど
なんかめちゃめちゃごついなんかガンダムみたいな銃装備してる人が
なんか職業とかよく出るじゃないですか
はいはいはい
あれで非破壊検査って書いてあって
ゴリゴリに全てを蹂躙しそうなガンダムみたいな銃武装してたのに
非破壊検査って現実ではそんな優しい職業なんだと思って
いいですね
いやーそういう切断加減がすごかったなって思いましたね
やっぱりこうその切断っていうか
機械みたいなことが今さっきちょっと話した距離の話だったりとか
そういう気持ちの面ですごいうまくこう機能してる場所
違う風景でしたよね
うんうんうん
まあなんかそういうその一方ででも
現実というか自分の性格が変えられないみたいなところあると思ってて
うん
いかにこうなりきったとしても変えられない部分っていうのはやっぱあって
それが一番現れてるのがこの中で出てくる特攻し続けるおじさんじゃないですか
あのロックなおじさんですね
12:01
こうチーム戦が始まった瞬間に全速力で敵陣の方行くんだけど
速攻で撃たれるっていう
一発も撃てないっていう何しに来たんだって普通思っちゃう
本当に
でなんかすごい年数やってるんですよねしかもそれを
そうですね2、30年間ソロで突っ込み続けるっていう本当に
なんかロックなおじさんがいるんですよね
すごいですよねあれも
いやー彼が完全にMVPですよねこの回
いやMVPですよだって今になって私のやり方は変えられないって言ってたんですよ
そうです
やばすぎるじゃんだって何度か多分そのおじさんも変えようと思ったことがあると思うんですよ
はい
撃ちに来てるのに一発も撃てないで始まって10何秒とかで撃たれて終わるんですよ
そうですね
終わっても自分はフィールド出て待ってるというか見てるみたいな感じじゃないですか
いやすごいですよね
あのセリフがもうなんか伝統的な寮をやめられない職人の寮主さんみたいな発言でしたもんね
今更変えれないって
すごいなあそこまでそれこそそのサバゲーというものにしかも自分を捧げているというか
そうそうそう
やってるからこそ変えれないんですよねあれは
そこは多分そのおじさんの中の気持ちというか性格とそのサバゲーでの
あり方みたいなものがぴったり合致してるってことですよね
うんいやかっこいいんだよなあ
いやあれ今日今回のMVPですよね
いやMVPですね
それで終わっちゃうんですよねこの回
そうなんですよあのおじさんがいいのとあと印象的だったのは女装コスプレの往年ですよね
はいはいキャラ変わっちゃうぐらい女装のコスプレで終わった後の楽さは
終わった後の楽さはもう完全にこう二重人格あっちとそっちっていう風に言ってたぐらいだから
違う自分って感じですよね
いやーでもなやっぱ彼というか彼に笑って付き合ってる幼馴染がいいんですよねあれ
そう
家の前に女装してた彼を初めてサバゲー行こうと迎えに行った時に彼がそれ出てきて
出てきたらもうウケるんですよ
はい
それもなんかこうそのなんていうかこう懐の深さじゃないけど
やっぱりそれをこうどうまあ多少なりとも動揺すると思うんですよ
15:04
なんでって思いますよね
なんでってなるじゃないですか
だけどでもそれでも結局こう特に変わることなく別にその彼は彼だし彼女は彼女みたいな
付き合い方をちゃんとできているっていうところですよね
うんなんか女装してる時の対し方も終わった後の対し方もすごく優しさがあるというか
それぞれと向き合ってる感じがしてなんだこの人何か懐深と思いました
なんかみんな今回のこのサバゲーの回に出てくる人はって優しそうなんですよね
うん優しそうですよねなんか
あまりバトルとかもはや向かないのかって思うぐらい優しそうな人が多いですよね
なんかこうバトルそうなんですよね別に何かを打ち倒したいみたいな気持ちとはまたちょっと違うものがあるんでしょうね多分
破壊衝動ではないもの破壊衝動ではないうち
何ていうんすかね打つ快感というかそのサバゲーというゲームをやる快感みたいな物語もあるんでしょうね
だからある意味eスポーツより全然バトル感ないんじゃないかなって思います
全然ないと思いますね
それよりも本当に過程だしなんかうまく当たったとかこういう作戦がうまくいったとかの
なんか枝端っていうかそれこそが良くて最終的に勝つとか何人を仕留めるとかって全然あの中であまり意味がないものだなっていうのは見てて思いますよね
でもそんな一方で狙撃手のおじさんはひたすら数えてるわけじゃないですか
エロスナイパーですね
スナイパーに出てくるおじさんは何人倒したみたいな
何人倒した
でもその日の試合では負けてますからね
そうそうそう
でもそれがまたねいいですよね
そうなんですよねあれ結構だからサバゲーこれ2019年に見た時も思って今回はまた思ったんですけど
サバゲーやってみたいなって思いますよね
おー
思いません?
うーん
まあちょっとは思いますけど
行くと友達が必要かなと思いましたね
うんそれはね
なんかこう行ける友達しかもすでになんか知ってる先輩みたいな友達がちょっといないとなかなか
18:06
なんかそれこそ自分と山口さんでちょっと行ってみようぜっていうのがちょっとハードルは高いかなっていう
なんか行ったことのある人みたいなのがちょっといないときついなと思いますけど
装備とかをねこう揃えてないしね
わかんないですもんね
そうですよね
うーんまあまあでもやってみたいなーと思いますけど
うーん
なんかだってあのサバゲーとはちょっと違いますけど僕もホンダさんも大体同い年くらいで20代30代前っていう感じですけど
僕らが子供の時にBB弾ってめちゃくちゃ落ちてたじゃないですか
めっちゃ落ちてましたねもう公園の至るところに落ちてましたね
あれはなんかモデルガンが流行ってたんですかねあれって
多分そうだと思いますねなんかよくお祭りとかでも売ってましたよね
今は見ないですけど
今は見ないですけど
やっと落ちてましたよね
流行ってたみんな売ってましただから確かにそういうのはやってましたよ
そうですよねでもなんかそれってこうあの中学生がバタフライナイフ持つみたいな感じじゃないですか
ちょっとそれよくわかんないですけど
中二病の延長線というか
まあまあまあそういうのに憧れる時期ですよね小学生とか中学生は
銃っていうかモデルガン的なものを持つことによって
まあかなり自分の中で
1個武器を手に入れて
いやちょっと違うと思う
いやいや一緒ですよ
一緒かどうかわかんないですけど
武器を手に入れる前党官ですよ
そうそうそう
いやそうです何ですかね力を手に入れたいみたいなところじゃないですかね
そうそうそう
でもなんかそういうそのモデルガンの力を手に入れたい欲望みたいなものと
このサバゲーの中で描かれているものって違うじゃないですか
いやもう全く別物ですよね
さっきも言った特攻し続けるおじさんとか力求めてるわけないんですよ
そうですね求めてたら特攻しないですからね
むしろみんないかになりきるかとか
この話の中で出てきますけど
現実でヒーローになれる人ってきっといいですよねみたいなセリフが出てくる
そうですしやっぱりそのサバゲーっていうフィールドでの立ち振る舞いですよね
自分の姿自分のサバゲーのゲーム中でのプレイ姿勢仲間がどう動くかとか
21:00
そういうとこ含めての全ての振る舞いをいかにかよく見せるかとか
自分が満足いくようにできるかみたいな
なりきりですよね
非常に総合自分の総合演出力が鍛えられるっていうか試される
それは誰かのために演出するんじゃなくて
自分のための総合演出力がすごい試されていて
どんどん積み重なっていくと
外の人が見た時にも本当に様になってるなみたいな
キャラに徹してるんだなっていう
やっぱ出る人出る人が服が板についてるじゃないですか
そうですね
それがすごいなと思ってて
新入社員がスーツを着るとあんまりこう
スーツに着られてる感じがするみたいなあるじゃないですか
なるほど
あんまり似合わないみたいな
着られちゃってる感じ
じゃなくてさっきのイスラエル君の話とか似合うわけがないのに
完璧に似合ってる感じがするじゃないですか
そうですねめっちゃ慣れてましたね
めっちゃ慣れてるじゃないですか
出てきた映画にみたいな感じだったじゃないですか
はい
そういう
すごい成りきり力が振る舞い含めて高いんだなと思って
すごい本当それぞれがすごいこだわってて
本当におっしゃる通りでこの軍隊にいないはずなのに
本当に軍人になりきってるかのような
本当に体格とか見た目でだいたいニューアーそうな方しかいないし
体格もそんなにごっつい人っていうのは少なくて
そうじゃない人たちがすごいあんなにナチュラルに
軍服みたいなのを着てるのは
ある意味異常っていうかある意味すごい外だよなっていうのがあって
それだけあんなにリアルさを出していたのに対してというか
それをある意味で超越してたのが僕は
姉妹で参加していた子たちが
子供がちょっと参加でっていう感じで来てたんですけど
あの子たちもちろん軍服とか着てないんで
チェックシャツとジーパンでベスト着てたじゃないですか
ある意味あれ少年兵的なリアルが一番あって
中東とかのスラムにいる少年兵みたいなアフリカとか
あのリアル感があって
何もコスプレしてないのにこの子たちが一番リアルかもしれないって
僕は最後らへん思いましたけど
確かにあの場所はコスプレしなくても似合ってしまうんですね
24:04
場所がやっぱりそういうものを引き出すんだなっていうのが
ある意味リアルでした
彼女たちは子供のままあの場所に来てやるっていうことが自然なんですよ
そうなんですよね
だから子供として参加するからすぐ勝ちたいとか
同じぐらいの年の子が向こうのチームにいたから
あの男の子には絶対負けないとか
普段は性格が逆で
なんかおとなしい方がすごくやる気満々になってるとか
ものすごく場所に引っ張られてこの姉妹が参加していってる感じが
それこそ戦場という場所に引っ張られる少年兵のような
リアルさを出してましたね
確かにこう場所というかその雰囲気が人を規定するっていうか決めるっていうか
感じですよね
いやー面白いな
いやー本当にマニアックなこんな趣味の会を見れるなんてっていう感じですね
そうですね
泣くところですかね
そんなところですかね
ぜひ皆さんも特攻し続けるおじさんとチェックシャツの少女たちを見ていただければと思っております
ありがとうございました
ありがとうございました
チャンネル登録よろしくお願いします