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#023 「レディオヘッド」について語る|19年ぶりの来日前に入門、全9枚を順に聴く
2026-10-09 43:36

#023 「レディオヘッド」について語る|19年ぶりの来日前に入門、全9枚を順に聴く

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Host

9月に発表された、2027年6月さいたまスーパーアリーナでの5日間公演。単独では19年ぶりの来日を前に、レディオヘッドの入り口までご案内します。「Creep」から最新作まで全9枚を順番に追うと見えてくるのは、同じアルバムを2回作らないバンドの姿でした。このエピソードで話すこと・オックスフォードの同級生5人、41年メンバーが変わらないバンド・ブリットポップより先に売れていた?「Creep」がイギリスで6,000枚しか売れなかった話・『OK Computer』で頂点に立ち、『Kid A』でギターをやめた理由・値段を客に決めさせた『In Rainbows』・トム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、The Smileのこと・難しいと言われる『Kid A』以降は、踊って聴く・オープニングはオアシス再結成ドキュメンタリーと、ヨルゴス・ランティモス『籠の中の乙女』―――関連回 #016「レイヴカルチャー」「レディオヘッドは踊れるバンド」の先へ。イギリスで人が踊りはじめた80年代後半の話です。https://open.spotify.com/episode/3xusr7i1R7VZzcx1vmk1WE?si=rdNTwQzfS8OZ4nWd0me_og番組のフォローで、新しいエピソードをお届けします。この番組の文字起こしや関連記事はこちら:https://culative.comお便りはこちらから:https://culative.com/contact/

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サマリー

冒頭では、オアシス再結成ドキュメンタリーとヨルゴス・ランティモスの『籠の中の乙女』について短く語り、その後レディオヘッドの来日公演を入り口に、バンドの基本情報を紹介する。オックスフォードの同級生5人で1985年に結成され、41年間メンバーが変わらないレディオヘッドは、『Creep』で注目され、『OK Computer』で頂点に達した。『Pablo Honey』から『A Moon Shaped Pool』までの9枚を順に追い、『The Bends』の3本のギター、『OK Computer』の機械に囲まれる不安、『Kid A』の電子音と大胆な販売・宣伝方針、『In Rainbows』の価格設定など、作品ごとの変化を振り返る。

冒頭の映画談義:オアシスと『籠の中の乙女』
CULATIVE RADIO 手前のカルチャー
はい、この番組は、映画、音楽、アニメ、漫画など、カルチャーをもっと知りたいけど、どこから触れればいいかわからないというような方へ向けて、
カルチャーをもっと身近に感じるための入り口の手前まで、ご案内していく番組です。
私が、CULATIVE編集室の橋井こと橋本拓哉です。それと、
みんな、わからなくても大丈夫だよ、上水優輝です。
はい、よろしくお願いします。
えっとですね、オアシスの再結成のドキュメンタリー映画があってまして、
ちょっと見てきたんですよね、今。
あの、第1回目ですよ、オアシス撮ったの。
はい、そうですよね。
あのきっかけとなった再結成ライブですね。
うん。
それのドキュメンタリー。
世界ツアーしてたやつですよ。
そうそうそうそう。
なるほど、それをずっとカメラ回して映画にしたんだ。
そういうことです。
いいね。
で、あんだけでかいバンドで仲直りして、何があったんだって気になるじゃないですか。
そしたらね、ドキュメンタリーはね、結構ライブのダイジェストと、
あとお客さんのバックボーン。
なんか、オアシスがいたから私はみたいな話がメインで、
なんで再結成に至ったかがあんまり掘り下げられなかったんですよ。
何のドキュメンタリーだったらね。
そこが見たいのに。
それか。
っていう映画を見に行きました。
僕はですね、ちょっとイベントで映画を見て感想を語り合うっていうのを毎月一本やってるんですけど、
ヨルゴスランティモスのカゴの中の乙女をやったんですね。
やべえ、やべえ映画でしょ。
ジョーズ出てきましたね。
若干ジョーズだ。
若干ジョーズ。
カゴの中はやべえですね。
あれはやばかったですね。
でも考えさせられる映画で面白かったです。
お兄ちゃんがね、いいよね。
やべえやつ。
全員やばかったですけどね。
レディオヘッド来日とバンドの基本情報
そんなね、やべえバンドがいまして、
レイディオヘッド。
ついに行くんですか?
ついに満を持してレイディオヘッドですね。
嬉しいですね。僕好きなバンド何ですかって言われたらレイディオヘッドって答えますもん。
ただレイディオってこと何も知らないんで。
いいですね。
今日はもう成功できてすごく助かります。
レイディオヘッドですね、9月7日に日本に来るとライブ発表されました。
確定?
確定です。
来年の2027年の6月ですね。
ファイブデイズで来ます。
東京?
埼玉スーパーアリーナ。
でファイブデイズ?
ファイブデイズです。
これは行きたいな。
やべえです。
単独来日、2016年のサマソニー以来10年ぶりなんですけど、
単独での来日は19年ぶりだそうです。
バンド自体7年ぐらい止まってたんですよ。
去年動き出した。ヨーロッパで。
去年ヨーロッパで何十公演とかして、でライブ活動復活した。
で満を持して日本に来るっていうところなんですね。
楽しみだね。
といったところで今回はレディオヘッドについて、
入り口まで行きたいと思うんですけど。
埼玉スーパーアリーナの入り口までお願いします。
結構SNSでもレディオヘッドレディオヘッド言われてる、
目にする人もいるかもしれないですけど、
そもそもレディオヘッドってなんぞやっていうところをね、
行きたいんですけど。
自分はですね、大学の頃ですね。
2000年中盤ぐらいにハマって、そっからずっと聴いてますね。
結構もう人生で一番聴いたと言っても過言ではないぐらいのバンドかなと思うんですけど。
さっき挙げた2016年のサマソニの大阪で見ましたね。
それが最初で最後ですけど。
今回も先行抽選始まってて、既に応募済みです。
始まってます。
そんなことなってんの?教えてよ。
知ってるかと思った。
知らないよ何にも。
既に始まってますね。
もう出遅れてんじゃん。
でもまだ抽選なので大丈夫だと思います。
どうです?RADIOHEAD逆にどの辺まで聴いてました?
どこまで聴いたんだろう。
確実に自信を持って聴いたと言えるのはIN RAINBOWSまでですね。
その後はなんかつまみ食い的な感じで、なんかあったっけって感じですね。
ほんとそういう人多いと思うんですよね。
その辺もちょっと深く掘っていきたいかなと思うんですけど。
そもそもRADIOHEADですね。どういったバンドなのか。
イギリスオックスフォード出身の5人組バンドですね。
1985年に高校生の同級生同士で組んで、
それ以降41年間メンバーが一度も変わってないというバンドですね。
超仲良しバンドですね。なんか悪いんですけどね。
悪くはないか。
なんか特別仲良いっていう感じでもないと思うけど、
41年メンバー変わってないっていう、なかなかレアな。
代表曲はCREEPって言われますね。
良くも悪くもCREEPって言われますね。
代表作って言われるのがOKコンピューターというアルバムとKID Aというアルバムですね。
アルバムは全部で9枚出してます。
意外と少ないね、年数の割には。
年数の割には少ないですね。
2019年にロックの伝道入りしたり、
あとグラミー賞も3回ぐらい取ってたり、
世界最高峰のバンドといって過言ではない功績もあり、
人気もありっていう感じですね。
その41年変わってないバンドメンバーですが、
まずボーカル、トム・ヨークさんですね。
ギターもピアノも弾くし、曲を書く人ですね。
ジョニー・グリーン・ウッド。
彼はリード・ギターですね。
前髪が長いリード・ギターで、
鍵盤とかオーケストラなんかの譜面も書く人ですね。
この人一番年下です。
ジョニー・グリーン・ウッド。
で、コリン・グリーン・ウッド。
お兄ちゃんですね。
お兄ちゃんがベースです。
もともとジョニーが入ったのは、
このコリン・グリーン・ウッド。
ベースの人が連れてきたそうです。
弟を入れてくんなかって。
ギターで入らんかって。
エド・オブ・ライアン。
彼はギターですね。
レイヤーヘッドはギターが3本います。
この人はギターを弾くというより、
どっちかというとエフェクティブな、
エフェクターですごい音を出す人ですね。
なんでも刺さられてるよね。
楽器持たずにコーラスだけしてる時とかさ、
シェーカーみたいなのだけ振ってる時とかさ。
その他なんでもって感じですね。
フィル・セルウェイさんですね。
彼はドラマーですね。
フィルが一番年上なんですね。
そうなんだ。
ここで挙げておきたいもう一人ですね。
6人目のレイヤーヘッドと言われる人がいて、
プロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチさんですね。
彼は2枚目のアルバム以降、
今まで全部プロデューサーとして参加してて、
ほぼほぼレイヤーヘッドイコールナイジェル・ゴッドリッチみたいな点もあります。
レディオヘッドは90年代のイギリスのバンドなんですよね。
90年代のイギリスって言ったら、やっぱりオアシスとブラのブリッドポップが一番熱かった時代なので、
それが94年なんですよね、オアシスデビューが。
レディオヘッドは実はクリープを出したのが92年で、
彼らより先なんですよね。
ちょっと先輩。
ただ、ブリッドポップの仲間みたいな感じでそれ以降売り出されたんで、
本人たちもあんまり納得いってないというか、
いや違うだろうっていう感じでしたね。
一番売れたの、OKコンピューターあたり、3枚目のアルバムあたりは、
もうすでにブリッドポップ終わった後ぐらいなんで、
そうですね、オアシスとブラと並べるようなバンドでもないかなっていう感じですかね。
『Pablo Honey』から『OK Computer』へ
といったところで、アルバムですね。
レディオヘッドはアルバムを追っていったら大体このバンドを追っていけるので、
基本的にはアルバム単位での話しかできないんですけど、
バババーっと重要なとこだけ書いていきますと、
アルバム1枚目、パブロハニー、93年ですね。
このアルバムはクリープですね。
クリープのためのアルバムみたいな感じのところがあるので。
クリープってちょっと印象にないですね。
印象にないですよね。
クリープを92年に出します。
要するに先にシングル出すんですよね。デビューシングル。
クリープはどんな曲かっていうと、
好きな女の子がいて、でも自分には釣り合わない、
俺はキモいやつだ、ここにいるべきじゃないっていうのをひたすら歌う歌。
キモいね。
キモい歌なんですよね。歌詞がやべえ。
結構静かに始まってサビの直前でガガッガガッってギターの音が入って
バーンって爆発するみたいな構成ですね。
有名な話でこのガガッガガっていうギターのノイズは
ジョニー・グリーン・ウッドがあまりに曲が静かすぎるから全然面白くないと。
レコーディング中にそれを壊すつもりで思いっきりそれをやったら受けて
そのまま採用されたっていうやつですね。
実際あれがないと本当につまんない曲ですよね。
そうですね。その判断は正しかったっていう感じですね。
これイギリスでどんぐらい売れたと思います?初回。
90年代のCDとかだからね。CD売れる時代ですよね。
分かんないね。日本だと100万枚売れたらめちゃめちゃ売れたとか言うじゃないですか。
そんなもんじゃないってことでしょ多分。
これシングル最初6000枚しか売れてないんですよ。
6000枚?
全く売れなかったんですよね。
これ実は先にアメリカで売れたんですよ。
イギリスでシングル。あ、イスラエルだったかな。
そっかなんかで売れて、そっから逆輸入的にイギリスで流行ったんですよ。
なんでアメリカで売れたかって言ったら
この92年当時、ニルバーナの時代だったんですよねアメリカは。
クリープというかパブローハニー自体結構グランジ的なアルバムなので
それで先にアメリカで売れたっていう感じですね。
ちょいくらですからね。
結構静かなギターロックで始まってガーンっていくっていうのは
ピクシーズというバンドがよく作った方なんですけど
ニルバーナもそれを参照してそういう感じの曲が多いですけど
その流れでレディオヘッドがアメリカにハマった。
その後イギリスで逆輸入で売れたっていうのがパブローハニーですね。
ただねこの日本ツアーが決まってから
いろいろ聞いたんですけど順を追って
なんか今ねパブローハニー聞いたら案外いいなって思いましたね。
なんかこれはこれでみたいな感じがありました。
これ聞いたら違うのかもね。
20歳ぐらいの時はちょっと物足りない感じでしたけど。
なんか若くていいなっていう感じはありましたね。
で2枚目。95年に2年後ですね。
ザ・ベンズを出します。
これ95年なんでオアシスブラが殴り合ってる時代なんですけど
その中にボンと出すわけですよね。
でパブローハニーって本当ギターロック、
グランジーなアルバムなんで
5人の演奏があんまり活かされてないんですよ。
3、4人でできるような音だったんで
実際に3ギターの5人で音出したらこうなるっていうのを
目指して作ったアルバムなんですよね。
ギター3本の重なりを意識して作った
ザ・ベンズですね。
これは未だにライブでも定番の曲
フェイク・プラスティック・ツリーとか
未だにやり続けられてるアルバムですね。
ただ当時今ほど売れてなかったらしくて
結構ブリッドポップに埋もれたらしいですね。
結構ベンズ好きな人多いですね。聴きやすいしね。
やっぱり一番入り口としては
親切設計って感じですよね。
めちゃくちゃ聴きやすいアルバムって感じですよね。
その2年後ですね、出るのが3枚目
OKコンピューターですね。
何があったんって感じですよね、このアルバムね。
OKコンピューターがやっぱりレディオヘッドの中でも
一番の名作の一つと言われてますね。
で、97年ってまだ携帯もネットも
そこまで普及してない時代なんですけども
人がコンピューター、機械に囲まれて
どんどん落ち着かなくなる感じっていうのを
コンセプトに作ったアルバムですよ。
そうなんだ。
今はOKコンピューターの時代になったなっていう
感はありますね。
OKコンピューター、一曲上げるとしたら
やっぱりパラノイドアンドロイドという曲になりますね。
パラノイドアンドロイドは本当にかっこいいですね。
レディオヘッドを知ってはいたけれども
パラノイドアンドロイドを聴いた時に
もう本当に好きになったって感じですね。
恋に落ちたって感じですね。
恋に落ちた曲。
この曲6分半があるんですけど
途中で3回くらい別の曲になりますね。
そこはかっこいいところなんですけど
それをシングルで出したんですけど
っていうところがすごい攻めてますね。
あとはベンズから変わった点
ギター3本あって
ギターがギターとして鳴ってない
かっこいいギターのために鳴ってない
っていう音の形
を使ったのがこのオケコンピューターぐらいかな
って思いますね。
確かに。
特殊な音を出してましたね。
変な音をギターで出すみたいな感じですね。
『Kid A』以降の電子音と作品の変化
このアルバムでロックマンドとしては
ほぼ頂点に立ったアルバムですね。
97年なんで
完全にオアシスが失足して
ブリッドポップ終わったのと入れ替わり
みたいな感じでもあるんですよ。
ブリッドポップの時に
どこにも属せなかった
Radioheadというバンドが
入れ替わりでトップになった。
で、象徴のアルバムでもありますね。
ただこのアルバムはあまりに売れすぎて
世界ツアーの途中で
トムヨークが歌いたくないと。
自分の声もギターの音も聞きたくない
という精神状態に陥ったらしいです。
次のアルバムを作ろうとしても
1年以上何も曲が書けなくなった。
オーケーコンピューター以降ですね。
その3年後
そんな状況の中出たのが
4枚目、Kid Aですね。
これもまた何があったみたいな感じの
変わり方ですよね。
Kid Aはですね
Radiohead3人ギターがいるギターロックバンドですが
Kid Aに至ってはギターがほとんど鳴らない
ずっとシンセと打ち込みとオーケストラと
謎の電子音みたいなので成り立っているアルバムですね。
トムヨーク自体の声も
かなり加工されて何を言ってるか分からないような
半分聞き取れないような
デジタルな声になってますね。
1曲目からいきなり
Everything Place
全部あるべき場所にある
っていう言葉をずっと繰り返すだけっていう
曲なんですけど
おそらくオーケーコンピューターで
ギターの音も自分の声も聞きたくない
ってなった精神状態から生まれた
ものだろうなっていう流れで見ると
もう嫌になったんでしょうね。
そうだね。そう言われるとすごくしっくりくる感じになってるね。
ギターも鳴らないし
自分の声も加工されてるしっていうね。
面白いじゃん。
ここで結構重要な人物がいまして
ビョークですね。
この頃のトムヨーク
ビョークとすごい仲いいというか
ビョークの影響をかなり受けてまして
打ち込みのビートとオーケストラと
っていうのを同居していいんだっていうのに
気づいたのはビョークのおかげだそうですよね。
急に違うバンドになったみたいに
言われますが
実際にその見本というか
ビョークがそれやってるんですよね。
なのでそこも影響をかなり受けた
っていうところですね。
あとは売り方も結構変えまして
Kid Aからはシングルカットが一枚もなかったんですね。
ミュージックビデオも作らなかった。
取材も受けなかった。
宣伝もしなかったっていう状況で
全米1位取ってるんですよ。
すごいね。
当時から賛否両論なアルバムでしたけど
オーケーコンピューターで本当にいろいろ嫌になったんだね。
これで終わってもいいぐらいの感じだったんですかね。
後々評価がどんどん上がっていって
今では2000年代のベストアルバムの1位みたいな
よく選ばれるようになりましたけど
そういう経緯で出てきたアルバムっていう感じですね。
続いてKid Aが2000年ですね。
その1年後5枚目のアルバムを出します。
結構短スパンですね。
Amnesiacっていうやつですね。
いいですよね。
このAmnesiacはKid Aと同じ時期に
レコーディングした曲なんですよね。
ただ同じ時期に撮って捨てた曲というわけではなくて
Kid Aとは経緯が違うなっていう
外された曲でできてるのがAmnesiacで
Kid Aがすごい冷たいアルバムなのに対して
Amnesiacは結構湿ってるアルバムって言われますね。
結構バンドサウンドもしっかりある感じですよね。
融合してる感じというか。
そうそうそうそう。
やっぱ同じ時期なので
材料は一緒なんですよね。
材料は一緒だけど違う味出すっていうのがAmnesiacかなって。
1曲選ぶならピラミッドソングという曲がありまして
これはピアノの曲なんですけど
本当に拍がどこにあるかわからない謎の曲っていう感じですけど
いまだにライブでは山場の曲ですね。
その2年後ですね。
2年後なんで結構ターンスパンなんですけど
Hail to the Thiefという6枚目のアルバムを出します。
ここで一度捨てたはずのギターが返ってくるんですよね。
一度捨てたはずのギターが返ってくるんですよね。
Kid Aで手に入れた電子音と
初期の頃のギターが返ってくるアルバムっていう感じですね。
レコーディングもすごい短期間でバーって録ったみたいですね。
ただ当時のアメリカの大統領選について歌ってる曲が多くて
結構政治色が一番強いアルバムでもあります。
2プラス2イコール5っていうね。
2イタス2イワ5っていう曲から始まるんですけど
嘘が通ってしまう世の中を皮肉った歌みたいな
そういう空気感を持ったアルバムですね。
個人的に一番好きなアルバムは時期によって変わるんですけど
Hail to the Thiefは結構1位になる率が高いです。
いい曲多いですよね。
なんか9枚アルバム並べたとき
割と下の方に入っちゃうアルバムかなと思うんですけど
代表曲みたいなのがそのアルバムの中にあんまないけど
全部平均点高いみたいな気がするアルバムですね。
そうですね。爆発力というか優等生みたいな。
いい曲がいっぱい入ってるアルバムが一緒です。
『In Rainbows』の価格実験と後期作品
7枚目ですね。その4年後。
ちょっと時間空けてって感じですかね。
In Rainbows、7枚目のアルバムを出しますね。
このアルバムはレコード会社との契約が切れて
次の契約がまだ結べない状態で
自分たちのサイトでアルバムを出すっていう
実験的にやったアルバムで
アルバム出しますっていう発表から
発売まで10日しかなかったんですよ。
値段が空白でいくら払うかは自分で決めてください
っていうスタイルで売り出したアルバムですね。
当然0円でも買える。
そもそもダウンロード販売っていうのが
当時そこまで普及してないというか
結構新しいことだったんで
話題になりましたね。
実際どうだったかって言ったら
ダウンロードした人たちの中で
お金を払ったのは大体10人に4人だったらしいです。
40%。
平均4ドルぐらい。
当時換算で言うと3000円ぐらいじゃないですかね。
半分以上はタダでダウンロードしたっていう感じなんですけど
ただそれでも前作の形態よりも
稼いだ額は高かったらしいですね。
間抜かれてないからってこと?
間抜かれてないから。
ほぼほぼ全部自分たちの取り分になるんで
めちゃくちゃ儲かったみたいですね。
中身もですね
これ結構ベストアルバムにあげる人多いと思うんですけど
9枚のオリジナルアルバムの中でも
一番音が温かいというか
安定感あるというか
回り回ってバンドサウンドに帰ってきた時の
ちょっと成熟した感じになってますよね。
完成したっていう感じがありますよね。
でですよ。
その完成したIn Rainbowsの4年後ですね。
8枚目King of Rimsっていうアルバムを出しますね。
これ8曲しか入ってなくて
8曲で37分しかないんですよこのアルバムは。
9枚のアルバムの中で一番短くて一番地味って言われますね。
このアルバムは
Radioheadが築いてきたバンドサウンドから完全に離れて
歌より先にリズムがあるんですよね。
ループするリズムの中に声が乗ってるだけみたいな曲が多くて
それを象徴するように
先行でミュージックビデオが出された
ルータスフラワーっていう曲は
トムヨークが帽子をかぶってただただ延々踊るだけみたいな感じのアルバムですね。
賛否は未だに分かれてますけど
ただそれ以降のトムヨークの活動を形成したのが
このKing of Rimsかなって思いますね。
どうです?この辺りからあんまり聞いてない?
聞いてないね。
でもイメージは分けますね。
どういう感じか。
だからもうバンドメンバーが一人でやれってやったんじゃないの?
結構ね、本当は一人でできるような曲が多いんでね。
で、9枚目ですね。
この5年後、2016年の作品ですね。
A Moon Shaped Poolっていうアルバムなんですけど
このアルバムはですね、まず曲順がアルファベット順なんですよ。
なのでアルバム単位でみたいなことはやめてるんですよね。
2016年の時点でそれを考えてるっていう。
もう今後配信になるから順番は関係ないと。
で、最後の曲。
True Love Weedsっていう曲があるんですけど
この曲95年から20年以上ライブでずっとやり続けてた。
けど録音を今までしなかった曲っていうのが最後に入ってるんですよ。
このアルバム、ジョニー・グリーンとギターの人ですね。
が書いたオーケストラがすっごい前面に出てくる。
レディオヘッドっていうよりかはレディオヘッドを使った
ジョニー・グリーン・ウッドのアルバムみたいな印象のアルバムですね。
20年やり続けた曲が最後に入ってるんで
本当にこれを最後にするんかな?
このアルバムが最後かな?みたいな空気感があるアルバムですね。
これを出してこれ以降7年間レディオヘッドは活動をやめるんですよね。
活動休止に入ると。
それはもう宣言してたの?休止しますって。
いや言ってないんですよね。なんかスッと消えましたね。
そんな感じしますね。
で、その7年後2025年にヨーロッパで
もう新曲なしのツアーをいきなりやりだしたと。
今回のそのツアーはですね
1日目と2日目でAパターンBパターンみたいな感じで
セットリストが結構ガラッと変わるんですよ。毎晩。
で、同じAパターンの日でも2,3曲は変えるみたいな感じのやつを今やってますね。ライブで。
ていうのがざっくりレディオヘッドの歴史ですね。
OKコンピューターぐらいまではすごい真面目に頑張ったんでしょうね。
そこから真面目にはやらんぞってなったのかな?
もうOKコンピューターで売れたから
やっぱ比較的その後自由にいろいろ作りたいものが作れたっていう感じでしょうね。
インレインボーズ、キングオブリムズのあたりから
ともよくソロで活動したり
れっちりのフリーと一緒にやったアトムス4ピースっていうバンドも
これアルバム1枚しか出してないんですけど、なかなか名作ですね。
このバンド結局何がすごいのかって言ったら
同じようなアルバムを2回と作ってないんですよね。
そうですね。
ほんと全部音が違う。
毎回今はこの感じっていうのを更新し続けるバンドだなって思いますね。
何がオススメって言われたらそれはOKコンピューターとかKid Aとか出せますけど
結構どれも入り口が違うので
じゃあそこで気に入ったから別のアルバム聴いても
ん?ってなる可能性もあると。
レディオヘッド好きですって言われても信用になりませんもんね。
どのアルバムをどう好きなのか全部聴けるのかとか
結構ありますよね。
なかなか他にないバンドですね。
そういう音を決めてたのも
トム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、The Smile
5人でずっとやってるバンドですけど
基本的にはジョニー・グリーン・ウッドとトム・ヨークの発言力がすごい強いバンドなんですね。
ジョニー・グリーン・ウッドは
加入した時まだ学生なんですけど
最初ギターじゃなかったんですけど
ハーモニカ担当だったらしいです。
どういうことなんだろうね。
多分それもあって
ギターっていう楽器を弾く楽器から
音を出す装置みたいに変えた人なんですよね。
ジョニー・グリーン・ウッドは。
エフェクターであったりノイズであったり
変拍子で弾いたりとか
ギターに全くこだわらないギタリストっていう感じですね。
あとはジョニー・グリーン・ウッドは結構映画音楽の方で評価されてて
日本だとノルウェーの森とかの映画の音楽とか作ってますね。
トム・ヨークはですね
幼少期はいじめが多かったらしくて
生まれつき左目が動かない病気だそうで
何回か手術して
最後の手術が失敗して
まぶたが下がったまま今にいたっていう感じ。
それが原因でよくいじめられてたんですけど
それもあってクリープみたいなのができたと。
そういう人がいきなり世界中のスタジアムに
OKコンピューターで立たされて
だんだん受け入れられなくなってきたと
っていう感じだと思いますね。
ベジタリアンだったかな?
政治的な発言とか気候変動の発言とか
地球環境の発言とかよくするんですけど
自分のことはあんまり話さないんですよねトム・ヨークって
なのですごい難しい人みたいなイメージありますね。
トム・ヨークはソロで3枚アルバム出してるんですけど
これソロ、キング・オブ・リムズが気に入った人は
ぜひソロの方に行ってほしい
エレクトロ路線のトム・ヨークっていう感じですね。
そんなトム・ヨークとジョニー・グリーン・ウッドを
2人でやってるバンドがありまして
忙しいんだよね。
それがザ・スマイルっていうバンドなんですね。
3人組バンドなんですけど
2022年から活動してます。
レディオヘッドが止まってた7年間は
このスマイルをずっとやってたんですよ。
アルバムが3枚4枚出てるんですけど
レディオヘッドより結構手数が多いというか
生々しいというか
バンドサウンドっていう感じなんですよね。
このバンドがあったんで
3人のバンドなので5人待たなくていいんですよねソロの。
回転が早いですよね。
レディオヘッド他の3人もソロで色々やってたりはするんで
スマイルがあったから
トム・ヨークはずっと活動し続けれたし
全員が全員外で色々やることあるから
事実上解散みたいな話にはならなかったのかなと思いますね。
そんな感じですねレディオヘッド。
みんなソロでやってるんだね個人で。
色々やってますね。
特にそうね
レディオヘッドは踊れるバンド
キットA以降のレディオヘッドって
難しいって言われるじゃないですか。
ここで俺が伝えたいことがありまして
キットA以降ね
電子音が多いから
当時は難しいって言われてたんですけど
今聴いたら
普通にポップスでも電子音あるから
そこまで難しくないと思うんですよ。
当時はバンドサウンドなイメージがあったから
電子音自体が聴きづらいってのはあったけど
なんじゃないんじゃない?
なんじゃないんじゃないかなって思いますね。
あとねライブを是非見て欲しいんですよね。
ライブ映像で見ると
結構ロックしてるんですよね。
そのキットAの曲でも。
特にですね
ナショナルアンセムっていう曲とか
テンポバリバリ上がってるし
手拍子だし
っていう感じもありますね。
あとin rainbowsの頃は
youtubeでfrom the basementっていう
映像が見れるので
スタジオライブの映像ですね。
これがすごい良いですね。
あとキングオブリムズ以降もですね
トムヨークが延々踊ってる
ミュージックビデオですね。
実はそれが正解で
ヘッドホンで
割と大きめの音量で聴きながら
一緒に踊ってみたら
たぶん
レディオヘッドって踊れる曲なんだ
っていうのがわかると思いますね。
実はとても踊れるバンドなんです。
部屋の片隅で正座して聴くような
音楽ではない。
クラブで踊りながら聴いても
気持ちよくなれるバンドなんだと
よくわかると思いますね。
2027年さいたま公演への期待
もしレディオヘッドに触れたことがない人は
ぜひそのような聴き方をしてみてはいかがでしょうか。
どうですか?
久しぶりにレディオヘッドを聴こうかなって
思いました。
キング…
キングズ…
キングズ・オブ・リムズですね。
8枚目。
いいかなと思ったんですけど
昔のもう一回聴き直したいなと思いました。
一番新しいやつなんかも
いいと思いますけどね。
本当?
もう一度聴いてみては。
もう一度言っておきますと
2027年6月に
8・9・11・12・13日ですね。
5DAYS行われます。
おそらく
セットリストも毎日変わるような感じじゃないかな
と思われます。
今Eプラスで
絶賛先行
先行抽選中。
行きたい?
どうなんですかね。
計算したら
5日間で18万人動員なんですよ。
レディオヘッド聴きたい人が18万人いるかどうか。
5日間行く奴らがいるでしょ。
5日間行く奴らもおるし
あとアジアでは
日本だけなんですよ。
世界中から集まる可能性があるので
どのくらいチケット取るのが難しいかは分かりませんが
私は
5日間申し込んでます。
最低2日は行きたい。
最低2日でいいですね。
2日は行きたい。
やっぱり。
という感じで今回レディオヘッド会でした。
この番組の文字起こしや関連記事は
karuative.comで掲載されていますので
そちらもぜひご覧ください。
それではまた。さようなら。
さようなら。
43:36

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