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ハンドメイドの物価が上昇?
メルカレには、物価数量指数と呼ばれる、メルカレ内で扱われる流通データがあり、公開されているんです。
先日、ビジネスマンに人気のあるポッドキャストで、この話題が取り上げられていました。
その指数自体は、私も知っていたんですが、配信では、最も物価が動いたカテゴリーがハンドメイドだというのです。
そこで公式情報を調べてみたところ、確かにハンドメイドが約2倍もの価格情報をしていたんですが、それでは早速学んでいきましょう。
おはようございます。フリーでマーケターをしながら、クリエイター活動をしていますカグアです。
この番組は、クリエイターやインフルエンサーの経済活動や最新トレンドを緩く毎日配信しているラジオ番組です。
いつも皆さんご視聴ありがとうございます。それでは今日のお品書き。
メルカリ物価数量指数とは、ハンドメイドが物価上昇1位になった月、統計データは必ず位置情報に当たる。
さて、メルカリの記事なんですが、紹介されていたのはこちらですね。
日経クロストレンドで、二次流通から消費トレンドが見える、メルカリが指数を開発という記事なんですね。
実際の記者会見の発表の写真や、物価数量指数と呼ばれるグラフがいくつか引用されて掲載されている、そういう日経の記事です。
その記事を、ある人気のポッドキャスト番組の方が取り上げて、ハンドメイドについてのことを話せていたということを、
8月28日、今日のその方の配信で聞きました。
これ、当時、確か私もブックマークしていたような気がするんですけども、
中古市場、セカンド品の市場のこういう数量って、やっぱり世相を反映するというか、物価の参考になるので、
ヤフオクが出た頃からも、オークファンというサイトがあって発表していて、当時からもこういうのはチェックしていました。
メルカリも出してきたんだということで、何となく頭にあったんですけど、実際に追っていなかったので、そのポッドキャストを聞いて実際に見てみようということをしたんですね。
実際にハンドメイド、メルカリにはいろんなカテゴリーがありますが、ハンドメイドのカテゴリーが、物価の変動ですね。
変動で確かに1位になった月があります。
具体的には、すごいですよ、ハンドメイドの中でもアクセサリー、時計というジャンルが175%増えている。
ですから、前年の同月に比べて約2倍価格が上がっていると。
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一方で、価格が下がっているジャンルというのも、ハンドメイドの二次創作物というカテゴリーで、これが56%下がっていると。
約半分、半分じゃないか、3分の2分、4分の1ぐらいの価格、4分の1の下落幅とか、そんな感じですかね。
グラフを見ると、本当に景気のいい話というか、上昇しているのが本当にすごいんですよね。
2021年から2022年に向けて、ブワーッと増えているんですよ。
記事の中では、分析としては、コロナのワクチン接種などが徐々に広がっていって、行動規制などが緩まっていったこととおそらく相まって、
アクセサリー、時計と、ハンドメイドの中でもアクセサリー、時計という、ちょっとお出かけに関するものが増えたのではないかという分析をしています。
実際、物価だけではなくて、出品の数量、数量の指数はやっぱり下がっているんですよね。
つまり数量は減っているので、余計に物価が上がるっていうことなんでしょうね。
ニーズに対して供給が少ないと。
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本当に世相を反映しているなというふうに、まざまざと思います。
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ですから、それ以外のジャンルでも、おそらくコロナに影響しているだろうなというジャンルも、グラフの変動がかなり激しくて、非常に興味深い内容になっています。
たしか、オークファンというところはビジネス向けだったかな。
ヤフオクの数値指標をデータ提供している会社でして、データ提供自体もビジネスになるぐらい多くの方が参考にしていると。
ですから、メルカリもこういった数字をオープンにして、いろんな人に使ってもらおう。
そのことで、さらにメルカリ自身も利用が増えるというメリットが生まれるということで、毎月今のところ発表されていますので、ご存知なかった方はチェックされるといいと思います。
私の概要欄にリンクを載せておきます。
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さあ、ここでメルカリ物価数量指数なんですが、当然変動、トレンドを見たくなるじゃないですか。
去年の4月とか、去年の10月はどうだったのかなというのを振り返って、今年の10月を何か考えるとか、そういうふうにしたいじゃないですか。
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ですので、PR Times、メルカリなど多くの企業が、いわゆる公式のプレスリリースとして世の中に発表するときによく使われるPR Timesという媒体があります。
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そこでメルカリだけで絞り込んで、さらに物価指数というので絞り込むと出てきます。
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ただ残念ながら現状では、2022年、今年の4月、5月、6月、7月の4回分が現状、プレスリリースとしてはたどれます。
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そこでなんですが、なんとですね、冒頭で紹介しました人気ポッドキャスト番組。
これが2日前に配信された内容なんですが、この番組で扱っていたデータは、なんと2022年の5月のデータだったんですね。
つまり、この配信を聞いたときに、7月にすごい増えてるんだ、ともすると勘違いしてしまいかねないようになっています。
と言いますのも、実は私最初、あえて日経クロストレンドさんの記事の日付を言っていませんでした。
実は日経クロストレンドさんの記事は、2022年5月31日の記事なんですね。
そしてこのポッドキャストが配信されたのは、2日前ですから、8月の26日なんですね。
番組の中で日付を残念ながら言っておられないんですね。
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ですから、一時ソースに当たらないと、これ、いつのタイミングかわからないというところが今回判明、わかりました。
ですので、私も過去の放送で何回も言っていますが、一時ソースに当たる重要性、ほんと大事だなと改めて思いました。
配信を聞く限りは、先月とか最近ハンドメイドの物価が上昇したんじゃないかって受け取られてもちょっとおかしくないんですよね、残念ながら。
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記事から引用していますという言い方で伝えられてはいるんですけど、ただ残念ながら日付とかがなかったんですね。
ですので、実際ですね、メルカリンの物価指数をたどっていきますと、ハンドメイドが価格変動が高い月は、実は2022年の5月だけなんですね。
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6月、7月はもう連続して上昇率が高いものはチケット、チケットです。
1位が演劇芸能のチケット、2位がスポーツのチケットです。これがもう連続して続いています。
そうですね、続いています。ですから行動規制の緩和などに伴ったチケット販売、チケットの出品ということなんでしょう。
ニーズというか、ニーズもしくは出品ということなんでしょう。
ちなみに、メルカリではチケットの販売は、出品自体は禁止されていません。
ただ、禁止されている項目はあります。
転売目的で得たと見なされるチケット、それから電子コード、電子などのチケット、それから本人確認が必要なもの、これは成りすましを誘発するということなんでしょうね。
というような一部ではチケット出品は禁じられています。違反となります。
ただ、そうでない、汎用的なものは現状、メルカリではコンサートやスポーツの試合などの様々なチケットを取引することができますと公式にはちゃんと書いてあるんですね。
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ですので、そういった汎用的なチケットはメルカリでもその価格上昇、上昇しているということは人気なんでしょうということになります。
ですので、一時ソースに当たるとチケットが人気なので、番組から受ける印象とは変わってくるなということを改めて思いました。
ですので、皆さんもインフルエンサーさんの発信した情報だとしても、ぜひ一時ソースに当たるということを注意していただけますと、
より詳細、正確に情報を把握することができて、自分の中でも解釈がより深まると思います。
ですので、私のこの配信も当然皆さん100%鵜呑みにするのではなく、お互い一時ソースにあたってそれぞれ自分自身の頭で考えて解釈を深めるということがいいんではないでしょうか。
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はい。