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2024-10-12 40:03

stand.fm新社長が決定!新役員や施策から見える未来

stand.fmの新しい社長や役員などの新しいstand.fmの体制が発表されていました。役員人事とこれまでの施策から見える未来を考察してみました。

サマリー

新たに任命されたstand.fmの社長である山地勝明氏の就任が発表され、今後のプラットフォームの方向性に注目が集まっています。吉本工業の傘下にあるstand.fmは新たな体制を迎え、役員陣の多様な経験が活かされることが期待されています。スタンドFMの新体制が発表され、吉本工業の関与が強調されています。新たに登用された役員たちの施策や今後の動向について考察され、音声配信の未来に期待が寄せられています。スタンドFMの新社長の就任により、吉本工業内での役員体制と経営施策が議論されています。スタンドFMの今後の成長には、売上向上とコスト削減が不可欠であり、リーダーシップの発揮が期待されています。スタンドFMの新社長である山地氏の就任に際し、音声配信業界の現状や吉本工業から期待される改革について述べられています。

新社長の発表
おはようございます。クリエイターやインフルエンサーの未来を考える部屋、クリエイターエコノミーニュースへようこそ。
パーソナリティのカグアです。国内音声配信プラットフォームのstand.fmの新社長が発表されていました。今日はそのニュースをお伝えします。
stand.fmは、2020年4月に中川彩人さん、河合慎吾さんお二人が立ち上げた国内音声配信のプラットフォームです。
そして、2024年8月1日に、吉本工業産科のファニーという会社に譲渡ということが発表されました。
ですから、stand.fmは現在、吉本産科の音声配信プラットフォームという状態です。本日の配信は新しい発表内容、そしてその新しい役員や体制、現在行われている施策、そこから見えてくる今後について考察をしていきたいと思います。
ではまず、新社長の話からです。2024年10月12日に、私はstand.fmの公式サイト、広報stand.fmから発見をしました。
名称が株式会社stand.fmとなっているのは変わらないんですが、住所と代表取締役が変わっていました。
住所は新宿区、新宿5丁目18-21という吉本の住所です。そして代表取締役は山地勝明となっています。
はい、そうなんです。stand.fmの新社長は山地さんです。はい、皆さん覚えましょう。
というわけで、私びっくりしてですね、吉本工業の公式サイトも見に行きました。関連企業、そして出張している企業という一覧ページがあるんですね。
そこに、はい、なんとstand.fmを名を連ねていました。私、てっきりですね、ファニーという会社が譲渡譲り受けをして、そのファニーの一部門としてstand.fmが存在していくんだろうなぁと思ったんですが、
実際にはそうではなくて、株式会社stand.fmという本当に会社としての存続というたてつきになっていました。
そしてそこにはもう少し詳細な情報が書いてありました。役員です。役員には代表取締役社長の山地勝明さんのほかに4名が書いてあります。
取締役福山和也、取締役島和也、取締役内藤豊、監査役溝上敦史と4名書かれています。
いやーびっくりですね。もうですから8月1日に創業となっていて、そして社長含め役員が5名と書かれていますので、もう実は8月に新体制決まっていたんですね。
山地stand.fmですか。いやーこれはどんな展開になっていくんでしょうか。そして厚生労働省のホームページもチェックしてみました。
かつてのstand.fmの法人番号で検索すると、実は現在はstand.technologies、あやたろうさんなどがAIの会社として新たに作ったstand.technologiesがかつてのstand.fmの法人番号をそのまま引き継いでいました。
そして厚生年金の非保険者数が10人となっていました。いやー減りましたね。stand.fm多い時には30名いたんですけども、その後継であるstand.technologiesが10名ということですから、本当にAIのスタートアップを新規に立ち上げた的な感じなんでしょうね。
そしてstand.fmなんですが、法人としてはしっかり残っています。そして法人番号なんですが、5010401184279です。ですから今後stand.fmの何か動向を追跡したいという方は、この法人番号を覚えていくといいと思います。
そしてこの法人番号の取得は8月23日になっていました。ですからまあ登記上ですね、8月1日に発表ということですけども、登記上はまあその8月23日あたりが誕生日バースデーになるのかなという感じですよね。まずはビジネスとしての立ち付けがこんな感じに変わっていたという報告です。
新体制の役員紹介
では、新しくなったstand.fmの新婦人を見ていきましょう。
ファニーの代表はヤン・ホンイルさんという方なんですが、このファニーという会社の役員を見てみます。するとですね、このファニーの役員の中に、実はヤマジさんの名前もあります。
株式会社ファニー、代表取締役社長ヤン・ホンイル、そして取締役ヤマジ・カツアキとなっています。
ですから、想像し得る指示としては、ヤンさんがね、取締役のヤマジさんにちょっとお前行ってこいということで、stand.fmの代表を任せたというイメージが湧きますよね。
さあ、そんなヤマジさんなんですけども、どんなキャリアの方か見ていきましょう。実はウィキペディアにヤマジさんの紹介ページがありました。
引用します。大阪府堺市出身、神戸大学経営学部を卒業。1997年に吉本工業に入社し、ココリコなどのマネージャーを担当。
2009年、吉本クリエイティブエージェンシー。2011年、デジタル制作センター長。2015年、YDクリエーション兼務ということですね。
ですから、もう喫水のネイティブの吉本社員さんということですね。そして、神戸大学の経営学部ということでは、経営に関するマネジメントがお得意なんだろうなということを伺います。
そして、2011年からは、デジタル周りを携わってきたということですから、ファニーに役員になって、そしてさらにスタンドFM、DXの頑張ってこいということで、応勢を使ったのかなということが伺えます。
当時担当した番組、本当名の知られた番組たくさんありますね。一本グランプリ、それからやりすぎ工事、水のキングダムなどなどですね。
ですから、彼のインタビューがネット上で見つかりましたので引用します。ラジオ情熱ラボというラジオ番組に出たときのインタビュー記事です。
ココレコさんが黄金伝説に出ていた頃、多忙なスケジュールの中、全国ライブをやりたいと言ったんですね。
その時、インターネットの単独ライブをやりましたね。もう23年になりますね。
はい、弊社のホームページで流しました。ものすごくお金がかかりましたね。私がデジタルに興味があるということで、デジタル畑に移動になりました。
当時は回線も細かったんですが、頑張って映像配信をしていました。
さらに、まだまだ劇場やテレビを中心に動いているので、そちらも大切にしながら、お客さんと直接デジタルでつながることが今後重要だと思うので、
そのことを社員を含め、完璧に理解をし、芸人さんと一丸となって、エンタメDXを進めていかなくてはいけないと思います。
とのことです。はい、ですから、本当にデジタルを好きで、デジタル畑で吉本を牽引していったという方なんですね。
ですから、スタンドFM、音声ではありますけども、そのカジトリをしていくというところを伺いますね。
では、取締役の福山和也さん、彼の経歴をネットで探してみました。
するとですね、新卒でNTTデータに入社、その後エンジニアの経験を経て株式会社ホットリンクでもエンジニアリングを担当します。
そしてそこではですね、ハッシュタグのレコメンド機能のバズスプレッダーというツールを開発していたということが書かれています。
さらには吉本さんとの関わりも見つかりました。引用します。
前職はSaaS型の映像配信事業者にて、吉本さんとの4Kお笑いライブ中継、映画、テレビ局さんの深夜ドラマなど映像コンテンツの共同制作を行っていましたということなんですね。
ですから、ホットリンクに入る前から吉本さんとは関わりがあって、そういったご縁なのかなということを伺えます。
そして確かに最近スタンドFMのアプリ、おすすめの番組、おすすめっていうのがちょっと変わったと思いません。
私結構最近過去配信されるようになったんですけど、言われてみると他の人のエピソードの下にあなたへのおすすめって出てきたり、トップページのおすすめ欄とかに出てくる番組がちょっと変わった気がするんですよね。
だいぶ精度が良くなったような気がするんです。
そしてこの福山さんの経歴を考えると納得という感じじゃありません。
いやーですから確かに8月以降ポツポツとアプリの細かいところは変わっていったと私感じていました。
ただライブが不安定になったり通知が来なかったりなどなどはありましたけども、ただやっぱりエンジニアの方がいたんだなということはここで安心をしました。
現在福山さんの吉本との関わりを表す文献は実は多くありません。
ただこんなページを見つけました。
MOSHというサイトがあります。
ここはオンラインヨガですとかコーチングですとかオンラインでのそういったコミュニティサロンを作るプラットフォームで現在ユーザー数を伸ばしている注目のベンチャーです。
このMOSHというコミュニティを作るサービスの中になんとM1サポーターズというあのM1グランプリ吉本のM1グランプリのサポーターのコミュニティがあるんですね。
そこの提供事業者のページです。
引用します。提供事業者の名称を吉本工業株式会社運営統括責任者の名称を福山和也とあります。
ここでつながりましたね。
ですからMOSHというM1グランプリのユーザーと直接つながるということをMOSHというプラットフォームを使ってそして実際に手を動かしたのが福山さんということで実現していたわけですね。
デジタル戦略の展望
そして福山和也さんのFacebookページも見つけました。
するとなんと福山さんのお顔のイラストの脇にM1サポーターズのアイコンがしっかり貼られていましたね。
もうこれで確定です。
ですから開発エンジニアリング部門は福山和也さんという夫人が見つかりました。
そして次の取締役島和也さん。
こちらは吉本工業の社員のページにもうそのままありました。
コンテンツ推進部2006年入社ということで島さんもバッキバキの吉本ネイティブ吉本DNAの方です。
社員さんということですね。
そして経歴を見ますと本当にコンテンツ周りを作られているという方です。
特にやっぱりデジタル周りですね。
デジタル周りが多く、例えばバンダエさんとコラボをした吉本芸人を使ったキャラクターの企画。
そして2019年に放送されたネタXチェンジという読売テレビの番組も企画から携わっていたということですので、
デジタルと特に絡めたコンテンツ制作がお得意という感じですね。
キャリアページから引用します。
私自身が子供の頃からエンタメに救われて生きてきたので、
同じように誰かの心を動かすものを作り続けたい。
そしてエンタメの世界に関わってみたい。
コンテンツを作りたいと次の世代の人にも思ってもらえたらと考えています。
ということですね。
ですからコンテンツ周り、島さんが再配を振るっていくのではないかという不審が見えてきましたね。
スタンドFMの新体制
いかがでしょう。喫水の吉本、そしてDXに明るい山地さんが舵取りをし、
そして開発部門では福山さん、そしてコンテンツ部門では島さんという不審が見えてきましたね。
もう一人取締役に内藤さんという方が書かれているんですが、
ちょっと検索をした限りでは出てこなかったんですが、
ただ吉本の芸人さんでその方とお母式名前は出てきたんですけども、
ビジネスに関する出典ちょっと見つけることができなかったので今回は割愛いたします。
そして監査役の方は吉本の関連企業にはほぼほぼ名前を連ねている、
昔ながらのお付き合いの長いザ・吉本の監査役という感じの方ですので、
こちらも割愛いたします。
ですから今回わかっただけでもこのお三方がスタンドFMを引っ張っていくという姿なんとなくイメージできましたね。
ではそんな新体制になったスタンドFM、どんな施策をこれまでしてきたのか調べられる範囲で報告していきたいと思います。
まずは8月23日にそういった法人番号ですとか、公正年金の手続きですとか、
そういった手続きが変更されていた、それが8月23日です。
そして吉本工業の芸人さんが多数番組をスタンドFM内に開設したんじゃないかなと思いきや、
残念ながらそういった動きはあまり見られませんでした。
ただ一つはっきりと9月に開設した吉本関連の番組があります。
それが吉本福岡劇場チャンネルです。
こちらは吉本全国に劇場を持っていて、その福岡のチャンネルということですね。
そして公式チャンネルとして吉本の公式サイトにもしっかり出ています。
吉本の紹介ページの中に、例えばTikTokですとかYouTubeといったSNSAのアイコンがあって、そこがリンクになっているんですけども、
そのアイコンの中にスタンドFMの音波のグニョグニョっとしたマークもちゃんとアイコンとして掲載されてリンクが貼られていました。
公式の動きとしてはこれを島さんの再配で行ったのかどうかは未知数なんですけども、
吉本社内でスタンドFMを使っていきましょうと何らかのアナウンスがされた可能性は感じられますよね。
そしてこの吉本福岡劇場なんですけども、なんとかつてスタンドFMの音声広告も配信していた大和証券。
その大和証券さんがネーミングライツ、実は取得しているんですね。
公式サイトに吉本福岡大和証券劇場ともしっかり名前が書いてあって、ヘッダーの非常に目立つところ右上にスタンドFMのアイコンも出ているという立ち付けになっています。
今福岡はあの人気有名ポッドキャストの古典ラジオの樋口さんが地元のラジオ局と組んでラボを立ち上げるなど音声配信、非常に新しい動きが活発な地域ですので、
これは相性もいいんではないかなと思いますので注目ですね。
ですので吉本の公式サイトのタレントページ、ここでスタンドFMで番組を開設している芸人さんが多数ヒットします。
ただ8月以降の配信開始かどうかというところは残念ながらわからないといった状況です。
そして数もすごく多いというわけではない印象ではあります。
そして最近の動きとしましてはスタンドFMのアプリのUI UX、いわゆるその見た目や使い勝手のところ多分微妙に変わっている気はします。
はっきりとキャプチャーを取って根拠を残しているわけではないんですけども、
例えば完全に新人さんの新着放送の枠は多分なくなったのではないでしょうか。前はありませんでしたっけ。
あとは新着ライブがトップに出てくるようになりましたよね。これも確か前はなかったのではないでしょうか。
あとはパソコン版ブラウザー版のスタンドFMですとAIありの放送の枠がかなり上に来ている気がします。
ですので福山さん、もう喫水のIT畑の方ですからこういったプラットフォームの運営ですとか
ITのツールの良し悪しというところはもう裸としてご存知だと思いますので、できる範囲での細々としたチューニングは何かされているような印象があります。
今後ももし皆さん新しい変化を見つけましたら、ぜひこの番組に垂れ込み情報提供をよろしくお願いします。
今後のリソースと展望
さあ、新しい富士も確定し、今後の動きに期待が集まるスタンドFMですが、資格はないんでしょうか。考察をしていきましょう。
まず母体となるファニー、こちらは元々ファニーアプリというものを運営し、吉本のチケット販売などDXの先兵を担っているそんなアプリです。
で、実はそこに2023年12月おばあちゃんという若手芸人さんがいるんですが、彼女のファニーアプリ限定ポッドキャストが実は始まっていました。
これはスタンドFMの譲り受けをする前の話ではあります。限定ポッドキャストということなので、スポティファイやアップルポッドキャストなどでは聞けないんですけども、
ただポッドキャストエリアという表記があって、今後そういった音声配信の枠を広げていこう、ファニーアプリの中で増やしていこうということが伺えます。
さらにはファニーアプリのトップページのど真ん中にそのバナーがあることからも当時はかなり力を入れていたということが伺えます。
ただ残念ながら2023年12月以降は、ただ残念ながらそれ以降の動きはありません。
ということはやはり音声配信あまり反響がなかったのかなという印象を受けます。
そしてスタンドFMをよじる受けた8月以降も、そこの枠がスタンドFM初で始まるという増え方をしているわけでもなく、またスタンドFM内で番組が加速度的に増えているということもなかったことからすると、
福山さん、島さんという強力な人材がアテンドはされましたけれども、そのリソースですね。スタンドFMに割くリソースまではなかなかないのかなという印象です。
例えばM1サポーターズのMOSHのコミュニティ、福山さんが立ち上げM1グランプリを盛り上げていくという非常に重要な立ち位置のコミュニティではあるんですけれども、レビューを見てみましょう。
星2、2回戦、ファニーチケット、なかなか繋がらずチケット完売してた。予算のチケットにも優先枠ください。意味がわからない。
星1、M1サポーターズクラブに入会したもののFacebookのコミュニティは何も活動していないし、クラブに入会して何ができるのか全く意味がわからない。早急にどうにかしてほしい。
星3、年会費払って会員になってみましたが、8月時点でまだ良さがわからないです。M1の1回戦は始まっているので会場に観戦に行ってますが、M1サポーターズだから何かあるとかはないです。
Facebookの更新もほとんどないです。今後に期待します。それぞれ2024年の8月ですとか9月の投稿なんですね。
ですから、枠としては立ち上がっているけれども、運営までにはリソースが割かれていないということを伺います。
いわゆるコミュニティマネジャーという役職の人はいないのではないかと思わせます。
また、先ほど紹介しました吉本福岡のページなんですけれども、スタンドFMのアイコンがあると申しました。
ただ、このスタンドFMのアイコンの画像のあるサーバー、これが実は福岡吉本工業のサーバーの中なんですね。
これが何を意味するか。前者的にスタンドFMをフューチャーしていこうということであれば、
吉本の本当に大元のサーバーに画像を置いて、この画像のアイコンみんな使ってね、リンクするときはこのアイコンにリンクさせてねとアナウンスがあってしかるべきだと思います。
ただ、そういったガバナンスが見られず福岡のところだけにあるということは、そういったガバナンスがないんだろうな、現場での裁量の範囲でやったことなんだろうなということが伺えます。
実際、スタンドFMで公式の番組をやっている他の劇場のページも見てみますと、独自に作ったバナーがあり、そのアイコンは使われていませんでした。
ですから、かなり現場の裁量が任されているという反面、前者的なスタンドFMの推しというのは展開されていないんじゃないかなと伺います。
また、代表の山地さん、彼は元々、吉本の取締役にも名を連ねていた方です。
先ほど紹介しましたラジオ番組の記事の中に、吉本工業株式会社取締役山地勝明さんと書かれています。
ですから、かつて山地さんは吉本工業の取締役だったわけですが、現在はファニーの取締役、そしてスタンドFMの代表ということですから、
吉本工業、こう言ってはなんですけども、吉本工業のバリッパリの経営戦略の第一線を担って登用されたということではない印象は受けますよね。
これらのことから、吉本工業の中でのスタンドFMの立ち位置ということが何となく伺えてきますよね。
社員の中で忠誠心があり、デジタルがわかって忠誠心があるという方が登用されたという印象以上のものは、私にはどうも感じられませんでした。
福山さんは外部の方で、エンジニアリングということでは可能性としては、外部からの福山さんがどれほどの采配を発揮するかというところが伸びしろとしては可能性を感じます。
一方で、この数ヶ月間目立ったところでのシステム改変などはなく、アプリ通知の不具合の対応というところ以外は特に目立った動きはなかったように感じます。
という意味では、登用はされたもののリソースまでは逆らっていないと想像に固くありません。
ファニーのオンラインチケットの販売といったビジネスに直結するDX IT、その部分の開発に回されている可能性もあるのではないかなという気もします。
また、現状スタンドFMの利用規約やガイドラインといった公式サイトのビジネス上のドキュメンテーション、こちらもスタンドFM当時のままなんですね。
体制が変わったときに公開されている公式のドキュメントの修正から入るって多分鉄則だと思うんですよね。
ただ、それが残念ながら現状でも変わっていないというぐらい忙しいんだろうなということが伺えます。
ですので、スタンドFMの皆さんの中には問い合わせをしても返事がないという声を発せられている方も多いのではないでしょうか。
おそらくはそういうことだと思います。
そして、このお三方以上に新たに登用された人材というのも多分いないのではないかと考えます。
とにかくスタンドFMという会社を譲り受けた、じゃあ社員の中でなんとかせいやというような印象を感じますね。
実際、Indeedなど求人サイトでスタンドFMの新たな求人を見つけることは現在できませんでした。
新役員体制の発表
つまり、新しい人材を入れてまでも手こ入れをするわけではないということですね。
IT企業でよくありがちな求人としては求人をたくさん出しておくんですよ。
ただ、いい人が来たら取る的なもの非常に多いんですね。
例えば、ボイシーなどですと40以上かな50近くの役職の募集があるんですよ。
先日はCEOの募集まであってちょっとびっくりしたんですが、
ただ、それぐらいIT業界ではとりあえず求人を出しておいて、いい人が来たら採用するというのはかなり一般的なんですね。
特にベンチャーですと少人数というところでは、カルチャーが合わないと本当に不協和音にしかならないので、
そういう採用の仕方はまあしょうがないっちゃしょうがないんですね。
ただ、それさえもやられていないということですから、なんとか社内リソースでせよというガバナンスを感じざるを得ません。
ただ、吉本工業はNTTドコモと共同出資で製作スタジオを立ち上げるなど、DXに今後の可能性を感じていることは間違いありません。
ファニーもメタバースなどこれからの分野に投資を積極的にしています。
ですので、デジタルの一つであるスタンドFMをそう簡単に切るということはおそらくないんではないかなと今回感じました。
一方で大手企業にありがちな内部の社員さんでなんとかしようというところ以上のものは残念ながら感じませんでした。
吉本工業はいわゆる公開企業ではありません。
ただ、株式は多くの放送局やテレビ局などが保有するなど、公開企業に近いと言っても過言ではない、もう本当に大手中の大手の企業です。
経営状況の課題
ただ、損益収支を見てみますと、2024年7月の官報の決算広告なんですが、売上高までは書いていないんですが、流動資産、いわゆるキャッシュも含まれる部分ですね。
ここが25億と書かれています。
固定資産も含めると290億となっているんですが、現金などキャッシュを含めた動かしやすい資産ということでは25億ってそんなに多くないですよね。
ボイシーが調達した資金調達は累計で32億ということなので、1ベンチャーでも調達できてしまう額なんですよね。
いやーでも大手とはいえそんなもんじゃないのと思われるかもしれませんが、例えば任天堂はですね、この動かせるキャッシュの部分ここがですね、なんと1兆円あるんですね。
ですから持っているところはやっぱり持っているんですよ。
そういう意味では吉本工業が大手で資産もたくさん持っているから安泰というわけではなさそうな雰囲気なんですよね。
ですからスタンドFMが毎年何億円も赤字を垂れ流すことを続けていれば当然目立つと思います。
売上が立っていればまだしも売上なしでさらに赤字ということではかなり目立つと思います。
IT企業ではAmazonでさえ赤字を何年も続けていたということがあります。
ただ売上はもう伸びているんですよね。
ですので今後の舵取りとして山地さんがまずは売上をどう出していくのかが私は注目しています。
とにかく売上が伸びていくという道筋が見えないことにはスタンドFMの今後の成長はありえません。
売上さえ立てばそこから利益幅をどう多くしていくか。
もしくはリストラをして利幅を多くするかといったハンドリングはできようものなんですけれども、
そもそもの原始となる売上がない限りはどんなに名経営者が来たとしても難しいですよね。
新しい体制になって一番やりやすいのはリストラですとか、
まずは経費削減して結果を出して社内のモチベーションを上げるというのが鉄板なんですけれども、
ただスタンドFMは社員の人数もそれほど多くないので、
それをやるよりはトップが大なたを振ってリーダーシップを発揮していくという方がおそらくふさわしい気がします。
ただそういう意味で新しい役員の中にどなたもですね、
いわゆるITのプラットフォームを成長させたことがあるという経験の持ち主の方がいないことが今回一番大きな気がかりでした。
特に昨今のITのプラットフォームというのは、
かつての経営方法では想像がつかない手法をやらないと多分伸びないんですよね。
いわゆるタイムマシン経営ですとか、
北米で成果が出たスキームを真似ればいいですとか、
ユーザー数を獲得すればいいですとか、
そういったところではもう今ないんですよね。
そんなシンプルな世界ではなくなってきました。
ですので、ビジネスの成長、プラットフォームの成長を本当に全く新しい状況でクリエーションできる人材がおそらく不可欠なんですが、
ただ、吉本の社内の雰囲気として感じられるのは何とか社内で回していこうというところでした。
ですので、新体制の皆さんにはかなり大きな課題が突きつけられているというのが現状だと思います。
今後の方向性
そんなスタンドFMを支えたい、頑張れ応援したいという皆さん、ここで一つ私からの提案です。
吉本工業の関連企業のページの一覧にしっかりスタンドFM株式会社スタンドFMと書かれていたことは一つの希望だと私は考えています。
つまり、ブランドをしっかり認識してくれているんだなということなんですよね。
ですから、おそらく吉本の側もスタンドFMがひとり立ちして、そのスタンドFM成長させたのは私たちやでというところを目指しているのかなと一方で思いました。
私はかつてファニーラジオブランド名称の変更するんじゃないかと思いましたが、今回の調査をした結果ではどうもそれはなんかなさそうな雰囲気ではあるんですよね。
いわゆるブランドマネージャー的な人も今回の不尽では見られなかったので、現状をどう回復させるかをまずは第一フェーズとして最優先させているのかなという気がしました。
ビジネスマンとして優秀な方々が登用されていますから、おそらくそれぞれの与えられた役割で最高のパフォーマンスを発揮してくださるとは思うんですけども、
不尽というところではおそらくまだまだ吉本本体からの支援は足りないなと感じました。
さて今後なんですけども、吉本本体の決算月は3月です。
ですから2025年の3月には現在のスタンドFMの経営状況が役員のもとにさらされ、今後が話し合われるということになるかと思います。
ですからスタンドFMの役員の人たちは、その3月に向けた資料作り、もしくは成果作りというものに奔走することになります。
現実的にはかなりの赤字を垂れ流していると思われます。
ですのでその赤字を急激に改善するということはできないまでも、こういうことをやったらこういう反応があり、こういう路線で進んでいけば改善の兆しが得られるのではないかというような落としどころ、もしくは改善案を提示するところはあるかと思います。
逆にその実績を今探そうとしているところかなというふうに思います。
そして社長の山地さんは他の会社の役員もやっているということもあって、おそらく多忙で実際のオペレーションは現場に任せているものと予測されます。
そういう意味ではおそらく福山さんがかなりの大きなウエイトを占めるのではないかなと思われます。
ですので今後スタンドFMに意見や問い合わせをするといった時には福山さん宛などにするといいかもしれません。
もしくはこういう番組を作ってほしいということであればもう島さん宛にしてもいいかもしれません。
いずれにせよおそらくそのお二方にかなりのオペレーションを任せていると思われますので、直接的に届く方法をスタッフを支援したいと思っている人たちは考えるといいかもしれません。
また一方で山地さんに届けるべきものとしてはおそらくリスクマネジメントかなというふうに思います。
と言いますのも吉本工業は公開企業ではないんですけども、会社のグループのホームページの至るところでですね、
反社会的勢力排除制限ですとかプライバシーポリシーですとかガバナンスを重視した文言ガイドラインなどの掲載に余念がありません。
ですからスキャンダルというのがおそらく山地さんが一番最も恐れるところかなと思いますので、
スタンドFMでですね何か権利侵害をしている配信がこういうふうに増えてますよ、こういう時間帯に多いですよですとか、
何か高額の商品を売りつけるようなユーザーをよからないビジネスに巻き込むような配信がされていますよといったいわゆる通報系といったものはおそらく山地さんは大歓迎ではないでしょうか。
少なくとも自分が社長として任された会社で全社的に減らしていこうという動きが増えていくとしていたらそれは大きな問題ですので、
最優先でおそらく取り組んでくれると思いますのでどんどん通報してあげましょう。
そして問い合わせ先なんですけどもスタンドFMの多くの方が反応がないというふうにおっしゃられていると思います。
そして今申し上げたようにおそらくリソース足りてないんですね。ですからもう返信できないというところが実情かと思います。
ですから返信が来ないのは前提としていかに届きやすいところに届けるかという考え方でいくつかピックアップしてました。
まずはアプリからの問い合わせなんですけども、あちらは一旦なしでいいかと思います。
それよりはウェブサイト、ウェブページのスタンドFM公式サイトを開いて画面の下の方にあるお問い合わせ、こちらがですねGoogleフォームから送られる送信内容になっています。
そしてメニューでどういう送信内容かというまずジャンルを選ぶわけですけども、その他というのがありますのでここで要望的なものをかけるかなというふうに思います。
また吉本工業全体への問い合わせということでは吉本工業の公式Xに問い合わせのリンクがあり、そのリンク先がファニーのリンクになっています。
ですからファニーに対して問い合わせをすると一応形式的には吉本に届くという形になっています。
ただファニーのその問い合わせもファニーID、ファニーチケットなどサービスごとによって異なる問い合わせ先が書いてあります。
ですから迷うところではあるんですけどもおそらく一番近いなと思われるのはファニーコミュニティのところかなと思います。
ここは先般申し上げたMOSHなどファンとのコミュニケーションを図る外部のサイトも掲載されていますのでこの中でどれかといえばそこかなファニーコミュニケーションのところかなと思います。
ここでその他というのがありますのでそちらから問い合わせをするのも良いでしょう。
またXのアカウントに関しては一番動いているなというアカウントがファニーマガジンというファニーが運営しているオウンドメディアがあります。
その派生XのアカウントでFさんファニーの中にいる人というスタッフさんの公式Xがあります。
こちらがですねほぼ毎日投稿をしていて確実に中の人が毎日チェックしているなという印象を受けます。
スタンドFMのことを取り上げている投稿はないんですけどもだからこそむしろスタンドFMでのこういう芸人さんを取り上げてくださいといったリクエストはありだと思います。
そしてあとは住所が分かりますのでスタンドFMの新しい新宿の方の住所に書簡を出すというのもありかもしれません。
そしてその時には先ほど申し上げたお名前を具体的に書いて要望としてお伝えする現状としてこうですよというのをお伝えするのがいいと思います。
旧スタンドFM経営人からある意味ホワイトナイト的にスタンドFMの事業を譲渡してくださった吉本工業さん。
スタンドFMの一ファンとしては本当にありがたく思っています。
そしてこのように継続してくださっているだけでもとても嬉しく思います。
感謝しています。ありがとうございます。
一方で国内音声配信業界全体で見てみますと成功していると言えるようなプラットフォームがほぼないのが現状です。
ですからそのことを踏まえて吉本さんらしい骨太な大胆な改革音を期待したいと思っています。
スタンドFMを愛してくれる皆さんが安心できるような改革音を期待したいと思っています。
ぜひ頑張ってください。応援しています。
新社長の就任と改革への期待
今回たまたまスタンドFMの新社長が山地さんだと分かり調査を深めていったところいろいろなことが分かりました。
吉本工業という超大手企業らしいとりあえず誰かがどこかにはあてがわれるという人事を目の当たりにした一方で人生をかけて全身全霊でスタンドFMを盛り返していこうというような人事面での施策はあまり感じることができませんでした。
それを裏付けるかのように8月の事業譲り受けからあまり大きな進展がないというところにもつながっていると感じました。
今後のスタンドFMはおそらく3月の吉本工業の決算月に何かしらの転換点を迎えるとは思いますけども、
それに向けてスタンドFMのファンの皆さんはできる支援を一人一人が自分事として考えていき、
そしてできることをやっていきましょう。楽しい番組を作っていきましょう。そして声を上げていきましょう。
日本の音声配信全体が盛り上がることを祈りまして以上といたしたいと思います。
ぜひ今後ともクリエイターエコノミーニュースをよろしくお願いします。
それでは皆さん素敵な週末をお過ごしください。また次回もこの部屋でお待ちしております。
ではでは、バイバイ。
by H.
40:03

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