最新レンズとオールドレンズの玉ボケの違い
前回、最新のレンズはあまり綺麗な玉ボケにならない、というお話で終わりました。
最新のレンズの方が綺麗に写りそうなのに、なぜ玉ボケが綺麗にならないのか。
今回はそんなお話をしてみようと思います。
まずね、綺麗かどうかっていうのは主観的なものなので、人によって感じ方は異なるということは、先にお話ししておきます。
今回ここで言う、あまり綺麗じゃない玉ボケというのは、玉ボケの中に年輪のようなぐるぐるの線がある玉ボケの話です。
リンセンボケとか年輪ボケとか、あと玉ネギボケとか言われることがあるようです。
玉ネギとはね、よくうまくいったものですよね。
玉ネギをね、真横にスパッと切った時のような感じで、ぐるぐる、輪っかん状のね、線が玉ボケの中にできます。
そういうのがあまり綺麗じゃない玉ボケということで、今回はお話ししています。
ここ5,6年の最新のレンズ、どこのメーカーでも同じかなと思うんですが、ほぼ玉ネギボケ、年輪ボケ、リンセンボケが発生するようです。
逆に出ないものは古いレンズ、いわゆるオールドレンズと言われるものですね。
もう何十年も前に、古いものでは50年60年、そんな古いレンズもありますけれども、
そういうオールドレンズ、聞いたことありますかね。
それはあまり玉ネギボケというものは出にくいみたいですね。
玉ボケというのはレンズの個性がストレートに出現します。
最近のね、現代のレンズとは違って、古いレンズというのは製造の精度がバラバラ、均一性がないんですね。
そんなに技術がまだ発達していなかったということもあるんですけれども、レンズ個体ごとに個性が一つ一つ違っています。
玉ボケにも唯一無二と言ってもいいような個性が現れてきます。
玉ボケだけではなくてね、レンズフレアとかゴースト、光の現象ですね。
それもレンズ一個一個個性が違っています。
だからオールドレンズというのはね、今でも人気があります。
オールドレンズの個性と魅力
自分のお気に入りのオールドレンズを探す旅っていうのはとても長くて楽しいものなんですね。
現代のレンズ、価格で言うと普通に10万円ぐらいすぐに必要になってきます。
それがオールドレンズであれば1万円以下でも手に入るものがあります。
中古のミラーレスカメラとオールドレンズがあれば、すぐにでも一眼カメラを始めることができるかもしれません。
さて、最新レンズよりオールドレンズの方が玉ボケが綺麗な理由をまだお話できていません。
これね、画質を追求するほど玉ボケが美しくなくなってしまう。
まぁちょっと長くなりそうなので、続きはまた今度にします。
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はたもとでした。
それではまた。
バイバイ。