今回は番外編として、2026年のハーブ栽培をテーマに
普段使っている思考法とワークを紹介します。
前半では、
「上位プロジェクト分析(目的・理由)」と
「下位プロジェクト分析(具体的な実行)」を使い、
・なんのために~するのか
・そのために何をするか?
を整理していきます。
後半では、「余白と創造」の関係に着目。
・空いたスペース
・やめる選択
・使われていない資源
といった“余白”が、
新しいアイデアや表現を生む起点になるという考え方から、
ハーブ栽培やメニュー開発への応用を考えます。
書籍紹介
鈴木祐 著 最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法
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サマリー
このラジオでは、2026年のハーブ栽培をテーマに、普段使っている思考法とワークを紹介します。まず、「上位プロジェクト分析」と「下位プロジェクト分析」を用いて、ハーブ栽培の目的と具体的な実行計画を整理します。次に、「余白と創造」の関係に着目し、空きスペースや「やめる選択」といった余白が新しいアイデアを生む起点となる考え方を、ハーブ栽培やメニュー開発に応用する可能性を探ります。
思考法①:上位・下位プロジェクト分析による目的と実行の整理
さて、今日は飲食を言語化するラジオ番外編ということで、 2026年のハーブ類の栽培について考えながら、
普段使っている考え方やワークについて紹介していきたいと思います。 以前番外編でお話しした内容も含みますが、実用例として行っていったらわかりやすいのかなと思うので、
聞いたよという方も試しに聞いてみてもらえると嬉しいなと思います。 全部で2個お話しするんですけれども、
一つ目は、鈴木悠さんという方が書いた、最高の体調という本にも書かれている内容なんですが、 これの簡易版としてちょっと紹介したいと思います。
自分の課題だったり掲げるテーマについて、目的や理由に遡って考えていく、 上位プロジェクト分析というものと、
具体的にどうすればそれが達成できるか、実行できるかというところを考える、 下位プロジェクト分析というものを使って考えていきたいと思います。
では、 実用例としての今年の2026年の園芸について考える、
ですが、目的や理由を考えていきます。 これは何のためにやっているのかということですが、
私はハーブ栽培や園芸を4つの目的を持ってやっています。 まず第一目的、1個目の目的、
ハーブだったり食用果というものは、 スーパーには売っていない場合も多くて、流通が限られています。
しかもあるハーブ、流通しているハーブも買うと高いです。 これを栽培するとどうなるかというと、いつでも使えて軌道に乗れば、
基本的にはただ同然で使えるということがメリットになるからです。
では続いて2個目の理由。 園芸をやっているとすごい実感するんですけど、太陽の力って本当にすごくて、
冷静に考えればわかるんですが、春になるにつれてやっぱり日差しの強さっていうのはどんどん 強くなっているように感じます。
空さえあれば誰にもどこにでも降り注いでいる太陽のパワーがすごいので、 このすごいパワーを使わない手はないのではないかというふうに考えているからです。
せっかくだから太陽の恵みをいただきましょうというところです。 で3つ目の目的、色彩感覚にちょっとコンプレックスがあった時期があって、
盛り付けとかそういう色の配分みたいなものに自信がなかったという時期がありました。
まあそこまで自信はないわけでは今はないんですけれども、 これをハーブだったりお花だったり自然美のあるものから学んで自分自身のレベルアップに
用いたいというところでした。これが3つ目の理由でした。 次4つ目の理由です。
植物の知識がつく、という理由です。 具体的に言うと、例えばブロッコリーとかもそうですけれども、
花植物が思っているより多いとかっていうこともありますし、 ハーブの香りってすごく特徴的なので、その特徴的な香り同士の相性とかを学べるというところ、
しかも一般に流通していないハーブとかも使えるとなお勉強になるというところでした。 あとは太陽のパワーに伴って植物が早実をつけていくということによって、
旬というものがより体感的にわかるようになります。 そして生産者さんの労力というものもすごく勉強になりますし、
大事なものをいただいているんだなということが 以前以上に実感として感じられるようになります。
これが4つ目の理由でした。 簡単に簡易版として上位プロジェクト分析というのをやったんですけど、目的や理由は何のためかというところ。
何のためにそれをやるんですか、何のためのテーマなんですかというところです。 今のは上位プロジェクト分析について考えたんですけども、次はこれを具体レベルまで落とし込む
下位プロジェクト分析ということを考えていきたいと思います。 そのためにはどうする、実行するためにはどうする、どう実行するという
言葉が気になるかなと思いますが、1個目の理由。 ハーブや食用化は流通が少なくて買うと高い。
これが大元にあった理由でしたが、 去年1年間を考えてこれを実行するためには、これを叶えるためにはどうすればいいかということですが、
2025年のハーブ栽培では若干ですが不足したハーブがあるなというのが体感としてあります。
メリットだと思ってたハーブの流通面のメリット、これを叶えるためにはやっぱり不足したハーブというものはちょっと充実させて育てた方がいいのかなというのが体感としてありました。
なので今年はセージという植物をもうちょっと充実させたいなと思いますし、
ディルというハーブですね。ディルというハーブ、とても背が高くなる植物で、 風が強すぎると倒れたりとか、
あとは虫にやられやすかったりとかするんですけれども、 使いたい時に使えないということがありました。
これを解消するためにもうちょっと充実させようかなと思います。
2個目の理由、 太陽の力がすごいからそのパワーをいただこうというところでした。
そのためにはどうすればいいかというところですけれど、 可能な範囲のスペースで自分たちの栽培スペースというものを有効活用した方がやっぱり太陽のパワーは得られやすいということでした。
不要な品種、去年使わなかった品種とかを減らして、 必要な品種を増やすということも限られたスペースの有効活用ですし、
一方で、 太陽って実は得意じゃない植物もいるんですけれど、
太陽が得意じゃない植物をあえて日陰で育てるみたいなことも全然面白いのかなと思いました。
というのが、2個目の太陽の力がすごいからそのパワーをもらうためにはどうしたらいいかというところでした。
3個目の理由、色彩感覚にコンプレックスがあったのでレベルアップしたいというところでしたが、 これを実行する、叶えるためにはどうしたらいいか。
エディブルフラワーという食用果ですね。 去年もナスタチウムとか食用果使ってすごく美味しかったんですけど、
エディブルフラワーを充実させようかなとか、 寄せ植えという植物をいっぱい詰め込んで一鉢にまとめるっていうとてもかわいい
植え方があるんですが、これをすることによって自然美 みたいなものをさらに構造的に学ぶことが立体的に学ぶことができるのかなと思うので、
今年は色彩感覚や盛り付けのセンスアップのためにエディブルフラワーだったりとか、 あとは寄せ植えの構造みたいなものを取り入れたいなと思います。
4つ目の理由、植物の知識がつく、植物の知識がつくというところですけど、 植物の栽培で得た経験っていうのをどうしたら
知識として還元できるか、身につけることができるかということを考えたときに、 言語化するのが一番いいなと思ってました。
これは飲食を言語化するラジオをやっているのも大きいかなと思うんですが、 日々植物の栽培で得た経験とかっていうのは言語化してみたいなと思います。
そんなラジオの回もくれたら面白いのかなと思います。 本家のパーソナルプロジェクト分析という鈴木悠さんの著書、
最高の体調の内容はもっと深いものなので、 しっかりやってみたいという方はぜひそちらをチェックしてみてください。
概要欄にリンク貼っておきます。 これが一つ目のワークでした。
思考法②:余白と創造の関係性
次はちょっとオリジナルな内容にもなるんですけれども、 余白と創造の関係について考えてみたいと思います。
余白というものは空きスペースとか余力とかそういった意味合いもあると思いますが、 これとクリエイティビティ、創造の関係についてです。
これはちょっと自分のオリジナルなところが強いので、 自分語りのように聞こえるとアレなんですが、
とても大事なことだなと最近考えているので、 ちょっと話してみたいと思います。
これを話すと、どうしてもお店をオープンした時のことを思い出すんですけれども、 正直なところその時の自分は今までの自分ですね、
自分が何をやりたいかということに対して、 うまく表現できていなかったと感じています。
考えてみれば昔は自分を表現することに対して とても苦手意識があったなと思いますが、
ここにテンポという実在するスペースができたことで、 自分の価値観だったりとか自分が持っているアイデアのようなものを絞り出すという工程が必要になってきました。
メニューやコンセプト、技術、いろんなことを店に注ぎ込むという作業が生まれました。
これは店という強烈な物理的スペースができることによって、 そこに何かを注ぎ込んでいく作業によって創造性がそこで生まれるということ。
創造という言葉はちょっと大げさかもしれませんが、 そんなふうに考えています。
これはもう一つ例を挙げて考えてみたいと思うんですが、
お店に来てくださっている方はすごくわかりやすいと思うんですが、 私たちお店では黒板メニューを使って食事を用意しています。
メニューが載っていて食材の流通がある程度、 季節によって変動したりする部分はメニューが変わったりします。
実はこのメニューを変えようという変化って、 必ずしも食品が常時流通していて、
自分の創造性みたいなものに変化がなければ、 メニューってそんなに変わらないのかなと思うんですけれど、
どうしても食材の流通というものは時期によってストップしたり高くなったりします。
それによってストップした食材の商品については、 メニューっていうのは消さなければいけないわけです。
どうしても流通がないわけだから消さなければいけない。 そうすることによって黒板のメニューに実は余白が生まれるということが起こります。
この余白が生まれて黒板のスペースができるわけなんですけど、 このメニューをこの部分に何か追加で新しいメニューを補充しなければいけないという、
ある意味強力な圧力が加わります。 今流通しているものは何だろうかとか、自分たちのコンセプトや資源から使えるものは何だろうか、
そんな問いを発生させない限り、実はこの余白っていうのは埋まらなくて、 かつ自分も前からやっていたメニューとか常時流通するようなメニューばっかり作りたいわけでもないですし、
前述のようにハーブや野菜、いろんなものの流通旬みたいなものを理解した上で、 やっぱりそれを知識として生かしたいというものがあるので、
その時期に流通したりしているものを、 もしくは自分たちの資源だったりとかっていうものを、
ある意味アイデアとしてその制約を生かしてクリエイティビティに消化していく、 創造にメニューを作っていく。
そんな風に考えてますが、こんなように余白と創造って、 僕的にはすごく神話性があって、
余白があるところには創造が生まれるし、 余白がないところに創造を生むっていうのは実は結構難しいことなんじゃないのかなと個人的には思っています。
キャンバスに絵を描くわけですけども、 キャンバスが白のところに無地のところに絵を描くっていうのはできるかもしれないけれど、
すでに描かれている絵の上にその文脈に乗せて何を描くっていうのは、 なかなか描いた本人じゃないとできないかなとも思いますし、
余白と創造っていうのはすごい関係があることなんじゃないのかなと思います。 この考え方を使って2026年の園芸を無理やり考えてみたいと思います。
既存の余白というものと作る余白という二系統に分けて考えてみたいと思うんですけれども、
今の時点である余白というものはどこか、 意外とこれも活用できていない資源があったりするので、それを考えるのも面白いのかなと思いますが、
お店でいうと店舗の壁面ですね。 白いパネルが貼ってあって、ある意味以前のテナントが残した負の遺産みたいなものを隠しているわけなんですが、
そこ全く活用してないよねって言うと、完全な余白なわけです。 例えばそこを生かす取り組みとかって何かなって思うと、
ハンディングと言って空中に蜂を浮かす、 空中に植木鉢を浮かすような植物の生育のさせ方というものもあるので、
今年はじゃあハンディングにチャレンジしてみようかなというのが一個アイディアとして浮かびます。
そしてこれから作る余白のことを考えてみたいと思いますが、
例えば去年2025年にあって、もうやめようと思ったことは何かということなんですけども、
例えて言うと、去年はベランダの栽園でブロッコリーのスティックブロッコリーというものを作ったんですけど、
それがやっぱり1日の半分くらいしか日が当たらないもので、
成長が遅いためかとても皮が硬くなってしまったんですよね。 ポリポリ食べられるスティックブロッコリーのはずなのにギシギシブロッコリーになっちゃったっていうのがあって、
これはもうやめようという決断に至りました。 他にも例えば
作れる余白は何かなというところで考えると、 お店のハーブ栽培で考えると、
例えばジャーマンカモミールっていう1年で枯れる植物を去年作ったんですけど、
やっぱりジャーマンカモミールってハーブティーとかに使うイメージは分かっているけれども、 なかなかやっぱり医療院には使いにくかったりとかするし、
そもそも収量がいっぱい取れないとあんまり意味がなかったりとかするので、 ちょっとジャーマンカモミールは今年はやらないでおこうかなと思っています。
それによって余白が生まれるし、そこにじゃあ今度はどんな作物、ハーブを植えたらいいかなというふうに考えればいいのかなと思います。
では次、作る余白。 自分の価値観に合わないものは何かなと考えてみました。
去年は クラフトジンの空き瓶を加工して、
そのクラフトジンに使われている植物原料を鉢に植えたいというふうに考えてやっていました。 これはとてもシンボリックというか、
象徴的な存在になるかなと思ってやっていましたし、 今でもすごく大切なことなのかなとは思うんですけれども、
じゃあそのガラスを加工して作った植木鉢、 今何個残っているかって言ったら1個しか残ってないんですよね。
3つぐらい作ったんですけど1個しか残ってなくて、なんでかって言ったら割れるわけです。 これは自分の価値観でいう持続可能性みたいなところで考えると、全然持続可能性ではなくて、
あの努力は一体何だったんだろうかみたいな感覚になってしまうので、 もう割れるのでやめようかなと思います。
価値観に合わない持続不可能なものはやめた方がいいかなと思います。
クラフトジンの実際に使われているハーブがその植木鉢に入っているっていうのはすごく面白いなと思うんですが、
ちょっと今後は政策を緩めたいなと思います。 代わりにやっぱりシンボリックな存在ではあるので、
見た目みたいなところちょっと気にかけていこうかなと思いますし、 そんなアイデアもこれから取り入れていけたらなと思います。
さて他にですけれども作れる余白は何か。 お店で使わなかったハーブって一体何だろうかっていうことを考えるんですけど、
さっきのジャーマンカモミールもそうですが、 例えばチャイブだったりとか、
ローズゼラニウムだったりとか、 ラベンダーだったりとか、その辺のハーブって実はお店であんま使わなかったなと思います。
この使い道っていうものを逆に考えてみるっていうアプローチも面白いかなと思うし、 それで新たなレシピとかが生まれたら面白いなと思います。
一方でやっぱり使い切れなかったものはやめようかなと思う部分もあるし、 それによって空いたスペースに新たなハーブ、これはタラゴンとかセボリとか、
もしくはエディブルフラワー、食用花みたいなものを植えるスペースとして活用できたらなと思います。 こんな風に余白とそこに加える新しいもの、
そんな概念を考えるのに、余白と創造というのはとても大事なことだなと思うので、 おすすめの考え方として紹介でした。
今日は前半で紹介したパーソナルプロジェクト分析の簡易版と、 余白と創造の可能性について、
2026年の園芸をテーマにして考えてみました。 お付き合いいただきありがとうございました。
みなさんも気に入るものがあったら買ってみてください。 さようなら。
19:30
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