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第33回|【基本のキ】芝生の種類を知らずに育てられるか
2026-05-14 23:38

第33回|【基本のキ】芝生の種類を知らずに育てられるか

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畑
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芝生といっても、グリーン、フェアウェイ、ラフで使われている種類は同じではありません。
暖地型に寒地型、そして品種ごとの違い。
今回は「芝生の種類を知らないと、なぜ育てられないのか」という基本のキから、張り替えやソッドの話まで掘っていきます。
庭の芝生を見る目も、少し変わるかもしれません。

 

【今回の内容】
ギチの完全人間ランド」で紹介されました / 芝生は大きく寒地型と暖地型に分かれる / グリーンに多いベントグラス / 高麗芝とノシバ / ペンクロスから007まで品種は進化する / 自分のコースの芝を知る意味 / 張り替えで違う品種を入れる怖さ / ソッドとは何か / 休眠期と生育期で違う芝張りの考え方 / 厚芝と薄芝、どちらを使うべきか

 

番組内で出てくる芝草の分類や品種名は、畑さんの経験をもとにした現場目線の説明です。
芝草学的には異なる整理や表現があるかもしれませんが、「現場ではこう見ている」という一つの声として聞いていただけたら嬉しいです。


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サマリー

このエピソードでは、ゴルフコース管理の現場で働く畑さんと田村さんが、芝生の種類とその特性について詳しく解説しています。まず、芝生は寒地型と暖地型の大きく2種類に分けられ、それぞれ成長時期や適した環境が異なります。暖地型芝はコウライ芝や野芝が代表的で、温かい時期に成長し、暑さに強い特徴があります。一方、寒地型芝はベントグラスやフェスクなどが知られ、涼しい気候を好みます。特にグリーンにはベントグラスが多く使われ、ペンクロスなどの品種改良によって、より細かい葉や病気に強いものが開発されてきました。 次に、芝生の張り替えについても触れられています。芝生は品種ごとに性質が異なるため、グリーンやフェアウェイの張り替え時には、元の芝生と同じ品種を選ぶことが重要です。品種が異なると、生育環境への馴染みに時間がかかり、コース全体のクオリティに影響を与える可能性があります。また、芝生の張り替えには「ソッド」と呼ばれる切り取った芝が使われますが、厚芝と薄芝では扱い方や適した用途が異なります。薄芝は有機物が少なく水はけが良い一方、厚芝はすぐに営業したい場合や、芝生がずれにくいようにしたい場合に適しています。芝生の張り替え時期や、ホームセンターで購入する際の注意点なども解説され、現場ならではの貴重な情報が共有されています。

ポッドキャストでの紹介と番組の告知
田村
コース管理の現場。この番組は、トーナメントコースをはじめ、様々なゴルフ場を渡り歩いた元キーパーの畑さんと、現場を支える私、田村が、ゴルフコース管理の現場で見えること、感じることを語り合う番組です。
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
田村
あのね、私、コテンラジオ好きじゃん。
俺も好きや。
田村
コテンラジオの樋口さんのやってるポッドキャスト、いろいろ聞いてるんだけど、その中で、ギチの完全人間ランドっていうポッドキャストがあって、それね、毎月1回、スポンサー紹介っていうのをしてくれるの。
これ宣伝してくださいって言うと、それ宣伝してくれるんだけど、2026年4月のスポンサー回、「コース管理の現場」が出てます。
すごい。
田村
広告出した。
すごい。
いいね。取り上げてくれたんだ。
田村
申し込みすれば必ず取り上げてくれるんだけど、第1発目がうちの番組で。
1発目っていうのは何?
田村
スポンサーがたくさんいるじゃない?その一番最初が「コース管理の現場」。
すごいじゃん。一番目立つ?
田村
一番目立つ。一番きっと聞いてもらえると思う。
これはすごいな。
田村
番組のページ行ってくれて、こんな仕事があったんだねみたいな話になってて、
この畑さんって読むのかな?畑さんかな?って言ってて、この人がトーナメントコースとかしてる人なんだみたいな。ちょっと聞いてみて。
田村
私はこの仕事をするまでゴルフはしてた。ゴルフコースもしてた。
でもさ、コース管理っていうのがあるって知らなかったもん。
でもそうだよね。考えたらあるよねみたいな。
だからね、なおさらゴルフやったことなかったら、そんな仕事があるんだって。
ポッドキャストすげえなみたいな話に、こんな人たちが配信するようになったみたいだね。
樋口さんの弟が庭作りをしてるから、あいつ聞いたらいいんじゃないのかなみたいなこと言ってて。
私が現地まで行くよ。行って指導するよ。
以前にも個人の庭で芝生の指導に行ったり作ったりしたこともあったからね。
あ、こんなんになるんだみたいな。感動してくれたもんね。
一般の考え方とは違うね。
田村
そうだね。確かに。
まあ良かったね。素晴らしい。
田村
ちょっとなんか不思議なフワフワした気持ちだって聞いてて。
そうやね。ぜひ聞くわ。
いや、けど田村さん攻めるね。
俺もちょっと見習うわ。本当に。
田村
まあいいや。
今日はね、私もっと基本のキのところも入れたいなと思ってて、このポッドキャストに。
言っとくけど、基本出来てないよ。
田村
でも今日は大丈夫。
私が聞きたいのは、芝生の種類っていっぱいあるじゃない。
芝生の種類とその基本的な分類
あるね。
田村
まず大きくは2つ。
寒地型っていう寒いところで作られる、ヨーロッパとかで作られてるような芝と、暖地型って言ってアジアとかにあるような芝。
大きく2つあるよね。
田村
暖地型の芝は特徴は、温かくならないと成長しなくて、寒くなると休眠する。
その通り。
田村
暖地型の芝は、フェアウェイとかラフとか使われる芝。
一般的にフェアウェイとかティーンググラウンドとか、グリーン周りのアプローチとかに使われる。
暖地型のコウライ芝。ちょっと細い葉っぱをしてる。
田村
ラフはまた違うんだよね。
ラフは暖地型でも野芝って言われる。
これは葉っぱがちょっと大きくて。
田村
寒地型はグリーン、コウライでグリーン作ってるところもあるけど、大体日本は寒地型のベント芝。
今は寒地型のベントグラスっていうベント芝が多い。
田村
多い。
昔は逆にベント芝がほぼ普及されてなかったんで、日本国内はほぼ高麗のグリーンが主流だった。
田村
よく畑さんがゾイシアとか言ってるのはあれは何?
ゾイシアっていうのが暖地型芝。
田村
暖地型の芝=ゾイシア。
ゾイシア。
田村
ゾイシアと対になる寒地型の芝の別名は何?
ベントグラスって言うんかな?
田村
あまりそれは知らなくていいな。
私が聞いたことあるのはフェスク、あれは何?
トールフェスク、寒地型芝。
田村
寒地型芝の種類。
寒地型の芝の種類としてはベントグラス、フェスク。
トールフェスク、ブルーグラスとか色々ある。
田村
でもグリーンに使われるのは大体ベント。
ベントグラスの品種改良と進化
ベントグラスが多い。
ベントグラスの中にはペンクロスであったりL93っていう名前があったり。
田村
またそこが分かれんだ。
色々あるよね。
007とか今はトリプルセブンとかね。進化して。
田村
それは商品名でしょ?
商品名。
もともとペンクロスっていう三種混伴って言われるものがあって
その三種混合っていうのはその中に3つの耐寒・耐暑、耐虫、耐病。
強いものがあるよね。
暑さに強かったり、寒さに強かったり、虫に強かったり、病気に強かったりっていう個体をそれぞれ試験場から抽出してきてその3種類を混ぜたものがペンクロスベントグラスって言われる。
が今まで主流だったよね。
それは一昔前の芝生なんだけど。
一昔前の気候に合ってたものだよね。
田村
なるほど。
ところがどんどん気候が変わってきて、
それだけじゃないんだけど、進化していくよね。
そのベントグラスがよりもっと葉っぱが細かいものを作ればパッティングクオリティも増すんじゃないかとかいうので切磋琢磨しながら色んな大学とか研究機関がペンクロスをベースに進化させていった。
それが第2世代であったり第3世代であったり第4世代。
第2世代の中にも何種類もある。
第3世代の中にも何種類もある。
みたいな時代時代で変わっていくよね。
芝生の種類を知ることの重要性と成長特性
田村
自分のゴルフ場がどの芝を使ってるかっていうのは知っといた方がいいの?
知っといた方がいい。
知らないと育てられない。
田村
ベントですっていうのを知ってるくらいじゃなくてもっと細かくこの商品を使ってますみたいな。
ベントグラスの中でも例えばクリーピングタイプとか株立ちのタイプとか
田村
クリーピングタイプっていうのは横にどんどん広がっていく。
横に匍匐していく。けど株立ちっていうのは1本が分げつして広がる感じ。
例えばトールフェスクとかライグラスとかブルーグラスとかっていうのは確か株立ちのタイプだから
ペンクロスとかああいうものは横に広がっていく。
田村
コウライ芝はランナーが出る。
庭の芝生とかっていうのは大体コウライ芝でしょ。あれなんかピューンって出るじゃん。
匍匐系っていうか下のランナーで繋がってる。竹と一緒。竹と。
田村
そうだよね。ピューンって長いの出てそこで広がっていくっていう感じだよね。
それはしないんだベントグラスは。
ベントグラスはしない。
だけどクリーピングしていく。横に広がっていくものはそうなっていく。
横に広がりながら芽を出していって根を出していって。
けど株立ちのタイプはその場で分欠しながら株分かれしながら増えていくみたいな感じ。
田村
庭で花とか育ててさ株分かれしていくようなやつってさ、真ん中が枯れてきちゃうこと多いんだけど、そういうことは起きないの?芝生は。
起きる起きる起きる。
田村
起きるんだやっぱり。
起きる。
やっぱり主たる株が老化して枯れるとかけども周りの子供たちが元気。
田村
でまたそこ潰していくっていう感じ。
そうそうそうそう。
どういうのかな。
イネ科の植物の中でも1葉目、2葉目、3葉目が出てきます。
4葉、5葉、6葉、どんどん分げつしていきます。
けどもよく振り返って考えてみる。
元にこの5、6、7、8を逆に勘定していった時に1葉とか2葉がなくなってるんだよ大体ね。
田村
1葉っていうのは葉っぱでしょ。
枯れちゃって葉っぱが。
そういう現象は植物は絶対あるんで。
だから芝生も同じく。
やっぱり弱ったものは枯れていく。
けども新しいものが横に出ていくっていうパターンかな。
竹なんかで言うと地下茎がつながってるから
あれ120年に1回枯れるよねあれね。
田村
なんか聞いたことある。
120年に1回花を咲かして枯れるのかな。
だからその地下茎でつながってる群れが全部枯れちゃうんだよね。
田村
そういうよね。
そうそうそう。
芝生の張り替えと品種の互換性
田村
じゃあさ、グリーンの張り替えとかするじゃない。
あの時は自分の元々あったグリーンと同じ品種を必ず張り替えてる。
張り替えないとその場所のAっていう人種の人の中にBっていう人種の人を入れるようになって、やっぱり馴染むのに時間がかかるから群れになっちゃう。
例えばAっていう人種の中に日本人がポン入ります。
ちょっと例えが悪いかもしれないけど。
田村
でも食べ物とか違うしみたいな。
だから日本人でつるんじゃう。
そういう群れがそこに塊ができちゃう。
だからもうこの性格とか育った環境が違うんで全く別物になっちゃう。
田村
なるほどね。
じゃあいちいち全部覚えておかなきゃいけないんだ。
それはフェアウェイとかラフとかもそうなの?
いや比較的ベントグラスは顕著に出るからあれだけど。
田村
でも野芝とコウライ芝で違うでしょ?
野芝とコウライ芝は性質が違うよね。
ゾイシアとしてくくったら同じもの。
さっきのグリーンで言えばカンチ型としてくくれば一緒なんだけど、野芝をフェアウェイに植えるようなもので同じよ。
グリーンも一緒です。
違うベントグラスを入れてくると野芝をフェアウェイに入れるようなもので全く違うよね性質も。
だからトーナメントなんかするコースで言えば明らかにクオリティが違うと。
それは致命傷になっちゃうよね。
田村
そうだね大変だね。
芝生が生産終了した場合の対応と張り替え
田村
だってさ商品だからさそのうち長い年月経ったら、もうそれ作ってないんですよってことも起きるよね。
ある。
田村
どうするのそしたら?
その時にはこう群れで張り替えるんではなくてオーバーシーディングっていう方法を取る。
全体的に種を割く。
田村
なるほど。
ベースのベントグラスを残した状況で全体的に種を割いてその粒々を一つのターフにしていく。
田村
で次から張り替える時はその新しい品種で張り替えていくっていう感じにするの?
うんそれのその密度の問題よね。
ちゃんとメイングリーンで使ってる芝生がどちらの密度によってるか。
田村
なるほど。
によって密度の濃い方の部分をソッドでもらって張り替えれば合うかな。
田村
でも今の話はさもうそれ作られてないから「作られてないんです」ってなったら新しいので張り替えるしかないもんね。
そうね。張り替えるしかないよね。
田村
今年いきなりなくなりましたってことはないんだろうけど「もう作らなくなりますよ」っていうのを何年か前に教えてもらってどんどん変えていくっていう感じなんだろうね。
でも厳密に言えば
トーナメントなんかしてるコースなのかというと良くないよね。そういうことやると。
田村
良くないよね。
良くない。絶対良くない。
その部分だけ、張り替えた部分だけ別管理するんだって言ったらそんなことできないから。
田村
できないもんね。
どちらの管理に合わすのかって言ったら大多数多い方に集中するよね。
田村
そんな管理方法が違うんだ。
ソッドを使った芝生実験と特性の違い
昔よくベントグラスが第二世代とか進化していった時に、何が良いのか悪いのか分からないんで、パッティンググリーンに良いって世の中に言われているいろんな種類のやつをソッドで2列ずつぐらい張るんだよね。
田村
ソッドっていうのはまず何?
切り取った芝。
田村
ホームセンターで売ってる四角い芝みたいなやつ?
ある特殊な木材で切り取ってブロックにしてあるものとか、巻き取ってロールにしてあるものとかいろんなものが売ってるよね。
ああいうものを買って実験する。
元のベースの芝風を剥ぎ取って、そこにAっていう品種、その隣にはBっていう品種並べて植えるよね。
で、同じ管理する。
明らかに違う。
田村
へー、そうなんだ。
その違いっていうのは葉っぱの大きさ、色合い、それから密度。
それと立つっていう性質なのか、横に寝るっていう性質なのか。
いろんなものが違うんで全く別のものになって分かりやすい。
田村
へー。
ものすごく分かりやすいね。あのやり方って。
ソッドの購入と張り替え時期の注意点
田村
今、ソッドの説明の時に言ってた、ホームセンターで売ってる1㎡いくらっていうやつあるじゃない?
あれさ、私いつも思うんだけどブロック状になってる芝生が重なって紐で結んであって売ってるじゃん。
あれってさ、下の方の芝生大丈夫?
だから、休眠期に切ることが大条件。
田村
ああ、なるほどね。
休眠期は全然大丈夫。
田村
そうなんだ。じゃあ、張り替え適期っていうのもそういう休眠期なの?
張り替え適期は生育旺盛期。
やっぱりコウライ・野芝、暖地型芝に関しては、梅雨時期とか梅雨前とか、5月のゴールデンウィーク明けてフェアウェイとかラフが刈り込みが頻繁に入るような時期になってきた時がゾイシアの張り替え適期。
田村
それさ、でも買った時はさ箱詰めとかきっとされて送られてくるんでしょ?
そしたらさ、下の方とか大丈夫なの?
うん。だから、張り替え適期っていうことは動いてるっていうことが大条件になるんで最低2日以内に張る。
田村
届いたらすぐに張るみたいな。
届いたらすぐに解いてすぐに張る。
時期が進めば進むほど置いておける期間が短くなる。
例えば1月とか2月にホームセンターで野積みにしてます。
1ヶ月置いておいても大丈夫。
ところが5月の連休明けに、もし同じものを置いておくんなら2日でダメかな。
田村
なんかゴールデンウィークにさ、みんなあれを買ってるイメージがあって。
休みだからね、やっちゃおうってことなんだと思うけど
じゃあその時期は本当はホームセンターとかで積んであるやつ買うのって特策ではないんだね。
あんまりそういうことは言えないけど
いや、いいのもあるから。
田村
いつ届いたかだよね。
そうそう。
それが絶対ダメかって言ったらそうではないんで、それはなんとも言えないけど、基本的には今言うことですよ。
もしホームセンターで買うのであれば、もしできるなら届いたやつをすぐいただく。
田村
じゃあもう買いますよって注文を入れるときには、ゴルフ場だと、ちゃんと整地をしとかなきゃいけない。
届いたらすぐ張れるようにしとかなきゃいけない。
そういうことです。
芝生の輸送方法と張り替えの効率
産地の方は「いつ欲しいんだ」って予約しとくよね。
届ける前の夕方に切って夜走って朝と届けてくれる。
田村
すごいね。
切って生々しいのをすぐ送ってくれる。
一晩寝かしてとかじゃなくて夜走ってくる。
田村
それはトラックとかでいっぱい買ったときでしょ?
大型トラックで。
田村
宅配便で送られてくるようなやつはそうはできないよね。
宅配便で切ったらすぐに出荷して届けてくる。
ベントグラスなんかはクール宅急便でくるからね。
田村
そうなんだ。一番芝にダメージが少ないもんね。
だけど外に出したらびっくりするじゃん。
クーラーの入ったトラックで来てさ、外出たら暑っつって感じだ。
田村
それでヘタっちゃったりする。
だから本来は芝生の適期に貼りたいんだけど、そうは言うものの張る免責が千㎡とかね、それはちょっと叶わないよね。
すぐに張っちゃうってことが。
そういうことを見越しながら考えると、適期じゃないんだけど冬にやった方が全ての効率がいい。
田村
なるほどね。
厚芝と薄芝の違いとグリーンへの適性
田村
それでさ、厚芝とか言うじゃん。
ソッドのブロックの土がどんだけ多いかっていう問題でしょ。
ベントでもコウライでも厚芝っていうのでやることはあるの?
厚芝っていうのと薄芝っていうの?
普通の1センチくらいのやつ。
あれは何が違う?どうして何が違う?
まず一番いいのは薄芝を貼るのが一番いい。
田村
なんで?
それはなんでかっていうと有機物がないから。
ゴルフ場ってある程度有機物がたまってほしいんだけど、その補水力とか補肥力とかを増すためにはやっぱりあった方がいいんだけど、グリーンに特化していればできるだけ薄い方がいい。
田村
そのゴルフ場が芝を買うところの芝の圃場っていうのはなんていうの?芝屋さん?はゴルフ場に特化したふうに作ってくれてるわけではないんだ?
切り出しの時に何センチ指定をするとか。
田村
ゴルフ場が頼むからゴルフ場のグリーンみたいな感じの砂地の環境で作ってくれてるのかなと思うけど。
できる。
それはまあできる。
それは指定。それは指定です。
田村
じゃあちょっと高くなるね、きっと。
高くなる。それ専用に作るんで高くなるよね。
田村
なるほどね。
でも一般的に言えば圃場にある分を「ありますか?じゃあそれ売っていただけますか?」
そこの業者さんはうちの持ってる切り取りの機械の能力はこれとこれなら可能です。
その仮に単価はこれはいくらこれはいくらになりますっていう。
田村
どっちが高いの?
やっぱり分厚いのが高いよね。重いから。
田村
そっかそっか、そうだね。
で、グリーンに関して言えば薄い方を張った方がいい。
それは何でかっていうと薄ければ薄いほど下の有機物が少ないから上からの水の浸透の度合いとか全部違うから。
コアリングを何回もしなくてもいい。
けども分厚いのを張ってしまうと表層にその分有機物があるんで。
田村
土壌の作りが違うものがそこのエリアにあるってことだもんね。
そういうこと。異質なものになる。
田村
そうだね。
だからそこから下がものすごくむちゃくちゃ水はけがいいとかね。
そうなるとこの水の浸透度合い、重力水の浸透度合いがもう全然違う。
田村
違うもんね、確かに。
難しい。
厚芝の使用場面とグリーン営業
田村
じゃあ厚芝を使う時っていうのはどういう時なの?
すぐ営業したい時。
というのはソッドを張るケースっていろいろあるんだけど一つはグリーンをすぐ営業したいから。
グリーンが枯れました。
で、その状態のところに床を作ります。
で、種を巻きます。
種を巻いたら何ヶ月も使えないよね。
ソッドっていうのは張ったらすぐ根になっちゃうから。
田村
では別に薄芝でもいいわけじゃん。
薄芝は動く。
田村
あー、なるほどね。
上から人が歩くと動く。
それとグリーンモアで刈り込みができない。
田村
なるほど。
それを考えると根が張るのをしばらく待たないとだめ。
田村
へー、そっかそっか。
フェンスはできてるんだけど種巻きと違って、いかんせん下が薄いから砂の上に置けば砂が動くんで
同じように不陸を取っちゃう。
田村
なるほど。
そうすると刈り込みができないから転圧をする。
ところが転圧ですらできない。
柔らかすぎて。
だから3センチとか4センチとかを指定してしばらく置いておけるグリーンなら
田村
それでもいい。
別に薄けりゃ薄い方がいい。
田村
なるほど。
フェアウェイやスポーツ施設の芝張り
そういうところは多分あえて種を巻く。
田村
そうだね、確かに。
平米の金額が多分相当違うから。
田村
それはフェアウェイとかでも同じこと?
フェアウェイ張り替えでも同じことやで。
田村
同じこと。
できるだけ薄い方が割着も早いし、いいんだけどすぐ使えない。
ソッドが飛ぶ。
で、コウライ芝とかゾイシア系のソッドっていうのはロール芝はちょっと巻けないからブロックで来るよね。
だからアイアンでショットされてしまうとブロックごと飛んじゃう。
田村
飛ぶってそういうことか。
そういうこと。
田村
なるほど。
それが分厚かったら飛ばないよね。
だからコウライとかの芝を張るときにできるだけ分厚いのを、もうすぐ使いたい場所は分厚いのを使う。
田村
なるほど、そういう違いがあるのね。
サッカー場とか野球場で天然芝使いますってドームで言うやん。
ドームなのに天然芝って思うんだけどあれはロールで張ってるんよね。
つどつど張るの。
田村
そうなんだ。へー。
あれも薄さが多分決まってる。
薄すぎると多分選手がスライディングしたときにソッドごとずれちゃう。
田村
なるほど。
だからある程度の分厚さを持ってやる。
田村
分かりました。
番組の締めとリスナーへのメッセージ
田村
今後もちょっとこの基本の機のところをちゃんと聞いていきたいなって。
これいいね。
田村
まだまだ知らないことがある。
とりあえず今日はおしまいにします。
もう時間か。
田村
そうなんだよ、もう時間なんだよ。
ちょっと多分広告出しましたの話が長かったのかも。
いや、あれは重要だ。
田村
重要。皆さん聞いてください。
重要ですよ。
田村
この番組は畑さんの経験をもとにお話ししています。
芝草学的には誤りや異なる解釈があるかもしれませんがこういう考え方もあるんだなと一つの現場の声として聞いていただけたら嬉しいです。
感想や質問はハッシュタグコース管理の現場をつけて投稿していただくか概要欄のお問い合わせフォームからもお送りいただけます。
もし番組を気に入っていただけたらぜひフォローやレビューもよろしくお願いします。
次の配信の励みになります。
あれ、私これだけだったっけお知らせって最後に言ってるの。
なんか物足らんような感じがするんやけど。
田村
なんかもっといろいろなんかすごい長い言葉を喋ってた気がするんだけど。
いいんじゃないですか。
田村
またじゃ。
ありがとうございました。
田村
ありがとうございました。
23:38

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