「信じるけど期待しない」は自分への言葉
みなさん、こんにちは。こはるです。今日も聞きに来てくださって、ありがとうございます。
子どもやパートナー、友人、同僚のことは信じている。でも、自分のこと、信じていますか?
今日は、前回お話しした、信じるけど期待しない、といった言葉のお話の続きをしたいと思います。
これ、周りの人に使う言葉かなって思ってたんですけども、実は自分に一番先に使うべき言葉だったのかもしれない。そんなお話です。
この番組は、受験の現場で指導経験を持つボンディングコーチ、こはるが、受験生ママに向けてお届けするチャンネルです。
現職である教育リサーチとコーチングの視点から、学歴や偏差値以外の子どもの本当の力の育て方をお話ししています。
いつか受験生ママになるあなたにも聞いていただきたいチャンネルです。
はい、今日は、信じるけど期待しない。みなさんはこの言葉を聞いて、まず誰のことを最初に思い浮かべますか?
前回の放送で、私は人生の推しと言いますか、すごく尊敬していて大好きな人がいるんですって言ったお話をしました。
その人は、私が20代前半の時に働いていたお菓子用菓子店のオーナーだったんですけども、
その方がね、よく信じるけど期待しないっていうお話をしてくれていたんです。
20代の頃の私は、その言葉の意味っていうのが正直よくわからないというか、腑に落ちませんでした。
だって信じるっていうことは相手に期待することでしょって思ってたんですよね。
でも最近になって、この言葉ってもちろん周りの人、応援したい人に向けてもそうだけど、
実は自分にも向けられている言葉、そして最初に自分に向けてあげる言葉なんじゃないかなって気づいたんです。
完璧主義と行動の停滞
ちょっと皆さんにここで質問してもいいですか。
こんな経験ありませんでしょうか。
準備が整ってから始めようと思って、結局動いていない、動けていなかった。
できなかった自分を必要以上に責めてしまった。
子供には失敗しても大丈夫って言えるのに、自分自身には言えない。
完璧じゃないと人に見せたくない、発信したくない。
これね、受験生ママにめっちゃ多いと思うんですよ。
受験生ママに限らず、大人になるとそうかもしれないですね。
そしてこれって、お子さんにも実は全く同じことをやっていたりするんです。
実は私、最近ちょっとやらかしてしまったんです。
というのも、今年の目標として、7月中にワークショップ、自分のオリジナルのワークショップをやりたいっていう目標があって、やるっていうことを決めてたんです。
でも、実はサムネイルとか申し込みフォームとか、なかなか整えられないまま、どんどんどんどんやろうと決まった日がいます。
近づいてきてしまって。
ちょっと言い訳をすると、体調があまり優れなかったりとか、本業の方が忙しくて寝不足が続いていたりとか、なかなか後回し後回しにしちゃっていました。
だけど、自分との約束で、7月にワークショップをやるって決めていたので、
だからこそ、これは先に告知だけして、自分で追い込もうって決めたんですよね。
だから、7月の18と22日にやります。
しかも申し込み方法は、DMで興味のある方はまずご連絡くださいっていう方式を取りました。
昔の私だったら、絶対こんなことありえなかったんです。
プロフィール欄がちゃんと完成してから、発信の軸がちゃんと決まってから、ターゲットを定めてから、
肩書きも決まってから、インスタグラムやスタイフ、名刺、ワークショップも全部そうだったんです。
ちゃんとできて、ちゃんと準備が整って、自分の中でよしっていう状態ができてから始める人だったんですよね。
でも、今は思うんです。
サムネイルが完璧かどうか、申し込みフォームが完璧かどうか、
ある意味それって自己満足の世界だったりするんです。
大事なのは、まずやると決めたことをちゃんとやること。
そこまでのプロセスだったり、準備ができていないことを言い訳にしないこと。
自分との約束を優先して守ること。
なんかね、それだけだったんだなって思います。
失敗を受け入れる力(レジリエンス)
これ、受験生にも本当によくあるんですよね。
復習が終わっていないから予習ができない。予習ができていないから授業に出られない。授業に出ていないから質問にもいけない。
これって怠けているわけじゃないんですよね。むしろすごく真面目。
だから苦しい。できなかった事実よりもできなかった自分が許せなくなってしまうんです。
そしてこれはママ側もそうなんじゃないかなって思います。
私ね、最近いろいろ考えていて気がついたことがあるんですけども、
私はね、どちらかというと完璧主義、ちゃんとやりたい。
完璧主義っていうのかな、ちゃんとやりたい思考みたいのが強いなって思っていたんですけど、
その完璧主義とかね、ちゃんとやりたいって理想が高いことなのかなって思っていたんです。
だけど実はそうじゃなくて、理想と違う自分を許せないことなんじゃないかなって思っています。
私はちゃんとできるはず。私は続けられるはず。私は失敗しないはず。私は寝落ちしないはず。
でも現実は寝落ちもするし、ギリギリまで動けないし、見切り発車もするし、いろんなこと忘れちゃうし、触ることだってする。
そんな自分もいるんですよね。
だから完璧主義っていうことを言い訳にして、準備をしっかりしっかりやりたいって言って、
最後の最後を飛び降りるっていうことを怠けていたかもしれないなって最近では思っています。
ここで以前担当した生徒のお話を一つしたいんですけど、すっごく優秀な生徒がいました。
真面目で頑張り屋さんで、成績ももちろん良くて、周りからも期待されていました。
このままいければ第一志望、難関校でしたけど、第一志望を合格できるんじゃないかなって私も思っていました。
でもある時に先生に質問に行ったんですよね。
その先生から少し厳しい言葉を言われてしまったんです。
もちろん先生にも悪気はなかったと思います。
だけどその子にとってはものすごくショックで、大きく傷ついてしまい、その後勉強がストップしてしまったんです。
塾にも来れなくなってしまって。
私は最初、レジリエンス、いわゆる回復力、ちょっと折れかかった時に立ち戻る、立ち直す力ですよね。
その力が弱いのかなとか、受け取りやすい相手の言葉を色々解釈してしまって、深く深く考えすぎてしまう子なのかなって思っていたんですよね。
だけどしばらくというか、最近になってその子のことを思うのは、
もしかしたらその子は、私はそんなことを言われる人間じゃないって思っていたのかもしれないなって。
少し厳しい言い方をしてしまうと、つまり自分が転ぶことっていうのを想定していなかったのかもしれないって思ったんです。
それこそずっとずっと、優等生で来ていたと思うし、親にもあまりたぶん叱られてきた経験がなかった、そんな子なんです。
この転ばないって思っている人は、転んだ瞬間に止まってしまうんです。
でも私は転ぶことがある人間だ。ミスもするし失敗もする人間だ。動けなくなってしまうこともある。
そんなふうに思っている人は、転ぶことがある意味でデフォルトになっているから、転んでも驚かないし、だからまた立ち上がれる。
小さい子が歩き出したときって、転んでも転んでも立ち上がるじゃないですか。
うちのもうすぐに3歳になる娘とかも、こんな坂道で走ったら転ぶよって思ってるんですけど、やるんですよ。
だけどニコニコニコニコ笑ってまた立ち上がるんです。
たぶんね、転ぶのがある意味当たり前になっているからなのかなって思います。
このレジリエンスって転んでも立ち上がる力だと思っていたけど、本当は私は転ぶことがある人間だと認める力なのかもしれないなと私は今感じています。
自己信頼とワークショップ告知
だから今日は少し強めに皆さんに言いたいと思います。
皆さんにというよりかは、一番は自分にです。
もちろん自分の可能性を諦めろってことじゃないです。
そこはやっぱり信じてほしいし、信じるべきだと思います。
だけど諦めるっていうのは、理想化した自分への期待です。
ついつい自分の理想は高く持ってしまうけど、それはそれでいいと思うんです。
だけど結果に対してまで、理想化した自分への期待っていうものは、必要以上に持つ必要はないんじゃないかなって思います。
自分を信頼することって、私は絶対できるって思うことじゃなくて、失敗もするし、転ぶこともあるし、値落ちもするし、見切り発車もする。
そんな自分でもまたやれる?そんな自分でも大丈夫?絶対戻ってこれる?って思えることが、まずそれがね、自己信頼っていうところなんじゃないかなって思います。
信じるけど期待しない。それは子供より先に、相手や周りの人よりも先に、自分自身に向けたい言葉なのかもしれません。
皆さんにもよかったら聞かせてください。
今自分に期待しすぎていることって何ですか?コメントやレターで教えてもらえたら嬉しいです。
最後に今日はお知らせです。
7月の18日と22日にオンラインでワークショップをやりたいと思います。
これは受験生ママに限らずに、ついつい子供に余計な一言を言ってしまうとか、心配しすぎて不安なんですとか、
子育てに対して不安とかモヤモヤみたいなものを持っている方に向けたワークショップをやろうと思っています。
もしご興味がある方は詳細載せていますので、DM、レターやコメントいただけると大変嬉しいです。
後日詳細をお送りさせていただきますので、ぜひお待ちしております。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
こはるでした。またねー。