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こんにちは、coharuです。今日も聞きに来てくださって、ありがとうございます。
今、朝で収録しているんですけども、子どもが起きてしまって、どこまでお話しできるかわかりませんが、
今日もよかったら、最後まで聞いていただけると、とっても嬉しいです。
今日はですね、コミュニケーションについてお話をしてみたいと思っています。
突然ですが、皆さんに質問です。
コミュニケーション力を上げようって言われた時、コミュニケーション力って、そもそも何だと思いますか?
人と上手に話す力って思う方、多いんじゃないでしょうか。
おしゃべりが上手とか。
でも、実はこれ、半分ぐらいの正解なのかなと思います。
今日は、そのもう半分についてお話をします。
これ、子どもの自己肯定感ややり抜く力に直結する話なので、よろしければ、ぜひ最後まで聞いてください。
この番組は、大学受験の現場で働く私、小春が、学歴や偏差値といった、数字だけでは測れないまだ見について、皆さんと考え、シェアしていく番組です。
改めまして、私はこれまで、教育や子どもの支援に関わる現場で、多くの子どもたちと接してきました。
その中で、ずっと気になっていたことがあるんですよね。
前回の自己紹介の中にも、でも少しお話をしたんですけども、もし偏差値70代なのに、本番になると、頭が真っ白になってしまって、前落ちしてしまったりですとか、
頭ではわかっているのに、頭ではこれをやらなきゃいけない、ちゃんと筋道が立っているのになぜかペンが握れない、動き出せない子。
あるいはプライド、自分はここの大学に行かなきゃダメだ、ここの大学以上じゃないと行く価値はない、
っていうふうに思っているのに、自分のことを全然受け入れられない子。
そういう子っていうのが意外と多いんですよね。
これって指導者や支援者が個別に頑張れば、ある程度は変わっていくと思います。
でも限界がある。
なぜかというと、子供が一番長く時間を過ごしているのは、やはり身近な家族と一緒にいる時間だからです。
親御さんの声かけ、何気ない言葉、親自身の姿、それが小さい頃からじわじわと積み重なって、その子の自分はこういう人間だ、という価値観になっていくんです。
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どうでしょう、ご自身のことを思い返してみても、親の影響って意外と大きくないですか。
だからこそ、もっと大きな視点で子供の力を育む環境ごと考えたい、と思うようになりました。
今日のお話はそこから来ています。
では本題です。
コミュニケーション力と聞いて多くの人がイメージするのは、他者とのコミュニケーションですよね。
人と話すとか伝えるとか聞く。
でも実はもう一つあって、それが自分とのコミュニケーションです。
この2つがセットになって、初めて本当の意味でのコミュニケーション力になる。
じゃあそれぞれがどういうことか、もう少し具体的に考えてみたいと思います。
自分とのコミュニケーション、ちょっと抽象的に聞こえませんか。
マチコタイワとか、とも言うかもしれないですね。
簡単に言うと、自分の現在地を正確に把握できるか、というところになると思うんです。
今の自分はここにいる。目標はあそこ。
だから次はその目標に向けて何をやればいい。
自分で自分に問いかけて答えを出せるかどうか。
じゃあこれができていない子は何が起きるかっていうと、
例えば先生やコーチにフィードバックをもらったとしますよね。
ここが弱いね、こうするともっと良くなると思うよって言われた時に、
自分とのコミュニケーション、つまり自分の現在地がしっかり分かっていない子は、
これを批判された、攻撃されたと受け取って、どちらかというと自己防衛が働いてしまいます。
相手は助けようと思って伝えているのに敵に見えてしまうんですよね。
だからこそ素直に受け取ることができない。
結果、せっかくの伸びしりを自分で潰してしまうことになってしまうんですよね。
そしてこれは実は自己肯定感の低さと深くつながっているんじゃないかなと私は思っています。
一見、自己肯定感の高さのようにも感じるかもしれないんですけども、
自分はダメだっていう前提があるから、指摘されるたびに傷ついてしまうっていう一面もあるのかなと思います。
じゃあどうすればいいか。
一番大切なのは小さい頃から自分の気持ちを大切にする。
そんな練習を積み重ねることなんじゃないかなと私は感じています。
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どんな気持ちだったの?何でそう思ったの?
答えを急かすんではなくて、子どもが自分の内側を探る時間を日常の中で作ってあげること。
これだけでも子どもが自分との対話力っていうのをじわじわと育てることができると思います。
次に他者とのコミュニケーション。
これは私が現場で合格してきた子たちを見て気づいたことがあるんですけども、
勉強をコツコツ継続できる子っていうのはたくさんいます。
でもそれだけではなかなか緊張感の中で実力を発揮するっていうのは難しいんですよね。
行き詰まった時に自分から人に頼れる子っていうのが長期的に見て成績が伸びている子に多いなと感じました。
例えば先生のところに質問に行ける。
ここわからないんですけどって素直に言える。
私たちのアドバイザーのところに、今こういったことで悩んでますと相談に来れる。
これって当たり前のように見えてできない子っていうのも意外と多いんですよね。
こんなこと聞いたら恥ずかしい。こんなこと聞いたらバカにされるんじゃないか。
迷惑かな怒られるかなと思って一人で抱え込んでしまうんですよね。すごくもったいない。
でもこれ裏を返すと人に頼れる子は自然と応援してくれる人が増えるっていうことなんですよね。
先生も今日もあの子質問に来ているな応援したいなとか
いつも一番前に座って授業集中して受けているなっていう子に対しては応援したい気持ちって湧きますよね。
そうすると質問に行った時にここだけの話が聞けたりですとか
授業の中ではお話がなかったけどももうちょっと深掘りした個別的なお話が聞けるようになったりします。
これって社会に出てからも同じで一人でできることって本当に限られていますよね。
私もどちらかというと今までこう自分一人で抱え込むっていうこと意外と多かったんですけども
やっぱり人を巻き込みながら一緒に何かを作っていける力
それって生きていく上でとても大切なことなんですよね。
この他者とより良い関係を築いていくっていうのもその他者とのコミュニケーション力の一つだと私は感じています。
今日からお子さんに対して何ができるのかっていうところを考えていきたいと思うんですけども
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もしお子さんが質問ができない子、人に頼れない子だとしたらまず性格のせいにしないでほしいんですよね。
それよりも環境を整えるという発想に切り替えてみてください。
集団授業と個別指導、どちらの方が合っているか。
大人数よりも小人数の方が話しやすい子もいますし、先生との距離感が近い方が質問しやすい子もいます。
その子の特性に合った環境を選ぶだけで驚くほど変わることっていうのもあります。
そして次がとても大事です。
家庭での何気ない会話を少し変えてみること。
そして親が否定しないで安心感を作ってあげられる会話ができているかどうか。
こういったところを意識してみてください。
例えば、今日何が一番面白かった?
ついつい今日どうだったって聞いてしまうかと思うんですけども、何が一番面白かった?だったり
ちゃんとやったの?ではなくて、今日やってみてどうだった?
という子どもが自分の内側を言葉にできる質問に変えていくだけで、自分とのコミュニケーション力が育っていきます。
あとは私が何度も何度もこの番組でもお伝えしているんですけども、
安心感というところがキーワードになってきます。
どうしたらお子さんが自分のことを話ができるようになるのか。
そういった、私たちどうしても正論をぶつけたくなりますけども、
まずは正論じゃなくてお子さんの気持ちに共感できること。
でも共感するためには親の気持ちが整っていないとなかなか共感ができないので、
そこについてはまた改めてお話をしていきたいと思います。
ということで今日のお話、子どもに必要なコミュニケーションは2つ。
子どもに限らず大人もですけども、まず自分との対話、そして他者との対話。
どちらも一長一短では育ちません。
でも日常の小さな積み重ねが確実に子どもの生きる力になっていきます。
今日のお話が少しでもお役に立てたら幸いです。
ではまた次回もお耳にかかりましょう。
小春でした。