1. 受験生ママに贈る、偏差値以外の学びの話。
  2. #34 古文ってやばくないですか..
#34 古文ってやばくないですか? 自分ごとになると、つまらないが面白いに変わる
2026-05-10 15:14

#34 古文ってやばくないですか? 自分ごとになると、つまらないが面白いに変わる

突然ですが——
学生の頃、古文って好きでしたか?(笑)
受験生の苦手科目の常連、古文。
「役に立たない」「意味わからない」「暗記するだけ」
…でも実は、それって子どもだけの話じゃないんです。

先日、打ち合わせの時に
「どうしたら古文を楽しく学べるか」という話になりました。
今日はその話をシェアしながら、
子どもの「つまらない」を「面白い」に変えるために
大人にできることをお話しします。

・枕草子はSNSだった
・「ありがたきもの」は1000年前の「わかるー!」
・「あはれ」と「やばい」は同じ構造だった

そして私が息子に必ずやっていること——
「今どんなやばい?」という問いかけについても。
自分ごとになると、見え方が一気に変わります。
それは古文も歴史も、受験そのものも同じです。

⌛️もくじ
番組紹介・今日のテーマ
これ、受験生だけの話じゃない
「自分に近いところから見ていく」という視点
枕草子はSNSだった・清少納言はインフルエンサー!?
「ありがたきもの」——1000年前の「わかるー!」
更級日記は推し活の話
婉曲表現と行間を読む力
「あはれ」=「やばい」だった話
「やばい」を否定しない。でも「今どんなやばい?」と聞いてみる
世界史が苦手な子への「法律の歴史」アドバイス
大人がやるべきことは「なんで?」をくすぐること
締め・自分への問いかけチェック


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感想

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00:05
みなさんこんにちは。いつも、いいねや温かいコメント、どうもありがとうございます。
今日は突然ですが、一つだけお尋ねします。 みなさんは学生の頃、古文って好きでしたか?
たぶん、「うーん…。」ってなった方、多いんじゃないでしょうか。
実は受験生の苦手科目ランキング、上位に必ず古文が入ってきます。
でも、今日はあえて言います。 古文が苦手だった人ほど、今日の話が刺さると思います。
そして、受験生のお子さんを持つみなさんにも、お育て中のみなさんにも、きっと関係のあるお話です。
この番組は、受験の現場で指導経験を持つボンディングコーチ コハルが、受験生ママに向けてお届けするチャンネルです。
原職である教育リサーチとコーチングの視点から、学歴や偏差値以外の子供の本当の力の育て方をお話ししています。
いつか受験生ママになるあなたにも、ぜひ聞いていただきたいチャンネルです。
はい、ということで、今日は古文のお話なんですけども、古文、私、そんなの聞いてもなって思われる方もいると思うんですが、そんな方ほどぜひ聞いてください。
実は先日ですね、今、私、原職で教育のリサーチですとか企画といったことをやっていまして、大学の先生と打ち合わせをする機会がありました。
そこで、どうしたら古文をもっと楽しく学べるのか、そもそもなぜ古文を学ぶのかという話になりました。
こういった先生のリアルな声を聞けるっていうのは本当にありがたくて、今日はその話をぜひ皆さんにシェアしたいと思います。
そもそも古文が嫌いな子がなぜ多いのか。
実は、高校生の苦手科目ランキングでは上位に入ってくる。
だいたい5割から7割ぐらいの生徒が古文が嫌い、古文が苦手って答えてるんですよね。
で、その内訳を見てみると、やっぱりつまらないからとか、意味がわからないとか、他にも文法が覚えない、文法がとか単語が覚えなきゃいけないから、
っていったところもあるんですけども、シンプルに言うと、昔の人が遠すぎるからっていうのがあると思います。
平安貴族の話だったり、もうちょっと先の時代ももちろんありますけども、言葉もわからない。
その上に文法を覚えろ、単語を覚えろ、これ私の人生と何の関係があるの?ってなっちゃいますよね。
03:03
そう、だから古文ってどちらかというと暗記科目の印象がついちゃって、面白いって思えない。
もしかすると歴史が苦手な生徒もそんな風に思っているかもしれないですよね。
でもちょっと考えてみてください。
これって受験生の話だけじゃないと思います。
職場でシステムが変わってマニュアルが配られる。
用語が意味不明で全然頭に入ってこない。
PTAや学校の集まりで学習指導要領が総合型選抜が、と言われる。
なんとなくうなずいてるけど、よくわかってない、なんてことありませんか?
あるいはもっとシンプルに子供に、なんで古文やらなきゃいけないの?って聞かれて、受験で必要だからだよ、となんとなく片付けてしまっていること、ありませんか?
ありますよね、私はあります。
わからないものって眺めてるだけで消耗してしまうんです。
古文が嫌いな子が感じているのってまさにこれだと思います。
そう、つまり自分との接点が見えない。
じゃあどうするか。
私はこの春まで受験生と、現場でというか受験生にアドバイスをする側だったんですけども、
じゃあ私が実際に古文が苦手、歴史が苦手って言った子に対してどうアドバイスしてたかっていうと、
自分に近いところから見ていったらいいよっていう話をしていました。
例えば枕草子、皆さん覚えてらっしゃいますか?
春は明け物っていうのが有名ですよね。
実はあれ、今で言うSNSのつぶやきみたいなものなんですよね。
春は明け物、要は朝焼け、エモくない?みたいなことです。
清少納言は完全にその時代のインフルエンサーだったと思います。
それから有難き物っていう章がありますよね。
これ現代語の有難うじゃなくて滅茶にないものっていう意味なんですけど、
清少納言が何をその有難き物に挙げているかっていうと、
しゅうとめにいられるお嫁さんのことだったり、
主人の悪口を言わない使用人のこと、
あるいは友達と最後まで仲良くいられること、
これ千年前に書いてるんです。
えーわかるってなりませんか?
06:04
嫁しゅうとめ問題だったり、グループ内の人間関係のしんどさん、
これって今も千年前もほとんど感じていたことっていうのは変わっていないんですよね。
それからさらしな日記って覚えてらっしゃいますか?
あれはそれこそ今で言うとおしかつの話なんですよね。
どうですか?読みたくなりません?
源氏物語が読みたくて読みたくて夢にまで見る女の子の日記の話なんです。
これ推しのライブ行きたいとかグッズ全部集めたいと同じような感覚。
昔の人って遠いようで全然遠くないんですよね。
そこに気がつくと古文って急に面白くなってくる。
もう一つ古文の面白いところをお伝えすると古文って遠曲表現。
つまり直接言わずに隠したり包んだり遠回しに表現する。
こういった遠曲の表現がたくさん使われています。
なんで隠すのかっていうと当時の社会では直接言えないことが多かったから。
身分制度があって感情をストレートに表現できなかった。
隠されているものに気づく練習が古文を読むっていうこと。
これって現代のコミュニケーションでも全く同じだと思うんですよね。
別に怒ってないよって言ってる人が実は怒っている。
例えばデートに行くときにパスタとラーメンとどっちにするって彼女に聞いて、
彼女はどっちでもいいよって言っているけど裏では
いやいやこの状況でラーメンはないだろうパスタだろうみたいなことってありますよね。
そう子供の別にが実はわかってほしいだったりする。
行間を読む力、文脈を読む力、これって古文で鍛えられる力なんです。
それからここでもう一つ面白い話をしてもいいですか。
すみませんちょっと熱が入ってしまって今日は長くなってしまうかもしれないんですけども。
哀れって言葉皆さん聞いたことありますよね。
現代語だと哀れって言うとかわいそうっていう感じですよね。
でも古文の哀れは全然違うんです。
嬉しいも哀れ、悲しいも哀れ、美しいも哀れ、感動したも哀れ、全部哀れなんです。
09:00
これ現代語のやばいと全く同じ構造なんですよね。
美味しくてもやばい、可愛くてもやばい、怖くてもやばい、感動してもやばい。
やばいって文脈がないと意味が全然伝わらない言葉ですよね。
そう哀れも同じなんです。
その場の空気だったり相手との関係、自分の心の状態、全部ひっくるめて哀れって言っていた。
だから実は東大の古文の問題って単語の意味を丸暗記しても解けない。
これは東大には限らないですけども。
文脈を読んで自分の言葉でまとめる力が問われている。
これって哀れという言葉の性質そのものなんですよね。
やばいの意味がわかるのは文脈を読んでいるから。
これは現代語も古文も同じなんです。
って言っても私このやばいを、やばいっていう言葉自体を否定したいわけではありません。
だって昔の人もやってたわけじゃないですか。
ただどんなやばいなのかを考える時間や余白っていうのはすごく大事だなって思っています。
実はうちの息子には必ずと言っていいほどやっています。
小学校2年生なので男の子です。
まあまあみなさんのイメージ通りのやんちゃな男の子なので、
えーそれやばくないとか結構言います。
でその時に今のやばいってどんな気持ちなのとか、
嬉しいのやばいなのとか悲しいのやばいなのとかっていうことは聞くようにしています。
毎回やってしまうと塞がられてしまうので、
そこは上手にやっていただくといいかなと思いますけども、
言葉を深めることって自分の感情を知ることと同じなんですよね。
歴史とかも一緒で、
去年の生徒に世界史だったかな、世界史がとにかく苦手でみたいな子がいたんですけど、
その子は法律関係の仕事に就きたいって思っていたので、
だったら世界史の中の法律の歴史から見ていったらっていうお話をしました。
なんでこの法律が必要だったんだろう。
今の法律と何が違うんだろう。
あ、今とここの部分はつながっているなっていう風に昔と今を行き消して、
その時の違いだったり、同じところだったり、自分と近しいところだったり、
っていう風に見ていくんです。
そうすると自分ごとになった瞬間に点が線になるっていう感覚が出てくると思います。
12:01
ここからが今日一番伝えたいこと。
大人がやってほしいのって答えを教えることじゃないんですよね。
ついつい子供に対してはアドバイスしようとか、教えてあげようという気持ちが先走ってしまうとは思うんですけども、
子供のなんでの気持ちをくすぐることをぜひ意識してみてください。
これができると子供って自分で答えを探し始めます。
覚えなきゃいけないから、受験があるからっていうのはすっごく簡単ですよね。
でもそれって外側からのプレッシャーで、嫌なことには特に響きません。
なんで知りたい、気になるという内側から湧いてくる好奇心や動機が一番強い。
じゃあ、そもそも古文や歴史を学ぶ意味って何か。
私はこう思っています。文脈や背景、多様性を読み取る力をつけるため。
今と昔を比べると違いが見える。でも同時につながりも見える。
言葉を起点にして考えることができる。
時代が違うものを見るだけで、多様性や多面性を感じることができる。
今、文化と言われて、変化の激しい時代だと言われています。
そういう時代にこそ、こういった力が大きな差を読むと思っています。
はい、ということで、ではもう一度ご自身に問いかけてみてください。
子供に、なんで勉強しなきゃいけないの?って聞かれた時、
受験があるから、将来のため、って答えている。
子供が、意味わかんない、面白くない、つまんないって言った時に、
そんなこと言わないでとにかくやるの、と返している。
子供自身が、あ、これ面白いかもって感じた瞬間より、テストの点数を先に気にしてしまう。
これ、一つでも当てはまった方、
今日の話、もう一回最初から聞いてみてください。
あなた自身はどうですか?
なんでこれやらなきゃいけないんだろう?って思いながらやっていること、今もありませんか?
子供と一緒に、なんで、お探せる親でいること。
それが、子供にとって、私たちにとっても一番大事なことだと思っています。
一見役に立たないと思えるものを学ぶことにも、これだけ意味がある。
自分ごとになると、見え方が一気に変わる。
それは、古文も、歴史も、そして受験そのものも、同じだと思います。
15:00
今日も聞いてくださって、ありがとうございました。
また、次回お会いできるのを楽しみにしております。
小春でした。
15:14

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