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ノマは、まだ今の状況は、ちゃんと受け入れることはできなかったが、真剣に、そして、ちょっとしたワクワクした気持ちを抑えつつ、ユノートルの話に耳を傾けた。
皆さん、遠いところからお呼び立てしてすみません。皆さんと仲良くさせていただいていたユノートルも、ここにいるユノートルも、
同じ人物です。3人は、いぶかしがりながらも、ちょっとずつユノートルの話に引き込まれていった。
あっちの世界でも話していた風の谷のことなんですけど、実はこの世界の話なんです。ここが、本当の風の谷です。
ノマは、風の谷のことについて、あれやこれやとユノートルと話していたことを思い出していた。
本当の話をしますね。私は、風のユノートル、風の谷の一族を率いています。
本当の話をしますね。私は、風のユノートル、風の谷の一族を率いています。