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おはようございます。そらめぐの「明日はきっと晴れ。」 コーヒーとチョコレート、そして歌が大好きなそらめぐこと、ライフデザインコーチの砂川めぐみがお送りします。
今日の言葉は、選択に迷ったら、感情の向く方を選ぶ、です。
ことばの地図シリーズでは、ご縁のある人たちから寄せてもらったそれぞれの大切な言葉を、人生の地図に残る言葉としてご紹介しながら、その言葉から私が思い浮かべた景色や感じたことをお話ししています。
あなたの言葉に景色を添えて。
それでは、今日のことばの地図を開いてみたいと思います。
今日の言葉は、選択に迷ったら、感情の向く方を選ぶ。
この言葉をくださった方は、自分に声をかけているような言葉は特にないのですが、と前置きしながら、ご自身が大切にしていることを教えてくださいました。
そのきっかけの一つが、ときめきを大切にするコンマリ流の片付けとの出会いだったそうです。
自分がときめくものを選び、そうではないものを手放していく。
その考え方に出会ってから、ますます自分の感情に従うことを大切にするようになったといいます。
選択に迷ったときは、感情の向く方を選ぶ。
つらいときには無理をしない。
そんなふうに、今を大切にすることや、自分の心に耳をすますことを意識していらっしゃるのだそうです。
メッセージの最後には、「言葉がテーマなんですよね。ごめんなさい。」と書いてくださっていました。
でも私は、このメッセージそのものに、その方が大切にしている言葉がしっかりと現れているように感じました。
何か立派な言葉を掲げなくても、日々の中で何度も戻っている考えや、選択するときに自分へ投げかけている問いは、すでにその人の人生を支える言葉になっています。
選択に迷ったら感情の向く方を選ぶ。
この言葉を受け取ったとき、私は、感情を選択の邪魔をするものではなく、進む方向を知らせるサインとして見ている言葉なのだと感じました。
私たちは何かを選ぶとき、できるだけ正しく選ぼうとします。
損をしない方はどちらだろう?
失敗しない方はどちらだろう?
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人から納得してもらえる方はどちらだろう?
将来、役に立つ方はどちらだろう?
もちろん、条件を比べたり、先のことを考えたりするのは大切です。
けれど、頭で考えれば考えるほど、どちらを選べばよいのかわからなくなることもあります。
どちらにも良いところがある。
どちらにも不安がある。
どちらを選んでも、完全に正しいとは言い切れない。
そんなとき、自分の感情はどう動いているのだろう?と、内側へ目を向けてみる。
少し心が明るくなる。
なんとなく気持ちが軽くなる。
考えるとわずかに胸が開く。
理由はうまく説明できないけれど、こちらの方が気になる。
反対に、条件は良いはずなのになぜか心が重くなる。
考えるたびに体が少し硬くなる。
そんな小さな反応があることもあります。
感情はいつもわかりやすく、大きな声で教えてくれるわけではありません。
こちらを選びなさい、と、はっきり答えを示してくれるとは限りません。
けれど、自分の内側にある小さな動きを丁寧に見ていくと、
心が向かおうとしている方向が少しずつ見えてくることがあります。
私はこの言葉から、感情に任せて衝動的に選ぶことと、
感情に耳をすませて選ぶことは少し違うのだと感じました。
その瞬間の怒りや不安に押されて決めるのではなく、
自分の中で何が起きているのかを、一旦静かに感じてみる。
私は本当はどちらに惹かれているのだろう。
どちらを思い浮かべたとき、少し呼吸がしやすくなるのだろう。
どちらを選んだ自分に、より自然な感じがするのだろう。
感情の向く方を選ぶとは、考えることをやめるのではなく、
頭だけで決めないということなのかもしれません。
私がこの言葉から思い浮かべた景色は、森の中にある2つの分かれた道です。
まっすぐ先へ続いている道と、木々の間へ曲がっていく道。
どちらの道にも行き先を示す案内板はありません。
片方は歩きやすそうに整えられています。先の景色も少し見えています。
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もう片方はどこへ続いているのか、ここからはよくわからない。
立ち止まっても地図を何度見ても正解は書かれていない。
けれど、風が吹いた時、曲がった先にある道から、木の葉が揺れる音が聞こえてくる。
柔らかな光も少しだけ差し込んでいる。
なぜかわからないけどそちらへ行ってみたい。
そう思った人が小さく息を吸い、ゆっくりと一歩を踏み出す。
大きな確信があったわけでもなく、不安がすべて消えたわけでもない。
ただ、自分の心がわずかに動いた方向を見逃さなかった。
私はこの言葉からそんな景色を思い浮かべました。
私たちは自分の感情よりも周りの意見を先に聞いてしまうことがあります。
こちらの方が安定している。こちらの方が得になる。
普通はこちらを選ぶ。せっかくここまで続けたのだからやめない方がいい。
そうした言葉を聞いているうちに、自分がどう感じていたのかがわからなくなってしまうこともあります。
また、つらい時にももう少し頑張らなくては。
ここで休んではいけない。みんなも我慢している。
と、自分に言い聞かせてしまうことがあります。
けれど、つらいという感情もまた、今の自分の状態を教えてくれている大切なサインです。
無理をしないことは弱さでも逃げることでもないと私は思います。
少し立ち止まる。休む。誰かに助けを求める。今の自分にできる形へ変える。
そうした選択も、自分の心に耳をすませた先にある大切な行動なのだと思います。
今を大切にする。それは、先のことを何も考えないということではなく、
今ここにいる自分を置き去りにしないことなのかもしれません。
未来のために頑張ることも大切です。
けれど、その未来へ向かう今の自分がずっと苦しさを抱えたままでは、どこかで力が尽きてしまいます。
今の私は何を感じているのだろうか。本当は何を望んでいるのだろうか。
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今、少しでも心が向いているのはどちらなんだろうか。
そんなふうに、自分の感情を確かめながら進むことは、自分の人生を自分で選び直していくことにもつながっているように思います。
今回の言葉が指し示している方向を私なりに表現するなら、正解を外側に探すのではなく、
自分の心が小さく動いた方向を選択の手がかりとして信じてみることです。
感情は必ずしも答えそのものではないかもしれません。
けれど、自分が何を大切にしているのか、どこで無理をしているのか、何に喜びを感じているのかを知らせてくれる、人生の内側にあるコンパスなのだと思います。
それでは、最後にあなたに問いを。
今、あなたが迷っていることを思い浮かべたとき、それぞれの選択肢にどんな感情が湧いてきますか?
条件や正しさを一旦横に置いたとしたら、あなたの心はどちらへ向かおうとしていますか?
そして今、がんばり続けることよりも、立ち止まることや休むことを選んだ方が良いものはありませんか?
今日ご紹介した言葉は、「選択に迷ったら感情の向く方を選ぶ」でした。
感情の向く方を選んだからといって、必ずしもうまくいくとは限りません。
迷いがすべてなくなるわけでもないでしょう。
それでも、自分の感情を無視して選んだ道と、自分の心に耳をすませて選んだ道とでは、
その先に起きる出来事の受け止め方も少し違ってくるように思います。
自分で感じ、自分で選んだと思えることが、その選択を自分の人生として歩いていく力になるのかもしれません。
選択に迷った時には、すぐに答えを出そうとせず、一度心を静かにしてみる。
ときめき、安心、違和感、重たさ、わずかな喜び、その中にある小さな声を聞き逃さないでいたいですね。
あなたの言葉に私が景色を添えていきます。
聞いているあなたには、違った景色が見えたり、違った音が聞こえてくるかもしれません。
この放送を聞いて感じたことや、ふと浮かんだ気づき、あなたの中に見えた景色や音や音楽があれば、コメントやレターでそっと届けてくださると嬉しいです。
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コーヒーでも飲みながら、またゆっくり聞いていただけますように。
それでは、今日はこの辺で。
明日はきっと晴れ、空めぐでした。
また次回お会いしましょう。
空はどこまでも自由。晴れの日も、曇りの日も、雨の日もあります。
でも心のどこかで明日はきっと晴れ、そう思えたなら、また一歩を踏み出せる気がします。
この番組では、日常の中にある小さな幸せや、心が少し軽くなる言葉、人生を豊かにする気づきの種をお届けしています。