ことばの地図 #33期待とコントロールを手放す
2026-08-14 16:35

ことばの地図 #33期待とコントロールを手放す

💎今回のことば

期待とコントロールを手放す
......................................................

大切だからこそ、良かれと思って口を出したくなる。
心配だからこそ、相手の人生まで握りしめたくなることがあります。
でも、手放すことは、諦めることではなく、相手を信じることなのかもしれません。
自分ができることをしたあとは、少し手を開き、相手の力と人生の流れを信じてみることについてお話ししました。


 オープニング・今日の言葉
 「良かれと思って」が期待に変わるとき
 私の答えを、その人の答えにしない
 思い浮かべた景色|分かれ道に立つ親子
 この言葉が指し示している方向
 今日の問い・エンディング

……

人がそれぞれ、
人生の中で大切にしている言葉。
勇気をくれた言葉。
支えになった言葉。
これから大切にしていきたい言葉。

この【ことばの地図】シリーズでは、
皆さんから寄せていただいた
それぞれの「大切な言葉」をご紹介しながら、

その言葉から私が思い浮かべた景色や
感じたことをお話しします。

いつか、写真と言葉を添えたエッセイ集を出版したい。
そんな夢の実験として始めた小さな企画です。

誰かが生きる中で
大切にしている言葉が
今のあなたの心に響くこともあるかもしれない。
そう思って
そっとお届けします。

コーヒーでも飲みながら、
ゆっくり耳を傾けていただけたら嬉しいです。

「あなたが今、大切にしている言葉は何ですか?」

ぜひ、コメントやレターで教えてください✨


……

#明日はきっと晴れ
#ことばの地図
#言葉
#ライフデザイン
#コーチング




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00:06
おはようございます。そらめぐの明日はきっと晴れ。 コーヒーとチョコレート、そして歌が大好きなそらめぐこと、ライフデザインコーチの砂川めぐみがお送りします。
今日の言葉は、期待とコントロールを手放す、です。 ことばの地図シリーズでは、ご縁のある人たちから寄せてもらった、それぞれの大切な言葉を、人生の地図に残る言葉としてご紹介しながら、
その言葉から私が思い浮かべた景色や感じたことをお話ししています。 あなたの言葉に景色を添えて。
それでは、今日の言葉の地図を開いてみたいと思います。 今日の言葉は、期待とコントロールを手放す。
今回、この言葉を届けてくださった方とは、私があるワークショップに参加したことをきっかけに、そのコミュニティーの中でご縁がつながりました。
まだご縁がつながってから日は浅いのですが、大切にしている言葉について少しお話しする中で、期待とコントロールを手放すという言葉を教えてくださいました。
この言葉は人生の中で、特に子育てをしていた頃に感じてきたこととつながっているそうです。
また、この方自身はヒプノセラピーを学ぶコミュニティにも所属されていて、コロナ禍にはその仲間たちと淡路市まで実際に集まる機会もあったと伺っています。
人の心や潜在意識について学ぶ中で、この言葉は子育てだけではなく、ご自身の生き方や在り方にもつながっていったのだと私は受け取っています。
今回、詳しい背景をもう一度聞くことはできなかったのですが、良かれと思ったことだけではなく、という言葉が私のメモには残っています。
私はそこに、この言葉のとても大切な部分があるようにも感じています。
私たちは、大切な人に対して、良くなってほしい、幸せになってほしい、失敗してほしくない、傷ついてほしくない、そう思います。
特に子どもに対してはなおさらかもしれません。
自分の方が長く生きてきた分、先に見えることがある。こうした方がきっとうまくいく。こちらの方が安全だと思う。そんなことがたくさんあります。
そして、その思いの多くは愛情から生まれています。
でも、良かれと思って、という気持ちはとても繊細です。
03:01
気づかないうちに、こうした方がいいからこうするべき絵、こうなったらいいなからこうなってほしい絵、そしてこうなってくれないと困る絵変わっていくことがあります。
期待すること自体が悪いわけではありません。大切だから期待する。応援しているから願う。
でも、その期待が強くなりすぎると、相手が自分の思う方向へ進まないことが苦しくなります。
どうしてわかってくれないんだろう。どうして言った通りにしないんだろう。せっかく教えているのに、こんなに心配しているのに。そんな気持ちが生まれることがあります。
そして、相手だけではなく自分自身も疲れていきます。
コントロールしようとするということは、言い換えると、自分が何とかしなければと握りしめている状態なのかもしれません。
でも、人の人生は本当にコントロールできません。
子どもにも、家族にも、友人にも、仕事で関わる人にも、その人自身の考えがあります。その人自身のタイミングがあります。
その人にしかわからない感情や選びたい道があります。
頭でわかっていても、近い人ほど難しいものです。
私はこの言葉を聞いて、手放すという言葉についても考えました。
手放すというと、諦める、見捨てる、もう関わらない。そんな少し冷たい響きを感じる人もいるでしょう。
でも、期待とコントロールを手放すという言葉の中にある手放すは、そういうことではないのだと思います。
むしろ、相手を信じるために、自分が握りしめているものを少し緩めること。
そんなことなのではないでしょうか。
相手が自分とは違う選択することを認める。失敗することも、その人の経験として見守る。
すぐに答えを渡さず、本人が考える時間を待つ。
私はこう思うと伝えた上で、最後は相手に返す。
それは簡単なことではありません。見ているほうが苦しくなることもあります。
変わってあげたくなることもあります。
でも、こちらが全部決めてしまえば、その人が自分で選んだという経験まで奪ってしまうことがあります。
私はコーチングでも、人と対話するときに、この人にはこうしたほうがいいのではという考えが自分の中に浮かぶことがあります。
06:07
もちろん、必要なら提案することもあります。
でも、そのときに気をつけたいのは、私の答えをその人の答えにしないことです。
人は誰かに正しい答えを与えたから動くとは限りません。
自分で気づいたこと、自分で選んだこと、その自分の中から出てきた言葉、そういうもののほうがその人の行動を支えることがあります。
だから、「どうしたいですか?」と問いを返す。
少し待つ。
沈黙を急いで埋めない。
相手の中に出てくるものを信じる。
それもまた、コントロールを手放すことなのかもしれません。
そして、今回、私のメモの中には、生き方、あり方、潜在意識という言葉も残っていました。
私はここにも、この言葉の広がりを感じています。
私たちは、人をコントロールしようとするだけではなく、人生そのものも思い通りにしようとすることがあります。
こうなったら成功。
この年齢までにはこうしていたい。
仕事はこうなるはず。
家族はこうあるべき。
私はこういう人間でなければならない。
知らないうちに、たくさんのこうあるべきを持っています。
そして、それが叶わないと、自分はうまくいっていない。
人生が間違っている。
そんなふうに感じることがあります。
でも、人生はいつも、自分が描いた通りには進みません。
予想していなかった出来事が起きる。
思い通りにならない人と出会う。
予定していなかった方向へ進むことになる。
それでも、後から振り返ると、
あの出来事があったから今がある。
あの遠回りがあったからこの人に出会えた。
そんなこともあります。
すべてを自分で動かそうとしなくても、
人生には人生の流れがある。
そう思えたとき、少し力が抜けることがあります。
期待とコントロールを手放すという言葉は、
何も考えず流されて生きることではありません。
自分の意思を持たないことでもありません。
私はどうしたいのか、何を大切にしたいのか、
そこは自分で選ぶ。
でも、相手がどうするか、結果がどうなるか、
すべてを自分の思う形にしようとすることは、
少し手放してみる。
09:03
自分が選べるものと、自分には選べないものを分けてみる。
それだけでも心は少し自由になるのではないでしょうか。
私がこの言葉から思い浮かべた景色は、
同じ道を歩いてきた親子が、
分かれ道の前に立っている後姿です。
それまで二人は同じ道を歩いてきました。
小さい頃は手をつないで、
危ない場所ではこっちだよと声をかけながら、
転びそうになれば手を差し出し、
迷えばこちらが道を選ぶこともあったのだと思います。
けれど、いつの間にか、
その子は自分の足で歩いていくようになっていきます。
そしてある日、二人の前に道の分かれ目が現れます。
親から見ると、こちらの道の方が安全そうに見える。
これまでの経験から考えても、こっちへ行った方がいいと思う。
でもその子はもう一方の道を見ています。
その道の先に何があるのか、親には分かりません。
遠回りするかもしれない。迷うかもしれない。
転んだり、傷ついたりすることもあるかもしれない。
だから、そっちじゃないよと手を伸ばしたくなります。
でもその手を伸ばす前に少し立ち止まる。
その子は自分の目で道を見ています。
自分の足で歩こうとしています。
親はその少し後ろに立っています。
心配がなくなったわけではありません。
それでもこの子にはこの子の道がある。
そう思いながら伸ばしかけた手をそっと下ろします。
見守る。必要な時にはまた手を差し出せる距離にいる。
でもどちらの道を歩くかはその子に返していく。
そして子どもの背中を見ながら、
親自身も自分の足元にある道に気づきます。
子どもの人生だけを見つめるのではなく、
自分にもこれから歩いていく人生がある。
私はこの言葉からそんな景色を思い浮かべました。
今回の言葉が指し示している方向を私なりに表現するなら、
大切な人だからこそ自分の思う道へ導こうとするのではなく、
その人が自分で選び、自分の人生を歩いていく力を信じること。
そして自分自身もまた自分の人生へ戻っていくことです。
12:00
期待してしまう自分がいてもいい、
心配してしまう自分がいてもいい、
こうなってほしいと願うこともある。
それは大切に思っているからこそ生まれる気持ちでもあります。
だから期待する自分やコントロールしたくなる自分を
責めなくてもいいのだと思います。
ただその気持ちに気づいたとき、
これは私が決めることなのかなと一度立ち止まってみる。
私ができることは何だろう?
そしてその先は誰の人生なのだろう?
そんなふうに問い直してみる。
私はこうよと伝えるところまでが
自分にできることなのかもしれません。
そこから先は相手に返す。
そしてあなたはどうしたい?と聞いてみる。
それは相手を突き放すことではなく、
あなたなら自分で選べると信じること。
そうなのだと私は思っています。
子育ても家族との関係も、
仕事で人と関わることも、そしてコーチングも、
相手を変えることではなく、
その人がその人の人生を生きていくことを支えること。
そのためには時にこちら側が一歩下がる勇気も
必要なのかもしれないと私は思っています。
そして自分自身についても同じです。
人生をすべて思い通りにしようとするのではなく、
今自分にできることを選ぶ。
できるだけのことをしたら、
その先に起こることまで握りしめない。
予定通りではなかった道にも
思ってもいなかった出会いや景色が待っていることがあります。
人生を信じるということも、
期待とコントロールを手放すことの一つなのかもしれません。
それでは最後にあなたに問いを。
今あなたがこうなってほしい、こうするべき、
と少し強く思っている相手や出来事はありますか。
その中であなたができることと
本当は相手に返してもいいことはそれぞれ何でしょうか。
そして相手の人生を相手に返したとき、
あなた自身は自分の人生で何を大切にしていきたいですか。
今日ご紹介した言葉は期待とコントロールを手放すでした。
大切な人だからこそ心配になります。
良かれと思うからこそ先回りしたくなることもあります。
けれどその人の人生を信じることと
自分が全部背負うことは違います。
必要なときには手を差し出す。
15:02
でも歩く道はその人が選ぶ。
そして私も自分の道を歩いていく。
期待やコントロールを少し手放した先には
相手の自由だけではなく
自分自身の自由も待っているのかもしれません。
そんなふうにお互いがそれぞれの人生を歩いていけたらいいですね。
あなたの言葉に私が景色を添えていきます。
聞いているあなたには違った景色が見えたり
違った音が聞こえてくるかもしれません。
この放送を聞いて感じたことや
ふと浮かんだ気づき
あなたの中に見えた景色や音や音楽があれば
コメントやレターで届けてくださると嬉しいです。
コーヒーでも飲みながらゆっくり聞いていただけますように。
それでは今日はこの辺で
明日はきっと晴れ
空恵でした。
また次回お会いしましょう。
空はどこまでも自由。
晴れの日も曇りの日も雨の日もあります。
でも心のどこかで
明日はきっと晴れ
そう思えたなら
また一歩を踏み出せる気がします。
この番組では
日常の中にある小さな幸せや
心が少し軽くなる言葉
人生を豊かにする気づきの種をお届けしています。
16:35

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