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おはようございます。そらめぐの明日はきっと晴れ。 コーヒーとチョコレート、そして歌が大好きなそらめぐこと、ライフデザインコーチの砂川めぐみがお送りします。
今日の言葉は、愛とは許すこと、です。 言葉の地図シリーズでは、ご縁のある人たちから寄せてもらった、それぞれの大切な言葉を、人生の地図に残る言葉としてご紹介しながら、
その言葉から、私が思い浮かべた景色や感じたことをお話ししています。 あなたの言葉に景色を添えて。
それでは、今日の言葉の地図を開いてみたいと思います。 今日の言葉は、愛とは許すこと。
この言葉を届けてくださった方に、大切にしている言葉を尋ねたところ、 最初に思い浮かんだのは、「継続は力なり。」だったそうです。
この言葉は、ご出身の大学の学長の言葉で、大学校内の石碑にも刻まれているのだそうです。
卒業生のほぼ全員が、座右の銘にしているのでは?と、笑いを添えて教えてくださいました。
実際にこの方も、「継続は力なり。」という言葉に励まされながら、長く音楽を続けてこられました。
けれど、もう少し他に、自分の心に置いておきたい言葉はないだろうか?と考えているうちに、思い出した言葉があったそうです。
それが、「愛とは許すこと。」です。
この方は、長い間、キリスト教式の結婚式で、オルガンを演奏する仕事をされてきました。
30年以上にわたり、牧師の先生のお話を聞きながら、オルガンを弾いてこられたそうです。
その中でも、とても長いお話ではありながら、不思議と納得でき、強く心に残ったものがあったそうです。
人は相手に求めることはできても、許すことはなかなかできない。
もし、世界中の人が許す心を持つことができたなら、この世から戦争もなくなるのではないか?
そんなお話だったそうです。
私自身も、亡き祖父母と両親がクリスチャンで、小学生の頃は毎週、教会の日曜学校に通っていました。
今も年に数回、母に代わって日曜礼拝のオルガン奏楽をすることがあり、聖書の言葉やお話は、私にとってもどこか身近なものです。
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この方は、その言葉を日々の暮らしの中で意識するようになってから、ご主人にも少し優しくなれたり、嫌なことや腹が立つことが減ったように感じている、と書いてくださいました。
もちろん、いつも実践できるわけではなく、まだまだ未熟で心が狭いなぁと反省の毎日です、と笑いながら書いておられます。
けれど、「愛とは許すこと」とつぶやくと、不思議と少し笑顔になるのだそうです。
尖っていた心や、こわばっていた顔の緊張がふっとほどけていく。
肩の力が抜けて、深呼吸できるようになる。
そして、一呼吸をおいてから、次のことができるようになったところもある、と教えてくださいました。
そこまでの余裕がないときも正直ある。
それでもこの言葉は、心にいつも置いておきたい、という大切な言葉なのだそうです。
このメッセージを読んで、私は、「許す」ということについて改めて考えました。
許すという言葉を聞くと、相手のしたことを全て正しいと認めることや、
傷ついたことをなかったことにするように感じる人もいるかもしれません。
けれど、許すことは、無理に納得することでも、我慢し続けることでもないのだと思います。
自分を傷つける人から離れること、必要な境界線を引くこと、嫌だったことを嫌だったと認めること、
そうしたことも自分を大切にするためには必要です。
その上で、いつまでも怒りや恨みに心を縛られ続けないように、
自分の中に握りしめていたものを少しずつ緩めていく。
許すとは、相手のためだけではなく、自分の心を自由にするための選択でもあるのかもしれません。
私たちは、親しい人にほど様々なことを求めます。
分かってほしい。気づいてほしい。大切にしてほしい。同じように考えてほしい。
これくらいはしてくれてもいいはずだ。
その思いが叶わなかったとき、悲しさが怒りに変わり、心に尖ったものが生まれることがあります。
特に毎日を共に過ごす家族や近しい人に対しては、期待があるからこそ腹が立つこともあります。
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どうして分かってくれないの?普通はこうするでしょ?私はこんなにしているのに。
そんな気持ちで心がいっぱいになることもあるでしょう。
けれど、相手には相手の考えや相手なりの事情があります。
自分が見ている景色と相手が見ている景色は同じではありません。
許すことはその違いをすぐに好きになることではないけれど、
この人はこの人の景色を見ているのだ、と少し距離をとって眺めてみることなのかもしれません。
そうすると、固く握っていた正しさがほんの少し緩むことがあります。
私は正しい、相手が間違っている。
その2つだけではなく、間にもう1つ余白が生まれる。
その余白の中で一呼吸を受けるようになる。
愛とは許すこと、という言葉をつぶやくと、
この方の心や顔の緊張がふっとほどけるという話は、私にとってもとても印象に残りました。
言葉には相手を変える力があるとは限りません。
けれど、自分の心の置き場所を変える力はあります。
腹が立っていることがすぐに消えなくてもいい。
相手を完全に理解できなくてもいい。
ただ、その怒りのまま次の言葉をぶつける前に、一度深く息をする。
愛とは許すこと、と心の中でつぶやいてみる。
それだけで、次に口にする言葉が少し変わるかもしれません。
強く責める代わりに、落ち着いて自分の気持ちを伝えられるかもしれない。
今は話さない方が良いと、距離を取れるかもしれない。
あるいは、「まあいいか。」と笑えることもあるかもしれません。
許すことは一度で完成するものではないのでしょう。
昨日は許せたのに、今日はまた腹が立つ。
頭ではわかっているけれど、心が追いつかない。
そんな日もあります。
それでも、何度でも許す方へ戻ろうとすること。
その小さな繰り返しが、愛するということなのかもしれません。
そして私は、許す相手の中には、自分自身も含まれているのではないか、と感じました。
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うまくできなかった自分。
余裕がなくて優しくできなかった自分。
いつまでも気にしている自分。
また怒ってしまった自分。
そんな自分に対して、
どうして私はいつもこうなのだろう、と責め続けてしまうことがあります。
けれど自分を責めることばかりでは、心はますます怖がってしまいます。
あの時精一杯だった。余裕がなかった。本当は悲しかった。
そうやって、自分の内側にある気持ちを受け止め、少しずつ許していく。
自分を許すことができた時、人にも少し優しくなれることがあります。
愛とは許すことという言葉は、相手を許すための言葉であると同時に、
自分を責めすぎないための言葉でもある、と私は思います。
私がこの言葉から思い浮かべた景色は、固く閉ざされていた窓がゆっくりと開いていく景色です。
部屋の中には少し重たい空気がたまっている。
言えなかった言葉や、わかってもらえなかった悲しさ、何度も思い返してきた怒りが部屋の中にとどまっている。
窓に立っていた人はすぐに窓を開けられない。
まだ相手を許せない気持ちもある。
なかったことにはできない痛みもある。
それでもその人は窓に手をかけ、ほんの少しだけ開いてみる。
外から柔らかな風が入ってくる。
閉じ込められていた空気がゆっくりと動き始める。
カーテンが揺れ、頬に風がふれる。
その人は肩の力を抜き、深く息をする。
すべてを許せたわけでもない。
心の痛みが消えたわけでもない。
けれど、自分を苦しめていたものをこれ以上強く握りしめなくてもいいのかもしれない。
そう思えた時、部屋の中に少しだけ光が差し込む。
私はこの言葉からそんな景色を思い浮かべました。
許すということは、閉ざしていた窓を無理に大きく開け放つということではないのでしょう。
今の自分にできる分だけ少し開けてみる。
風が入る余白を作る。
呼吸ができる場所を自分の心の中に取り戻す。
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それだけでも次に進むための小さな始まりになるのだと思います。
今回の言葉が指し示している方向を私なりに表現するなら、
相手のしたことや自分の傷をなかったことにするのではなく、
怒りや正しさだけに心を縛られないように、
一呼吸を受ける余白を自分の中に作ることです。
愛とはいつも優しくできることではないのかもしれません。
腹が立つことも傷つくこともある。
それでもすぐに相手を切り捨てたり、強い言葉をぶつけたりする前に、
もう一度その人との関わり方を選び直してみる。
そして自分自身に、完璧ではなくてもいい。
今日は余裕がなかったね、と少し優しい眼差しを向けてみる。
許すことは誰かに負けることではなく、
愛のある方へ自分の心を戻していくことなのかもしれません。
それでは最後にあなたに問いを、
今あなたの心の中で強く握りしめている怒りや悲しみはありますか?
その出来事をなかったことにせず、ほんの少しだけ心を緩めるとしたら、
どんな見方ができるでしょうか?
そして誰かを許す前に、まずよく頑張っていたね、と
許してあげたい自分はいませんか?
今日ご紹介した言葉は、愛とは許すことでした。
許せない日があってもそれでいいのだと思います。
無理に笑ったり、すぐに水に流したりする必要もありません。
ただ、心が尖り、顔がこわばり、呼吸が浅くなっていることに気づいた時、
愛とは許すこと、と静かにつぶやいてみる。
すると、ほんの少し肩の力が抜け、
次にすることを自分で選べるようになるかもしれません。
許すことは相手のためだけではなく、自分の心に風を通すこと。
すぐには難しくても、愛のある方へ何度でも戻っていけたらいいですね。
あなたの言葉に私が景色を添えていきます。
聞いているあなたには違った景色が見えたり、
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違った音が聞こえてくるかもしれません。
この放送を聞いて感じたことや、ふと浮かんだ気づき、
あなたの中に見えた景色や音や音楽があれば、
コメントやレターでそっと届けてくださると嬉しいです。
コーヒーでも飲みながら、ゆっくりと聞いていただけますように。
それでは、今日はこのへんで。
明日はきっと晴れ。
さらめぐでした。
また次回お会いしましょう。
空はどこまでも自由。
晴れの日も、曇りの日も、雨の日もあります。
でも心のどこかで、明日はきっと晴れ。
そう思えたなら、また一歩を踏み出せる気がします。
この番組では、日常の中にある小さな幸せや、
心が少し軽くなる言葉、人生を豊かにする気づきの種をお届けしています。