ことばの地図 #36自然体
2026-08-18 15:46

ことばの地図 #36自然体

💎今回のことば

自然体
......................................................


【ことばの地図
〜あなたの言葉に、景色を添えて〜】

成果を出したい。
認められたい。
いい仕事をしたい。

そんな思いが強くなるほど、
いつの間にか意識が「自分がどう見られるか」に向いてしまうことがあります。

「今、あなたは自然体ですか?」
余計な力を少し手放し、目の前の人や、今ここにまっすぐ向き合うことについてお話ししました。

……

人がそれぞれ、
人生の中で大切にしている言葉。
勇気をくれた言葉。
支えになった言葉。
これから大切にしていきたい言葉。

この【ことばの地図】シリーズでは、
皆さんから寄せていただいた
それぞれの「大切な言葉」をご紹介しながら、

その言葉から私が思い浮かべた景色や
感じたことをお話しします。

いつか、写真と言葉を添えたエッセイ集を出版したい。
そんな夢の実験として始めた小さな企画です。

誰かが生きる中で
大切にしている言葉が
今のあなたの心に響くこともあるかもしれない。
そう思って
そっとお届けします。

コーヒーでも飲みながら、
ゆっくり耳を傾けていただけたら嬉しいです。

「あなたが今、大切にしている言葉は何ですか?」

ぜひ、コメントやレターで教えてください✨


……

#明日はきっと晴れ
#ことばの地図
#言葉
#ライフデザイン
#コーチング
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感想

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サマリー

このエピソードでは、「自然体」という言葉をテーマに、コーチングの現場でどのように力を抜き、目の前の相手と向き合うかについて語られています。成果を出したい、認められたいという思いが強すぎると、自分自身に意識が向いてしまいがちですが、余計な力を手放し、相手や「今ここ」にまっすぐ向き合うことの重要性が説かれます。風の通る場所に立つ一本の木のように、ありのままの自分でいること、そして自分自身に「今、あなたは自然体ですか?」と問いかけることで、本来の自分を取り戻し、軽やかに人生を歩むヒントが示唆されています。

「自然体」という言葉との出会い
おはようございます。そらめぐの明日はきっと晴れ。 コーヒーとチョコレート、そして歌が大好きなそらめぐこと、ライフデザインコーチの砂川めぐみがお送りします。
今日の言葉は自然体、です。 言葉の地図シリーズでは、ご縁のある人たちから寄せてもらったそれぞれの大切な言葉を、人生の地図に残る言葉としてご紹介しながら、
その言葉から私が思い浮かべた景色や感じたことをお話ししています。 あなたの言葉に景色を添えて。
それでは今日の言葉の地図を開いてみたいと思います。 今日の言葉は自然体です。
今回、この言葉を届けてくださった方が、自然体という言葉を大切にするようになったきっかけの一つには、コーチングがあったそうです。
コーチとしてのプレゼンス、つまりどんな状態で相手の前にいるのかということを磨いていく中で、少しずつ感じるようになったことがあったそうです。
それは、いい意味で力が抜けていること、 わざとらしくないこと、清っていないこと。
この方は、人には成果を出して褒められたい、いいコーチだと言われたい、 あの人すごいねと言われたい、
そんな気持ちが出てくることもあると率直に話してくださいました。 私はその気持ちをこんなふうにさらりと言葉にできるところも、
まさしくこの方のお人柄なのだなぁと感じました。 カッコよく見せようとせず、自分の中にあるものを少し笑いながらそのまま差し出してくれる、
そんな軽やかさが、この方とのコーチングではこちらの気持ちまで自然と前へ向かせてくれるのだろうなと思います。
もちろん、誰かに認めてもらえたら嬉しい、 仕事をするなら成果を出したい、
いい仕事をしたいと思うこともとっても自然なことだと思います。 けれど、そこへの思いが強くなりすぎると、コーチングの場では自分の方に矢印が向いている状態と言われることになります。
目の前の人ではなく、自分がどう見られるのか、 自分がうまくできているか、自分が結果を出せるか、そんなことが気になり始める。
そうなると、相手のためにそこにいるつもりでも、いつの間にか自分の評価のための時間になってしまうことがあります。
この方は、その自分の方に向いている矢印を手放していくと、本当にライトに軽くなっていく、そんなふうに話してくださいました。
自然体とは何か?力を抜くことの意味
相手を何とかしてあげようと思わない。
いい答えを引き出そうとしすぎない。
すごいコーチングをしようとしない。
ただ、目の前の相手と話している。
コーチングをしているのだけれど、まるで日常会話のように自然である。
そんな状態が、ご自身の理想なのだそうです。
そして、そこに至る在り方の象徴として浮かんだ言葉が、自然体でした。
時々、自分自身に、今あなたは自然体ですか?と問いかけているそうです。
私はこのお話を聞いて、自然体という短い言葉の中には、実はとても深いものがあるのだなぁと思いました。
自然体というと、リラックスしている、肩の力が抜けている、飾らない、そんなイメージがあります。
でも、この方が話してくださった自然体は、ただ力を抜くこととは少し違うようにも感じました。
自分をよく見せるために使っていた力を手放すことなのかもしれません。
私たちは、人と関わっている時にも、知らず知らずのうちに自分を見ています。
ちゃんと話せているかな?変なことを言っていないかな?
いい人だと思ってもらえているかな?役に立てているかな?期待に応えられているかな?
仕事ならなおさら、成果を出したい、認められたい、評価されたい、そんな思いがあります。
それ自体が悪いわけではありません。むしろ、より良くなりたいというエネルギーになることもあります。
でも、自分がどう見られているかに意識が向きすぎると、目の前にいる人が少し見えにくくなることがあります。
相手の話を聞いているようで、頭の中では次に何を言うかを考えている。
沈黙があると、何か言わなければと焦る。相手が悩んでいると、何とかしなければと思う。
でも、本当に相手に必要なのは、すぐに答えを出してくれる人ではなく、ただ安心してそこにいられる人なのかもしれません。
相手が考えている時間を待つ。まだ言葉にならないものを急いでまとめない。
何かを変えようとする前に、その人が今何を感じているのかに耳を澄ませる。
自分をよく見せようとする力が抜けると、その分、目の前の人を見る余白が生まれる。
私は自然体という言葉から、そんなことを感じました。
過去の経験と自然体への気づき
そして、この方のお話にはもう一つ印象的な背景がありました。
以前のお仕事では、常に成果や結果について考えていたそうです。
どうしたら成果が出るだろう?どうしたらチームで喜べるだろう?
結果を出して評価されたら嬉しい。
そして日々、来月のイベントはどうする?天気はどうなる?
もう秋物を出す時期だろうか?
どんな品揃えにする?今週の売上は?
そんなふうに、目の前のたくさんのことを考え続けていたそうです。
仕事だから、もちろん必要なことです。
結果を考えることも、先を読むことも大切です。
でも、いつも次の結果を追いかけていると、
今、自分がどんな状態でいるのかを感じる余白がなくなることがあります。
次へ、その次へ、もっと、まだ足りない。
そんなふうに走り続けていると、
自分自身がどれくらい力を入れているのかさえ、わからなくなってしまうことがあります。
私とこの方は10年以上前からコーチングを学ぶ場でご一緒してきました。
同じ場で学び、それぞれに試行錯誤しながら、
互いに切磋琢磨していた時間を思い出します。
あの頃を振り返るととても懐かしいです。
「今、あなたは自然体ですか?」という問い
そして今、この方が自然体という言葉を、
ご自身の在り方として大切にされていることと聞くと、
それぞれがそれぞれの時間を重ねながら、
今もこうしてコーチとして歩いていることを、
私はどこか誇らしくも感じます。
コーチングを学び、相手との関わり方だけではなく、
自分はどんな状態でここにいるのかを見るようになった。
そこから成果を出そうとしている自分、
よく見られようとしている自分、
何とかしようとしている自分、
そんな自分にも気づくようになったのかもしれません。
そして今、あなたは自然体ですか?と自分に問いかける。
私はこの問いが心にすっとなじむような心地よさを感じます。
ちゃんとできていますか?ではなく、
成果を出ていますか?でもなく、
もっと頑張れますか?でもない。
今、あなたは自然体ですか?
その問いを自分に向けた瞬間、
少し上がっていた肩が下りるような気がします。
息を吐く。
そして今、私は何を証明しようとしていたのだろう。
誰によく見られようとしていたのだろう。
本当はどうありたいのだろう。
そんなことに気づける質問なのかもしれません。
自然体の象徴としての木
私がこの言葉から思い浮かべた景色は、
風の通る場所に立つ一本の木です。
その木は誰かに立派だと思われるために
枝を伸ばしているわけではありません。
隣の木より高くなろうとしているわけでもありません。
風が吹けば枝が揺れる。
雨が降れば葉が濡れる。
光が射せばその光を受け取る。
何か特別なことをしようとせず、
ただその場所に根を張って立っています。
枝は左右対称ではなく曲がっているところもあります。
風を受けて少し傾いているところもあります。
それでもその木は誰かの木になろうとはしていない。
その木の形のまま空へ向かって枝を伸ばしている。
そしてその木のそばに立つと
こちらまで少し呼吸が深くなるような気がする。
何かを証明しなくてもそこにいるだけでいい。
無理に大きく見せなくてもいい。
風が吹いたら揺れてもいい。
私はこの言葉からそんな景色を思い浮かべました。
自然体でいるということは
何もしないことでも成長しようとしないことでもないのでしょう。
木も毎日少しずつ育っていきます。
季節が変われば姿も変わります。
でももっと木らしく見せなければとは力んでいません。
人も同じように努力することも挑戦することも成果を目指すこともできる。
その一方で自分を証明するために力み続けなくてもいい。
そんな在り方なのかもしれません。
自然体でいることの実践
今回の言葉が指し示している方向を私なりに表現するなら
自分がどう見られるか、どんな評価を得られるかというところから
少し意識を離して目の前の人や今ここにあるものにまっすぐ向き合うこと。
そして何かを証明しようとする自分ではなく
そのままの自分でそこにいることです。
これはコーチングだけの話ではないと私は思います。
仕事でも家族との時間でも友人との会話でも
SNSで何かを発信する時でも私たちはどう見られるだろうという気持ちを持つことがあります。
そんな時に今私は自然体かなと自分に聞いてみる。
もしかしたら少しかっこよく見せようとしていたことに気づくかもしれません。
何か気の利いたことを言わなければと力んでいたことに気づくかもしれません。
相手を変えようとしていたことにも気づくかもしれません。
気づいたら一度息を吐いてみる。
そして目の前の人を見る。
今自分が感じていることに戻る。
自然体とはいつも穏やかでいることでも緊張しないことでもないと私は思います。
緊張する自分もいる。認められたい自分もいる。成果を出したい自分もいる。
それをなくそうとするのではなく、ああちょっと今力が入っているなぁと気づいてまた戻ってくる。
その戻ってくる場所が自分にとっての自然体なのかもしれません。
リスナーへの問いかけとメッセージ
それでは最後にあなたに問いを。
今あなたは自然体ですか?
最近誰かによく見られようとしたり期待に応えようとして少し力が入っていることはありませんか?
そして何かを証明しなくてもいいとしたら今目の前の人や出来事にどんなふうに向き合いたいですか?
今日ご紹介した言葉は自然体でした。
頑張ることも成果を目指すことも誰かに認めてもらえて嬉しいと思うことも誰も私たちの自然な気持ちです。
でも時々自分の方に向いている矢印を少し手放して目の前にいる人や今ここにある時間へ意識を戻してみる。
何をしなければではなく私はどうありたいと問い直してみる。
そんな時少し肩の力が抜けて自分らしい呼吸に戻れるのかもしれません。
自然体とは何もまとわない自分になることではなく余計に力んでいたものを一つずつ手放して元々の自分へ戻っていくこと。
そんなふうに軽やかに人と関わり軽やかに自分の人生を歩いていけたらいいですね。
番組からのメッセージと次回予告
あなたの言葉に私が景色を添えていきます。
聞いているあなたには違った景色が見えたり違った音が聞こえてくるかもしれません。
この放送を聞いて感じたことやふと浮かんだ気づき、あなたの中に見えた景色や音や音楽があればコメントやレターで届けてくださると嬉しいです。
コーヒーでも飲みながらゆっくり聞いていただけますように。
それでは今日はこのへんで。
明日はきっと晴れ、空めぐでした。また次回お会いしましょう。
空はどこまでも自由。晴れの日も曇りの日も雨の日もあります。
でも心のどこかで明日はきっと晴れ、そう思えたならまた一歩を踏み出せる気がします。
この番組では、日常の中にある小さな幸せや心が少し軽くなる言葉、人生を豊かにする気づきの種をお届けしています。
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