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おはようございます。そらめぐの「明日はきっと晴れ。」 コーヒーとチョコレート、そして歌が大好きなそらめぐこと、ライフデザインコーチの砂川めぐみがお送りします。
今日の言葉は、「情けは人の為ならず。」です。
ことばの地図シリーズでは、ご縁のある人たちから寄せてもらったそれぞれの大切な言葉を、人生の地図に残る言葉としてご紹介しながら、その言葉から私が思い浮かべた景色や感じたことをお話ししています。
あなたの言葉に景色を添えて。
それでは、今日のことばの地図を開いてみたいと思います。
今日の言葉は、「情けは人の為ならず。」
この言葉をくださった方は、この言葉をご自身の行動指針のように感じていると教えてくださいました。
自分が何のために動いているのかというと、究極は自分の幸福のためだと思う。
でも、決して利己的にならないように行動したい。
そして、人の役にも立ちたい。
ただのめっしぼうこうにはならない。
でも、相手にも喜んでもらえる。
それがめぐりめぐって自分のためにもなる。
そんなふうに、この言葉を大切にされているそうです。
私は、このメッセージを読んだとき、とても健やかな言葉だなぁと感じました。
人のために動くこと、誰かの役に立つこと、相手に喜んでもらうこと、それはとても素敵なことです。
でもその一方で、人のために動こうとする優しい人ほど、いつの間にか自分のことを後回しにしてしまうこともあります。
相手のためだから、私が我慢すればいいから、自分のことは後回しでいいから。
そんなふうに、自分を置き去りにしてしまうこともある。
だからこそ、この方が教えてくださった、「情けは人のためならず」という言葉には、自分を犠牲にする感じが全くありませんでした。
自分の幸福を大切にする、でも利口的にはならない。
相手にも喜んでもらう、その喜びがめぐりめぐってまた自分にも返ってくる。
そこには自分も相手も大切にする温かな循環があるように感じました。
私はこの言葉から、水がめぐっていく景色を思い浮かべました。
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山に降った雨が小さな流れになって、川になり、田畑を潤し、草木を育て、やがてまた海へと流れていく。
水はどこか一箇所にとどまるのではなく、めぐりながらいろいろな場所に命を届けていきます。
そしてそのめぐりの中で、また空へ帰り、雨となって降ってくる。
そんな循環の景色です。
誰かに向けた優しさや行動も、もしかしたら同じなのかもしれません。
自分から誰かへ、誰かからまた別の誰かへ、そして思いがけない形でまた自分のところへ戻ってくる。
すぐに帰ってくるとは限らないし、同じ相手から帰ってくるとも限らない。
でも、人との関わりの中で何かは静かにめぐっている。
そんなことを私は感じました。
この言葉には、人に親切にすればいつか自分に帰ってくるという意味があります。
でも、今回のこの方のメッセージから私が感じたのは、単なる見返りを期待するような意味ではありませんでした。
むしろ、自分の幸福と誰かの幸福を切り離さずに見ている感じです。
自分だけが満たされればいい、ではない。
でも、自分をなくしてまで相手に尽くす、でもない。
私も幸せであること、相手も喜んでくれること、その両方があるからこそ健やかに続いていく。
そんな在り方です。
私たちは時々、自分のためと人のためを反対側にあるもののように考えてしまうことがあります。
自分のために動くとわがままなのではないか。
人のために動くなら、自分は我慢しなければいけないのではないか。
でも、本当はその2つは対立するものではないのかもしれません。
自分が満たされているからこそ、人に温かく関われることがある。
人の役に立てたことで、自分の心も満たされることがある。
誰かの笑顔が自分の喜びになることがある。
そんなふうに、自分の幸福と誰かの幸福は、めぐりながらつながっているのだと思います。
この方の言葉の中で、私が特に印象に残ったのは、
ただのめっしぼうこうにならない、でも相手にも喜んでもらえる、という部分でした。
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めっしぼうこうという言葉には、自分をなくして誰かのために尽くすような響きがあります。
でも、この方にはそこに違和感を持っておられる。
自分を消さない、でも相手を大切にする。
自分の幸福を望む、でも利己的にはならない。
このバランスを大切にされているんだな、と感じました。
それは簡単そうでいて、実はとても難しく、そして大切なことだと私は思います。
自分のためだけに進むと、どこかで人とのつながりが細くなってしまう。
でも、人のためだけに進むと、どこかで自分がすり減ってしまう。
だからこそ、自分も相手も大切にする道を選ぶ。
それがこの方にとっての、「情けは人のためならず。」なのかもしれません。
今回の言葉が指し示している方向を私なりに表現するなら、
自分も相手も大切にする循環を作る方向です。
誰かのために動くことは、自分を犠牲にすることではない。
自分の幸福を大切にすることは利己的になることではない。
自分の喜びと相手の喜びがどこかでつながっている。
その巡りを信じて行動すること、それがこの言葉の中にある温かさなのだと私は思いました。
それでは最後にあなたに問いを。
今、あなたが誰かのためにしていることは、あなた自身の幸福にもつながっていますか?
あなたが自分をすり減らさずに、相手にも喜んでもらえる関わり方はどんな形でしょうか?
そして今日、自分にも相手にも優しい行動を一つ選ぶとしたら、何を選びますか?
人に向けた優しさはどこかで巡り、また自分の心にも戻ってくるのかもしれません。
あなたの言葉に私が景色を添えていきます。
聞いているあなたには違った景色が見えたり、違った音が聞こえてくるかもしれません。
この放送を聞いて感じたことや、ふと浮かんだ気づき、
あなたの中に見えた景色や音や音楽があれば、コメントやレターでそっと届けてくださると嬉しいです。
コーヒーでも飲みながら、ゆっくり聞いていただけますように。
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それでは、今日はこのへんで。
明日はきっと晴れ。空恵でした。
また次回お会いしましょう。
空はどこまでも自由。晴れの日も曇りの日も雨の日もあります。
でも心のどこかで、明日はきっと晴れ、そう思えたなら、また一歩を踏み出せる気がします。
この番組では、日常の中にある小さな幸せや、心が少し軽くなる言葉、人生を豊かにする気づきの種をお届けしています。